13 TopLink例外参照
この章では、TopLink例外のエラー・コード、問題の原因として考えられること、および修正処置を示します。各例外コードは例外クラスに対応しており、次の情報を含んでいます。
この章では、次の例外について説明します。
ディスクリプタ例外(1〜201)
DescriptorException
は、ディスクリプタに指定した情報が不十分な場合に発生する開発例外です。返されるメッセージには、例外の原因となったディスクリプタまたはマッピングの名前が含まれています。ディスクリプタ内のマッピングがエラーの原因である場合、例13-1に示すように、マッピングの名前とパラメータがメッセージの一部として返されます。
内部例外、マッピングおよびディスクリプタが表示されるのは、TopLinkに問題の原因についての十分な情報があり、この情報を提供できる場合のみです。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
INTERNAL EXCEPTION: Message
MAPPING: Database mapping
DESCRIPTOR: Descriptor
例13-1 ディスクリプタ例外
EXCEPTION [TOPLINK – 75]: oracle.toplink.exceptions.DescriptorException
EXCEPTION DESCRIPTION: The reference class is not specified.
- 1: ATTRIBUTE_AND_MAPPING_WITH_INDIRECTION_ MISMATCH
-
原因: attributeName
がタイプValueHolderInterface
として宣言されていませんが、マッピングではインダイレクションが使用されます。マッピングはインダイレクションを使用するように設定されていますが、関連属性がタイプValueHolderInterface
として定義されていません。この例外は、外部参照マッピングで発生します。
-
処置: マッピングでインダイレクションを使用する場合は、属性をタイプValueHolderInterface
に変更します。または、インダイレクションを使用しないよう、属性に関連付けられているマッピングを変更します。
- 2: ATTRIBUTE_AND_MAPPING_WITHOUT_INDIRECTION_ MISMATCH
-
原因: attributeName
がタイプValueHolderInterface
として宣言されていますが、TopLinkではインダイレクションを使用できません。属性はタイプValueHolderInterface
に定義されていますが、マッピングがインダイレクションを使用するように設定されていません。この例外は、外部参照マッピングで発生します。
-
処置: マッピングでインダイレクションを使用しない場合は、属性をタイプValueHolderInterface
以外に変更します。または、インダイレクションを使用するよう、属性に関連付けられているマッピングを変更します。
- 6: ATTRIBUTE_NAME_NOT_SPECIFIED
-
原因: 属性名がないか、マッピング定義に指定されていません。
-
処置: メソッドsetAttributeName(String attributeName)
をコールして、マッピングに属性名を指定します。
- 7: ATTRIBUTE_TYPE_NOT_VALID
-
原因: Java 2を使用する場合、指定したattributeName
がVector
タイプ(Map
またはCollection
インタフェースを実装するタイプ)として定義されていません。これは、マッピングがインダイレクションを使用するように設定されており、属性タイプが宣言されていない場合に、1対多マッピング、多対多マッピングおよびコレクション・マッピングで発生します。
-
処置: 属性をjava.util.Vector
タイプとして宣言します。
- 8: CLASS_INDICATOR_FIELD_NOT_FOUND
-
原因: クラス・インジケータ・フィールドが定義されていますが、ディスクリプタは継承を使用するように設定されています。継承を使用する場合、クラス・インジケータ・フィールドまたはクラス抽出メソッドを設定する必要があります。クラス・インジケータ・フィールドは、正しいタイプのドメイン・オブジェクトを作成するために使用されます。
-
処置: クラス・インジケータ・フィールドまたはクラス抽出メソッドを設定します。
- 9: DIRECT_FIELD_NAME_NOT_SET
-
原因: ダイレクト・コレクション・マッピングにターゲット表の直接フィールド名が設定されていません。
-
処置: メソッドsetDirectFieldName(String fieldName)
をコールして、直接フィールド名を指定します。
- 10: FIELD_NAME_NOT_SET_IN_MAPPING
-
原因: フィールド名がマッピングに設定されていません。この例外は、フィールドへ直接マッピング、配列マッピングおよび構造マッピングから発生します。
-
処置: メソッドsetFieldName(String fieldName)
をコールして、フィールド名を指定します。
- 11: FOREIGN_KEYS_DEFINED_INCORRECTLY
-
原因: 1対1マッピングの外部キーが正しく定義されていません。メソッドsetForeignKeyFieldName(String fieldName)
をコールすることで、複数の外部キー・フィールドが1対1マッピングに対して設定されました。
-
処置: 複数の外部キー・フィールドを追加するには、メソッドaddForeignKeyFieldName(String sourceForeignKeyName
, String targetPrimaryKeyFieldName)
を使用します。
- 12: IDENTITY_MAP_NOT_SPECIFIED
-
原因: ディスクリプタはアイデンティティ・マップを使用しないように設定されていますが、存在チェックがアイデンティティ・マップに対して実行するように設定されています。キャッシュの存在をチェックするオプションを使用するには、ディスクリプタでアイデンティティ・マップを使用する必要があります。
-
処置: アイデンティティ・マップを使用するか、または存在チェックを別のオプションに設定します。
- 13: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_ INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
-
原因: TopLinkがオブジェクトobjectName
のattributeName
インスタンス変数にアクセスできません。ドメイン・オブジェクトのインスタンス変数にアクセスできません。この例外は、TopLinkがjava.lang.reflect
Javaパッケージを使用してインスタンス変数にアクセスしようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 14: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_CLONING
-
原因: クローン・メソッドmethodName
にアクセスできないため、TopLinkがオブジェクトdomainObject
をクローン化できません。useCloneCopyPolicy(String cloneMethodName)
またはclone()
メソッドを使用してドメイン・オブジェクトでのクローン作成のために指定したメソッド名に、TopLinkがJavaリフレクションを使用してアクセスできません。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 15: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
-
原因: ドメイン・クラスにパブリック・デフォルト・コンストラクタが定義されていません。TopLinkでは、ドメイン・クラスの新規インスタンスを作成するために、このコンストラクタが必要です。
-
処置: パブリック・デフォルト・コンストラクタを定義するか、別のインスタンス化ポリシーを使用します。
- 16: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_EVENT_EXECUTION
-
原因: DescriptorEvent
が引数として指定されているディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodName
にアクセスできません。この例外は、TopLinkがJavaリフレクションを使用してイベント・メソッドにアクセスしようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 17: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_ METHOD_ACCESSOR
-
原因: アクセスできないmethodName
をオブジェクトobjectName
に対して起動しようとしています。ドメイン・オブジェクト内の属性にアクセスするための基礎となるgetterメソッドにアクセスできません。この例外は、TopLinkがjava.lang.reflect
Javaパッケージを使用し、メソッドを介して属性にアクセスしようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 18: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_INSTANTIATING_METHOD_ BASED_PROXY
-
原因: ValueHolderを使用するトランスフォーメーション・マッピングで使用されるメソッドが無効です。この例外は、TopLinkがJavaリフレクションを使用してメソッドにアクセスしようとしたときに発生します。この問題は、メソッドの基本ValueHolderがインスタンス化されたときに発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 19: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_INVOKING_ATTRIBUTE_METHOD
-
原因: トランスフォーメーション・マッピングで、トランスフォーメーション・マップ属性の読取り中にデータベース行から値を取得するために使用される、基礎となる属性メソッドにアクセスできません。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 20: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_INVOKING_FIELD_TO_METHOD
-
原因: トランスフォーメーション・マッピングで、トランスフォーメーション・マップ属性の書込み中にオブジェクトから値を取得するために使用される、メソッドmethodName
にアクセスできません。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 21: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_INVOKING_ROW_EXTRACTION_ METHOD
-
原因: メソッドのdatabaseRow
引数に指定されている行に対してアクセスできないため、TopLinkがデータrow
を抽出できません。ドメイン・オブジェクトの行からクラスを抽出するためのメソッドにアクセスできません。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 22: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_METHOD_INSTANTIATION
-
原因: ドメイン・クラスでインスタンスを作成するメソッドmethodName
にアクセスできないため、TopLinkが新規インスタンスを作成できません。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 23: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_OBSOLETE_EVENT_EXECUTION
-
原因: Session
が引数として指定されているディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodName
にアクセスできません。この例外は、TopLinkがJavaリフレクションを使用してイベント・メソッドにアクセスしようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 24: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_ INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
-
原因: オブジェクトobjectName
のattributeName
インスタンス変数にJavaリフレクションを通じてアクセスできません。このエラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 25: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_ METHOD_ACCESSOR
-
原因: TopLinkが、パラメータparameter
を持つオブジェクトに対してメソッドsetMethodName
を起動できません。属性のアクセッサ設定メソッドにJavaリフレクションを通じてアクセスできません。このエラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 26: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_GETTING_VALUE_ THRU_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
-
原因: TopLinkが、タイプtypeName
のインスタンス変数attributeName
の値をオブジェクトから取得できません。指定したオブジェクトは、基礎となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではありません。オブジェクトは、存在しないインスタンス変数の値を取得するためにアクセスされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 27: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_ METHOD_ACCESSOR
-
原因: TopLinkが、オブジェクトobjectName
に対してメソッドmethodName
を起動できません。ドメイン・オブジェクトでのアクセッサ取得メソッドの宣言が、定義されている宣言と異なります。実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 28: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_INSTANTIATING_METHOD_ BASED_PROXY
-
原因: メソッドベースのプロキシによってトランスフォーメーション・マッピングで使用されるメソッドが、ValueHolderの初期化の際に無効な引数を受け取っています。この例外は、TopLinkがjava.lang.reflect
Javaパッケージを使用してメソッドにアクセスしようとしたときに発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 29: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_INVOKING_ATTRIBUTE_ METHOD
-
原因: 実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。トランスフォーメーション・マッピングで、トランスフォーメーション・マップ属性の読取り中にデータベース行から値を取得するために使用されるメソッドが、無効な引数をとっています。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 30: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_INVOKING_FIELD_TO_ METHOD
-
原因: メソッドmethodName
の実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。トランスフォーメーション・マッピングで、トランスフォーメーション・マップ属性の書込み中にオブジェクトから値を取得するために使用されるメソッドが、無効な引数をとっています。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 31: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_OBSOLETE_EVENT_ EXECUTION
-
原因: ディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodName
の実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。コールバック・イベント・メソッドが無効な引数で起動されています。この例外は、TopLinkがJavaリフレクションを使用してイベント・メソッドを起動しようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 32: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_ INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
-
原因: 属性のインスタンス変数に無効な値が割り当てられています。TopLinkは、タイプ
typeName
のインスタンス変数
attributeName
の
value
をオブジェクトに設定できません。指定したオブジェクトが、基礎となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではないか、アンラップ変換に失敗しました。
TopLinkは、Javaリフレクションを使用して値を割り当てます。エラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 33: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_SETTING_VALUE_THRU _METHOD_ACCESSOR
-
原因: 属性のアクセッサ設定メソッドに不適切な引数が渡されています。TopLinkは、オブジェクトに対してメソッドsetMethodName
を起動できません。実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。エラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 34: INSTANTIATION_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
-
原因: クラスにパブリック・デフォルト・コンストラクタが定義されていないか、コンストラクタで例外が発生しました。このエラーは、新規ドメイン・オブジェクトの作成中に、オブジェクトの新規インスタンス作成のためにドメイン・オブジェクトのデフォルト・コンストラクタを起動したときに、次の状況が起こると発生します。
エラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 35: INVALID_DATA_MODIFICATION_EVENT
-
原因: アプリケーションで発生することは考えられない例外です。この例外は通常、TopLinkの開発時に発生するものです。ただし、開発者が新規マッピングを作成する場合には、この例外が発生する可能性があります。ダイレクト・コレクション・マッピングと多対多マッピングでは、コミット・プロセスの最後にターゲット表とリレーショナル表にデータが移入されます。データ変更イベントが他のマッピングに送信されると、この例外が発生します。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 36: INVALID_DATA_MODIFICATION_EVENT_CODE
-
原因: アプリケーションで発生することは考えられない例外です。この例外は通常、TopLinkの開発時に発生するものです。ただし、開発者が新規マッピングを作成する場合には、この例外が発生する可能性があります。ダイレクト・コレクション・マッピングと多対多マッピングでは、コミット・プロセスの最後にターゲット表とリレーショナル表にデータが移入されます。データ変更イベントがこれら2つのマッピングに誤ったイベント・コードで送信されると、この例外が発生します。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 37: INVALID_DESCRIPTOR_EVENT_CODE
-
原因: アプリケーションで発生することは考えられない例外です。この例外は、通常、TopLinkの開発時に発生します。この例外は、ディスクリプタ・イベント・マネージャがイベントで渡されたイベント・コードをサポートしていないことを意味します。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 38: INVALID_IDENTITY_MAP
-
原因: 無効なアイデンティティ・マップが指定されたため、アイデンティティ・マップ・コンストラクタが失敗しました。ディスクリプタに指定されたアイデンティティ・マップ・クラスをインスタンス化できません。この例外は、TopLinkがアイデンティティ・マップ・クラスをインスタンス化するときにJavaリフレクションによって発生するJava例外です。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 39: JAVA_CLASS_NOT_SPECIFIED
-
原因: ディスクリプタにJavaクラスが定義されていません。Javaクラスがディスクリプタに指定されていません。
-
処置: Javaクラスを指定します。
- 40: DESCRIPTOR_FOR_INTERFACE_IS_MISSING
-
原因: 参照されるインタフェースのディスクリプタがセッションに追加されていません。
-
処置: そのディスクリプタをセッションに追加します。
- 41: MAPPING_FOR_SEQUENCE_NUMBER_FIELD
-
原因: 読取り専用ではないマッピングが順序番号フィールドに対して定義されていません。TopLinkで主キーの値の挿入と抽出を行えるようにするには、マッピングが必要です。
-
処置: マッピングを定義します。
- 43: MISSING_CLASS_FOR_INDICATOR_FIELD_VALUE
-
原因: タイプtype
のインジケータ・フィールド値classFieldValue
に対するクラスがありません。データベースから読み取られたインジケータ・フィールド値の継承ポリシーに、クラス・エントリが見つかりませんでした。メソッドaddClassIndicator(Class class, Object typeValue)
がそのフィールド値に対してコールされなかった可能性があります。クラスとtypeValue
はハッシュ・テーブルに格納されます。その後、typeValue
をキーとして渡すことで、クラスがハッシュ・テーブルから抽出されます。Integer(1)
はFloat(1)
と同等ではないため、typeValue
のタイプが正しく指定されていないと、この例外が発生します。
-
処置: ディスクリプタを確認します。
- 44: MISSING_CLASS_INDICATOR_FIELD
-
原因: データベースから読み取られたデータベースrow
に、クラス・インジケータ・フィールドがありません。これは、データベースから行を読み取った後、タイプ・インジケータ値に応じて子ドメイン・オブジェクトが構成される継承モデルで実行されます。
-
処置: 表示された行のスペルが正しいかどうかを確認します。
- 45: MISSING_MAPPING_FOR_FIELD
-
原因: field
のマッピングがありません。フィールドのマッピングが指定されていません。
-
処置: フィールドのマッピングを定義します。
- 46: NO_MAPPING_FOR_PRIMARY_KEY
-
原因: 主キーのマッピングが指定されていません。主キー・フィールドに対して、読取り専用ではないマッピングが1つ定義されている必要があります。
-
処置: 主キーのマッピングを定義します。
- 47: MULTIPLE_TABLE_PRIMARY_KEY_NOT_SPECIFIED
-
原因: カスタムの複数表結合が使用されていますが、複数表の主キー・マッピングが指定されていません。ディスクリプタに複数の表が指定され、結合式がカスタマイズされている場合、すべての表に対して主キーを指定する必要があります。主キーが指定されていないと、例外が発生します。
-
処置: メソッドaddMultipleTablePrimaryKeyFieldName(String fieldNameInPrimaryTable, String fieldNameInSecondaryTable)
をディスクリプタに対してコールし、主キーを設定します。
- 48: MULTIPLE_WRITE_MAPPINGS_FOR_FIELD
-
原因: フィールド
fieldName
に対して、複数の書込み可能マッピングがディスクリプタに定義されています。書込み可能として定義するのは1つだけとし、他のマッピングは読取り専用に指定する必要があります。複数の書込みマッピングがフィールドに対して定義されていると、TopLinkでは、データベース行のフィールド値を書き込むための適切なマッピングを選択できません。そのため、ディスクリプタの検証プロセスで例外が発生します。
この問題が最もよく発生するのは、フィールドが、フィールドへ直接マッピングと1対1マッピングを有している場合です。この場合、1対1マッピングを読取り専用にするか、ターゲット外部キー参照にする必要があります。
-
処置: いずれかのマッピングを読取り専用にします。
- 49: NO_ATTRIBUTE_TRANSFORMATION_METHOD
-
原因: トランスフォーメーション・マッピングに属性変換メソッドの名前が指定されていません。このメソッドは、ドメイン・オブジェクトに格納する値の取得のために、TopLinkで内部的に起動されます。
-
処置: メソッドsetAttributeTransformation(String methodName)
をコールすることで、メソッドを定義し、マッピングにメソッド名を設定します。
- 50: NO_FIELD_NAME_FOR_MAPPING
-
原因: フィールドへ直接マッピングにフィールド名が指定されていません。
-
処置: メソッドsetFieldName(String fieldName)
をコールして、フィールドを設定します。
- 51: NO_FOREIGN_KEYS_ARE_SPECIFIED
-
原因: 1対1マッピングに選択基準と外部キーのいずれも指定されていませんでした。選択基準が指定されていない場合、TopLinkはマッピングに指定された外部キーから選択基準を作成しようとします。
-
処置: フィールドを指定します。
- 52: NO_REFERENCE_KEY_IS_SPECIFIED
-
原因: queryKey
という名前の問合せキーがdescriptor
に見つかりません。ダイレクト・コレクション・マッピングにターゲット表の参照キーが指定されていません。
-
処置: メソッドsetReferenceKeyFieldName(String fieldName)
をコールして、フィールドを指定します。
- 53: NO_RELATION_TABLE
-
原因: この多対多マッピングにリレーション表の名前が設定されていません。
-
処置: メソッドsetRelationTableName(String tableName)
をコールして、リレーション表の名前を設定します。
- 54: NO_SOURCE_RELATION_KEYS_SPECIFIED
-
原因: この多対多マッピングにソース・リレーション・キーが指定されていません。
-
処置: ソース・リレーション・キーをマッピングに追加します。
- 55: NO_SUCH_METHOD_ON_FIND_OBSOLETE_METHOD
-
原因: ディスクリプタ・コールバック・メソッドがドメイン・クラスに見つかりません。このメソッドは、Session
またはDescriptorEvent
を引数としてとります。TopLinkは、Javaリフレクションを使用してこのメソッドを起動しようとしています。これはJava例外であり、TopLinkでは主要な例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 56: NO_SUCH_METHOD_ON_INITIALIZING_ATTRIBUTE_METHOD
-
原因: メソッドmethodName(Record databaseRow)
またはmethodName(Record databaseRow, Session session)
が見つかりません。TopLinkでは、メソッドがメソッド名から作成されるときに発生するJavaリフレクション例外がラップされます。このメソッドは、setAttributeMethodName(String aMethodName)
をコールすることで設定します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 57: NO_SUCH_METHOD_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
-
原因: コンストラクタがTopLinkにアクセスできません。TopLinkでは、ドメインの新規インスタンスの作成時に発生するJavaリフレクション例外がラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 58: NO_SUCH_METHOD_WHILE_CONVERTING_TO_METHOD
-
原因: シグネチャmethodName()
またはmethodName(oracle.toplink.sessions.Session)
を持つメソッドが見つかりませんでした。TopLinkでは、トランスフォーメーション・マッピング内のメソッド名からMethod
タイプ(java.lang.reflect
)を作成しようとするときに発生するJavaリフレクション例外がラップされます。
-
処置: トランスフォーメーション・マッピングによってマップされた属性を持つドメイン・クラスで、メソッドmethodName
が定義されていることを確認してください。
- 59: NO_SUCH_FIELD_WHILE_INITIALIZING_ATTRIBUTES_ IN_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
-
原因: インスタンス変数attributeName
がドメイン・クラス内に定義されていないか、またはこのインスタンス変数にアクセスできません。TopLinkでは、属性名からField
タイプ(java.lang.reflect.Field
)を作成するときに発生するJavaリフレクション例外がラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 60: NO_SUCH_METHOD_WHILE_INITIALIZING_ ATTRIBUTES_IN_METHOD_ACCESSOR
-
原因: メソッドsetMethodName
またはgetMethodName
がドメイン・クラスjavaClassName
内の属性に対して定義されていないか、またはこのメソッドにアクセスできません。TopLinkでは、メソッド名からMethod
タイプを作成するときに発生するJavaリフレクション例外がラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 61: NO_SUCH_METHOD_WHILE_INITIALIZING_CLASS_EXTRACTION_METHOD
-
原因: staticクラス抽出メソッドmethodName(Record
databaseRow)
が存在しないか、このメソッドにアクセスできません。クラス抽出メソッドが継承ポリシーのメソッド名から作成されるときに、TopLink例外にラップされたJavaリフレクション例外が発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 62: NO_SUCH_METHOD_WHILE_INITIALIZING_COPY_POLICY
-
原因: クローン・メソッドmethodName()
が存在しないか、このメソッドにアクセスできません。クローンを作成するメソッドがコピー・ポリシーのメソッド名から作成されるときに、TopLink例外にラップされたJavaリフレクション例外が発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 63: NO_SUCH_METHOD_WHILE_INITIALIZING_INSTANTIATION_POLICY
-
原因: インスタンス作成メソッドmethodName()
が存在しないか、このメソッドにアクセスできません。新規インスタンスを作成するメソッドがインスタンス化ポリシーのメソッド名から作成されるときに、TopLink例外にラップされたJavaリフレクション例外が発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 64: NO_TARGET_FOREIGN_KEYS_SPECIFIED
-
原因: 1対多マッピングにターゲット表の外部キーが指定されていません。このフィールドは、マッピングに選択基準が指定されていれば不要ですが、それ以外の場合は指定する必要があります。
-
処置: ターゲットの外部キーまたは選択基準を設定します。
- 65: NO_TARGET_RELATION_KEYS_SPECIFIED
-
原因: 多対多マッピングにターゲット・リレーション・キーが指定されていません。
-
処置: メソッドaddTargetRelationKeyFieldName(String targetRelationKeyFieldName
, String targetPrimaryKeyFieldName)
をコールして、フィールドを設定します。
