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Oracle Web Services Manager インストレーション・ガイド
10g(10.1.3.1.0)

B31904-01
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2 要件

Oracle Web Services Managerをインストールする前に、コンピュータがこの章に記載されている要件を満たしていることを確認してください。

システム要件

Oracle Web Services Managerをインストールする前に、ホスト・マシンが表2-1にリストされている要件を満たしていることを確認してください。

Oracle Web Services Managerには次のソフトウェアが必要です。

表2-1    システム要件 
項目  要件 

オペレーティング・システム 

Linux:

  • Red Hat Enterprise Linux AS/ES 3.0

  • Red Hat Enterprise Linux AS/ES 4.0

  • SUSE Linux Enterprise Server 9

Windows:

  • Microsoft Windows 2000 Service Pack 3以上

  • Microsoft Windows Server 2003(32-bit)Service Pack 1以上

  • Microsoft Windows Server 2003 R2

  • Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2以上

 

ホスト名 

ホスト名は255文字以下にする必要があります。 

プロセッサ速度 

最小: 300MHz以上のIntel Pentiumプロセッサ。

推奨: 1GHz。 

メモリー 

512MB以上 

ハードディスク 

512MB以上の空き領域 

ファイルシステム・タイプ 

Windowsでは、FAT32またはFATファイルシステム・タイプよりもNTFSの使用をお薦めします。NTFSには、ファイルに対する権限の制限を設定するなどのセキュリティ機能が含まれているためです。 

モニター 

256色表示機能 

サポートされているブラウザ 

Oracle WSMでは次のブラウザがサポートされています。

  • Microsoft Internet Explorer 6.0 SP2(Microsoft Windowsの場合のみ)

  • Netscape 7.2

  • Mozilla 1.7

  • Safari 1.2、2.0(Apple Macintoshコンピュータ)

  • Firefox 1.0.4(http://www.mozilla.orgからダウンロードできます)。

グローバリゼーションおよびフォント

Windowsシステム上で、英語以外の言語でOracle WSMを使用するには、Unicodeフォントを使用する必要があります。Oracle WSMを使用するすべてのWindowsシステムのFontsフォルダに、ARIALUNI.TTFフォント・ファイルを置きます。最新のWindowsシステムでは、このフォルダはC:¥WINDOWS¥Fontsにあります。

ポート

次の表にはOracle WSMで使用するデフォルトのポートがリストされています。これらのポートは、Oracle WSMコンポーネントをホストするすべてのマシンで使用可能である必要があります。

表2-2    Oracle WSMのデフォルト使用のポート 
ポート  インストール・タイプ  説明 

1531 

基本 

組込みのOracle Liteデータベース・ポート 

3115 

基本 

組込みのOC4J HTTPリクエスト・ポート 

3118 

拡張および基本 

RMIレジストリ・ポート 

3121 

基本 

OC4Jバンドル・バージョン用の管理ポート 

3122 

基本 

JMSポート 

3123 

基本 

SSL JMSポート 

Oracle WSM構成ファイルのポート設定値を変更することで、デフォルト・ポートを変更できます。ポート番号を変更する場合は、変更の影響を受けるすべてのコンポーネント・インスタンスに関連付けられた構成ファイルも必ず変更してください。

関連資料

ポートの詳細は、『Oracle Web Services Managerデプロイメント・ガイド』を参照してください。 

WindowsまたはLinuxでnetstatコマンドを実行すると、ポートが使用中かどうかを確認できます。

Windowsの場合

次を入力します。

C:¥> netstat -an | find "portnum"

ポート番号を二重引用符で囲んでください。

Linuxの場合

次を入力します。

$ netstat -an | grep portnum

インストール・ユーザー

Windows上での基本インストールでは、インストールで使用するアカウントに、ホスト・マシンにサービスをインストールするための権限が必要です。WindowsまたはLinux上での拡張インストールでは、インストール・ユーザーはOracle Application Serverをインストールしたユーザーと同じである必要があります。

環境変数

Oracle Web Services Managerをインストールするオペレーティング・システム・ユーザーは、次の環境変数を設定する(または設定しない)必要があります。

表2-3    環境変数の要約 
環境変数  設定または設定解除 

ORACLE_HOMEおよびORACLE_SID 

設定しない。 

PATH 

1023文字以下にする。 

TNS_ADMIN 

設定しない。 

TEMP(Windows) 

オプション。設定しない場合、デフォルトはC:¥temp。 

Linuxの場合、PATH変数にchmodおよびunameを含むディレクトリが含まれていることを確認します。


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