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Oracle TopLink開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31861-01
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43 リレーショナル集約オブジェクト・マッピングの構成

この章では、リレーショナル集約オブジェクト・マッピングを使用するために構成する必要がある様々なコンポーネントについて説明します。


注意:

ソース・オブジェクトのディスクリプタのリレーショナル集約オブジェクト・マッピングを構成します。ただし、構成する前に、ターゲット・オブジェクトのディスクリプタを集約として指定する必要があります(「クラスまたは集約タイプとしてのリレーショナル・ディスクリプタの構成」を参照)。

詳細は、次を参照してください。

表43-1に、リレーショナル集約オブジェクト・マッピングの構成可能なオプションを示します。

リレーショナル集約オブジェクト・マッピング構成の概要

表43-1に、リレーショナル集約オブジェクト・マッピングの構成可能なオプションを示します。

表43-1 リレーショナル集約オブジェクト・マッピングの構成可能なオプション

オプション タイプ TopLink Workbench
Java

「参照ディスクリプタの構成」


基本

サポートされている
サポートされている

「メソッド・アクセスの構成」


詳細

サポートされている
サポートされている

「読取り専用マッピングの構成」


詳細

サポートされている
サポートされている

「許容NULL値の構成」


詳細

サポートされている
サポートされている

「マッピング・コメントの構成」


詳細

サポートされている
サポートされていない

「集約フィールドの構成」


基本

サポートされている
サポートされている

集約フィールドの構成

ディスクリプタを集約ディスクリプタとして定義する場合、TopLinkではターゲット・クラスのフィールドごとに1つのマッピング・タイプを指定できますが、フィールドとデータベース表の関連付けは、ソース・クラス・ディスクリプタで集約オブジェクト・マッピングを構成した後で可能になります。つまり、ターゲット・クラス・ディスクリプタは各ターゲット・クラス・フィールドがマップされる方法を定義し、ソース・クラス・ディスクリプタは各ターゲット・クラス・フィールドがマップされる場所を定義する、ということです。

この項では、各ターゲット・クラス・フィールドがマップされる場所を定義するため、ソース・クラス・ディスクリプタを構成する方法について説明します。

各ターゲット・クラス・フィールドがマップされる方法を定義するためのターゲット・クラス・ディスクリプタの構成方法の詳細は、「クラスまたは集約タイプとしてのリレーショナル・ディスクリプタの構成」を参照してください。

TopLink Workbenchの使用

集約マッピングのマップされたフィールドを指定するには、次の手順を実行します。

次の情報を参照し、タブの各フィールドを指定します。

フィールド 説明
フィールドの説明 この列は、そのディスクリプタが集約として指定されるターゲット・オブジェクトからのフィールドの名前を示します(「クラスまたは集約タイプとしてのリレーショナル・ディスクリプタの構成」を参照)。これらは表示専用であり、変更できません。
フィールド この列を使用して、TopLinkが対応するターゲット・オブジェクト・フィールドにマップするソース・オブジェクト・データベース表フィールドを選択します。

許容NULL値の構成

集約オブジェクトのデータベース行のすべてのフィールドがnullである場合、デフォルトでは、null値を集約オブジェクトに指定するのとは対照的に、TopLinkによりnullが適切なソース・オブジェクトに配置されます。

TopLink Workbenchの使用

マッピングにNULL値を含めるようにするには、次の手順を実行します。

  1. ナビゲータでマップされた属性を選択します。そのプロパティがエディタに表示されます。

  2. 「一般」タブをクリックします。「一般」タブが表示されます。

    図43-1 「一般」タブ、「NULLを許容」オプション

    図43-1の説明が続きます
    「図43-1 「一般」タブ、「NULLを許容」オプション」の説明

「NULLを許容」オプションを選択して、このマッピングにNULL値が含められるようにします。