- 66: NOT_DESERIALIZABLE
-
原因: データベースから読み取ったバイト配列から、オブジェクトをデシリアライズしようとしています。この例外は、シリアライズされたオブジェクト・マッピングによってバイト配列がオブジェクトに変換されるときに発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 67: NOT_SERIALIZABLE
-
原因: オブジェクトをバイト配列にシリアライズしようとしています。この例外は、シリアライズされたオブジェクト・マッピングによってオブジェクトがバイト配列に変換されるときに発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 68: NULL_FOR_NON_NULL_AGGREGATE
-
原因: ソース・オブジェクトobject
の集計値がnull
です。null値は、集約マッピングに「NULLを許容」が指定されていないかぎり、集約マッピングでは使用できません。
-
処置: マッピング・メソッドallowNull
をコールします。パラメータを指定するのは、foo()
とfoo(integer)
を区別する場合のみです。
- 69: NULL_POINTER_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
-
原因: オブジェクトは、Javaリフレクションを通じてインスタンス変数の値を取得するためにアクセスされます。この例外は、一部のJVMでのみ発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 70: NULL_POINTER_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_METHOD_ACCESSOR
-
原因: getterメソッドは、Javaリフレクションを通じて属性の値を取得するために起動されます。この例外は、一部のJVMでのみ発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 71: NULL_POINTER_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
-
原因: オブジェクトのattributeName
インスタンス変数の値を値に設定する際に、NullPointerException
が発生しました。オブジェクトは、Javaリフレクションを通じてインスタンス変数の値を設定するためにアクセスされます。この例外は、一部のJVMでのみ発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 72: NULL_POINTER_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_METHOD_ACCESSOR
-
原因: 引数argument
が指定されたオブジェクトにsetMethodName
メソッドを通じて値を設定する際に、NullPointerExceptionが発生しました。アクセッサ設定メソッドは、Javaリフレクションを通じて属性の値を設定するために起動されます。この例外は、一部のJVMでのみ発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 73: PARENT_DESCRIPTOR_NOT_SPECIFIED
-
原因: 親クラスのディスクリプタが見つかりません。サブクラスのディスクリプタに親ディスクリプタがありません。
-
処置: メソッドsetParentClass(Class parentClass)
をサブクラスのディスクリプタに対してコールする必要があります。
- 74: PRIMARY_KEY_FIELDS_NOT_SPECIFIED
-
原因: このディスクリプタに主キー・フィールドが設定されていません。
-
処置: メソッドsetPrimaryKeyFieldName(String fieldName)
を使用して、主キー・フィールドの名前を追加します。
- 75: REFERENCE_CLASS_NOT_SPECIFIED
-
原因: 外部参照マッピングに参照クラスが指定されていません。
-
処置: メソッドsetReferenceClass(Class aClass)
をコールして、参照クラスを設定します。
- 77: REFERENCE_DESCRIPTOR_IS_NOT_AGGREGATE
-
原因: クラスclassName
の参照ディスクリプタが集約ディスクリプタに設定されていません。集約マッピングは常に、集約ディスクリプタを参照する必要があります。
-
処置: メソッドdescriptorIsAggregate
を参照ディスクリプタに対してコールします。
- 78: REFERENCE_KEY_FIELD_NOT_PROPERLY_SPECIFIED
-
原因: 参照フィールドの表が参照表ではありません。ダイレクト・コレクション・マッピングに指定された参照フィールド名が表名で修飾されている場合、表名は参照表の名前と一致している必要があります。
-
処置: 正しい名前でフィールドを修飾するか、参照表の名前を変更します。
- 79: REFERENCE_TABLE_NOT_SPECIFIED
-
原因: ダイレクト・コレクション・マッピング内の参照表の名前が指定されていません。
-
処置: メソッドsetReferenceTableName(String tableName)
をマッピングに対して使用し、表名を設定します。
- 80: RELATION_KEY_FIELD_NOT_PROPERLY_SPECIFIED
-
原因: リレーション・キー・フィールドの表がリレーション表ではありません。多対多マッピングに指定されたソースとターゲットのリレーション・フィールド名が表名で修飾されている場合、表名はリレーション表の名前と一致している必要があります。
-
処置: 正しい名前でフィールドを修飾するか、リレーション表の名前を変更します。
- 81: RETURN_TYPE_IN_GET_ATTRIBUTE_ACCESSOR
-
原因: トランスフォーメーション・マッピングに指定されたメソッドattributeMethodName
の属性に、戻りタイプが設定されていません。このメソッドはデータベース行からの値の抽出に使用されるため、戻りタイプを設定しておく必要があります。
-
処置: メソッドを確認し、適切な変更を加えます。
- 82: SECURITY_ON_FIND_METHOD
-
原因: DescriptorEvent
が引数として指定されているディスクリプタ・コールバック・メソッドにアクセスできません。Javaリフレクションを使用してメソッド名からMethod
タイプが作成されるときに、Javaではセキュリティ例外が発生します。このメソッドは、DescriptorEvent
をパラメータとしてとるドメイン・オブジェクトに対するディスクリプタ・イベント・コールバックです。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 83: SECURITY_ON_FIND_OBSOLETE_METHOD
-
原因: Session
が引数として指定されているディスクリプタ・コールバック・メソッドにアクセスできません。Javaリフレクションを使用してメソッド名からMethod
タイプが作成されるときに、Javaではセキュリティ例外が発生します。このメソッドは、クラスとセッションをパラメータとしてとるドメイン・オブジェクトに対するディスクリプタ・イベント・コールバックです。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 84: SECURITY_ON_INITIALIZING_ATTRIBUTE_METHOD
-
原因: メソッドmethodName(Record
databaseRow)
またはmethodName(Record
databaseRow, Session session)
へのアクセスが拒否されました。Javaリフレクションを使用して属性メソッド名からMethod
タイプが作成されるときに、Javaではセキュリティ例外が発生します。トランスフォーメーション・マッピングに指定された属性メソッドは、データベース行からの値の抽出に使用され、setAttributeTransformation(String methodName)
のコールによって設定されます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 85: SECURITY_WHILE_CONVERTING_TO_METHOD
-
原因: シグネチャmethodName()
またはmethodName(oracle.toplink.sessions.Session)
を持つメソッドが見つかりませんでした。Javaリフレクションを使用してメソッド名からMethod
タイプが作成されるときに、Javaではセキュリティ例外が発生します。これは、トランスフォーメーション・マッピングのドメイン・オブジェクトからフィールド値を抽出するメソッドです。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 86: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_ATTRIBUTES_IN_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
-
原因: クラスjavaClassName
のインスタンス変数attributeName
へのアクセスが拒否されました。Javaリフレクションを使用して、指定された属性名からField
タイプを作成するときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 87: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_ATTRIBUTES_IN_METHOD_ACCESSOR
-
原因: オブジェクトjavaClassName
のメソッドsetMethodName
およびgetMethodName
にアクセスできません。Javaリフレクションを使用して、指定された属性アクセッサ・メソッド名からMethod
タイプを作成するときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 88: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_CLASS_ EXTRACTION_METHOD
-
原因: staticクラス抽出メソッドmethodName(
Record databaseRow)
にアクセスできません。Javaリフレクションを使用して、指定されたクラス抽出メソッド名からMethod
タイプを作成するときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。このメソッドは、継承ポリシー内のデータベース行からクラスを抽出するために使用されます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 89: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_COPY_POLICY
-
原因: クローン・メソッドmethodName()
にアクセスできません。ClassDescriptor
のメソッドuseCloneCopyPolicy
(java.lang.String methodName
)を使用し、元のオブジェクトにmethodName
メソッドを送信することにより、作業ユニット内でのクローンの作成を指定できます。引数のないクローン・メソッドmethodName
にアクセスできない場合(自分のアプリケーションにメソッドをコールする十分な権限がない場合)、java.lang.reflect
Javaパッケージを使用して指定されたメソッド名を持つメソッドにリフレクションを使用してアクセスするときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 90: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_INSTANTIATION_POLICY
-
原因: インスタンス作成メソッドmethodName()
にアクセスできません。ClassDescriptor
のメソッドuseFactoryInstantiationPolicy
(java.lang.Class factoryClass
,
java.lang.String methodName
)
、useFactoryInstantiationPolicy
(java.lang.Class factoryClass
, java.lang.String
methodName
, java.lang.String factoryMethodName
)、useFactoryInstantiationPolicy
(java.lang.Object factory
, java.lang.String
methodName
)またはuseMethodInstantiationPolicy
(java.lang.String
staticMethodName
)のいずれかを使用して、インスタンスをどのくらい新しいものとして作成するかを指定できます。いずれかのメソッドまたはファクトリ・メソッドにアクセスできない場合(自分のアプリケーションにメソッドをコールする十分な権限がない)、java.lang.reflect
Javaパッケージを使用して指定されたメソッド名を持つメソッドにリフレクションを使用してアクセスするときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 91: SEQUENCE_NUMBER_PROPERTY_NOT_SPECIFIED
-
原因: sequenceNumberName
またはsequenceNumberFieldName
プロパティが設定されていません。順序から生成されたIDを使用するには、sequenceNumberNameとsequenceNumberFieldNameの両方のプロパティをディスクリプタに設定する必要があります。
-
処置: 順序から生成されたIDを使用するには、順序番号名と順序フィールド名の両方のプロパティを設定します。
- 92: SIZE_MISMATCH_OF_FOREIGN_KEYS
-
原因: 1対1マッピングにおいて、ターゲット表の主キーのサイズがソース表の外部キーのサイズに一致しません。
-
処置: マッピングと参照ディスクリプタの主キーを確認します。
- 93: TABLE_NOT_PRESENT
-
原因: 表tableName
がディスクリプタに存在しません。
-
処置: 表名で修飾されているフィールドが正しい表を参照するよう、マッピングとディスクリプタに指定されている修飾フィールド名を確認します。
- 94: TABLE_NOT_SPECIFIED
-
原因: ディスクリプタに表が指定されていません。ディスクリプタには、表名を定義する必要があります。
-
処置: メソッドaddTableName(String tableName)
またはsetTableName(String tableName)
をコールして、ディスクリプタに表を設定します。
- 96: TARGET_FOREIGN_KEYS_SIZE_MISMATCH
-
原因: 1対多マッピングにおいて、ターゲット表の外部キーのサイズがソース表のソース・キーのサイズに一致しません。
-
処置: マッピングを確認します。
- 97: TARGET_INVOCATION_WHILE_CLONING
-
原因: TopLinkで、オブジェクトdomainObject
のクローン・メソッドのクローン化に関する問題が発生しました。methodName
が例外をトリガーしました。オブジェクトのクローン化中にクローン・オブジェクトが起動されると、このJava例外が発生します。クローン・メソッドは、通常、作業ユニットでのクローン作成のために起動されるコピー・ポリシーで指定されます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 98: TARGET_INVOCATION_WHILE_EVENT_EXECUTION
-
原因: ディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodName(
DescriptorEvent event)
にアクセスできません。この例外は、ディスクリプタ・イベント・メソッドがJavaリフレクションを使用して起動されたときに発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 99: TARGET_INVOCATION_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_METHOD_ACCESSOR
-
原因: オブジェクトobjectName
に対するメソッドmethodName
が例外をスローしています。メソッド・アクセッサを通じてオブジェクトから属性値を取得する際に、Javaが例外をスローしています。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 100: TARGET_INVOCATION_WHILE_INSTANTIATING_METHOD_BASED_PROXY
-
原因: メソッドが例外を発生しました。メソッド・ベースのプロキシのインスタンス化中、およびトランスフォーメーション・マッピングのインスタンス化中に、Javaでこの例外が発生します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 101: TARGET_INVOCATION_WHILE_INVOKING_ATTRIBUTE_METHOD
-
原因: 基礎となるメソッドで例外が発生します。トランスフォーメーション・マッピングに対して属性変換メソッドを起動する際に、Javaが例外をスローしています。このメソッドは、ドメイン・オブジェクトに設定する値をデータベース行から抽出するために起動されます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 102: TARGET_INVOCATION_WHILE_INVOKING_FIELD_TO_METHOD
-
原因: メソッドmethodName
が例外をスローしています。トランスフォーメーション・マッピングに対してフィールド変換メソッドを起動する際に、Javaが例外をスローしています。このメソッドは、データベース行に設定する値をドメイン・オブジェクトから抽出するために起動されます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 103: TARGET_INVOCATION_WHILE_INVOKING_ROW_EXTRACTION_METHOD
-
原因: TopLinkがクラス抽出メソッドの起動中に行row
Name
からクラス・タイプを抽出しようとして問題が発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 104: TARGET_INVOCATION_WHILE_METHOD_INSTANTIATION
-
原因: TopLinkが新規インスタンスを作成できません。作成メソッドmethodName
が例外の原因です。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 105: TARGET_INVOCATION_WHILE_OBSOLETE_EVENT_EXECUTION
-
原因: 基礎となるディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodName(Session
session)
で、例外が発生します。セッションをパラメータとしてとるディスクリプタ・イベント・メソッドの起動中に、Javaが例外をスローしています。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 106: TARGET_INVOCATION_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_METHOD_ACESSOR
-
原因: オブジェクトに対するメソッドsetMethodName
で例外が発生します。アクセッサ設定メソッドをドメイン・オブジェクトに対して起動し、属性値をドメイン・オブジェクトに設定する際に、Javaが例外をスローしています。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 108: VALUE_NOT_FOUND_IN_CLASS_INDICATOR_MAPPING
-
原因: クラスの親ディスクリプタ内のクラス・インジケータ・マッピングに、インジケータ値が見つかりません。
-
処置: 継承ポリシーに対するaddClassIndicator(Class childClass, Object typeValue)
を確認します。
- 109: WRITE_LOCK_FIELD_IN_CHILD_DESCRIPTOR
-
原因: 子ディスクリプタに書込みロック・フィールドが定義されています。子ディスクリプタは必要なロックを親ディスクリプタから継承するため、これは不要です。
-
処置: 子ディスクリプタをチェックし、フィールドを削除します。
- 110: DESCRIPTOR_IS_MISSING
-
原因: 参照クラスclassName
のディスクリプタがマッピング内にありません。
-
処置: セッションをチェックし、参照クラスのディスクリプタが追加されたことを確認します。
- 111: MULTIPLE_TABLE_PRIMARY_KEY_MUST_BE_FULLY_QUALIFIED
-
原因: 複数表の主キー・フィールド名が完全に修飾されていません。これらのフィールド名は、ディスクリプタに複数の表が存在する場合に、ディスクリプタに指定されます。
-
処置: 表名を使用してフィールド名を指定します。
- 112: ONLY_ONE_TABLE_CAN_BE_ADDED_WITH_THIS_METHOD
-
原因: このメソッドによって複数の表を入力しようとしています。
-
処置: 複数の表をディスクリプタに追加するには、メソッドaddTableName(String tableName)
を使用します。
- 113: NULL_POINTER_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
-
原因: コンストラクタにアクセスできません。デフォルト・コンストラクタを起動してドメイン・オブジェクトの新規インスタンスを作成する際に、Javaがこの例外をスローしています。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 114: NULL_POINTER_WHILE_METHOD_INSTANTIATION
-
原因: 新規インスタンスのmethodName
作成メソッドにアクセスできません。メソッドをコールしてドメイン・オブジェクトの新規インスタンスを作成する際に、Javaが例外をスローしています。このメソッドは、クラス・コンストラクタを通じて新規インスタンス作成のデフォルト動作をオーバーライドするために、ユーザーが指定します。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 115: NO_ATTRIBUTE_VALUE_CONVERSION_TO_FIELD_VALUE_PROVIDED
-
原因: オブジェクト・タイプ・マッピングに属性値attributeValue
のフィールド変換値が指定されていませんでした。
-
処置: 属性値を確認し、対応するフィールド値をマッピングに指定します。
- 116: NO_FIELD_VALUE_CONVERSION_TO_ATTRIBUTE_VALUE_PROVIDED
-
原因: オブジェクト・タイプ・マッピングにfieldValue
の属性変換値が指定されていませんでした。
-
処置: 属性値を確認し、対応するフィールド値をマッピングに指定します。
- 118: LOCK_MAPPING_CANNOT_BE_READONLY
-
原因: ドメイン・オブジェクトclassName
は、バージョン値がオブジェクトに格納されている場合に、書込みロック・フィールドに対する読取り専用マッピングを持つことができません。
-
処置: 書込みロック・フィールドのマッピングを確認します。
- 119: LOCK_MAPPING_MUST_BE_READONLY
-
原因: ドメイン・オブジェクトclassName
は、バージョン値がキャッシュに格納されている場合に、書込みロック・フィールドに対する読取り専用マッピングを持ちません。
-
処置: 書込みロック・フィールドのマッピングを確認します。
- 120: CHILD_DOES_NOT_DEFINE_ABSTRACT_QUERY_KEY
-
原因: 問合せキーqueryKeyName
が親ディスクリプタには定義されていますが、子ディスクリプタに定義されていません。ディスクリプタに抽象問合せキーが定義されていません。
-
処置: インタフェース・ディスクリプタの抽象問合せキーにより、インタフェースを実装するクラスを定義します。
- 122: SET_EXISTENCE_CHECKING_NOT_UNDERSTOOD
-
原因: インタフェース・ディスクリプタparent
に少なくとも1つの抽象問合せキーが定義されていません。メソッドsetExistenceChecking(String token)
に指定された文字列が認識されません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 125: VALUE_HOLDER_INSTANTIATION_MISMATCH
-
原因: 属性getAttributeName()
のマッピングがインダイレクションを使用しています。このマッピングは、新規ValueHolderに対して初期化されている必要があります。
-
処置: マッピングでインダイレクションを使用していること、および属性が新規ValueHolderに対して初期化されていることを確認します。
- 126: NO_SUB_CLASS_MATCH
-
原因: 集約リレーションシップ・マッピングでの継承の場合に、このクラスtheClass
に一致するサブクラスがありません。
-
処置: サブクラスとリレーションシップ・マッピングを確認します。
- 127: RETURN_AND_MAPPING_WITH_INDIRECTION_MISMATCH
-
原因: マッピングの属性getAttributeName
()
を取得するメソッドの戻りタイプがタイプValueHolderInterface
として宣言されていませんが、マッピングではインダイレクションを使用しています。
-
処置: DatabaseMapping
の属性名の付いたgetAttributeName
()
を取得するメソッドがValueHolderを戻していることを確認するか、インダイレクションを使用しないようにマッピングを変更します。
- 128: RETURN_AND_MAPPING_WITHOUT_INDIRECTION_MISMATCH
-
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName
()
を取得するメソッドの戻りタイプがタイプValueHolderInterface
として宣言されていますが、マッピングではインダイレクションを使用していません。
-
処置: マッピングでインダイレクションを使用していることを確認するか、ValueHolderからの戻りタイプを変更します。
- 129: PARAMETER_AND_MAPPING_WITH_INDIRECTION_MISMATCH
-
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
を設定するメソッドの戻りタイプがタイプValueHolderInterface
として宣言されていませんが、マッピングではインダイレクションを使用しています。
-
処置: setメソッドのパラメータがValueHolderとして宣言されていることを確認するか、インダイレクションを使用しないようにマッピングを変更します。
- 130: PARAMETER_AND_MAPPING_WITHOUT_INDIRECTION_MISMATCH
-
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
を設定するメソッドの戻りタイプがタイプValueHolderInterface
として宣言されていますが、マッピングではインダイレクションを使用していません。
-
処置: インダイレクションを使用するようにマッピングが変更されていること、またはメソッドのパラメータがValueHolderとして宣言されていないことを確認します。
- 131: GET_METHOD_RETURN_TYPE_NOT_VALID
-
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
を取得するメソッドの戻りタイプがVector
タイプ(Java 2を使用している場合にMap
またはCollection
インタフェースを実装するタイプ)として宣言されていません。
-
処置: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
を取得するメソッドの戻りタイプをVector
タイプ(Java 2を使用している場合にMapまたはCollectionインタフェースを実装するタイプ)として宣言します。
- 133: SET_METHOD_PARAMETER_TYPE_NOT_VALID
-
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
を設定するメソッドのパラメータ・タイプがVector
タイプ(Java 2を使用している場合にMapまたはCollectionインタフェースを実装するタイプ)として宣言されていません。
-
処置: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
を設定するメソッドのパラメータ・タイプをVector
タイプ(Java 2を使用している場合にMap
またはCollection
インタフェースを実装するタイプ)として宣言します。
- 135: ILLEGAL_TABLE_NAME_IN_MULTIPLE_TABLE_FOREIGN_KEY
-
原因: 複数表の外部キー・リレーションシップの表名が不明です。
-
処置: 表名を確認します。
- 138: ATTRIBUTE_AND_MAPPING_WITH_TRANSPARENT_INDIRECTION_MISMATCH
-
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
がvalidTypeName
のスーパータイプとして宣言されていませんが、マッピングでは透過インダイレクションを使用しています。
-
処置: 属性のタイプとマッピングの設定を確認します。
- 139: RETURN_AND_MAPPING_WITH_TRANSPARENT_INDIRECTION_MISMATCH
-
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
を取得するメソッドの戻りタイプがvalidTypeName
のスーパータイプとして宣言されていませんが、マッピングでは透過インダイレクションを使用しています。
-
処置: 属性のタイプとマッピングの設定を確認します。
- 140: PARAMETER_AND_MAPPING_WITH_TRANSPARENT_INDIRECTION_MISMATCH
-
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
を設定するメソッドのパラメータ・タイプがvalidTypeName
のスーパータイプとして宣言されていませんが、マッピングでは透過インダイレクションを使用しています。
-
処置: 属性のタイプとマッピングの設定を確認します。
- 141: FIELD_IS_NOT_PRESENT_IN_DATABASE
-
原因: フィールドfieldname
がデータベース内の表tableName
に存在しません。
-
処置: 属性のフィールド名を確認します。
- 142: TABLE_IS_NOT_PRESENT_IN_DATABASE
-
原因: Descriptor
のメソッドgetTableName
により名前が提供された表がデータベースに存在しません。
-
処置: ディスクリプタの表名を確認します。
- 143: MULTIPLE_TABLE_INSERT_ORDER_MISMATCH
-
原因: 指定した複数表の挿入順序VectorのDescriptor
のメソッドgetMultipleTableInsertOrder
が、Descriptor
のメソッドgetTables
で指定された数よりも多い、または少ない表を保持しています。すべての表が挿入順序Vectorに含まれている必要があります。
-
処置: ディスクリプタの表名がすべて存在し、余分な表がないことを確認します。
- 144: INVALID_USE_OF_TRANSPARENT_INDIRECTION
-
原因: 透過インダイレクションがCollectionMapping
以外のマッピングで使用されています。
-
処置: マッピングを確認します。マッピングはコレクション・マッピングであることが必要です。
- 145: MISSING_INDIRECT_CONTAINER_CONSTRUCTOR
-
原因: インダイレクト・コンテナ・クラスがコンストラクタを実装していません。
-
処置: コンテナのコンストラクタを実装します。
- 146: COULD_NOT_INSTANTIATE_INDIRECT_CONTAINER_CLASS
-
原因: TopLinkがコンストラクタを使用してインダイレクト・コンテナ・クラスをインスタンス化できません。
-
処置: インダイレクト・コンテナ・クラスのコンストラクタを検証します。
- 147: INVALID_CONTAINER_POLICY
-
原因: コンテナ・ポリシーを互換性のないバージョンのJDKで使用しました。このコンテナ・ポリシーは、JDK 1.3.1以上でのみ使用してください。
-
処置: 使用されているコンテナ・ポリシーを検証します。
- 148: INVALID_CONTAINER_POLICY_WITH_TRANSPARENT_ INDIRECTION
-
原因: コンテナ・ポリシーと透過インダイレクションに互換性がありません。
-
処置: 透過インダイレクションと互換性を持つようにコンテナ・ポリシーを変更するか、透過インダイレクションの使用をやめます。
- 149: INVALID_USE_OF_NO_INDIRECTION
-
原因: NoIndirectionPolicy
