2 サービスの実行

この章では、Oracle Business Activity Monitoringサービスの実行方法について説明します。

内容は次のとおりです。

• サービスの概要

• サービスの起動および停止

サービスの概要

Oracle Business Activity Monitoringアプリケーションにアクセスする前に、次のサービスを起動する必要があります。サービスを起動する前に、Enterprise Linkリポジトリを実行するデータベース・サービスを起動しておく必要があります。

一部のサービスは、他のサービスに依存しています。サービスは、次に示す順序で起動する必要があります。

1. TNSリスナー

2. Oracle Database Service

3. Oracle BAM Data Flow Service

4. Oracle BAM Active Data Cache Service

5. Oracle BAM Report Cache Service

6. Oracle BAM Event Engine Service

7. Oracle BAM Plan Monitor Service

サービスの起動および停止

この項では、Oracle Business Activity Monitoringサービスの起動方法および停止方法について説明します。

サービスは、次の3つの方法のいずれかを使用して起動および停止できます。

• Microsoft Windowsの「スタート」メニューにあるアイコンを使用します。詳細は、「スタート・メニュー・アイコンを使用したサービスの起動および停止」を参照してください。

• コマンドライン・インタフェースを使用します。詳細は、「コマンドライン・インタフェースを使用したサービスの起動および停止」を参照してください。

• Microsoft Windowsの管理ツールにある「サービス」パネルを使用して、サービスを個別に起動および停止します。

スタート・メニュー・アイコンを使用したサービスの起動および停止

スタート・メニュー・アイコンを使用すると、サービスが適切な順序で起動されます。

サービスを起動するには、次の手順を実行します。

1. 「スタート」→「すべてのプログラム」→「Oracle BAM」→「Start Oracle BAM」をクリックします。

   コマンド・ウィンドウが開き、各サービスの起動にあわせて進捗状況が表示されます。

2. すべてのサービスが起動したら、キーを押してコマンド・ウィンドウを閉じます。

サービスを停止するには、次の手順を実行します。

1. 「スタート」→「すべてのプログラム」→「Oracle BAM」→「Stop Oracle BAM」をクリックします。

   コマンド・ウィンドウが開き、サービスの停止を続行するように求められます。

2. Yと入力し、[Enter]キーを押します。

   コマンド・ウィンドウに、実行中の各サービスの停止にあわせて進捗状況が表示されます。

3. すべてのサービスが停止したら、キーを押してコマンド・ウィンドウを閉じます。

コマンドライン・インタフェースを使用したサービスの起動および停止

startOracleBAM.batおよびstopOracleBAM.batファイルを使用すると、サービスが適切な順序で起動されます。

サービスを起動するには、次の手順を実行します。

1. コマンドライン・ウィンドウを開き、次のディレクトリに移動します。

   C:¥OracleBAM¥BAM

2. startOracleBAMと入力し、[Enter]キーを押します。

   コマンド・ウィンドウが開き、各サービスの起動にあわせて進捗状況が表示されます。

3. すべてのサービスが起動したら、キーを押してstartOracleBAMコマンドを終了します。

サービスを停止するには、次の手順を実行します。

1. コマンドライン・ウィンドウを開き、次のディレクトリに移動します。

   C:¥OracleBAM¥BAM

2. stopOracleBAMと入力し、[Enter]キーを押します。

   サービスの停止を確認するプロンプトが表示されます。

3. Yと入力し、[Enter]キーを押します。

   コマンド・ウィンドウに、各サービスの停止にあわせて進捗状況が表示されます。

4. すべてのサービスが停止したら、キーを押してstopOracleBAMコマンドを終了します。