オブジェクトがこのメソッドをコールしています。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 150: INDIRECT_CONTAINER_INSTANTIATION_MISMATCH
-
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()
のマッピングが透過インダイレクションを使用しています。このマッピングは、適切なコンテナに対して初期化されている必要があります。
-
処置: 適切なコンテナへのマッピングを初期化します。
- 151: INVALID_MAPPING_OPERATION
-
原因: 無効なマッピング操作が使用されました。
-
処置: 有効なマッピング操作については、ドキュメントを参照してください。
- 152: INVALID_INDIRECTION_POLICY_OPERATION
-
原因: 無効なインダイレクション・ポリシー操作が使用されました。
-
処置: 有効なインダイレクション・ポリシー操作については、ドキュメントを参照してください。
- 153: REFERENCE_DESCRIPTOR_IS_NOT_AGGREGATECOLLECTION
-
原因: className
の参照ディスクリプタが集約コレクション・ディスクリプタに設定されていません。
-
処置: 参照ディスクリプタを集約コレクション・ディスクリプタに設定します。
- 154: INVALID_INDIRECTION_CONTAINER_CLASS
-
原因: 無効なインダイレクション・コンテナ・クラスが使用されました。
-
処置: コンテナ・クラスを確認します。
- 155: MISSING_FOREIGN_KEY_TRANSLATION
-
原因: マッピングが、主キー・フィールドにリンクされている外部キー・フィールドを含んでいません。
-
処置: 外部キーを適切な主キーにリンクします。
- 156: STRUCTURE_NAME_NOT_SET_IN_MAPPING
-
原因: 構造名が設定されていません。
-
処置: 適宜、構造名を設定します。
- 157: NORMAL_DESCRIPTORS_DO_NOT_SUPPORT_ NON_RELATIONAL_EXTENSIONS
-
原因: リレーショナル・ディスクリプタは非リレーショナル拡張機能をサポートしません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 158: PARENT_CLASS_IS_SELF
-
原因: ディスクリプタの親クラスがそれ自身に設定されています。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 159: PROXY_INDIRECTION_NOT_AVAILABLE
-
原因: プロキシ・インダイレクションの使用を試みましたが、JDK 1.3.1以上が使用されていません。
-
処置: JDK 1.3.1以上を使用します。
- 160: INVALID_ATTRIBUTE_TYPE_FOR_PROXY_INDIRECTION
-
原因: プロキシ・インダイレクションを使用するために指定したインタフェース・リストに、属性が指定されていませんでした。
-
処置: 属性を確認します。
- 161: INVALID_GET_RETURN_TYPE_FOR _PROXY_INDIRECTION
-
原因: インダイレクション・ポリシーの戻りタイプが、インダイレクション・ポリシーに対して無効です。
-
処置: getterメソッドのパラメータ・タイプがインダイレクション・ポリシーに対して正しいことを確認します。
- 162: INVALID_SET_PARAMETER_TYPE_FOR_PROXY_ INDIRECTION
-
原因: setterメソッドのパラメータがインダイレクション・タイプに対して正しくありません。
-
処置: setterメソッドのパラメータ・タイプがインダイレクション・ポリシーに対して正しいことを確認します。
- 163: INCORRECT_COLLECTION_POLICY
-
原因: コンテナ・ポリシーがコレクション・タイプに対して無効です。
-
処置: コンテナ・ポリシーがコレクション・タイプに対して正しいことを確認します。
- 164: INVALID_AMENDMENT_METHOD
-
原因: 指定した修正メソッドが無効か、publicでないか、見つかりません。
-
処置: 修正メソッドがpublicかつstaticで、voidを返し、引数Descriptor
を1つとることを確認します。
- 165: ERROR_OCCURRED_IN_AMENDMENT_METHOD
-
原因: 指定した修正メソッドが例外をスローしました。
-
処置: 返された例外を調べて、詳しい情報を得ます。
- 166: VARIABLE_ONE_TO_ONE_MAPPING_IS_NOT_DEFINED
-
原因: 属性に対するマッピングがありません。
-
処置: マッピングと属性を検証します。
- 167: NO_CONSTRUCTOR_INDIRECT_COLLECTION_CLASS
-
原因: インダイレクション・コンテナ・クラスの有効なコンストラクタが見つかりませんでした。
-
処置: デフォルトのコンストラクタ、またはコンテナ・クラスにValueHolderInterface
のあるコンテナを追加します。
- 168: TARGET_INVOCATION_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
-
原因: コンストラクタがありません。
-
処置: 必要なコンストラクタを作成します。
- 169: TARGET_INVOCATION_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
-
原因: コンストラクタがありません。
-
処置: 必要なコンストラクタを作成します。
- 170: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
-
原因: パーミッションがコンストラクタへのアクセスを許可していません。
-
処置: Javaセキュリティ・パーミッションを調整し、コンストラクタへのアクセスを許可します。
- 171: INSTANTIATION_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
-
原因: インスタンス化が関連コンストラクタ内で失敗しました。
-
処置: インスタンス化の対象となっているオブジェトを特定し、すべてのオブジェクトが正しくインスタンス化されたことを確認します。
- 172: NO_SUCH_METHOD_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
-
原因: このメソッドが存在しないため、コンストラクタ内からのメソッド・コールは無効です。
-
処置: コールされたメソッドのデフォルトのコンストラクタが、ファクトリにあることを確認します。
- 173: NULL_POINTER_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
-
原因: コンストラクタ内からnull
オブジェクトのメソッドがコールされました。ファクトリ・コンストラクタにアクセスできませんでした。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 174: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_METHOD_INSTANTIATION_OF_FACTORY
-
原因: ファクトリのインスタンス化の中からオブジェクトに対してメソッドがコールされ、このメソッドはJavaにより無効であると判断されました。
-
処置: メソッドが無効である理由を特定し、そのメソッドを有効なメソッドに置き換えます。
- 175: TARGET_INVOCATION_WHILE_METHOD_INSTANTIATION_OF_FACTORY
-
原因: 作成メソッドを使用してファクトリを作成中に問題が発生しました。作成メソッドが例外をトリガーしました。
-
処置: 例外を調べ、対応する処置を行います。
- 176: NULL_POINTER_WHILE_METHOD_INSTANTIATION_OF_FACTORY
-
原因: ファクトリをインスタンス化するためにコールされたメソッドが、NullPointerException
をスローしました。作成メソッドにアクセスできません。
-
処置: そのメソッドを使用してファクトリをインスタンス化しないでください。
- 177: NO_MAPPING_FOR_ATTRIBUTENAME
-
原因: 属性attributeName
に対するマッピングがありません。
-
処置: 属性をマップする必要があります。
- 178: NO_MAPPING_FOR_ATTRIBUTENAME_IN_ENTITY_BEAN
-
原因: エンティティBean beanName
内に属性attributeName
に対するマッピングが見つかりません。
-
処置: 属性をマップします。
- 179: UNSUPPORTED_TYPE_FOR_BIDIRECTIONAL_RELATIONSHIP_MAINTENANCE
-
原因: 属性は双方向リレーションシップ維持を使用しますが、これをサポートしないContainerPolicy
が含まれています。
-
処置: 属性を別のコレクション・タイプでマップする必要があります。
- 180: REFERENCE_DESCRIPTOR_CANNOT_BE_AGGREGATE
-
原因: DescriptorExceptionResource.java
ファイルでは、文字列は定義されません。
-
処置: リレーションシップ・マッピングの参照ディスクリプタ(AggregateCollectionMapping
を除く)は集約にできません。参照ディスクリプタを非集約に変更する必要があります。
- 181: ATTRIBUTE_TRANSFORMER_CLASS_NOT_FOUND
-
原因: AttributeTransformer
クラスが見つかりません。
-
処置: AttributeTransformer
クラスがクラスパスにあることを確認します。
- 182: FIELD_TRANSFORMER_CLASS_NOT_FOUND
-
原因: FieldTransformer
クラスが見つかりません。
-
処置: FieldTransformer
クラスがクラスパスにあることを確認します。
- 183: ATTRIBUTE_TRANSFORMER_CLASS_INVALID
-
原因: クラスclassName
のAttributeTransformer
としての使用は無効です。
-
処置: 内部例外スタック・トレースを調べ、適切な修正を行います。
- 184: FIELD_TRANSFORMER_CLASS_INVALID
-
原因: クラスclassName
のFieldTransformer
としての使用は無効です。
-
処置: クラスをFieldTransformer
として使用しないでください。
- 185: RETURNING_POLICY_FIELD_TYPE_CONFLICT
-
原因: ReturningPolicy
に2つの異なるタイプのフィールドが含まれています。
-
処置: フィールドが異なるタイプでReturningPolicy
に2回追加されています。フィールドは、ReturningPolicy
に1回のみ追加する必要があります。過剰なaddFieldForInsert
コールまたはaddInsertField
コールあるいはその両方を削除する必要があります。
- 186: RETURNING_POLICY_FIELD_INSERT_CONFLICT
-
原因: ReturningPolicy
には、addInsertField
とaddInsertFieldReturnOnly
を使用して2度追加されるフィールドが含まれています。
-
処置: フィールドは、ReturningPolicy
に1回のみ追加する必要があります。過剰なaddField
コールを削除する必要があります。
- 187: RETURNING_POLICY_AND_DESCRIPTOR_FIELD_TYPE_CONFLICT
-
原因: ReturningPolicy
には、タイプがType
のフィールドが含まれていますが、ディスクリプタ内の同じフィールドのタイプはdifferentType
です。
-
処置: ディスクリプタから取得できない場合のみ、addField
メソッドのフィールド・タイプを指定します。
- 188: RETURNING_POLICY_UNMAPPED_FIELD_TYPE_NOT_SET
-
原因: ReturningPolicy
には、タイプを必要とするマッピングされていないフィールドfieldName
が含まれています。
-
処置: addField
メソッドでフィールド・タイプを指定する必要があります。
- 189: RETURNING_POLICY_MAPPED_FIELD_TYPE_NOT_SET
-
原因: ReturningPolicy
には、タイプを必要とするマッピングされたフィールドfieldName
が含まれています。
-
処置: addField
メソッドでフィールド・タイプを指定する必要があります。
- 190: RETURNING_POLICY_MAPPING_NOT_SUPPORTED
-
原因: ReturningPolicy
には、サポートされていないマッピングでマップされたフィールドが含まれています。
-
処置: ReturningPolicy
はこのフィールドとは使用できません。フィールドをReturningPolicy
に追加しないでください。
- 191: RETURNING_POLICY_FIELD_NOT_SUPPORTED
-
原因: ReturningPolicy
には、サポートされていないフィールドfieldName
が含まれています。フィールドは、順序フィールドかクラス・タイプ・インジケータのいずれかであるか、またはロックのために使用されています。
-
処置: ReturningPolicy
はこのフィールドとは使用できません。フィールドをReturningPolicy
に追加しないでください。
- 192: CUSTOM_QUERY_AND_RETURNING_POLICY_CONFLICT
-
原因: ReturningPolicy
にはフィールドfieldNameが含まれていますが、カスタム問合せqueryName
はこれを出力しません。
-
処置: カスタム問合せを更新して、このフィールドの値を出力します。
- 193: NO_CUSTOM_QUERY_FOR_RETURNING_POLICY
-
原因: カスタム問合せ設定はありませんが、ReturningPolicy
には戻り値があるフィールドが含まれており、戻り値のあるコールの生成をサポートしていません。
-
処置: ReturningPolicy
に追加されたフィールドの値を出力するDescriptorQueryManager
setInsertQuery
、setInsertCall
、setUpdateQuery
またはsetUpdateCall
メソッドを使用して、カスタムInsertObjectQuery
またはUpdateObjectQuery
を指定します。
- 194: CLASS_EXTRACTION_METHOD_MUST_BE_STATIC
-
原因: クラス抽出メソッドは、ディスクリプタのクラスのstaticメソッドである必要があります。
-
処置: クラス抽出メソッドを、ディスクリプタのクラスのstaticメソッドにします。
- 195: ISOLATED_DESCRIPTOR_REFERENCED_BY_SHARED_DESCRIPTOR
-
原因: 共有クラスは独立したクラスを参照しません。
-
処置: 共有クラスが、独立したクラスを参照しないことを確認します。
- 196: UPDATE_ALL_FIELDS_NOT_SET
-
原因: updateAllFields
フラグが設定されていないか、false
に設定されています。CMPPolicy
のsetForceUpdate(true)
メソッドを使用する場合は、CMPPolicy
のsetUpdateAllFields(true)
メソッドもコールする必要があります。
-
処置: forceUpdate
がtrue
の場合、updateAllFields
がtrue
に設定されていることを確認します。
- 197: INVALID_MAPPING_TYPE
-
原因: 不適切なタイプのマッピングがこのディスクリプタに設定されています。
-
処置: マッピング・タイプは、ディスクリプタ・タイプにマップする必要があります。たとえば、リレーショナル・ディスクリプタの場合はリレーショナル・マッピング、EISディスクリプタの場合はEISマッピング、XMLディスクリプタの場合はXMLマッピングです。
- 198: NEED_TO_IMPLEMENT_CHANGETRACKER
-
原因: オブジェクトにChangeTracker
インタフェースが実装されていません。
-
処置: ObjectChangeTrackingPolicy
またはAttributeChangeTrackingPolicy
を使用するために、オブジェクトにChangeTrackerInterface
が実装されていることを確認します。
- 199: NEED_TO_IMPLEMENT_FETCHGROUPTRACKER
-
原因: ドメイン・クラスにFetchGroupTracker
インタフェースが実装されていません。
-
処置: フェッチ・グループを使用するために、ドメイン・クラスにFetchGroupTracker
インタフェースが実装されていることを確認します。
- 200: ATTEMPT_TO_REGISTER_DEAD_INDIRECTION
-
原因: オブジェクトを新規オブジェクトとして使用不可能なインダイレクションに登録しようとしています。オブジェクトは、シリアライズされたクローンのマージ中にキャッシュから削除されたか、マージするときにはキャッシュに存在していなかった可能性があります。これは並行性違反です。
-
- 201: UNIT_OF_WORK_ISOLATED_OBJECTS_ACCESSED_IN_SESSION
-
原因: セッション・キャッシュにオブジェクトを作成しようとしていますが、ディスクリプタは作業ユニットで分離ディスクリプタとしてマークされています。
-
処置: 作業ユニットの外部からディスクリプタにアクセスできないことを確認します。
詳細は、第VIII部「ディスクリプタ」を参照してください。
並行性例外(2001〜2009)
ConcurrencyException
は、Java並行性に違反した場合に発生する開発例外です。例13-2に示すように、実行中のスレッドが中断されてJVMがInterruptedException
をスローした場合にのみ、内部例外情報がエラー・メッセージとともに表示されます。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
INTERNAL EXCEPTION: Message
例13-2 並行性例外
EXCEPTION [TOPLINK – 2004]: oracle.toplink.exceptions.ConcurrencyException
EXCEPTION DESCRIPTION: Signal attempted before wait on concurrency manager.
This usually means that an attempt was made to commit or roll back a transaction before being started, or rolled back twice.
- 2001: WAIT_WAS_INTERRUPTED
-
原因: マルチスレッド環境で、待機中のスレッドのいずれかが中断されました。
-
処置: このような例外は、アプリケーションに依存します。
- 2002: WAIT_FAILURE_SERVER
-
原因: 接続プール内の接続に対するリクエストが強制的に待機となり、その待機が中断されました。
-
処置: このような例外は、アプリケーションに依存します。
- 2003: WAIT_FAILURE_CLIENT
-
原因: 接続プール内の接続に対するリクエストが強制的に待機となり、その待機が中断されました。
-
処置: このような例外は、アプリケーションに依存します。
- 2004: SIGNAL_ATTEMPTED_BEFORE_WAIT
-
原因: 並行性マネージャの待機の前にシグナル実行が試行されました。通常、これはトランザクションの開始前にトランザクションのコミットまたはロールバックが試行されたか、トランザクションのロールバックが2回試行されたことを意味します。
-
処置: アプリケーションのトランザクションを確認します。
- 2005: WAIT_FAILURE_SEQ_DATABASE_SESSION
-
原因: DatabaseSession
の順序付けで別の接続が使用可能になるのを待機中に、InterruptedException
が発生しました。
-
処置: DatabaseSession
でのオブジェクト作成に関係する並行性の問題を調べます。
- 2006: SEQUENCING_MULTITHREAD_THRU_CONNECTION
-
原因: 複数のスレッドが、同じDatabaseSession
またはClientSession
から同時にシーケンス・オブジェクトを取得しようとしました。
-
処置: 同じDatabaseSession
またはClientSession
を使用して書込みが同時に行われないようにします。
- 2007: MAX_TRIES_EXCEDED_FOR_LOCK_ON_CLONE
-
原因: オブジェクトをロックする最大試行回数を超えたため、オブジェクトのクローンに失敗しました。
-
処置: 試行回数が制限内であることを確認します。
- 2008: MAX_TRIES_EXCEDED_FOR_LOCK_ON_MERGE
-
原因: オブジェクトをロックする最大試行回数を超えたため、トランザクションのマージに失敗しました。
-
処置: 試行回数が制限内であることを確認します。
- 2009: MAX_TRIES_EXCEDED_FOR_LOCK_ON_BUILD_OBJECT
-
原因: オブジェクトをロックする最大試行回数を超えたため、オブジェクトの作成に失敗しました。オブジェクトに対するロックを保持しているのはスレッドthreadNumber
ですが、スレッドanotherThreadNumber
がオブジェクトを作成しています。
-
処置: 試行回数が制限内であることを確認します。
詳細は、「並行性」を参照してください。
変換例外(3001〜3008)
ConversionException
は、互換性のないタイプの変換によって変換エラーが起こった場合に発生する開発例外です。例13-3に示すように、返されるメッセージは、どのタイプ・キャストが例外の原因となったかを示します。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
INTERNAL EXCEPTION: Message
例13-3 変換例外
EXCEPTION [TOPLINK – 3006]: oracle.toplink.exceptions.ConversionException
EXCEPTION DESCRIPTION: object must be of even length to be converted to a ByteArray
- 3001: COULD_NOT_BE_CONVERTED
-
原因: クラスObjectClass
のオブジェクトobject
をJavaClass
に変換しようとしています。オブジェクトを特定のタイプに変換できません。
-
処置: 変換対象のオブジェクトのタイプが正しいことを確認します。
- 3002: COULD_NOT_BE_CONVERTED_EXTENDED
-
原因: クラスObjectClass
のオブジェクトobject
をマッピングmappingType
からJavaClass
に変換しようとしています。オブジェクトを特定のタイプに変換できません。
-
処置: 変換対象のオブジェクトのタイプが正しいことを確認します。
- 3003: INCORRECT_DATE_FORMAT
-
原因: dateString
の日付書式が正しくありません。正しい書式はYYYY-MM-DDです。
-
処置: 日付書式を確認します。
- 3004: INCORRECT_TIME_FORMAT
-
原因: timeString
の時間書式が正しくありません。正しい書式はHH:MM:SSです。
-
処置: 時間書式を確認します。
- 3005: INCORRECT_TIMESTAMP_FORMAT
-
原因: timestampString
のタイムスタンプ書式が正しくありません。正しい書式はYYYY-MM-DD HH:MM:SS.NNNNNNNNNです。
-
処置: タイムスタンプ書式を確認します。
- 3006: COULD_NOT_CONVERT_TO_BYTE_ARRAY
-
原因: 長さが均一でないString
オブジェクトをByteArray
に変換しようとしています。このオブジェクトはByteArray
に変換できません。
-
処置: 変換対象のオブジェクトを確認します。
- 3007: COULD_NOT_BE_CONVERTED_TO_CLASS
-
原因: クラスObjectClass
のオブジェクトobject
をJavaClass
に変換しようとしています。クラスJavaClass
がクラスパスにありません。
-
処置: クラスJavaClass
がクラスパスにあることを確認します。
- 3008: INCORRECT_DATE_TIME_FORMAT
-
原因: オブジェクトの日付時間書式が正しくありません。正しい書式はYYYY-MM-DD'T'HH:MM:SSです。
-
処置: 日付時間オブジェクトが正しい書式YYYY-MM-DD'T'HH:MM:SSであることを確認します。
詳細は、次を参照してください。
データベース例外(4002〜4018)
DatabaseException
は、データベースから読み取られたデータ、またはデータベースに書き込まれるデータが正しくない場合に発生する実行時例外です。この例外は、SQLException
のラッパーとしても機能します。例13-4に示すように、この場合、メッセージにはエラー・コードとエラー・メッセージが含まれます。
この例外は、どのデータベース操作でも発生する可能性があります。SQLスクリプトの実行が、DatabaseExceptionの原因となるデータベース操作に含まれている場合、getMessage
メソッドを介してアクセス可能な例外のメッセージに、この例外の原因となるSQLが含まれます。
この例外がSQLException
をラップしている場合、内部例外とエラー・コード情報を含みます。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
INTERNAL EXCEPTION: Message
ERROR CODE: Error code
例13-4 データベース例外
EXCEPTION [TOPLINK – 4002]: oracle.toplink.exceptions.DatabaseException
EXCEPTION DESCRIPTION: java.sql.SQLException: [INTERSOLV][ODBC dBase driver] Incompatible datatypes in expression: >
INTERNAL EXCEPTION: java.sql.SQLException: [INTERSOLV][ODBC dBase driver] Incompatible datatypes in expression: >
ERROR CODE: 3924
- 4002: SQL_EXCEPTION
-
原因: SQL例外が発生し、基礎となるJDBCブリッジによって発生しました。TopLinkでは、その例外のみがラップされます。
-
処置: 発生した内部例外を調べます。
- 4003: CONFIGURATION_ERROR_CLASS_NOT_FOUND
-
原因: ドライバ・クラス名が見つかりませんでした。
-
処置: JDBCLogin
に指定されたクラス名を確認します。
- 4005: DATABASE_ACCESSOR_NOT_CONNECTED
-
原因: データベースに対する読取りまたは書込みの試行中に、セッションがデータベースに接続されていません。
-
処置: データベースへの接続が失われた可能性があるため、アプリケーションが再度ログインする必要があります。
- 4006: ERROR_READING_BLOB_DATA
-
原因: データベースからBLOB
データを読み取る際にエラーが発生しました。この例外の原因として、BLOB
データが結果セットから正しく読み取られなかった、TopLinkがByteArrayOutputStream
を使用してBLOB
データを処理できない、という2つのことが考えられます。
-
処置: 基礎となるドライバがBLOB
を正しくサポートしているかどうかを確認します。正しくサポートしている場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
- 4007: COULD_NOT_CONVERT_OBJECT_TYPE
-
原因: オブジェクト・タイプを変換しようとして内部エラーerror.java.sql.TYPES = type
が発生しました。結果セットのオブジェクトを、メタデータ情報から返されたタイプに変換できません。
-
処置: 基礎となるドライバが変換タイプを正しくサポートしているかどうかを確認します。正しくサポートしている場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
- 4008: LOGOUT_WHILE_TRANSACTION_IN_PROGRESS
-
原因: トランザクションの進行中にログアウトしようとしています。トランザクションが進行中はログアウトできません。
-
処置: トランザクションが完了するまで待ちます。
- 4009: SEQUENCE_TABLE_INFORMATION_NOT_COMPLETE
-
-
処置: 提供されたデータ、特にTopLinkで提供された順序名を確認します。
- 4011: ERROR_PREALLOCATING_SEQUENCE_NUMBERS
-
原因: データベース上で順序番号を事前割当てする際にエラーが発生しました。順序表情報が完全ではありません。
-
処置: 順序表がデータベース上に正しく作成されたことを確認します。
- 4014: CANNOT_REGISTER_SYNCHRONIZATIONLISTENER_FOR_UNITOFWORK
-
原因: TopLinkは同期リスナーunderlying_exception_stringを登録できません。TopLinkセッションがExternalTransactionController
を使用して構成されている場合、クライアントが要求する作業ユニットは、JTS外部グローバル・トランザクションのコンテキスト内で動作する必要があります。作業ユニットが作成されたが外部グローバル・トランザクションが存在しない場合、またはシステムが外部グローバル・トランザクションへの参照を取得できない場合に、このエラーが報告されます。
-
処置: 作業ユニットを取得する前に、JTSトランザクションが進行中であることを確認します。
- 4015 SYNCHRONIZED_UNITOFWORK_DOES_NOT_ SUPPORT_COMMITANDRESUME
-
原因: 同期化された
UnitOfWork
は、
commitAndResume
操作をサポートしません。TopLinkセッションが
ExternalTransactionController
を使用して構成されている場合、クライアントが要求する作業ユニットは、JTS外部グローバル・トランザクションのコンテキスト内で動作する必要があります(
「4014: CANNOT_REGISTER_SYNCHRONIZATIONLISTENER_FOR_UNITOFWORK」を参照)。JTS仕様では、トランザクションを指すチェックという概念がサポートされていません。つまり、実行した処理をコミットした後、同じトランザクション・コンテキスト内で処理を継続します。JTSでは、ネストしたトランザクションもサポートされていません。そのため、同期化された作業ユニットに対してクライアント・コードが
commitAndResume
を起動すると、このエラーが報告されます。
-
処置: 不要です。
- 4016: CONFIGURATION_ERROR_NEW_INSTANCE_ INSTANTIATION_EXCEPTION
-
原因: TopLinkが指定のドライバ・クラスをインスタンス化しようとしたときに、構成エラーが発生しました。TopLinkでは、ドライバをインスタンス化できません。
-
処置: ドライバをチェックします。
- 4017: CONFIGURATION_ERROR_NEW_INSTANCE_ILLEGAL_ACCESS_EXCEPTION
-
原因: TopLinkが指定のドライバ・クラスをインスタンス化しようとしたときに、構成エラーが発生しました。TopLinkでは、ドライバをインスタンス化できません。
-
処置: ドライバをチェックします。
- 4018: TRANSACTION_MANAGER_NOT_SET_FOR_JTS_DRIVER
-
原因: JTSSynchronizationListener
のトランザクション・マネージャが設定されていません。
-
処置: JTSSynchronizationListener
のトランザクション・マネージャを設定します。
オプティミスティック・ロック例外(5001〜5009)
OptimisticLockException
は、目的のオブジェクトに一致する行がデータベース上にない場合や、データベース上の値が登録済の数値に一致しない場合に発生する、実行時例外です。この例外は、オプティミスティック・ロック機能と併用されます。これは、例13-5に示すように、更新操作または削除操作にのみ適用されます。
オプティミスティック・ロックの詳細は、第2章「TopLinkアプリケーション開発の概要」の「ステートレス環境でのオプティミスティック・ロック」を参照してください。オプティミスティック・ロック例外は、try-catchブロックで処理する必要があります。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception Name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-5 オプティミスティック・ロック例外
EXCEPTION [TOPLINK – 5003]: oracle.toplink.exceptions.OptimisticLockException
EXCEPTION DESCRIPTION: The object, object.toString() cannot be deleted because it has changed or been deleted since it was last read.
- 5001: NO_VERSION_NUMBER_WHEN_DELETING
-
原因: アイデンティティ・マップにバージョン番号を持たないオブジェクトobject
を削除しようとしています。このオブジェクトは一度も読み取られたことがないか、すでに削除されています。
-
処置: SQLロギングを使用して、例外の理由を特定します。最後の削除操作は、例外が発生したときに削除中だったオブジェクトを示しています。
- 5003: OBJECT_CHANGED_SINCE_LAST_READ_WHEN_DELETING
-
原因: データベースでオブジェクトの状態が変化しました。オブジェクトobject
は、最後に読み取られてから変更または削除されているため、削除できません。通常、これは表内の行が他のアプリケーションによって変更されたことを意味します。
-
処置: オブジェクトをリフレッシュすることにより、オブジェクトをデータベースの新しいデータで更新します。
- 5004: NO_VERSION_NUMBER_WHEN_UPDATING
-
原因: アイデンティティ・マップにバージョン番号を持たないオブジェクトobject
を更新しようとしました。このオブジェクトは更新前に読み取られていないか、削除されている可能性があります。
-
処置: SQLロギングを使用して、例外の理由を特定します。最後の更新操作は、例外が発生したときに更新中だったオブジェクトを示しています。
- 5006: OBJECT_CHANGED_SINCE_LAST_READ_WHEN_UPDATING
-
原因: データベースでオブジェクトの状態が変化しました。オブジェクトobject
は、最後に読み取られてから変更または削除されているため、更新できません。通常、これは表内の行が他のアプリケーションによって変更されたことを意味します。
-
処置: オブジェクトをリフレッシュすることにより、オブジェクトをデータベースの新しいデータで更新します。
- 5007: MUST_HAVE_MAPPING_WHEN_IN_OBJECT
-
原因: オブジェクトobject
は、バージョン・ロック・フィールドに対応する読取り専用ではないマッピングを持っていません。ロック値をキャッシュではなくドメイン・オブジェクトに格納する際に必要なマッピングが、ロック・フィールドに対して定義されていません。
-
処置: フィールドのマッピングを定義します。
- 5008: NEED_TO_MAP_JAVA_SQL_TIMESTAMP
-
原因: ドメイン・オブジェクトに格納されている書込みロック値がjava.sql.Timestamp
のインスタンスではありません。
-
処置: 属性の値をjava.sql.Timestamp
のインスタンスに変更します。
- 5009: UNWRAPPING_OBJECT_DELETED_SINCE_LAST_READ
-
原因: 主キーkey
を持つクラスclassName
のオブジェクトをアンラップしようとしていますが、オブジェクトは最後に読み取られてから削除されています。
-
処置: アンラップ対象のオブジェクトが存在することを確認します。
問合せ例外(6001〜6129)
QueryException
は、問合せに指定した情報が不十分な場合に発生する開発例外です。可能な場合、メッセージは例外の原因となった問合せを示します。例13-6に示すように、問合せはオプションであり、TopLinkでその例外の原因となった問合せを特定できる場合に表示されます。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
QUERY:
例13-6 問合せ例外
EXCEPTION [TOPLINK – 6026]: oracle.toplink.exceptions.QueryException
EXCEPTION DESCRIPTION: The query is not defined. When executing a query on the session, the parameter that takes the query is null.
- 6001: ADDITIONAL_SIZE_QUERY_NOT_SPECIFIED
-
原因: 追加のサイズ取得問合せが指定されていません。カーソルSQL問合せでは、結果セットのサイズを取得するために追加の問合せを指定する必要があります。追加の問合せを含めないと、この例外が発生します。
-
処置: サイズの問合せを指定します。
- 6002: AGGREGATE_OBJECT_CANNOT_BE_DELETED
-
原因: 集約オブジェクトがその所有者と切り離して削除されました。集約オブジェクトは、所有者と切り離して書込みや削除ができません。そのようなオブジェクトではアイデンティティが維持されません。
-
処置: 集約オブジェクトを直接削除しようとしないでください。
- 6003: ARGUMENT_SIZE_MISMATCH_IN_QUERY_AND_ QUERY_DEFINITION
-
原因: 実行する問合せに対して指定された引数の数と、問合せ定義で指定された引数の数が一致しません。
-
処置: 問合せと問合せ実行をチェックします。
- 6004: BACKUP_CLONE_IS_ORIGINAL_FROM_PARENT
-
原因: アイデンティティ・ハッシュ・コード(System.identityHashCode()) (System.identityHashCode(clone))
を持つクラスclone.getClass()
のオブジェクトclone
は、この作業ユニット領域のものではなく、親セッションのものです。オブジェクトはこの作業ユニットには登録されず、親セッションから読み取られ、作業ユニットに登録されたオブジェクトに関連付けられます。
-
処置: オブジェクトが正しく登録されていることを確認します。それでも問題が発生する場合は、UnitOfWorkのvalidateObjectSpace
メソッドを使用すると、エラーの発生箇所をデバッグできます。
- 6005: BACKUP_CLONE_IS_ORIGINAL_FROM_SELF
-
原因: アイデンティティ・ハッシュ・コード(System.identityHashCode())
(System.identityHashCode(clone))
を持つクラスclone.getClass()
のオブジェクト・クローンは、登録されている新規オブジェクトの元のオブジェクトです。作業ユニットは登録されている新規オブジェクトをクローン化するため、オブジェクトが別のオブジェクトによって参照される前に、そのオブジェクトを必ず登録しておきます。新規オブジェクトをクローン化しない場合は、UnitOfWorkのregisterNewObject(Object)
メソッドを使用します。
-
処置: オブジェクトが正しく登録されていることを確認します。それでも問題が発生する場合は、UnitOfWorkのvalidateObjectSpace
メソッドを使用すると、エラーの発生箇所をデバッグできます。
- 6006: BATCH_READING_NOT_SUPPORTED
-
原因: バッチ読取りをサポートしないマッピングが使用されました。すべてのターゲット行のバッチ読取りの最適化は、このマッピングではサポートされません。
-
処置: この問題はTopLinkの開発上の問題であるため、マッピングが新規カスタム・マッピングでないかぎり、ユーザーがこのエラー・コードを目にすることは考えられません。オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 6007: DESCRIPTOR_IS_MISSING
-
原因: 参照クラスのディスクリプタがありません。クラスまたはオブジェクトに関連するディスクリプタがセッションに見つかりません。
-
処置: 関連ディスクリプタがセッションに追加されたかどうか、および問合せが正しいオブジェクトまたはクラスに対して実行されたかどうかを確認します。
- 6008: DESCRIPTOR_IS_MISSING_FOR_NAMED_QUERY
-
原因: queryName
という名前の問合せに対するディスクリプタDomainClassName
がありません。名前付き問合せが定義されているディスクリプタが、セッションに追加されていません。
-
処置: 関連ディスクリプタがセッションに追加されたかどうか、および問合せが正しいクラスに対して実行されたかどうかを確認します。
- 6013: INCORRECT_SIZE_QUERY_FOR_CURSOR_STREAM
-
原因: カーソル付きストリームを返す問合せに指定したサイズ問合せが正しくありません。サイズ問合せを実行してもサイズが返されませんでした。
-
処置: カーソル付きストリーム問合せがカスタム問合せの場合、指定したサイズ問合せをチェックするか、オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
- 6014: INVALID_QUERY
-
原因: 変更問合せを使用して作業ユニットにオブジェクトを書き込もうとしています。これらのオブジェクトは登録されている必要があります。
-
処置: 変更前に作業ユニットにオブジェクトを登録します。これにより、コミット時に作業ユニットがデータベースに対して必要な変更を実行できます。
- 6015: INVALID_QUERY_KEY_IN_EXPRESSION
-
原因: 問合せキーkey
が存在しません。通常、このエラーは問合せキーのスペルミスが原因で発生します。
-
処置: 式に指定された問合せキーをチェックし、問合せキーがディスクリプタに追加されたことを確認します。
- 6016: INVALID_QUERY_ON_SERVER_SESSION
-
原因: サーバー・セッションを通じてオブジェクトまたはデータベースを変更しようとしています。変更はすべて、クライアント・セッションの作業ユニットを通じて実行する必要があります。変更問合せによって、サーバー・セッションでオブジェクトを変更することはできません。オブジェクトは、このサーバー・セッションから取得されたクライアント・セッションで変更されます。
-
処置: クライアント・セッションの作業ユニットを使用して、オブジェクトを変更します。
- 6020: NO_CONCRETE_CLASS_INDICATED
-
原因: この行のタイプに対する具象クラスが示されていません。データベース行から読み取られたタイプ・インジケータに、タイプ・インジケータ・ハッシュ・テーブルのエントリがないか、クラス抽出メソッドが使用された場合に、具象クラスのタイプが返されませんでした。この例外は、サブクラスの読取り中に発生します。
-
処置: クラス抽出メソッドを指定した場合は、そのメソッドをチェックします。または、ディスクリプタをチェックして、タイプ・インジケータ値がすべて指定されたことを確認します。
- 6021: NO_CURSOR_SUPPORT
-
原因: 式を使用する抽象クラスの複数表ディスクリプタで、カーソルがサポートされていません。
-
処置: カスタムSQLまたは複数の問合せの使用を検討します。
- 6023: OBJECT_TO_INSERT_IS_EMPTY
-
原因: 表に挿入するフィールドがありません。表table
に挿入するフィールドが空です。
-
処置: この表に対するマッピングを少なくとも1つ定義します。
- 6024: OBJECT_TO_MODIFY_NOT_SPECIFIED
-
原因: 変更するオブジェクトが変更問合せに指定されていません。
-
処置: 問合せを実行する前に、問合せにオブジェクトが含まれていることを確認します。
- 6026: QUERY_NOT_DEFINED
-
原因: 問合せが定義されていません。セッションで問合せを実行する際に、問合せをとるパラメータがnull
です。
-
処置: 問合せが正しく渡されていることを確認します。
- 6027: QUERY_SENT_TO_INACTIVE_UNIT_OF_WORK
-
原因: 作業ユニットは解放されており、現在非アクティブです。
-
処置: 一度解放した作業ユニットは、commitAndResume
メソッドをコールしないかぎり再使用できません。
- 6028: READ_BEYOND_QUERY
-
原因: カーソル付きストリームからその限界を超えて(ストリームの末尾を超えて)読み取ろうとしています。
-
処置: オブジェクトをさらに取得しようとする前に、ストリーム終了条件がないかどうか、必ずストリームをチェックします。
- 6029: REFERENCE_CLASS_MISSING
-
原因: 問合せの参照クラスが指定されていません。参照クラスを指定する必要があります。
-
処置: 問合せが正しいことを確認します。
- 6030: REFRESH_NOT_POSSIBLE_WITHOUT_CACHE
-
原因: キャッシュが設定されていない状態でリフレッシュしようとしています。キャッシュをスキップしてオブジェクトを読み取る読取り問合せは、オブジェクトのリフレッシュには使用できません。アイデンティティがないと、リフレッシュは行えません。
-
処置: 問合せが正しいことを確認します。
- 6031: SIZE_ONLY_SUPPORTED_ON_EXPRESSION_QUERIES
-
原因: サイズ問合せが見つかりませんでした。サイズ問合せを指定しないかぎり、サイズは式問合せでしかサポートされません。
-
処置: カスタム問合せのカーソル付きストリームでも、サイズ問合せを定義する必要があります。
- 6032: SQL_STATEMENT_NOT_SET_PROPERLY
-
原因: SQL文の設定が適切ではありません。問合せがカスタマイズされていないかぎり、ユーザーがこのエラー・コードを目にすることは考えられません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 6034: INVALID_QUERY_ITEM
-
原因: TopLinkが問合せ項目式を検証できません。
-
処置: 使用されている式を検証します。
- 6041: SELECTION_OBJECT_CANNOT_BE_NULL
-
原因: ReadObjectQuery
(またはリフレッシュ)に渡された選択オブジェクトがnull
でした。
-
処置: 読取り問合せに対するsetSelectionObject
メソッドをチェックします。
- 6042: UNNAMED_QUERY_ON_SESSION_BROKER
-
原因: データ読取り問合せおよびデータ変更問合せがセッション名なしで実行されています。問合せに名前が付いていないかぎり、セッション・ブローカで直接実行できるのはオブジェクトレベルの問合せのみです。
-
処置: セッション名を指定します。
- 6043: REPORT_RESULT_WITHOUT_PKS
-
原因: 主キーのないReportQuery
によりオブジェクトを読み取ろうとしています。返されたレポート問合せ結果に主キーの値がありません。結果からオブジェクトを作成できるのは、主キーも読み取られた場合のみです。
-
処置: レポート問合せに対するretrievePrimaryKeys
メソッドについてのドキュメントを参照してください。
- 6044: NULL_PRIMARY_KEY_IN_BUILDING_OBJECT
-
原因: 問合せの実行中に行databaseRow
から読み取られた主キーがnull
であることが検出されました。主キーにnull
を含めることはできません。
-
処置: 問合せとデータベースの表をチェックします。
- 6045: NO_DESCRIPTOR_FOR_SUBCLASS
-
原因: サブクラスにディスクリプタが定義されていません。
-
処置: ディスクリプタがセッションに追加されたことを確認するか、クラス抽出メソッドをチェックします。
- 6046: CANNOT_DELETE_READ_ONLY_OBJECT
-
原因: 読取り専用クラスを削除しようとしています。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 6047: INVALID_OPERATOR
-
原因: 式で使用されている演算子が無効です。
-
処置: ExpressionOperator
クラスをチェックし、サポートされているすべての演算子のリストを確認します。
- 6048: ILLEGAL_USE_OF_GETFIELD
-
原因: 式におけるgetField
メソッドのデータの使用方法が無効です。これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
- 6049: ILLEGAL_USE_OF_GETTABLE
-
原因: 式におけるgetTable
メソッドのデータの使用方法が無効です。これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
- 6050: REPORT_QUERY_RESULT_SIZE_MISMATCH
-
原因: 要求された属性の数が、レポート問合せでデータベースから返された属性の数に一致しません。これは、レポート問合せでのカスタム問合せの結果として起こることがあります。
-
処置: カスタム問合せをチェックして、それが指定されていることを確認するか、オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
- 6051: CANNOT_CACHE_PARTIAL_OBJECT
-
原因: 部分オブジェクトをキャッシュしようとしています。部分オブジェクトがキャッシュに入れられることはありません。部分オブジェクト問合せによってキャッシュをメンテナンスしたり、部分オブジェクト問合せを編集したりすることはできません。dontMaintainCache
メソッドを使用します。
-
処置: 問合せを実行する前に、dontMaintainCache
メソッドをコールします。
- 6052: OUTER_JOIN_ONLY_VALID_FOR_ONE_TO_ONE
-
原因: 外部結合の使用方法が無効です。外部結合(getAllowingNull
メソッド)は1対1マッピングに対してのみ有効であり、このマッピングには使用できません。
-
処置: getAllowingNull
メソッドを1対1以外のマッピングに使用しないでください。
- 6054: CANNOT_ADD_TO_CONTAINER
-
原因: TopLinkがpolicy
を使用してオブジェクトをコンテナ・クラスに追加できません。これは、TopLinkの開発例外です。カスタム・コンテナ・ポリシーを作成しないかぎり、ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 6055: METHOD_INVOCATION_FAILED
-
原因: オブジェクトanObject
に対するメソッドの起動により、このメソッドへのアクセス中にJavaリフレクション例外がスローされました。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 6056: CANNOT_CREATE_CLONE
-
原因: policy
を使用してオブジェクトanObject
のクローンを作成しようとしています。これは、TopLinkの開発例外です。カスタム・コンテナ・ポリシーを作成しないかぎり、ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
- 6057: METHOD_NOT_VALID
-
原因: メソッドmethodName
は、オブジェクトaReceiver
に対してコールするには有効ではありません。これは、TopLinkの開発例外です。カスタム・コンテナ・ポリシーを作成しないかぎり、ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 6058: METHOD_DOES_NOT_EXIST_IN_CONTAINER_CLASS
-
原因: methodName
という名前のメソッドがクラスaClass
に見つかりませんでした。この例外は、コンテナ・クラスでクローン・メソッドを探す際に発生します。クローンは、作業ユニットでコンテナのクローンを作成するために必要です。
-
処置: コンテナ・クラスにクローン・メソッドを定義します。
- 6059: COULD_NOT_INSTANTIATE_CONTAINER_CLASS
-
原因: 問合せ結果のコンテナとしてクラスaClass
をインスタンス化しようとしています。このクラスはコンテナとしてインスタンス化できません。この例外は、Javaリフレクションを使用して新規インタフェースのコンテナ・ポリシーを作成する際に発生するJava例外です。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 6060: MAP_KEY_NOT_COMPARABLE
-
原因: タイプObjectClass
のオブジェクトanObject
を、タイプContainerClass
のaContainer
へのキーとして使用しようとしています。このキーは、現在マップ内にあるキーと比較できません。これにより、メソッドへのアクセス中にJavaリフレクション例外が発生します。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 6061: CANNOT_ACCESS_METHOD_ON_OBJECT
-
原因: タイプObjectClass
のオブジェクトanObject
に対するメソッドaMethod
に、リフレクションを使用してアクセスしようとしています。これにより、メソッドへのアクセス中にJavaリフレクション例外が発生します。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 6062: CALLED_METHOD_THREW_EXCEPTION
-
原因: リフレクションを使用してobjectClass
に対してメソッドaMethod
がコールされ、例外をスローしました。メソッドaMethod
では、メソッドへのアクセス中にJavaリフレクション例外が発生します。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 6063: INVALID_OPERATION
-
原因: カーソルに対する無効な操作operationName
です。この操作はサポートされていません。
-
処置: クラスのドキュメントをチェックし、対応するメソッドを見つけて使用します。
- 6064: CANNOT_REMOVE_FROM_CONTAINER
-
原因: policy
を使用して、タイプanObjectClass
のanObject
をaContainerClass
から削除しようとしています。これは、TopLinkの開発例外です。カスタム・コンテナ・ポリシーを作成しないかぎり、ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 6065: CANNOT_ADD_ELEMENT
-
原因: コレクション・コンテナ・ポリシーに要素を追加しようとしています(タイプObjectClass
のオブジェクトanObject
をContainerClass
に追加できません)。
-
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
- 6066: BACKUP_CLONE_DELETED
-
原因: オブジェクトの削除後にオブジェクト参照が残っています。アイデンティティ・ハッシュ・コード(System.identityHashCode())
(System.identityHashCode(clone)
)
を持つクラスclone.getClass
のオブジェクト・クローンは削除されましたが、参照がまだ残っています。
-
処置: オブジェクトが正しく登録されていることを確認します。それでも問題が発生する場合は、UnitOfWorkのvalidateObjectSpace()
メソッドを使用すると、エラーの発生箇所を識別できます。
- 6068: CANNOT_COMPARE_TABLES_IN_EXPRESSION
-
原因: 式で表参照をdata
と比較しようとしています。
-
処置: 式をチェックします。
- 6069: INVALID_TABLE_FOR_FIELD_IN_EXPRESSION
-
原因: 式のフィールドfieldName
には、このコンテキストで無効な表が含まれています。
-
処置: 式をチェックします。
- 6070: INVALID_USE_OF_TO_MANY_QUERY_KEY_IN_EXPRESSION
-
原因: 式で1対多リレーションシップを表す問合せキーの使用方法が無効です。
-
処置: get
ではなく、anyOf
演算子を使用します。
- 6071: INVALID_USE_OF_ANY_OF_IN_EXPRESSION
-
原因: 式で対多リレーションシップを表さない問合せキーに対するanyOf
の使用方法が無効です。
-
処置: anyOf
ではなく、get
演算子を使用します。
- 6072: CANNOT_QUERY_ACROSS_VARIABLE_ONE_TO_ONE_MAPPING
-
原因: 可変1対1マッピングに対する問合せを実行しようとしています。これはサポートされていません。
-
処置: 問合せが可変1対1マッピングに対して実行されないように、式を変更します。
- 6073: ILL_FORMED_EXPRESSION
-
原因: 問合せの式に不具合があります。queryKey
に対するSQL文にオブジェクト参照を出力しようとしています。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 6074: CANNOT_CONFORM_EXPRESSION
-
原因: 式では、オブジェクトがメモリー内で一致しているかどうかを判別できません。
-
処置: データベースをチェックする問合せを設定します。問合せ結果への一致を試行しないように問合せを変更します。
- 6075: INVALID_OPERATOR_FOR_OBJECT_EXPRESSION
-
原因: オブジェクト比較に対して無効な演算子が使用されました。オブジェクト比較で使用できるのは、equal
またはnotEqual
演算子のみです。他の比較は、問合せキーまたは属性レベルの直接比較を通じて行う必要があります。
-
処置: オブジェクト比較を使用する場合は、問合せでequal
とnotEqual
のみを使用していることを確認します。
- 6076: UNSUPPORTED_MAPPING_FOR_OBJECT_COMPARISON
-
原因: オブジェクト比較に対してサポートされないタイプのマッピングが使用されました。オブジェクト比較は、1対1マッピングでのみ使用できます。他のマッピング比較は、問合せキーまたは属性レベルの直接比較を通じて行う必要があります。
-
処置: マッピング内でオブジェクトを比較しようとするのではなく、問合せキーを使用します。
- 6077: OBJECT_COMPARISON_CANNOT_BE_PARAMETERIZED
-
原因: オブジェクト比較がパラメータ化されています。オブジェクト比較は、パラメータ問合せでは使用できません。
-
処置: パラメータ化された問合せを使用する場合は、オブジェクトを使用しないように問合せを変更します。
- 6078: INCORRECT_CLASS_FOR_OBJECT_COMPARISON
-
原因: オブジェクト比較に対して引数の不適切なクラスが使用されました。
-
処置: 問合せに対するクラスが正しいことを確認します。
- 6079: CANNOT_COMPARE_TARGET_FOREIGN_KEYS_ TO_NULL
-
原因: ターゲット外部キー・リレーションシップに対してオブジェクト比較が使用されました。オブジェクト比較は、ターゲット外部キー・リレーションシップには使用できません。
-
処置: ソース主キーに対して問合せを行います。
- 6080: INVALID_DATABASE_CALL
-
原因: 無効なデータベース・コールです。コールは、DatabaseCall
のインスタンスであることが必要です。
-
処置: 使用しているコールがDatabaseCall
であることを確認します。
- 6081: INVALID_DATABASE_ACCESSOR
-
原因: 無効なデータベース・アクセッサです。アクセッサは、DatabaseAccessor
のインスタンスであることが必要です。
-
処置: 使用しているアクセッサがDatabaseAccessor
であることを確認します。
- 6082: METHOD_DOES_NOT_EXIST_ON_EXPRESSION
-
原因: 引数のタイプがargTypes
の存在しないメソッドmethodName
は、式に対して起動されませんでした。
-
処置: 使用しているメソッドが、サポートされているメソッドであることを確認します。
- 6083: IN_CANNOT_BE_PARAMETERIZED
-
原因: IN
を使用する問合せがパラメータ化されました。IN
を使用する問合せはパラメータ化できません。
-
処置: 問合せ準備またはバインドを無効にします。
- 6084: REDIRECTION_CLASS_OR_METHOD_NOT_SET
-
原因: リダイレクション問合せは適切に構成されていませんでした。クラスまたはメソッドの名前が設定されていませんでした。
-
処置: リダイレクション・クラスの構成を確認します。
- 6085: REDIRECTION_METHOD_NOT_DEFINED_CORRECTLY
-
原因: リダイレクション問合せのメソッドが定義されていないか、誤った引数で定義されています。メソッドは、引数DatabaseQuery
、DatabaseRow
またはSession
(インタフェース)を持ち、public staticであることが必要です。
-
処置: リダイレクション問合せのメソッドをチェックします。
- 6086: REDIRECTION_METHOD_ERROR
-
原因: MethodBaseQueryRedirector
に対して指定したstaticな起動メソッドが、起動時に例外をスローしました。
-
処置: staticな起動メソッドに問題がないかどうかチェックします。
- 6087: EXAMPLE_AND_REFERENCE_OBJECT_CLASS_MISMATCH
-
原因: サンプル・オブジェクトとこの問合せに対して指定した参照クラスの間に、クラスの不一致があります。
-
処置: サンプル・クラスと参照クラスに互換性があることを確認します。
- 6088: NO_ATTRIBUTES_FOR _REPORT_QUERY
-
原因: ReportQuery
は属性の指定なしで作成されました。
-
処置: 問合せの属性を指定します。
- 6089: NO_EXPRESSION_BUILDER_CLASS_FOUND
-
原因: 式が正しく初期化されていません。式ではExpressionBuilder
を1つだけ使用してください。パラレル式の場合、問合せクラスをExpressionBuilder
コンストラクタに指定する必要があります。また、問合せのExpressionBuilder
は常に式の左側にあることが必要です。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 6090: CANNOT_SET_REPORT_QUERY_TO_CHECK_CACHE_ONLY
-
原因: checkCacheOnly
メソッドがReportQuery
に対して起動されました。ReportQuery
はオブジェクトではなくデータを返すこと、およびTopLinkのキャッシュはオブジェクトで構成されていることから、checkCacheOnly
メソッドをReportQuery
に対して起動することはできません。
-
処置: この場合は、ReportQuery
を使用しないでください。
- 6091: TYPE_MISMATCH_BETWEEN_ATTRIBUTE_AND_CONSTANT_ON_EXPRESSION
-
原因: 式で比較に使用される定数のタイプが属性のタイプと一致しません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 6092: MUST_INSTANTIATE_VALUEHOLDERS
-
原因: インスタンス化されていないValueHolderが検出されました。
-
処置: 問合せを行うコレクションに対してValueHolderをインスタンス化します。
- 6093: MUST_BE_ONE_TO_ONE_OR_ONE_TO_MANY_MAPPING
-
原因: 1対1でも1対多でもないマッピングに対してbuildSelectionCriteria
メソッドが起動されました。このパブリックAPIを使用して選択基準を作成できるのは、1対1マッピングと1対多マッピングのみです。buildSelectionCriteria
メソッドをその他のマッピング・タイプとともに使用すると、正しい結果が返されません。
-
処置: buildSelectionCriteria
メソッドは、1対1マッピングおよび1対多マッピングでのみ使用します。
- 6094: PARAMETER_NAME_MISMATCH
-
原因: マップされていないフィールドがパラメータ化された式で使用されました。
-
処置: フィールドをマップするか、マップされていないフィールドを使用しない別の式を定義します。
- 6095: CLONE_METHOD_REQUIRED
-
原因: IndirectContainer
実装の委譲クラスがCloneable
を実装していません。IndirectContainer
を実装する場合は、Cloneable
も実装する必要があります。たとえば、oracle.toplink.indirection.IndirectSet
について考えてみます。clone
メソッドは委譲クラスをクローン化する必要があります。たとえば、IndirectSet
実装はIndirectSet
とそのベース委譲クラスHashSet
によって共有される共通インタフェースに含まれていないため、リフレクションを使用してclone
メソッドを起動します。
-
処置: IndirectContainer
実装またはその委譲クラスがCloneable
を実装していることを確認します。
- 6096: CLONE_METHOD_INACCESSIBLE
-
原因: IndirectContainer
実装の委譲クラスがCloneable
を実装していますが、IndirectContainer
実装が指定したクローン・メソッドにアクセスできません。つまり、委譲クローン・メソッドが起動されるときにjava.lang.IllegalAccessException
が発生します。
-
処置: 委譲クローン・メソッドと委譲クラスの両方がpublicであることを確認します。VMのセキュリティ設定でJavaリフレクションのパーミッションが設定されていることを確認します。java.lang.reflect.Methodのinvoke
メソッドも参照してください。
- 6097: CLONE_METHOD_THORW_EXCEPTION
-
原因: IndirectContainer
実装の委譲クラスがCloneable
を実装し、IndirectContainer
実装は指定したclone
メソッドにアクセスできますが、指定したclone
メソッドの起動時にjava.lang.reflect.InvocationTargetException
が発生します。
-
処置: 委譲クローン・メソッドの実装を確認します。
- 6098: UNEXPECTED_INVOCATION
-
原因: プロキシ・オブジェクト・メソッドの起動時に予期しない例外(つまり、InvocationTargetException
およびValidationException
以外の例外)が発生します。
-
処置: プロキシ・オブジェクトを調べて、例外メッセージに示された例外がスローされている場所を確認します。この例外が発生しなくなったことを確認します。
- 6099: JOINING_ACROSS_INHERITANCE_WITH_MULTIPLE_TABLES
-
原因: 複数の表のサブクラスを使用する継承クラス全体の問合せ結合が実行されました。これはサポートされていません。結合は、複数の個別問合せが必要なため、複数の表にわたるサブクラスがある継承クラスとのリレーションシップでは使用できません。複数の問合せを1つの問合せに結合することはできません。
-
処置: かわりに、リレーションシップに対してバッチ読取りを使用します。バッチ読取りでは、問合せの結合と同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮します。
- 6100: MULTIPLE_ROWS_DETECTED_FROM_SINGLE_OBJECT_READ
-
原因: シングル・オブジェクトの読取り問合せに対して複数の値が検出されました。これは、シングル・オブジェクトのfinderメソッドが1行のみ返すことを確認するCMP準拠のオプションです。
-
処置: システム・プロパティtoplink.cts.checkMultipleRows
をfalse
に設定するか、ファインダの問合せがデータベースから1行のみを返すことを確認します。
- 6101: HISTORICAL_QUERIES_MUST_PRESERVE_GLOBAL_CACHE
-
原因: この問合せを実行すると、最新のバージョンのオブジェクトのみを含む必要があるグローバル・セッション・キャッシュの整合性が違反する可能性があります。
-
処置: 過去のオブジェクトを戻す問合せを実行するには、次のいずれかを実行する必要があります。
-
HistoricalSession
(acquireSessionAsOf
)を使用します。すべてのオブジェクトの読取りがキャッシュされ、そのときに自動的に読み取られます。これは、トリガーしているオブジェクトのリレーションシップにも適用されます。
-
shouldMaintainCache
をfalse
に設定します。以前のすべてのオブジェクト式を作成できますが、そのフィールドのいずれの式も結果セットには表示されません(つまり、where
句のみで使用)。
- 6102: HISTORICAL_QUERIES_ONLY_SUPPORTED_ON_ORACLE
-
原因: 無効なデータベースが使用されました。履歴問合せは、Oracleデータベースのフラッシュバック機能を使用しているため、リリース9.2.0.4以上のOracleデータベースでのみ動作します。
-
処置: 履歴問合せがリリース9.2.0.4以上のOracleデータベースでのみ使用されていることを確認します。
- 6103: INVALID_QUERY_ON_HISTORICAL_SESSION
-
原因: 履歴セッションで無効な問合せが実行されました。読取り専用のHistoricalSession
内からWriteQuery
を実行できない場合があります。過去のオブジェクトをリストアするには、UnitOfWork
を使用して、該当する現在のオブジェクトを読み取り、UnitOfWork
をコミットしてください。
-
処置: 過去のオブジェクトをリストアするには、UnitOfWork
を使用して、該当する現在のオブジェクトを読み取り、UnitOfWork
をコミットします。
- 6104: OBJECT_DOES_NOT_EXIST_IN_CACHE
-
原因: オブジェクトがキャッシュに存在しません。
-
処置: オブジェクトがキャッシュに存在することを確認します。
- 6105: MUST_USE_CURSOR_STREAM_POLICY
-
原因: 問合せのインスタンス化でカーソル・ストリーム・ポリシーが使用されませんでした。
-
処置: カーソル・ストリーム・ポリシーを使用して問合せを再初期化します。
- 6106: CLASS_PK_DOES_NOT_EXIST_IN_CACHE
-
原因: 主キーを持つオブジェクトがキャッシュ内に存在しません。
-
処置: オブジェクトがキャッシュに存在することを確認します。
- 6107: UPDATE_STATEMENTS_NOT_SPECIFIED
-
原因: UpdateAllQuery
にUPDATE文がありません。
-
処置: addUpdate
メソッドを使用して、UPDATE文を追加します。
- 6108: INHERITANCE_WITH_MULTIPLE_TABLES_NOT_SUPPORTED
-
原因: UpdateAllQueryで、複数の表を使用する継承が使用されました。UpdateAllQuery
は、複数の表を使用する継承をサポートしていません。
-
処置: この場合は、UpdateAllQuery
を使用しないでください。
- 6109: QUERY_FETCHGROUP_NOT_DEFINED_IN_DESCRIPTOR
-
原因: 名前付きのフェッチ・グループが、ディスクリプタ・レベルで定義されていません。
-
処置: フェッチ・グループがディスクリプタで定義されていることを確認します。
- 6110: CANNOT_CONFORM_UNFETCHED_ATTRIBUTE
-
原因: 読取り問合せは、作業ユニット・アイデンティティ・マップで部分的にフェッチされたオブジェクトの非フェッチ属性に適合しません。
-
処置: 適合した非フェッチ属性を使用しないでください。または、適合前の属性は明示的にフェッチしてください。
- 6111: FETCH_GROUP_ATTRIBUTE_NOT_MAPPED
-
原因: フェッチ・グループ属性が定義されていないか、またはマップされていません。
-
処置: フェッチ・グループで定義された任意の属性がクラスで定義され、マップされていることを確認します。
- 6112: FETCH_GROUP_NOT_SUPPORT_ON_REPORT_QUERY
-
原因: レポート問合せにフェッチ・グループが設定されませんでした。フェッチ・グループはレポート問合せに設定できません。
-
処置: ReportQuery
に設定したフェッチ・グループを削除するか、かわりにReadObjectQuery
またはReadObjectQuery
を使用します。
- 6113: FETCH_GROUP_NOT_SUPPORT_ON_PARTIAL_ATTRIBUTE_READING
-
原因: フェッチ・グループが、部分的な属性読取りとともに使用されました。フェッチ・グループを、部分的な属性読取りとともに使用することはできません。
-
処置: 問合せで設定した部分的な属性読取りを削除します。
- 6114: FETCHGROUP_VALID_ONLY_IF_FETCHGROUP_MANAGER_IN_DESCRIPTOR
-
原因: 問合せのフェッチ・グループの設定の際に、ディスクリプタにフェッチ・グループ・マネージャが定義されていません。
-
処置: 問合せにフェッチ・グループを設定するには、ディスクリプタでフェッチ・グループ・マネージャを定義する必要があります。
- 6115: ISOLATED_QUERY_EXECUTED_ON_SERVER_SESSION
-
原因: サーバー・セッションに対して孤立問合せが実行されました。孤立クラスに対する問合せ、または排他接続を使用するよう設定された問合せを、ServerSession
に対して、あるいはCMPの場合にトランザクション外で実行することはできません。
-
処置: 孤立クラスに対する問合せ、または排他接続を使用するよう設定された問合せを、ServerSession
に対して、あるいはCMPの場合にトランザクション外で実行しないでください。
- 6116: NO_CALL_OR_INTERACTION_SPECIFIED
-
原因: 試行された操作で、コールまたはインタラクション・メソッドが指定されませんでした。
-
処置: コールまたはインタラクション・メソッドを指定します。
- 6117: CANNOT_CACHE_CURSOR_RESULTS_ON_QUERY
-
原因: カーソル結果を使用して問合せ結果をキャッシュする問合せが設定されました。
-
処置: 問合せ結果をキャッシュしないでください。または、カーソル・ポリシーを使用しないでください。
- 6118: CANNOT_CACHE_ISOLATED_DATA_ON_QUERY
-
原因: 孤立クラスに対する問合せが、問合せ結果を問合せにキャッシュするために試行されました。
-
処置: 孤立クラスに対する問合せでは、問合せ結果をキャッシュしないでください。
- 6119: MAPPING_FOR_EXPRESSION_DOES_NOT_SUPPORT_JOINING
-
原因: 結合式が有効でないか、または結合をサポートしていないマッピング・タイプ用の式です。
-
処置: 結合は、1対1マッピングと1対多マッピングのみサポートしています。
- 6120: SPECIFIED_PARTIAL_ATTRIBUTE_DOES_NOT_EXIST
-
原因: 部分属性attributeName
は、クラスclassName
の有効な属性ではありません。
-
処置: この属性が存在し、マップされていることを確認します。
- 6121: INVALID_BUILDER_IN_QUERY
-
原因: 問合せが正しく定義されていません。式ビルダーが欠落しています。
-
処置: サブ問合せおよびパラレル問合せの場合、問合せビルダーが常に左側にあることを確認してください。
- 6122: INVALID_EXPRESSION
-
原因: 無効な式expression
を使用しようとしています。
-
処置: 式が正しいことを確認します。
- 6123: INVALID_CONTAINER_CLASS
-
原因: 無効なコンテナ・クラスが指定されました。コンテナはinterfaceName
を実装する必要があるため、コンテナ・クラスclassName
は使用できません。
-
処置: コンテナとして指定したクラスが適切なインタフェースを実装していることを確認します。
- 6124: INCORRECT_QUERY_FOUND
-
原因: TopLinkでは問合せqueryNameを見つける必要がありましたが、かわりに不適切な問合せqueryName
が検出されました。
-
処置: 正しい問合せを指定します。
- 6125: CLEAR_QUERY_RESULTS_NOT_SUPPORTED
-
原因: ReadQuery
のメソッドclearQueryResults()
がコールされました。現在、このメソッドはコールできません。clearQueryResults
メソッドをコールする場合は、セッションを指定する必要があります。
-
処置: ReadQuery
のメソッドclearQueryResults(session)
をコールします。
- 6126: CANNOT_CONFORM_AND_CACHE_QUERY_RESULTS
-
原因: 一致する問合せ結果とキャッシュされた問合せ結果の両方を使用する問合せが実行されました。これら2つの設定には互換性がありません。
-
処置: 問合せで、一致する問合せ結果またはキャッシュされた問合せ結果のいずれかを使用していることを確認します。
- 6127: REFLECTIVE_CALL_ON_TOPLINK_CLASS_FAILED
-
原因: リフレクション・コールがTopLinkクラスclassNAME
で失敗しました。
-
処置: 環境を設定してJavaリフレクションを許可します。
- 6128: BATCH_READING_NOT_SUPPORTED_WITH_CALL
-
原因: カスタム・コールを使用した問合せに対してバッチ読取りを使用しようとしています。バッチ読取りは、カスタム・コールを使用した問合せではサポートされていません。
-
処置: カスタム・コールを使用した問合せではバッチ読取りを使用しないでください。
- 6129: REFRESH_NOT_POSSIBLE_WITH_CHECK_CACHE_ONLY
-
原因: データベースに送信されない問合せをリフレッシュしようとしています。これは実行できません。
-
処置: データベースに送信されない問合せをリフレッシュしないでください。
詳細は、第XVIII部「問合せ」を参照してください。
検証例外(7001〜7200)
ValidationException
は、誤った状態が検出された場合やAPIの使用方法が正しくない場合に発生する開発例外です。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-7 検証例外
EXCEPTION [TOPLINK – 7008]: oracle.toplink.exceptions.ValidationException
EXCEPTION DESCRIPTION: The Java type javaClass is not a valid database type. The Java type of the field to be written to the database has no corresponding type on the database.
- 7001: LOGIN_BEFORE_ALLOCATING_CLIENT_SESSIONS
-
原因: サーバーにログインする前にクライアント・セッションを割り当てようとしています。
-
処置: サーバー・セッションまたはデータベース・セッションに対してlogin
メソッドをコールしたことを確認します。このエラーは、マルチスレッド環境で並行性の問題が発生した場合にも表示されます。すべてのスレッドが同期化されていることをチェックします。
- 7002: POOL_NAME_DOES_NOT_EXIST
-
原因: サーバー・セッションからクライアント・セッションを取得する際に使用されたプール名が存在しません。
-
処置: クライアント・セッションを取得する際に指定したプール名と、サーバー・セッションの既存の全プールを確認します。
- 7003: MAX_SIZE_LESS_THAN_MIN_SIZE
-
原因: 接続プールにおける最大接続数が、最小接続数未満となっています。接続プールのサイズは、最小接続数を超えている必要があります。
-
処置: サーバー・セッションに対するaddConnectionPool(String poolName,
JDBCLogin
login, int minNumberOfConnections
, int maxNumberOfConnections)
メソッドをチェックします。
- 7004: POOLS_MUST_BE_CONFIGURED_BEFORE_LOGIN
-
原因: サーバー・セッションへのログイン後に接続プールを追加しようとしています。サーバー・セッションへのログインが完了する前に、すべてのプールを追加する必要があります。ログイン後はプールを追加できません。
-
処置: サーバー・セッションに対するaddConnectionPool(String poolName,
JDBCLogin login, int minNumberOfConnections, int maxNumberOfConnections)
をチェックします。このメソッドは、サーバー・セッションにログインする前にコールする必要があります。
- 7008: JAVA_TYPE_IS_NOT_A_VALID_DATABASE_TYPE
-
原因: JavaタイプjavaClass
は有効なデータベース・タイプではありません。データベースに書き込まれるフィールドのJavaタイプに対応するタイプがデータベースに存在しません。
-
処置: 表またはストアド・プロシージャの定義をチェックします。
- 7009: MISSING_DESCRIPTOR
-
原因: ディスクリプタclassName
がセッションに見つかりません。
-
処置: クラスへの関連ディスクリプタがセッションに正しく登録されたことを確認します。
- 7010: START_INDEX_OUT_OF_RANGE
-
原因: これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。この問題は、Vectorのコピーが開始索引と終了索引を使用して作成されたときに発生します。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
- 7011: STOP_INDEX_OUT_OF_RANGE
-
原因: これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。この問題は、Vectorのコピーが開始索引と終了索引を使用して作成されたときに発生します。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
- 7012: FATAL_ERROR_OCCURRED
-
原因: これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。この問題は、テスト・ケースが実行されたときに発生します。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。このエラーがよく発生するのは、無効な(それまでにコミットされていない)作業ユニットの
commit
メソッドのコールを試行した場合です。
スタック・トレースにValidationException
のcannotCommitUOWAgain
メソッドが表示された場合は、commit
メソッドが有効なUnitOfWork
インスタンスに対してコールされたことを確認します。
- 7013: NO_PROPERTIES_FILE_FOUND
-
原因: toplink.properties
ファイルがシステムのクラスパスに見つかりません。
-
処置: toplink.properties
ファイルがシステムのクラスパスにあることを確認します。
- 7017: CHILD_DESCRIPTORS_DO_NOT_HAVE_IDENTITY_MAP
-
原因: アイデンティティ・マップが子ディスクリプタに追加されました。子ディスクリプタは親のアイデンティティ・マップを共有します。
-
処置: 子ディスクリプタをチェックし、子ディスクリプタからアイデンティティ・マップを削除します。
- 7018: FILE_ERROR
-
原因: ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。この問題は、テスト・ケースが実行されたときに発生します。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7023: INCORRECT_LOGIN_INSTANCE_PROVIDED
-
原因: login
メソッドに指定したログイン・インスタンスが正しくありません。JDBCLogin
を指定する必要があります。
-
処置: JDBCLoginを使用します。
- 7024: INVALID_MERGE_POLICY
-
原因: これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7025: ONLY_FIELDS_ARE_VALID_KEYS_FOR_ DATABASE_ROWS
-
原因: データベース行のキーがタイプString
とタイプDatabaseField
のどちらでもありません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7027: SEQUENCE_SETUP_INCORRECTLY
-
原因: 順序sequenceName
が正しく設定されていません。増分が事前割当てサイズに一致しません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7028: WRITE_OBJECT_NOT_ALLOWED_IN_UNIT_OF_WORK
-
原因: UnitOfWork
内でwriteObject()
メソッドを使用しようとしています。
-
処置: writeObject()
メソッドがUnitOfWork
にないことを確認してください。
- 7030: CANNOT_SET_READ_POOL_SIZE_AFTER_LOGIN
-
原因: サーバー・セッションへのログイン後に、読取りプール・サイズを設定しようとしています。
-
処置: プール・サイズはログイン前に設定します。
- 7031: CANNOT_ADD_DESCRIPTORS_TO_SESSION_BROKER
-
原因: セッション・ブローカに直接ディスクリプタを追加しようとしています。
-
処置: ディスクリプタは、セッション・ブローカに含まれているセッションに追加されます。
- 7032: NO_SESSION_REGISTERED_FOR_CLASS
-
原因: セッション・ブローカに登録されているどのセッションにも、ドメイン・クラスdomainClass
に関連するディスクリプタが見つかりませんでした。
-
処置: セッションをチェックします。
- 7033: NO_SESSION_REGISTERED_FOR_NAME
-
原因: セッションsessionName
は、セッション・ブローカに登録されていません。
-
処置: セッション・ブローカをチェックします。
- 7038: LOG_IO_ERROR
-
原因: セッション・ログにメッセージを記録中にエラーが発生しました。
-
処置: 内部例外をチェックします。
- 7039: CANNOT_REMOVE_FROM_READ_ONLY_CLASSES_ IN_NESTED_UNIT_OF_WORK
-
原因: ネストした作業ユニット内の読取り専用クラスのセットから削除しようとしています。ネストした作業ユニットの読取り専用クラスのセットは、親の読取り専用クラスのセットと同一か、そのスーパーセットであることが必要です。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7040: CANNOT_MODIFY_READ_ONLY_CLASSES_SET_ AFTER_USING_UNIT_OF_WORK
-
原因: 作業ユニットの使用後に、その作業ユニットで読取り専用クラスのセットを変更しようとしています。読取り専用セットの変更は、作業ユニットの取得時またはその直後に行う必要があります。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7042: PLATFORM_CLASS_NOT_FOUND
-
原因: プラットフォーム・クラスclassName
が見つからず、リフレクション例外が発生しました。
-
処置: 内部例外をチェックします。
- 7043: NO_TABLES_TO_CREATE
-
原因: プロジェクトproject
には、データベースに作成する表がありません。
-
処置: 作成しようとしているプロジェクトと表を検証します。
- 7044: ILLEGAL_CONTAINER_CLASS
-
原因: クラスclassName
のコンテナとしての使用は無効です。このクラスは、Collection
またはMap
インタフェースを実装していません。
-
処置: Collection
またはMap
インタフェースをコンテナ・クラスに実装します。
- 7047: CONTAINER_POLICY_DOES_NOT_USE_KEYS
-
原因: 無効なMap
クラスがコンテナ・ポリシーに対して指定されました。指定したコンテナ(Class
aPolicyContainerClass
)は、キーを必要としません。メソッドmethodName
を使用しようとしました。
-
処置: Map
インタフェースを実装するマップ・クラスを使用します。
- 7048: METHOD_NOT_DECLARED_IN_ITEM_CLASS
-
原因: マップ・コンテナ・ポリシーのキー・メソッドが定義されていません。インスタンス・メソッドmethodNameは参照クラスclassName内に存在しないため、マップでのキーの作成には使用できません。マップ・コンテナ・ポリシーは、オブジェクトの索引付きコレクションの処理方法を示しています。通常、キーは格納されているオブジェクトの主キーです。そのため、リフレクションを使用して各オブジェクトから主キーを抽出するには、ポリシーが主キーのgetterメソッドの名前を認識している必要があります。たとえば、policy.setKeyMethodName("getId")
をコールします。
-
処置: DatabaseQuery
のuseMapClass
メソッドの2番目のパラメータをチェックします。
- 7051: MISSING_MAPPING
-
原因: methodName
からコールされたディスクリプタdescriptor
の属性attributeName
がありません。これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7052: ILLEGAL_USE_OF_MAP_IN_DIRECTCOLLECTION
-
原因: メソッドuseMapClass
がDirectCollectionMapping
に対してコールされました。useMapClass
メソッドをDirectCollectionMapping
に対してコールするのは無効です。TopLinkは、DirectCollectionMapping
を使用してマップされたJava属性をマップによってインスタンス化することはできません。useMapClass
メソッドは、OneToManyMapping
とManyToManyMapping
に対してサポートされています。Java 2のCollection
インタフェースは、useCollectionClass
メソッドを使用することでサポートされます。
-
処置: useCollectionClass
メソッドを使用します。useMapClass
メソッドをDirectCollectionMapping
に対してコールしないでください。
- 7053: CANNOT_RELEASE_NON_CLIENTSESSION
-
原因: TopLinkは、クライアント・セッションではないセッションを解放できません。解放できるのはクライアント・セッションのみです。
-
処置: コードを変更して、クライアント・セッションが解放されないようにします。
- 7054: CANNOT_ACQUIRE_CLIENTSESSION_FROM_SESSION
-
原因: TopLinkは、クライアント・セッションではないセッションを取得できません。クライアント・セッションを取得できるのはサーバー・セッションからのみです。
-
処置: コードを変更して、セッション取得がサーバー・セッションからしか試行されないようにします。
- 7055: OPTIMISTIC_LOCKING_NOT_SUPPORTED
-
原因: ストアド・プロシージャの生成でオプティミスティック・ロックを使用しようとしています。これはサポートされていません。
-
処置: ストアド・プロシージャの生成でオプティミスティック・ロックを使用しないでください。
- 7056: WRONG_OBJECT_REGISTERED
-
原因: 作業ユニットに登録されたオブジェクトが正しくありませんでした。オブジェクトは親キャッシュ内のものであることが必要です。
-
処置: オブジェクトが親キャッシュ内のものであることを確認します。
- 7058: INVALID_CONNECTOR
-
原因: 選択されたコネクタは無効です。タイプDefaultConnector
であることが必要です。
-
処置: コネクタのタイプがDefaultConnector
であることを確認します。
- 7059: INVALID_DATA_SOURCE_NAME
-
原因: 無効なデータ・ソース名dsName
です。
-
処置: データ・ソース名を確認します。
- 7060: CANNOT_ACQUIRE_DATA_SOURCE
-
原因: TopLinkがdsName
という名前のデータ・ソースを取得できないか、データ・ソースの設定中にエラーが発生しました。
-
処置: データ・ソース名を確認します。ネストしたSQL例外をチェックして、エラーの原因を特定します。よくある問題を次に示します。
- 7061: JTS_EXCEPTION_RAISED
-
原因: JTS内で例外が発生しました。
-
処置: JTS例外を調べ、JTSのドキュメントを参照してください。
- 7062: FIELD_LEVEL_LOCKING_NOTSUPPORTED_ OUTSIDE_A_UNIT_OF_WORK
-
原因: 作業ユニット外部でFieldLevelLocking
を使用しようとしています。これはサポートされていません。フィールド・レベル・ロックを使用するには、作業ユニットをすべての書込み操作に使用する必要があります。
-
処置: 作業ユニットを書込みに使用します。
- 7063: EJB_CONTAINER_EXCEPTION_RAISED
-
原因: EJBコンテナ内で例外が発生しました。
-
処置: EJB例外を調べ、JTSのドキュメントを参照してください。
- 7064: EJB_PRIMARY_KEY_REFLECTION_EXCEPTION
-
原因: リフレクションを使用したEnterprise Bean主キーの抽出で例外が発生しました。
-
処置: 主キー・オブジェクトが正しく定義されていることを確認します。
- 7065: EJB_CANNOT_LOAD_REMOTE_CLASS
-
原因: Beanのリモート・クラスがロードできないか、見つかりません。
-
処置: 正しいクラス・ローダーが適切に設定されていることを確認します。
- 7066: EJB_MUST_BE_IN_TRANSACTION
-
原因: Enterprise Beanをトランザクション外部で作成または削除しようとしています。JTSトランザクションが存在し、bean=bean
でないかぎり、TopLinkはEnterprise Beanの作成または削除を行えません。
-
処置: JTSトランザクションが存在することを確認します。
- 7068: EJB_INVALID_PROJECT_CLASS
-
原因: デフォルト・クラス・ローダーを使用するプロジェクトprojectName
のプラットフォーム・クラスplatformName
が見つかりませんでした。
-
処置: プロジェクトとプラットフォームを検証します。
- 7069: PROJECT_AMENDMENT_EXCEPTION_OCCURED
-
原因: クラスamendmentClass
のプロジェクト修正メソッドamendmentMethod
を検索または起動する際に、例外が発生しました。
-
処置: 修正メソッドとクラスを検証します。
- 7070: EJB_TOPLINK_PROPERTIES_NOT_FOUND
-
原因: クラスパスにないtoplink.properties
リソース・バンドルをロードしようとしています。リソース・バンドルは、クラスパスのTopLinkディレクトリに位置している必要があります。
-
処置: クラスパスとTopLinkリソース・バンドルの場所を検証します。
- 7071: CANT_HAVE_UNBOUND_IN_OUTPUT_ARGUMENTS
-
原因: バインドを使用せずに入出力パラメータを使用しようとしています。
-
処置: StoredProcedureCall
に対してバインドを使用します。
- 7072: EJB_INVALID_PLATFORM_CLASS
-
原因: SessionManager
が、TopLinkグローバル・プロパティ・ファイル(EJB以外のアプリケーションの場合はsessions.xml
、EJBアプリケーションの場合はtoplink-ejb-jar.xml
)からTopLinkセッションの共通プロパティをロードする際の初期化中に、プロパティplatform-class
またはexternal-transaction-controller-class
に関連付けられている値で指定されたクラスをロードできませんでした。
-
処置: TopLinkグローバル・プロパティ・ファイルが正しく構成されていることを確認します。特に、platform-class
およびexternal-transaction-controller-class
プロパティに注意してください。
- 7073: ORACLE_OBJECT_TYPE_NOT_DEFINED
-
原因: タイプ名がtypeName
のOracleオブジェクト・タイプが定義されていません。
-
処置: Oracleオブジェクト・タイプが定義されていることを確認します。
- 7074: ORACLE_OBJECT_TYPE_NAME_NOT_DEFINED
-
原因: Oracleオブジェクト・タイプtypeName
が定義されていません。
-
処置: Oracleオブジェクト・タイプが定義されていることを確認します。
- 7075: ORACLE_VARRAY_MAXIMIM_SIZE_NOT_DEFINED
-
原因: Oracle VARRAY
タイプtypeName
の最大サイズが定義されていません。
-
処置: Oracle VARRAY
の最大サイズを確認します。
- 7076: DESCRIPTOR_MUST_NOT_BE_INITIALIZED
-
原因: プロジェクト・クラスを生成しようとしていますが、ディスクリプタはすでに初期化されています。プロジェクト・クラスの生成中に、ディスクリプタを初期化しないでください。
-
処置: プロジェクト・クラスの生成前にディスクリプタが初期化されないことを確認します。
- 7077: EJB_INVALID_FINDER_ON_HOME
-
原因: BMPWrapperPolicy
の作成中に指定された、ホーム・インタフェースtoString
メソッドに、適切なfindByPrimaryKey
メソッドが含まれていません。findByPrimaryKey
メソッドは、このBeanのPrimaryKey
クラスを取得するために必要です。
-
処置: findByPrimaryKey
メソッドが存在し、正しいことを確認します。
- 7078: EJB_NO_SUCH_SESSION_SPECIFIED_IN_PROPERTIES
-
原因: デプロイメント・ディスクリプタに指定されたsessionName
が、toplink.properties
ファイルに指定されたどのセッションとも一致しません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7079: EJB_DESCRIPTOR_NOT_FOUND_IN_SESSION
-
原因: ディスクリプタがセッションに見つかりませんでした。
-
処置: このセッションで使用されているプロジェクトをチェックします。
- 7080: EJB_FINDER_EXCEPTION
-
原因: 主キーを使用してクラスからオブジェクトをロードしようとしたときに、FinderException
が発生しました。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7081: CANNOT_REGISTER_AGGREGATE_OBJECT_IN_ UNIT_OF_ WORK
-
原因: 集約オブジェクトを作業ユニットに直接登録しようとしています。これはサポートされていません。集約オブジェクトは、ソース(所有者の)・オブジェクトと関連付ける必要があります。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7082: MULTIPLE_PROJECTS_SPECIFIED_IN_PROPERTIES
-
原因: toplink.properties
ファイルで、複数のプロジェクト・ファイルがサーバーに対して指定されています。プロジェクト・ファイルは1つしか指定できません。
-
処置: projectClass
、projectFile
、xmlProjectFile
のいずれかを指定します。
- 7083: NO_PROJECT_SPECIFIED_IN_PROPERTIES
-
原因: toplink.properties
ファイルに、サーバーで使用するTopLinkプロジェクトの情報が含まれていません。プロジェクト・ファイルを1つ指定する必要があります。
-
処置: projectClass
、projectFile
、xmlProjectFile
のいずれかを指定します。
- 7084: INVALID_FILE_TYPE
-
原因: 指定したファイルは読取りに有効なタイプではありません。ProjectReader
にはデプロイ済のXMLプロジェクト・ファイルが必要です。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7085: SUB_SESSION_NOT_DEFINED_FOR_BROKER
-
原因: TopLinkは、プロパティ・ファイルに指定された外部トランザクション・コントローラのインスタンスを作成できません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7086: EJB_INVALID_SESSION_TYPE_CLASS
-
原因: セッション・マネージャが、セッションのタイプのクラス名に対応するクラスをロードできません。
-
処置: sessions.xml
ファイルまたはtoplink.properties
ファイルで、セッションのタイプのクラス名が完全に修飾されていることを確認します。
- 7087: EJB_SESSION_TYPE_CLASS_NOT_FOUND
-
原因: セッション・マネージャが、セッションのタイプのクラス名に対応するクラスをロードできません。
-
処置: sessions.xml
ファイルまたはtoplink.properties
ファイルで、セッションのタイプのクラス名が完全に修飾されていることを確認します。
- 7088: CANNOT_CREATE_EXTERNAL_TRANSACTION_ CONTROLLER
-
原因: セッション・マネージャが、外部トランザクション・コントローラのクラス名に対応するクラスをロードできません。
-
処置: sessions.xml
ファイルまたはtoplink.properties
ファイルで、外部トランザクション・コントローラのクラス名が有効であり、完全に修飾されていることを確認します。
- 7089: SESSION_AMENDMENT_EXCEPTION_OCCURED
-
原因: セッション・マネージャが修正クラス名に対応するクラスをロードできないか、修正メソッド名に対応する修正クラスのメソッドをロードできません。
-
処置: sessions.xml
ファイルまたはtoplink.properties
ファイルで、修正クラスのクラス名が完全に修飾されており、修正メソッドが修正クラス内に存在することを確認します。
- 7091: SET_LISTENER_CLASSES_EXCEPTION
-
原因: TopLinkが、SessionXMLProject
を内部的に使用するためのSessionEventListener
を実装するリスナー・クラスを作成できません。
-
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
- 7092: EXISTING_QUERY_TYPE_CONFLICT
-
原因: TopLinkが、同じ名前と引数を持つ、セッションに対するカスタム問合せの競合を検出しました。
-
処置: 問合せが同じセッションに複数回追加されないようにするか、問合せ名を変更して他の問合せと区別できるようにします。
- 7093: QUERY_ARGUMENT_TYPE_NOT_FOUND
-
原因: TopLinkが問合せの引数のタイプのインスタンスを作成できません。
-
処置: 引数のタイプが完全修飾クラス名であり、引数のクラスがクラスパス環境に含まれていることを確認します。
- 7094: ERROR_IN_SESSION_XML
-
原因: sessions.xml
またはtoplink.properties
ファイルをロードできません。
-
処置: どちらのファイルのパスもクラスパス環境に存在することを確認します。
- 7095: NO_SESSIONS_XML_FOUND
-
原因: sessions.xml
またはtoplink.properties
ファイルをロードできません。
-
処置: どちらのファイルのパスもクラスパス環境に存在することを確認します。sessions.xml
は、デプロイされたJARファイルのルートに含まれている必要があります。WARファイルを使用する際には、sessions.xml
ファイルはWEB-INF\classes
ディレクトリに配置する必要があります。EJB 3.0を使用する際に、TopLinkはejb3-toplink-sessions.xml
ファイルを自動的にロードします。
- 7096: CANNOT_COMMIT_UOW_AGAIN
-
原因: TopLinkが、コミットまたは解放された非アクティブの作業ユニットに対してcommit
メソッドを起動できません。
-
処置: commit
メソッドを新規作業ユニットに対して起動するか、作業ユニットを再使用できるようにcommitAndResume
メソッドを起動することを確認します。commitAndResume
メソッドの詳細は、『Oracle Application Server TopLink API Reference』を参照してください。
- 7097: OPERATION_NOT_SUPPORTED
-
原因: TopLinkは、サポートされていない操作をオブジェクトに対して起動できません。
-
処置: スタック・トレースに示された操作は使用しないでください。
- 7099: PROJECT_XML_NOT_FOUND
-
原因: XMLベースのプロジェクトに対して指定したファイル名が正しくありません。
-
処置: ファイルの名前と場所を確認します。
- 7101: NO_TOPLINK_EJB_JAR_XML_FOUND
-
原因: toplink-ejb-jar.xml
ファイルが見つかりませんでした。
-
処置: ファイルがクラスパスにあることを確認します。
- 7102: NULL_CACHE_KEY_FOUND_ON_REMOVAL
-
原因: アイデンティティ・マップからオブジェクトを削除しようとしたときに、null
値のキャッシュ・キーが見つかりました。この状況の原因として最も可能性が高いのは、オブジェクトのガベージ・コレクションがすでに行われたために、アイデンティティ・マップ内にオブジェクトが存在しないことです。
-
処置: 無視します。Session
のremoveFromIdentityMap
メソッドはガベージ・コレクションを許可するためのものですが、ガベージ・コレクションはすでに行われています。
- 7103: NULL_UNDERLYING_VALUEHOLDER_VALUE
-
原因: プロキシ・インダイレクションを使用するオブジェクトに対してメソッドを起動しようとしたときに、null
参照が発生しました。
-
処置: メソッドを起動する前に、このオブジェクトがnull
でないかチェックしてください。
- 7104: INVALID_SEQUENCING_LOGIN
-
原因: 順序付けのために別々の接続が要求されましたが、順序付けログインでは外部トランザクション・コントローラが使用されます。
-
処置: 外部トランザクション・コントローラを使用しない順序付けログインを指定するか、順序付けのために別々の接続を使用するのをやめます。
- 7105: INVALID_ENCRYPTION_CLASS
-
原因: 暗号化クラスの変換中にエラーが発生しました。
-
処置: 暗号化クラスの名前がsessions.xml
ファイルで正しく指定され、指定された暗号化クラスがクラスパスで使用可能であることを確認します。この例外に共通する理由は、JDK 1.3以下のバージョンを使用していることです。TopLink JCE暗号化メカニズムを正常に機能させるためには、JDK 1.4以上(またはJCEプラグインで構成されたJDK 1.3)が必要です。
- 7106: ERROR_ENCRYPTING_PASSWORD
-
原因: パスワード文字列の暗号化中にエラーが発生しました。
-
処置: エラーはパスワード文字列の暗号化中に発生します。この例外に共通する理由は、JDK 1.3以下のバージョンを使用していることです。TopLink JCE暗号化メカニズムを正常に機能させるためには、JDK 1.4以上(またはJCEプラグインで構成されたJDK 1.3)が必要です。
- 7107: ERROR_DECRYPTING_PASSWORD
-
原因: パスワード文字列の復号化中にエラーが発生しました。
-
処置: パスワード文字列の復号化中に例外が発生しました。この例外に共通する理由は、JDK 1.3以下のバージョンを使用していることです。TopLink JCE暗号化メカニズムを正常に機能させるためには、JDK 1.4以上(またはJCEプラグインで構成されたJDK 1.3)が必要です。
- 7108: NOT_SUPPORTED_FOR_DATASOURCE
-
原因: 非リレーショナル・プラットフォームでサポートされない操作を使用しようとしています。
-
処置: 現在のプラットフォームでこの操作を実行しないでください。または、リレーショナル・データベース・プラットフォームを使用してください。
- 7109: PROJECT_LOGIN_IS_NULL
-
原因: セッションを作成するために使用するプロジェクト内のログインがnull
です。TopLinkプロジェクトに、ログインが指定されていませんでした。プロジェクトで使用するログインは、有効なログインである必要があります。
-
処置: TopLink WorkbenchまたはJavaコードを使用してログイン情報を追加します。
- 7110: HISTORICAL_SESSION_ONLY_SUPPORTED_ON_ORACLE
-
原因: Oracle以外のデータベースでHistoricalSessionを使用しようとしています。現在のところ、
HistoricalSession
は、フラッシュバック機能を備えた(リリース9.2.0.4以上の)Oracleデータベースでのみ動作します。
汎用履歴サポート(oracle.toplink.history.HistoryPolicy
を参照)は任意のデータベースで動作します。HistoryPolicy
が正しく設定されていない場合、TopLinkでは、かわりにフラッシュバックを使用するようにデフォルト設定されていることがあります。AsOfSCNClause
は、暗黙的にフラッシュバックのみを使用します。
-
処置: HistoryPolicy
が正しく設定されていることを確認します。
- 7111: CANNOT_ACQUIRE_HISTORICAL_SESSION
-
原因: HistoricalSessionの取得は無効です。作業ユニット、別のHistoricalSession
、ServerSession
またはServerSessionBroker
からHistoricalSession
を取得できない場合があります。通常のセッション、ClientSession
またはClientSessionBroker
からHistoricalSessionを取得できます。
-
処置: オブジェクトのリカバリには、HistoricalSession
およびUnitOfWork
の両方のオブジェクトを読み込み、mergeCloneWithReferences(historicalObject)
メソッドをUnitOfWork
に対してコールします。
- 7112: FEATURE_NOT_SUPPORTED_IN_JDK_VERSION
-
原因: 現在のJDKバージョンでは使用できないTopLink機能を使用しようとしています。
-
処置: この機能をサポートしているJDKバージョンを使用する必要があります。
- 7113: PLATFORM_DOES_NOT_SUPPORT_CALL_WITH_RETURNING
-
原因: 戻り値のあるサポートされないコールをプラットフォームで使用しようとしています。
-
処置: DescriptorQueryManager
のsetInsertQuery
、setInsertCall
、setUpdateQuery
またはsetUpdateCall
メソッドで、出力パラメータを使用したストアド・プロシージャを設定します。
- 7114: ISOLATED_DATA_NOT_SUPPORTED_IN_CLIENTSESSIONBROKER
-
原因: ClientSessionBroker
内で独立したデータを使用しようとしています。現在、独立したデータは、ClientSessionBroker
でサポートされていません。セッションには独立したデータを表すディスクリプタが含まれています。
-
処置: 独立したデータが使用されていないことを確認します。
- 7115: CLIENT_SESSION_CANNOT_USE_EXCLUSIVE_CONNECTION
-
原因: 独立したデータを持たないClientSession
の読取りでExclusiveConnection
を使用しようとしています。これはサポートされていません。
-
処置: ExclusiveConnection
構成を削除するために使用するConnectionPolicy
を更新するか、特定のデータが排他となるようにプロジェクトを更新してください。
- 7116: INVALID_METHOD_ARGUMENTS
-
原因: 無効な引数がメソッドで使用されています。
-
処置: コールしているメソッドのパブリックAPIを参照し、引数に有効な値を使用します。
- 7117: MULTIPLE_CURSORS_NOT_SUPPORTED
-
原因: SQLCall
で2つ以上のカーソルを使用しようとしています。
-
処置: TopLinkでは、現在1コールにつき1つのカーソルのみをサポートしています。
- 7118: WRONG_USAGE_OF_SET_CUSTOM_SQL_ARGUMENT_TYPE_METOD
-
原因: setCustomSQLArgumentType
メソッドがSQLCall
に対して起動されましたが、このメソッドはカスタムSQLを使用していません。
-
処置: カスタムSQLを使用しないSQLCall
に対して、このメソッドをコールしないでください。
- 7119: CANNOT_TRANSLATE_UNPREPARED_CALL
-
原因: 準備されていないSQLCall
が変換を試行しました。
-
処置: SQLCall
は変換前に準備が必要です。
- 7120: CANNOT_SET_CURSOR_FOR_PARAMETER_TYPE_OTHER_THAN_OUT
-
原因: SQLCall
のパラメータをカーソルとして使用しようとしていますが、このパラメータはOUT
以外のタイプです。
-
処置: カーソルとして使用するパラメータのパラメータ・タイプがOUT
であることを確認します。
- 7121: PLATFORM_DOES_NOT_SUPPORT_STORED_FUNCTIONS
-
原因: ストアド・ファンクションをサポートしないプラットフォームでストアド・ファンクションを使用しようとしています。
-
処置: このプラットフォームで、ストアド・ファンクションを定義しないでください。
- 7122: EXCLUSIVE_CONNECTION_NO_LONGER_AVAILABLE
-
原因: セッションに対応する排他接続は、オブジェクトの問合せでは使用できません。
ExclusiveIsolatedClientSession
を介したインダイレクション読取りによる独立オブジェクトの場合、ExclusiveIsolatedClientSession
を解放した後にインダイレクションをトリガーしないでください。
-
処置: 現在のExclusiveIsolatedClientSession
を使用して、オブジェクトを再度読み取ります。
- 7123: UNIT_OF_WORK_IN_TRANSACTION_COMMIT_PENDING
-
原因: 現時点で許可されていない操作を実行しようとしています。このUnitOfWork
に対して、writeChanges
操作が正常にコールされました。コミット・プロセスは開始されましたが、まだ完了していないため、現在サポートされている操作はcommit
、commitAndResume
、release
、非オブジェクト・レベルの問合せ、またはSQLCall
の実行のみです。
-
処置: サポートされている操作の1つを実行して継続します。
- 7124: UNIT_OF_WORK_AFTER_WRITE_CHANGES_FAILED
-
原因: 現時点で許可されていない操作を実行しようとしています。このUnitOfWork
に対して、writeChanges
操作のコールに失敗しました。部分的な変更がデータ・ストアに書き込まれてもロールバックされていない可能性があるため(外部トランザクション内の場合)、現在サポートされている操作は解放、グローバル・トランザクション・ロールバック、非オブジェクト・レベルの問合せ、またはSQLCall
の実行のみです。
-
処置: 元の失敗の原因を特定し、新しいUnitOfWork
で再試行します。
- 7125: INACTIVE_UNIT_OF_WORK
-
原因: 非アクティブな作業ユニットに対して操作を実行しようとしています。コミットまたは解放(あるいはその両方を)したUnitOfWork
に対して、それ以上の操作は実行できません。
-
処置: 新しいUnitOfWork
を取得するか、今後commit
メソッドのかわりにcommitAndResume
メソッドを使用します。
- 7126: CANNOT_WRITE_CHANGES_ON_NESTED_UNIT_OF_WORK
-
原因: NestedUnitOfWork
に対してwriteChanges
メソッドをコールしようとしています。これはサポートされていません。ネストしたUnitOfWork
はデータ・ストアに直接変更の書込みを行わず、親のUnitOfWork
のみが書込みを行います。
-
処置: かわりにcommit
メソッドをコールして、親のUnitOfWork
に対してwriteChanges
メソッドをコールします。
- 7127: CANNOT_WRITE_CHANGES_TWICE
-
原因: データ・ストアに変更を2回以上書き込もうとしています。データ・ストアへの変更は1回しか書込みできません。
-
処置: トランザクションをロールバックするか、このUnitOfWork
に対してcommit
メソッドをコールして新しいトランザクションを開始する必要があります。
- 7128: ALREADY_LOGGED_IN
-
原因: セッションに2回以上ログインしようとしています。
-
処置: 再度ログインを試行しないでください。
- 7129: INVALID_NULL_METHOD_ARGUMENTS
-
原因: null値を持つことのできないメソッドの引数にnull値を使用しようとしています。
-
処置: メソッドの引数がnull値でないことを確認します。
- 7130: NESTED_UOW_NOT_SUPPORTED_FOR_ATTRIBUTE_TRACKING
-
原因: 属性変更の追跡で、ネストされたUnitOfWork
を使用しようとしています。これはサポートされていません。
-
処置: 属性変更の追跡で、ネストされたUnitOfWork
を使用しないでください。
- 7131: WRONG_COLLECTION_CHANGE_EVENT_TYPE
-
原因: コレクション変更イベントのタイプが正しくありません。コレクション変更イベントのタイプは追加または削除です。
-
処置: 使用したコレクション変更イベントのタイプがCollectionChangeEvent
で定義されていることを確認します。
- 7132: WRONG_CHANGE_EVENT
-
原因: イベント・クラスは正しくありません。サポートされているのはPropertyChangeEvent
とCollectionChangeEvent
クラスのみです。
-
処置: イベント・クラスがPropertyChangeEvent
またはCollectionChangeEvent
であることを確認します。
- 7133: OLD_COMMIT_NOT_SUPPORTED_FOR_ATTRIBUTE_TRACKING
-
原因: 属性変更の追跡で、古いコミットを使用しようとしています。これはサポートされていません。
-
処置: 属性変更の追跡で、古いコミットを使用しないでください。
- 7134: SERVER_PLATFORM_IS_READ_ONLY_AFTER_LOGIN
-
原因: ログイン後にサーバー・プラットフォームを変更しようとしています。ログイン後、サーバー・プラットフォームは読取り専用です。
-
処置: サーバー・プラットフォームの変更は、ログイン前に行う必要があります。次のいずれかを行います。
-
CMPアプリケーション: oracle.toplink.ejb.cmp.DeploymentCustomization
を実装するクラスを定義し、そのpublic String beforeLoginCustomization(Session session)
メソッドをカスタマイズしてサーバー・プラットフォームを変更します。orion-ejb-jar.xml
ファイルでカスタマイズするクラスを定義する場合は、ドキュメントを参照してください。
-
非CMPまたはPOJOアプリケーション: oracle.toplink.sessions.SessionEventAdapter
のサブクラスを定義し、public void preLogin(SessionEvent event)
メソッドをオーバーライドしてサーバー・プラットフォームを変更します。セッションはイベント内にあります。sessions.xml
およびSessionEventAdapter
の使用方法は、ドキュメントを参照してください。
- 7135: CANNOT_COMMIT_AND_RESUME_UOW_WITH_UPDATE_ALL_QUERIES
-
原因: UpdateAllQuery
を含むUnitOfWork
をコミットおよび再開しようとしています。これはサポートされていません。
-
処置: 新しいUnitOfWork
でコミットして続行するか、UpdateAllQuery
を使用しないでください。
- 7136: NESTED_UOW_NOT_SUPPORTED_FOR_UPDATE_ALL_QUERY
-
原因: UpdateAllQueryで、ネストされたUnitOfWork
を使用しようとしています。これはサポートされていません。
-
処置: UpdateAllQuery
で、ネストされたUnitOfWork
を使用しないでください。
- 7137: UNFETCHED_ATTRIBUTE_NOT_EDITABLE
-
原因: フェッチされない属性を編集しようとしています。オブジェクトは(フェッチ・グループを使用して)部分的にフェッチされます。フェッチされない属性は編集できません。
-
処置: フェッチされない属性を編集しないでください。または、属性は編集前に明示的にフェッチしてください。
- 7138: OBJECT_NEED_IMPL_TRACKER_FOR_FETCH_GROUP_USAGE
-
原因: FetchGroupTrackerを実装していないオブジェクトでフェッチ・グループを使用しようとしています。フェッチ・グループを使用するためには、オブジェクトでFetchGroupTracker
を実装する必要があります。
-
処置: フェッチ・グループを使用するために、ドメイン・コールでFetchGroupTracker
を実装する必要があります。
- 7139: UPDATE_ALL_QUERIES_NOT_SUPPORTED_WITH_OTHER_WRITES
-
原因: 他の書込み操作を含むUnitOfWork
内で、UpdateAllQueryを発行しようとしています。
-
処置: 他の書込み操作を含むUnitOfWork
で、UpdateAllQuery
を使用しないでください。
- 7140: WRONG_SEQUENCE_TYP
-
原因: 順序タイプにメソッドがありません。
-
処置: この順序タイプに対して、このメソッドをコールしないでください。
- 7144: PLATFORM_DOES_NOT_SUPPORT_SEQUENCE
-
原因: プラットフォームは順序をサポートしていません。
-
処置: このプラットフォームでこの順序タイプを使用しないでください。
- 7145: SEQUENCE_CANNOT_BE_CONNECTED_TO_TWO_PLATFORMS
-
原因: 順序への接続が2回試行されましたが、順序はすでにプラットフォームに接続されています。2つのセッションがDatasourcePlatform
オブジェクトを共有している可能性があります。
-
処置: 順序が単一のセッションのみで使用されていることを確認します。
- 7146: QUERY_SEQUENCE_DOES_NOT_HAVE_SELECT_QUERY
-
原因: QuerySequence
にSelect問合せがありません。
-
処置: 順序にSelect問合せがあることを確認します。
- 7147: CREATE_PLATFORM_DEFAULT_SEQUENCE_UNDEFINED
-
原因: createPlatformDefaultSequence
メソッドをオーバーライドしないプラットフォームにより、プラットフォームのデフォルト順序を作成しようとしています。
-
処置: プラットフォームのcreatePlatformDefaultSequence
メソッドをオーバーライドするか、またはDatasourceLogin
に対してsetDefaultSequence
をコールしてデフォルトの順序を明示的に設定する必要があります。
- 7148: CANNOT_RESUME_SYNCHRONIZED_UOW
-
原因: JTAまたは同期化された作業ユニットでcommitAndResume()
メソッドを使用しようとしています。
-
処置: JTAまたは同期化された作業ユニットではcommitAndResume()を使用しないでください。
- 7149: INVALID_COMPOSITE_PK_SPECIFICATION
-
原因: コンポジット主キーの無効な指定を提供しようとしています。主キー・クラスPKClassName
の主キー・フィールドまたはプロパティの名前と、エンティティBeanクラスClassName
の主キー・フィールドまたはプロパティの名前が一致し、同じタイプである必要があります。
-
処置: 主キー・クラスPKClassName
の主キー・フィールドまたはプロパティの名前と、エンティティBeanクラスClassName
の主キー・フィールドまたはプロパティの名前が一致し、同じタイプであることを確認します。
- 7150: INVALID_FETCH_LAZY_TYPE
-
原因: エンティティ・クラスClassName
内で属性attributeName
に無効なLAZY
フェッチ・タイプを指定しようとしています。
-
処置: エンティティ・クラスClassName
内で属性attributeName
にLAZY
以外のフェッチ・タイプを指定します。
- 7151: INVALID_ANNOTATION_SPECIFIED
-
原因: エンティティ・クラスClassName
のアクセッサ・メソッドmethodName
に無効なEJB 3.0注釈annotation
が指定されました。これはサポートされていません。
-
処置: このアクセッサ・メソッドに有効な注釈を指定します。
- 7152: TABLE_PER_CLASS_INHERITANCE_NOT_SUPPORTED
-
原因: クラス継承ごとの表はサポートされていません。エンティティ・クラスClassName
。
-
処置: 別の方法を使用します。
- 7153: NAMED_QUERY_ALREADY_EXISTS
-
原因: ディスクリプタの名前付き問合せquery
はすでに存在します。名前付き問合せの名前は一意である必要があります。
-
処置: 問合せに一意の名前を指定します。
- 7154: ASSOCIATION_TABLE_ANNOTATION_NOT_FOUND
-
原因: 注釈@AssociationTable
が、注釈@ManyToMany
の所有側マッピング・クラスClassName
または非所有側マッピング・クラスDifferentClassName
で見つかりませんでした。
-
処置: 注釈@AssociationTable
が存在することを確認します。
- 7155: ATTRIBUTE_OVERRIDE_COLUMNS_NOT_SPECIFIED
-
原因: 注釈@AttributeOverride
の列が、エンティティ・クラスClassName
からのマッピングmapping
に指定されていません。
-
処置: この注釈を指定します。
- 7156: UNABLE_TO_LOAD_CLASS
-
原因: TopLinkは、クラスClassName
を見つけることができませんでした。クラスの名前とパスが正しく、クラス・ローダーで使用できることを確認してください。
-
処置: クラスの名前またはパス(あるいはその両方)が正しく、クラス・ローダーで使用できることを確認します。
- 7157: INVALID_COLUMN_ANNOTATION_ON_RELATIONSHIP
-
原因: リレーションシップ属性attribute
をマップするエンティティ・クラスClassName
により、無効な注釈@Column
を使用しようとしています。
-
処置: リレーションシップ属性attributeNameをマップする場合、エンティティ・クラスClassName
では、@Column
属性のかわりに@JoinColumn
属性を使用します。
- 7158: ERROR_PROCESSING_NAMED_QUERY_ANNOTATION
-
原因: エンティティ・クラスClassName
から注釈@NamedQuery
を作成する際にエラーが発生しました。
-
処置: 注釈の指定が正しいことを確認します。
- 7159: INVALID_NAMED_QUERY_ANNOTATION_NAME
-
原因: エンティティ・クラスClassName
による問合せ文字列string
での名前なしの注釈@NamedQuery
の使用方法が無効です。
-
処置: @NamedQuery
の名前を指定します。
- 7160: ONE_TO_MANY_HAS_BOTH_ASSOCIATIONTABLE_AND_JOINCOLUMN_ANNOTATIONS
-
原因: エンティティ・クラスClassName
の属性attributeName
の注釈@OneToMany
に、注釈@AssocationTable
と@JoinColumn
の両方が指定されています。
-
処置: 注釈として@AssocationTable
または@JoinColumn
のいずれか1つのみを指定します。
- 7161: NO_PK_ANNOTATIONS_FOUND
-
原因: エンティティ・クラスClassNameに主キーの注釈が指定されていません。
-
処置: 注釈@Id
、@EmbeddedId
または@IdClass
のいずれかを定義します。
- 7162: MULTIPLE_EMBEDDED_ID_ANNOTATIONS_FOUND
-
原因: エンティティ・クラスClassName
(のattributeName
およびdifferentAttributeName
)に複数の注釈@EmbeddedId
が指定されています。
-
処置: このエンティティに注釈@EmbeddedId
を1つのみ指定します。
- 7163: EMBEDDED_ID_AND_ID_ANNOTATIONS_FOUND
-
原因: エンティティ・クラスClassNameに、(属性attributeName
に対する)@EmbdeddedId
と(属性differentAttributeName
に対する)@Id
の両方が含まれます。
-
処置: このエンティティにIDタイプ@EmbdeddedId
または@Id
のいずれか1つのみを指定します。
- 7164: INVALID_CLASS_TYPE_FOR_BLOB_ANNOTATION
-
原因: エンティティ・クラスClassNameの属性attributeName
に、BLOB
タイプの注釈@Lob
の無効なタイプが含まれます。
-
処置: この属性をjava.sql.Blob
、byte[]
、Byte[]
またはSerializable
タイプとして定義します。
- 7165: INVALID_CLASS_TYPE_FOR_CLOB_ANNOTATION
-
原因: エンティティ・クラスClassNameの属性attributeName
に、CLOB
タイプの注釈@Lob
の無効なタイプが含まれます。
-
処置: この属性をjava.sql.Clob
、char[]
、Character[]
またはString
タイプとして定義します。
- 7166: ANNOTATIONS_CONFLICT
-
原因: 注釈@Annotation
と@DifferentAnnotation
が競合しています。
-
処置: これら2つの注釈が競合しないことを確認します。
- 7167: RESERVED_NAME
-
原因: エンティティ・クラスClassNameにより、予約された注釈名AnnotationName
を使用しようとしています。予約名であるため、この名前は使用できません。
-
処置: この注釈に別の名前を指定します。
- 7168: ID_ANNOTATION_CANNOT_SPECIFY_GENERATOR
-
原因: 注釈@Annotation
により、タイプType
のジェネレータを指定しようとしています。
-
処置: この注釈で異なるタイプのジェネレータを指定します。
- 7169: INVALID_ENTITY_LISTENER_CALLBACK_METHOD_ARGUMENTS
-
原因: エンティティ・リスナーListenerClassName
のコールバック・メソッドmethodName
のシグネチャが正しくありません。
-
処置: このメソッドにタイプObject
のパラメータを1つのみ指定します。
- 7170: INVALID_ENTITY_CALLBACK_METHOD_ARGUMENTS
-
原因: エンティティ・クラスClassName
のコールバック・メソッドmethodName
のシグネチャが正しくありません。パラメータは不要です。
-
処置: このメソッドにパラメータを指定しないでください。
- 7171: INVALID_CALLBACK_METHOD
-
原因: リスナー・クラスListenerClassName
の無効なコールバック・メソッドmethodNameを使用しようとしています。
-
処置: メソッドの妥当性を確認します。
- 7172: ERROR_INSTANTIATING_ENTITY_LISTENER
-
原因: TopLinkは、注釈@EntityListener
を使用してエンティティ・リスナーをインスタンス化できませんでした。
-
処置: 注釈が正しく指定されていることを確認します。
- 7173: WRONG_PROPERTY_NAME_IN_CHANGE_EVENT
-
原因: 変更イベントEventClassName
の存在しないプロパティpropertyName
に対してプロパティ変更イベントを起動しようとしています。
-
処置: このプロパティが存在することを確認します。
- 7174: NO_CORRESPONDING_SETTER_METHOD_DEFINED
-
原因: エンティティ・クラスClassName
のgetterメソッドmethodNameに、対応するsetterメソッドが定義されていません。
-
処置: 対応するsetterメソッドを定義します。
- 7175: UNSUPPORTED_CASCADE_LOCKING_MAPPING
-
原因: カスケード・バージョンのオプティミスティック・ロックをサポートしないマッピングMappingType
を使用しようとしています。
-
処置: 別のマッピングを使用します。
- 7176: UNSUPPORTED_CASCADE_LOCKING_MAPPING_WITH_CUSTOM_QUERY
-
原因: カスケード・バージョンのオプティミスティック・ロックをサポートしないマッピングMappingType
を使用しようとしています。このマッピングにはカスタム問合せが含まれます。
-
処置: 別のマッピングを使用します。
- 7177: UNSUPPORTED_CASCADE_LOCKING_DESCRIPTOR
-
原因: 私有マッピングを持つ集約ディスクリプタDescriptorName
を使用しようとしています。集約ディスクリプタでは、カスケード・バージョンのオプティミスティック・ロックはサポートされません。
-
処置: 別のディスクリプタを使用します。
- 7178: ORACLEOCIPROXYCONNECTOR_REQUIRES_ORACLEOCICONNECTIONPOOL
-
原因: OracleOCIProxyConnector
のエンティティ・コールバック・メソッドmethodName
で無効な引数を使用しようとしています。OracleOCIProxyConnector
にはOracleOCIConnectionPool
データ・ソースが必要です。
-
処置: OracleOCIProxyConnector
に引数OracleOCIConnectionPool
を指定します。
- 7179: ORACLEJDBC10_1_0_2PROXYCONNECTOR_REQUIRES_ORACLECONNECTION
-
原因: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnector
のエンティティ・コールバック・メソッドmethodName
で無効な引数を使用しようとしています。
-
処置: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnector
にOracleConnectionsを生成するデータ・ソースを指定します。
- 7180: ORACLEJDBC10_1_0_2PROXYCONNECTOR_REQUIRES_ORACLECONNECTION_VERSION
-
原因: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnector
でOracle JDBCリリース10.1.0.1以下を使用しようとしています。OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnector
には、Oracle JDBCリリース10.1.0.2以上が必要です。
-
処置: OracleConnectionでopenProxySession
メソッドを宣言するには、OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnector
にOracle JDBCリリース10.1.0.2以上を指定します。
- 7181: ORACLEJDBC10_1_0_2PROXYCONNECTOR_REQUIRES_INT_PROXYTYPE
-
原因: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnector
でproxytype
プロパティの無効なタイプを使用しようとしています。OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnector
には、String
に変換されるint
としてproxytype
プロパティが必要です。
-
処置: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnector
では、String
に変換されるタイプint
のproxytypeプロパティを指定します。たとえば、Integer.toString(OracleConnection.PROXYTYPE_USER_NAME)
などです。
- 7182: COULD_NOT_FIND_DRIVER_CLASS
-
原因: TopLinkはドライバ・クラスを見つけることができませんでした。
-
処置: ドライバ・クラスがクラスパスにあることを確認します。
- 7183: ERROR_CLOSING_PERSISTENCE_XML
-
原因: TopLinkはpersistence.xml
ファイルを閉じることができません。
-
処置: persistence.xml
ファイルを変更した場合、このファイルが読取り専用ではないことを確認します。
- 7184: CONFIG_FACTORY_NAME_PROPERTY_NOT_SPECIFIED
-
原因: システム・プロパティpropertyNameが指定されていません。
-
処置: このプロパティを、getContainerConfig()
メソッドを定義しているクラスに設定します。
- 7185: CONFIG_FACTORY_NAME_PROPERTY_NOT_FOUND
-
原因: TopLinkはクラスClassNameを見つけることができません。
-
処置: クラスが存在し、適切に指定されていることを確認します。
- 7186: CANNOT_INVOKE_METHOD_ON_CONFIG_CLASS
-
原因: TopLinkは構成クラスClassNameのメソッドmethodNameを起動できません。
-
処置: このメソッドがこのクラスに存在することを確認します。
- 7187: CONFIG_METHOD_NOT_DEFINED
-
原因: クラスClassNameは、public staticメソッドmethodNameを定義していません。
-
処置: クラスClassNameで、パラメータを持たずCollection
を返すpublic staticメソッドmethodNameを定義します。
- 7188: CLASS_LIST_MUST_NOT_BE_NULL
-
原因: クラス・リストがnull
です。
-
処置: null
ではないクラス・リストを指定します。
- 7189: CURRENT_LOADER_NOT_VALID
-
原因: TopLinkは、現行ローダーClassLoaderName
から一時クラス・ローダーを作成できません。
-
処置: 現行クラス・ローダーの妥当性を確認します。
- 7190: METHOD_FAILED
-
原因: methodNameメソッドの実行に失敗しました。
-
処置: メソッドが正しいことを確認します。
- 7191: ENTITY_CLASS_NOT_FOUND
-
原因: クラス・ローダーClassLoaderNameを使用してエンティティ・クラスClassNameを見つけることができませんでした。
-
処置: エンティティ・クラスがクラスパスにあることを確認します。
- 7192: CLASS_FILE_TRANSFORMER_THROWS_EXCEPTION
-
原因: クラス・ファイル・トランスフォーマTransformerName
は、クラスClassName
のtransform()
メソッドの実行時に例外をスローしました。
-
処置: transform()
メソッドが正しいことを確認します。内部例外をチェックし、この例外の根本的な原因の詳細を確認します。
- 7193: JAR_FILES_IN_PERSISTENCE_XML_NOT_SUPPORTED
-
原因: persistence.xml
ファイルでJARファイルを使用しようとしています。このバージョンのTopLinkではJARファイルはサポートされません。
-
処置: JARファイルを使用しないでください。
- 7194: FLUSH_MODE_NOT_SUPPORTED
-
原因: サポートされていないメソッドsetFlushMode()
を使用しようとしています。
-
処置: このメソッドを使用しないでください。
- 7195: COULD_NOT_BIND_JNDI
-
原因: TopLinkはname
をanotherName
にバインドできませんでした。
-
処置: このバインドの使用が正しいことを確認します。
- 7196: EXCEPTION_CONFIGURING_EM_FACTORY
-
原因: EntityManagerFactory
を構成中に例外が発生しました。
-
処置: このファクトリ・クラスの構成が正しいことを確認します。内部例外をチェックし、この例外の根本的な原因の詳細を確認します。
- 7197: NULL_PK_IN_UOW_CLONE
-
原因: 主キーがnull
に設定されているため、TopLinkは変更を計算できませんでした。
-
処置: 主キーをnull
以外の値に設定します。
- 7198: CANNOT_CAST_TO_CLASS
-
原因: クラスClassName
のインスタンスをAnotherClassName
にキャストしようとしています。これは無効なキャストです。
-
処置: 有効なキャストを指定します。
- 7199: NO_MAPPED_BY_ATTRIBUTE_FOUND
-
原因: エンティティ・クラスClassNameの属性attributeName
に、value
のmappedBy
値があります。この値は、所有側エンティティ・クラスClassName内に存在しません。
-
処置: 所有側エンティティ・クラスが@EmbeddableSuperclass
の場合、この値は無効です。属性で正しいサブクラスを参照します。
- 7200: NAME_AND_REF_NAME_MUST_BE_SPECIFIED
-
原因: nameまたはreferencedColumnName要素が指定されていません。2つ以上の結合列がある場合、注釈@JoinColumn
ごとにname
要素とreferencedColumnName
要素の両方を指定する必要があります。
-
処置: 注釈@JoinColumn
ごとにname
要素とreferencedColumnName
要素の両方が指定されていることを確認します。
EJB QL例外(8001〜8010)
EJBQLException
は、EJB QL文字列の解析が正しく行われない場合や、TopLinkセッションのコンテキストで内容を解決できない場合に発生する、実行時例外です。通常、関連メッセージには問題の原因となったEJB QL文字列が示されています。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-8 EJB QL例外
EXCEPTION [TOPLINK – 8002]: oracle.toplink.exceptions.EJBQLException
EXCEPTION DESCRIPTION: TopLink has encountered a problem while parsing the EJB QL string.
- 8001: recognitionException
-
原因: TopLinkのEJB QLパーサーがEJB QL文字列内の句を認識していません。
-
処置: EJB QL文字列を検証します。
- 8002: generalParsingException
-
原因: TopLinkでのEJB QL文字列の解析中に、問題が発生しました。
-
処置: 内部例外をチェックし、この例外の根本的な原因の詳細を確認します。
- 8003: classNotFoundException
-
原因: EJB QL文字列で指定したクラスが見つかりませんでした。
-
処置: ファイルが適切なクラスパスにあることを確認します。
- 8004: aliasResolutionException
-
原因: TopLinkが、EJB QL文字列で使用されている別名を解決できませんでした。
-
処置: EJB QL文字列で使用されている識別子を検証します。
- 8005: resolutionClassNotFoundException
-
原因: TopLinkが別名のクラスを解決できませんでした。これは、指定したクラスが見つからないことを意味します。
-
処置: クラスが正しく指定されており、クラスパスにあることを確認します。
- 8006: missingDescriptorException
-
原因: 問合せで指定したクラスにTopLinkディスクリプタがありません。
-
処置: クラスがマップ済で、EJB QL文字列に正しく指定されていることを確認します。
- 8009: expressionNotSupported
-
原因: サポートされていない式がEJB QLで使用されました。
-
処置: サポートされている式のみを使用するように問合せを変更します。
- 8010: generalParsingException2
-
原因: TopLinkでのEJB QL文字列の解析中に、問題が発生しました。
-
処置: 内部例外をチェックし、この例外の根本的な原因の詳細を確認します。
セッション・ローダー例外(9000〜9010)
SessionLoaderException
は、sessions.xml
(EJB以外のアプリケーションの場合)またはtoplink-ejb-jar.xml
(EJBアプリケーションの場合)プロパティ・ファイルからセッション情報をロードする際に、セッション・マネージャで問題が発生した場合の実行時例外です。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-9 セッション・ローダー例外
EXCEPTION [TOPLINK – 9004]: oracle.toplink.exceptions.SessionLoaderException
EXCEPTION DESCRIPTION: The <project-xml> file MyProject was not found on the classpath, nor on the filesystem.
- 9000: FINAL_EXCEPTION
-
原因: セッション・ローダーがセッション情報のロード中にXML解析例外を1つ以上捕捉しました。個別のXML例外がこの後に続きます。
-
処置: セッション構成XMLファイルを確認します。
- 9001: UNKNOWN_TAG
-
原因: 指定したXMLノードに不明なタグが見つかりました。
-
処置: セッション構成XMLファイルに指定したXMLノードを調べます。適切なTopLink XSDでそのノードに対して定義したタグのみを使用していることを確認します。インストールしたTopLinkのあるディレクトリ(<ORACLE_HOME
>/toplink/config/xsds
など)を参照してください。
- 9002: UNABLE_TO_LOAD_PROJECT_CLASS
-
原因: 指定したクラス・ローダーが、project-name
プロパティで指定された名前のクラスをロードできませんでした。
-
処置: project-name
プロパティの値を確認し、値が正しい場合は、その名前のクラスがクラスパスに存在することを確認します。
- 9003: UNABLE_TO_PROCESS_TAG
-
原因: セッション・ローダーが、指定したタグの値の検証中、または指定したタグに関連付けられているsetterメソッドのコール中に、例外を捕捉しました。
-
処置: 指定したタグに対して示されている値を確認します。
- 9004: COULD_NOT_FIND_PROJECT_XML
-
原因: セッション・ローダーが、project-xml
タグで指定されたファイルをクラスパスまたはファイルシステムで見つけられませんでした。
-
処置: project-xml
タグの値を確認し、値が正しい場合は、その名前のproject.xml
ファイルがクラスパスまたはファイルシステムに存在することを確認します。
- 9005: FAILED_TO_LOAD_PROJECT_XML
-
原因: セッション・ローダーが、project-xml
タグで指定されたファイルをロードしようとしたときに、例外を捕捉しました。ファイルが見つからなかったか、ファイルを解析できなかったためです。
-
処置: プロジェクトXMLファイルの構成を確認し、project-xml
タグで指定された名前のproject.xml
ファイルがクラスパスまたはファイルシステムに存在することを確認します。
- 9006: UNABLE_TO_PARSE_XML
-
原因: セッション・ローダーが、指定したXMLファイルの特定の行および列でXMLを解析しようとしたときに、SAX例外を捕捉しました。Oracle TopLink10gでは、UTF-8 encodingしかサポートされません。UTF-8以外で書式設定されたXMLファイルを読み取ろうとすると、TopLink SAXParseException
が発生します。
-
処置: 特定の行および列のXMLの書式が正しいことを確認します。または、Oracle Parserがクラスパスにあり、他のXMLパーサーよりも前に指定されていることを確認します。
- 9007: NON_PARSE_EXCEPTION
-
原因: セッション・ローダーが、指定したXMLファイルを解析しようとしたときに、XML解析に関係のない例外(早期EOF例外など)を捕捉しました。
-
処置: XMLファイルの整合性を確認します。
- 9008: UN_EXPECTED_VALUE_OF_TAG
-
原因: XMLタグの値が、既知のTopLink必須値のいずれにも対応していません。
-
処置: このタグの値リストを確認してください。
- 9009: UNKNOWN_ATTRIBUTE_OF_TAG
-
原因: XSDタグのトランスポート・プロパティの処理中に、誤った名前/値ペアが見つかりました。
-
処置: セッション構成XMLファイルで、すべてのプロパティの名前と値が両方とも指定されていることを確認してください。
- 9010: XML_SCHEMA_PARSING_ERROR
-
原因: XMLファイルの解析中に、XMLスキーマに対して例外が発生しました。
-
処置: 例外を調べ、適切な処置を行います。
通信例外(12000〜12003)
CommunicationException
は、発生するRMI例外、CORBA例外または入出力例外をすべてラップした実行時例外です。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-10 通信例外
EXCEPTION [TOPLINK – 12000]: oracle.toplink.exceptions.CommunicationException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error Sending connection service to myService.
- 12000: ERROR_SENDING_CONNECTION_SERVICE
-
原因: CacheSynchronizationManager
またはRemoteCommandManage
への接続の追加に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 12001: UNABLE_TO_CONNECT
-
原因: CacheSynronizationManager
が指定したサービスへの接続に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 12002: UNABLE_TO_PROPAGATE_CHANGES
-
原因: CacheSynronizationManager
が指定したサービスへの変更内容の伝播に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 12003: ERROR_IN_INVOCATION
-
原因: リモート・コールの起動中にエラーが発生しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
EIS例外(17007〜17025)、90000、91000
EISException
は、EISインタラクションを起動する場合に発生する実行時例外です。EISインタラクションの詳細は、「企業情報システム(EIS)インタラクション」を参照してください。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-11 EIS例外
EXCEPTION [TOPLINK – 17010]: oracle.toplink.eis.EISException
EXCEPTION DESCRIPTION: Output record contains an unsupported message type.
- 17007: PROP_NOT_SET
-
原因: 指定されたプロパティが設定されていません。
-
- 17008: INVALID_PROP
-
原因: 無効なプロパティに遭遇しました。
-
- 17009: PROPS_NOT_SET
-
原因: 指定された複数のプロパティが設定されていません。
-
- 17010: OUTPUT_UNSUPPORTED_MSG_TYPE
-
原因: 出力レコードに、サポートされていないメッセージ・タイプが含まれています。
-
処置: インタラクションを確認し、サポートされているメッセージ・タイプを指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(
「EISプロジェクト」を参照)。
- 17011: NO_CONN_FACTORY
-
原因: コネクション・ファクトリが指定されていません。
-
- 17012: INVALID_INTERACTION_SPEC_TYPE
-
原因: InteractionSpec
がCciJMSInteractionSpec
ではありません。
-
処置: インタラクションを確認し、有効なインタラクション仕様タイプ(CciJMSInteractionSpec)を指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(
「EISプロジェクト」を参照)。
- 17013: INVALID_RECORD_TYPE
-
原因: Record
がCciJMSRecord
ではありません。
-
処置: インタラクションを確認し、有効なレコード・タイプ(CciJMSRecord)を指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(
「EISプロジェクト」を参照)。
- 17014: UNKNOWN_INTERACTION_SPEC_TYPE
-
原因: 不明なインタラクション仕様タイプです。
-
処置: インタラクションを確認し、有効なインタラクション仕様タイプを指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(
「EISプロジェクト」を参照)。
- 17015: INVALID_INPUT
-
原因: 無効な入力です。入力は1つのテキスト要素を含む必要があります。
-
- 17016: TIMEOUT
-
原因: タイムアウトが発生しました - メッセージは受信されませんでした。
-
処置: インタラクションとその起動対象としたEISを確認します。
- 17017: INPUT_UNSUPPORTED_MSG_TYPE
-
原因: 入力レコードに、サポートされていないメッセージ・タイプが含まれています。
-
処置: インタラクションを確認し、有効なメッセージ・タイプを指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(
「EISプロジェクト」を参照)。
- 17018: INVALID_METHOD_INVOCATION
-
原因: TopLinkは、未処理のセッションでbegin
メソッドを起動できません。
-
処置: 未決定。
- 17019: TX_SESSION_TEST_ERROR
-
原因: 処理済セッションの問題テストです。
-
処置: 未決定。
- 17020: INVALID_AQ_INTERACTION_SPEC_TYPE
-
原因: InteractionSpec
がAQInteractionSpec
ではありません。
-
処置: インタラクションを確認し、有効なOracle AQインタラクション仕様タイプ(AQInteractionSpec)を指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(
「EISプロジェクト」を参照)。
- 17021: INVALID_AQ_RECORD_TYPE
-
原因: Record
がAQRecord
ではありません。
-
処置: インタラクションを確認し、有効なOracle AQレコード・タイプ(AQRecord)を指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(
「EISプロジェクト」を参照)。
- 17022: INVALID_AQ_INPUT
-
原因: 無効な入力です。入力は1つのRAW要素を含む必要があります。
-
- 17023: INVALID_FACTORY_ATTRIBUTES
-
原因: MQQueueConnectionFactory
属性の設定中に例外が発生しました。
-
- 17024: COULD_NOT_DELETE_FILE
-
原因: TopLinkは指定されたファイルを削除できません。
-
処置: 未決定。
- 17025: GROUPING_ELEMENT_REQUIRED
-
原因: グループ化要素が指定されていません。複数の外部キーが存在するため、このマッピングには外部キーのグループ化要素が必要です。
-
- 90000: RESOURCE_EXCEPTION
-
原因: 不明なリソースです。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 91000: EIS_EXCEPTION
-
原因: EIS関連の一般障害です。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
JMS処理例外(18001〜18004)
JMSProcessingException
は、JMSメッセージの処理中に発生する実行時例外です。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-12 JMS処理例外
EXCEPTION [TOPLINK – 18001]: oracle.toplink.exceptions.JMSProcessingException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error while processing incomming JMS message.
- 18001: DEFAULT
-
原因: 受信JMSメッセージの処理に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 18002: NO_TOPIC_SET
-
原因: セッションの相互接続用にJMSサービスで作成されたTopic
がnull
のため、JMSClusteringService
を開始できませんでした。
-
処置: セッションの相互接続用にJMSサービスで作成されたTopic
がJMSClusteringService
に設定されていることを確認します。
- 18003: MDB_ERROR_LOOKUP_SESSION_NAME_ENV
-
原因: メッセージドリブンBeanのenv-entry
要素に定義されているセッション名のルックアップに失敗しました。
-
処置: メッセージドリブンBeanのenv-entry
要素の定義が正しいことを確認します。
- 18004: MDB_FOUND_NO_SESSION
-
原因: メッセージドリブンBean(MDB)はセッションを見つけることができません。
-
処置: このMDBのgetSession()
メソッドの返すセッションがnull
ではないセッションであることを確認します。
デフォルト・マッピング例外(20001〜20008)
DefaultMappingException
は、OC4J CMPデフォルト・マッピング中にエラーが生じた場合に発生する実行時例外です。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-13 デフォルト・マッピング例外
EXCEPTION [TOPLINK – 20002]: oracle.toplink.exceptions.DefaultMappingException
EXCEPTION DESCRIPTION: The finder method with the parameters as defined in the ejb-jar.xml file, is not found in the home of bean.
- 20001: FINDER_PARAMETER_TYPE_NOT_FOUND
-
原因: TopLinkは、ejb-jar.xml
ファイルに定義されているはずの、エンティティBeanのファインダのパラメータ・タイプを見つけることができませんでした。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルのファインダの定義およびBeanのホームをチェックして、名前付きファインダに指定されたメソッドのパラメータ・タイプを確実に設定します。
- 20002: FINDER_NOT_DEFINED_IN_HOME
-
原因: ejb-jar.xml
ファイルで定義されているようなパラメータを持つファインダ・メソッドは、Beanのホームに見つかりません。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルおよびBeanのホームをチェックして、指定された名前およびメソッドのパラメータ・タイプを持つファインダを確実に定義します。
- 20003: EJB_SELECT_NOT_DEFINED_IN_BEAN
-
原因: ejb-jar.xml
ファイルで定義されているようなパラメータを持つejbSelect
メソッドは、Beanクラスに見つかりません。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルおよびBeanクラスをチェックして、ejbSelect
メソッドを、指定された名前およびメソッドのパラメータ・タイプで確実に定義します。
- 20004: FINDER_NOT_START_WITH_FIND_OR_EJBSELECT
-
原因: Beanのファインダ・メソッドが、ejb-jar.xml
ファイルで適切に定義されていません。find
またはejbSelect
で始まる必要があります。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルをチェックして、問合せ名の先頭をEJB仕様に準拠するようfind
またはejbSelect
にします。
- 20005: GETTER_NOT_FOUND
-
原因: 抽象get
メソッドがBeanで定義されていません。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルおよびBeanクラスをチェックして、抽象get
メソッドを適切に定義します。
- 20006: FIELD_NOT_FOUND
-
原因: CMPフィールドがBeanで定義されていません。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルおよびBeanクラスをチェックして、ejb-jar.xml
ファイルで定義されているCMPフィールドをBeanクラスでも確実に定義します。
詳細は、「実行時にOC4Jを使用するCMPプロジェクトでのデフォルト・マッピング」を参照してください。
検出例外(22001〜22004)
DiscoveryException
は、DiscoveryManager
の操作中に発生する実行時例外です。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-14 検出例外
EXCEPTION [TOPLINK – 22001]: oracle.toplink.exception.DiscoveryException
EXCEPTION DESCRIPTION: Could not join multicast group.
- 22001: ERROR_JOINING_MULTICAST_GROUP
-
原因: java.io.IOException
のために、DiscoveryManager
がマルチキャスト・グループへの参加に失敗しました。MulticastSocket
を作成できなかったか、MulticastSocketのjoingGroup
メソッドの起動に失敗したことが原因です。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 22002: ERROR_SENDING_ANNOUNCEMENT
-
原因: DiscoveryManager
が、そのサービスの起動を他のサービスに通知できませんでした。
-
処置: 通知の遅延時間を延長することを検討します。遅延時間とは、このリモート・サービスが使用可能になってから他のDiscoveryManagerにセッション通知が送信されるまでの間、サービスが待機する時間(ミリ秒)です。これは、一部のシステムで接続をネーム・サービスにポストするまでの時間を延長するために必要な場合があります。DiscoveryManager
のsetAnnouncementDelay
メソッドを参照してください。
- 22003: ERROR_LOOKING_UP_LOCAL_HOST
-
原因: DiscoveryManagerは、ローカル・ホストの検索に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 22004: ERROR_RECEIVING_ANNOUNCEMENT
-
原因: DiscoveryManager
が他のDiscoveryManager
からの通知に対するブロック化中に、java.io.IOException
を捕捉しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
Remote Command Manager例外(22101〜22111)
RemoteCommandManagerException
は、リモート・コマンド・モジュールの使用中に発生する実行時例外です。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-15 Remote Command Manager例外
EXCEPTION [TOPLINK – 22104]: oracle.toplink.exceptions.RemoteCommandManagerException
EXCEPTION DESCRIPTION: Could not look up host name.
- 22101: ERROR_OBTAINING_CONTEXT_FOR_JNDI
-
原因: javax.naming.NamingException
のために、指定したプロパティを持つJNDIコンテキストの取得に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。コンテキスト検索用のプロパティが正しいことを確認します。
- 22102: ERROR_BINDING_CONNECTION
-
原因: 名前serviceName
を持つローカル・ネーム・サービスでの接続のポストに失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 22103: ERROR_LOOKING_UP_REMOTE_CONNECTION
-
原因: 指定した名前およびURLを持つリモート接続の検索に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。リモート接続とURLが正しいことを確認します。
- 22104: ERROR_GETTING_HOST_NAME
-
原因: java.net.InetAddress
のgetLocalHost
メソッドが、指定されたホスト名の検索に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。ホストがオンラインかつアクセス可能であることを確認します。
- 22105: ERROR_PROPAGATING_COMMAND
-
原因: 指定した接続へのコマンドの伝播に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。生成された例外にCommunicationException
が含まれている場合、指定した接続のリモート・ホストがオンラインかつアクセス可能であることを確認します。
- 22106: ERROR_CREATING_JMS_CONNECTION
-
原因: Topic
、Topic Factory
およびContext
プロパティを使用して、JMS接続を作成できませんでした。
-
処置: JMSトピックが、アプリケーション・サーバーおよび指定されたトピックを使用して正しく構成されていることを確認します。Javaクライアントで使用できるのは、JMSトピックに適合するトピック・ファクトリおよびコンテキスト・プロパティ情報です。
- 22107: ERROR_UNBINDING_LOCAL_CONNECTION
-
原因: nameでローカル・ネーミング・サービスのローカル接続を削除できませんでした。
-
処置: アプリケーション・サーバーを再起動するか、またはアプリケーション・サーバー・ツールが使用できる場合はそれを使用して、そのJNDIから名前を削除します。
- 22108: ERROR_SERIALIZE_OR_DESERIALIZE_COMMAND
-
原因: コマンドをシリアライズまたはデシリアライズできませんでした。
-
処置: コマンドがユーザー定義のコマンドの場合、それをシリアライズ可能にします。TopLinkコマンドの場合は、スタック・トレースを含むバグ・レポートを提出してください。
- 22109: ERROR_RECEIVING_JMS_MESSAGE
-
原因: JMSプロバイダからのJMSメッセージの受信に失敗しました。
-
処置: TopLinkセッションがJMSトピックの唯一のパブリッシャであり、TopLinkセッションが同じプロジェクトを使用することを確認します。
- 22110: ERROR_DISCOVERING_IP_ADDRESS
-
原因: ローカル・ホストのIPアドレスの検出に失敗しました。
-
処置: URLの$HOST
文字列を既知のホスト名またはIPアドレスで置き換えます。
- 22111: ERROR_GETTING_SERVERPLATFORM
-
原因: サーバー・プラットフォームの取得に失敗しました。サーバー・プラットフォームをSession
またはRemoteCommandManager
に設定する必要があります。
-
処置: RemoteCommandManager
に正しいServerPlatform
を設定します。この例外は、ユーザーがTopLinkセッションを使用せずにCommandProcessor
を実装した場合に発生します。
トランザクション例外(23001〜23015)
TransactionException
は、トランザクション中にエラーが生じた場合に発生する実行時例外です。この例外が発生した場合、メッセージにはエラー・コードとエラー・メッセージが含まれます。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception nameEXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-16 トランザクション例外
EXCEPTION [TOPLINK – 23001]: oracle.toplink.exceptions.TransactionExceptionEXCEPTION DESCRIPTION: Error looking up external Transaction resource under JNDI name.
- 23001: ERROR_DOING_JNDI_LOOKUP
-
原因: JNDI名name
による外部トランザクション・リソースのルックアップが失敗しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23002: ERROR_GETTING_TRANSACTION_STATUS
-
原因: 現在の外部管理トランザクションのステータスを取得する際にエラーが発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23003: ERROR_GETTING_TRANSACTION
-
原因: 現在の外部管理トランザクションを取得する際にエラーが発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23004: ERROR_BINDING_TO_TRANSACTION
-
原因: トランザクション・マネージャを取得する際にエラーが発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23005: ERROR_BEGINNING_TRANSACTION
-
原因: 外部管理トランザクションにバインディングする際にエラーが発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23006: ERROR_COMMITTING_TRANSACTION
-
原因: 新規の外部管理トランザクションを開始する際にエラーが発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23007: ERROR_ROLLING_BACK_TRANSACTION
-
原因: 外部管理トランザクションをコミットする際にエラーが発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23008: ERROR_MARKING_TRANSACTION_FOR_ROLLBACK
-
原因: 外部管理トランザクションをロールバックする際にエラーが発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23009: ERROR_NO_TRANSACTION_ACTIVE
-
原因: ロールバックする外部管理トランザクションをマーキングする際にエラーが発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23010: ERROR_INACTIVE_UOW
-
原因: このスレッドで、現在アクティブな外部管理トランザクションはありません。
-
処置: このトランザクションが現在もアクティブかどうかを確認します。
- 23011: ERROR_OBTAINING_TRANSACTION_MANAGER
-
原因: UnitOfWork
は、対応する外部管理トランザクションが完了する前に非アクティブに変更されました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23012: ENTITY_TRANSACTION_WITH_JTA_NOT_ALLOWED
-
原因: JTAの使用中にEntityTransaction
を使用しようとしています。これは無効な操作です。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23013: CANNOT_ENLIST_MULTIPLE_DATASOURCES
-
原因: トランザクション内で複数のデータ・ソースを確保しようとしています。
-
処置: トランザクションごとにただ1つのデータ・ソースを確保します。
- 23014: EXCEPTION_IN_PROXY_EXECUTION
-
原因: Proxy
の実行中に例外が発生しました。
-
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
- 23015: ERROR_NO_ENTITY_TRANSACTION_ACTIVE
-
原因: このスレッドで、現在アクティブなエンティティ・トランザクションはありません。
-
処置: このトランザクションがアクティブかどうかを確認します。
詳細は、第XIX部「トランザクション」を参照してください。
XML変換例外(25501)
XMLConversionException
は、TopLinkインスタンスおよびXML間で変換する場合に発生する実行時例外です。この例外は、XMLチェンジ・セットを使用するキャッシュ・コーディネーションで使用されます。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-17 XML変換例外
EXCEPTION [TOPLINK – 25001]: oracle.toplink.exceptions.XMLConversionException
EXCEPTION DESCRIPTION: Cannot create URL for file [\\FILE_SERVER\command.xml].
- 25501: ERROR_CREATE_URL
-
原因: 指定したファイルのURLの作成に失敗しました。
-
処置: 指定されたすべてのXPath文字列が、マッピング時に有効で正しいことを確認します。
移行ユーティリティ例外(26001〜26020)
MigrationUtilityException
は、TopLink移行ユーティリティの使用中にエラーが生じた場合に発生する実行時例外です。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-18 移行ユーティリティ例外
EXCEPTION [TOPLINK – 26002]: oracle.toplink.exceptions.MigrationUtilityException
EXCEPTION DESCRIPTION: The program security manager prevents the migration utility from creating a JAR class loader for the JAR file.
- 26001: WLS_MULTIPLE_JARS_WITH_INPUT_ORION_NOT_SUPPORTED
-
原因: WLSからOC4JのTopLink移行の例外: 入力EARファイルに、移行可能なJARが複数含まれており、orion-ejb-jar.xml
も入力に指定されています。入力にorion-ejb-jar.xml
ファイルもある場合、移行ユーティリティでサポートされるのは、1つのEARファイルに1つの移行可能JARファイルのみです。
-
処置: 入力ディレクトリからorion-ejb-jar.xml
ファイルを削除するか、または入力EARファイルに移行可能なJARファイルのみを保持します。
- 26002: FAILED_TO_CREATE_JAR_CLASSLOADER
-
原因: プログラム・セキュリティ・マネージャが原因で、移行ユーティリティはJARファイルのためのJARクラス・ローダーを作成できません。
-
処置: JARクラス・ローダーを作成できるパーミッションをプログラムに付与するよう、プログラム・セキュリティ・マネージャを構成します。
- 26003: FAILED_TO_CREATE_DIRECTORY
-
原因: プログラム・セキュリティ・マネージャが原因で、移行ユーティリティはディレクトリを作成できません。
-
処置: ローカル・ディレクトリを作成できるパーミッションをプログラムに付与するよう、プログラム・セキュリティ・マネージャを構成します。
- 26004: FILE_NOT_ACCESSIBLE
-
原因: ファイルは、移行ユーティリティからアクセスできません。
-
処置: ファイルが指定されたパス上にあり、読取り可能であることを確認します。
- 26005: FILE_NOT_DELETABLE
-
原因: プログラム・セキュリティ・マネージャが原因で、移行ユーティリティはディレクトリを削除できません。
-
処置: ファイルを削除できるパーミッションをプログラムに付与するよう、プログラム・セキュリティ・マネージャを構成します。
- 26006: FAILED_TO_READ_INPUTSTREAM
-
原因: 入力ストリームからデータを読み込む際にjava.io.IOException
が発生しました。
-
処置: ファイルがロックされておらず、アクセス可能であることを確認します。
- 26007: FAILED_TO_CLOSE_STREAM
-
原因: 入力または出力ストリームからのデータをクローズする際にjava.io.IOException
が発生しました。
-
処置: ファイルがロックされておらず、アクセス可能であることを確認します。
- 26008: FAILED_TO_CLOSE_ZIPFILE
-
原因: ZIPファイルからのデータをクローズする際にjava.io.IOException
が発生しました。
-
処置: ZIPファイルがロックされておらず、アクセス可能であることを確認します。
- 26009: JAR_FILE_NOT_ACCESSIBLE
-
原因: 指定されたパスでは、JARファイルが見つからないか、アクセスできませんでした。
-
処置: JARファイルがロックされておらず、アクセス可能であることを確認します。
- 26010: QUERY_NOT_WELL_DEFINED
-
原因: エンティティのパラメータを持つ問合せメソッドがejb-jar.xml
ファイルで定義されていますが、名前がfind
またはejbSelect
で開始されていないため、不十分な定義です。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルをチェックして、ファインダ名の先頭を、EJB仕様に準拠するようにfind
またはejbSelect
にします。
- 26011: FAIL_TO_LOAD_CLASS_FOR_QUERY
-
原因: ejb-jar.xml
でエンティティの問合せのパラメータ・タイプとして定義されたクラスをロードできませんでした。
-
処置: Beanクラスがクラスパスにあることを確認します。
- 26012: FINDER_NOT_DEFINED_IN_ENTITY_HOME
-
原因: ejb-jar.xml
ファイルで定義されたパラメータを持つfinder
メソッドは、エンティティのローカルまたはリモートあるいはその両方のホーム・インタフェースで定義されていません。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルおよびBeanのホームをチェックして、finder
メソッドのパラメータ・タイプが適切に定義されていることを確認します。
- 26013: EJB_SELECT_NOT_DEFINED_IN_ENTITY_BEAN_CLASS
-
原因: ejb-jar.xml
ファイルで定義されたパラメータを持つejbSelect
メソッドは、エンティティのBeanクラスで定義されていません。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルおよびBeanクラスをチェックして、ejbSelect
メソッドのパラメータ・タイプが適切に定義されていることを確認します。
- 26014: ENTITY_IN_WLS_CMP_JAR_NOT_DEFINED_IN_WLS_EJB_JAR
-
原因: weblogic-cmp-jar.xml
ファイルで指定されたエンティティがweblogic-ejb-jar.xml
ファイルで定義されていません。
-
処置: エンティティが両デプロイメント・ディスクリプタ・ファイルに同じように定義されているようにします。
- 26015: NO_ENTITY_DEFINED_IN_WLS_CMP_JAR
-
原因: weblogic-cmp-rdbms-jar.xml
ファイルで、エンティティ要素が定義されていません。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルで定義されたすべてのエンティティが、WebLogic CMPディスクリプタ・ファイルにマップされていることを確認します。
- 26016: WLS_CMP_DESCRIPTOR_FILE_NOT_FOUND
-
原因: weblogic-ejb-jar.xml
ファイルで指定されたWebLogic CMPディスクリプタ・ファイルが、ディレクトリに見つかりませんでした。
-
処置: weblogic-ejb-jar.xml
ファイルで指定されたWebLogic CMPディスクリプタ・ファイルが、入力ディレクトリにあることを確認します。
- 26017: CMP_DESCRIPTOR_NOT_FOUND_IN_JAR
-
原因: CMPディスクリプタ・ファイルが、移行先のJARファイルに見つかりません。
-
処置: weblogic-ejb-jar.xml
ファイルで指定されたWebLogic CMPディスクリプタ・ファイルが、入力アーカイブJARファイルにあることを確認します。
- 26018: NOT_ALL_ENTITIES_IN_EJB_JAR_MAPPED_IN_ORION
-
原因: JAR jarName
のejb-jar.xml
ファイルに定義されているエンティティBean EntityBeanClassName
の一部が、orion-ejb-jar.xml
ファイルで明示的にマップされていません。
-
処置: 完全にマップされたorion-ejb-jar.xml
ファイルを移行ツールに指定します。完全にマップされたorion-ejb-jar.xml
ファイルは、アプリケーションのデプロイ後に/application-deployment
ディレクトリから取得できます。
- 26019: ENTITY_NOT_MAPPED_IN_ORION
-
原因: 表が指定されていないため、orion-ejb-jar.xml
ファイルでエンティティEntityName
がマップされていません。
-
処置: 完全にマップされたorion-ejb-jar.xml
ファイルを移行ツールに指定します。完全にマップされたorion-ejb-jar.xml
ファイルは、アプリケーションのデプロイ後に/application-deployment
ディレクトリから取得できます。
- 26020: ENTITY_IN_ORION_NOT_IN_EJB_JAR
-
原因: orion-ejb-jar.xml
ファイルで指定されたエンティティEntityNameがejb-jar.xml
ファイルで定義されていません。
-
処置: このエンティティをejb-jar.xml
ファイルに定義します。
詳細は、第7章「TopLinkとアプリケーション・サーバーの統合」を参照してください。
EJB JAR XML例外(72000〜72023)
EJBJARXMLException
は、デプロイ時にejb-jar.xml
ファイルが読み取られ、必要なEJBの具象クラス・コードが生成されたときに発生するランタイム例外です。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-19 EJB JAR XML例外
EXCEPTION [TOPLINK – 72000]: oracle.toplink.exceptions.EJBJarXMLException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error reading ejb-jar.xml file.
- 72000: READ_EXCEPTION
-
原因: java.io.IOException
またはjavax.xml.parsers.ParserConfigurationException
のために、ejb-jar.xml
ファイルの読取りに失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 72001: INVALID_DOC_TYPE
-
原因: 予期したdoctype
である-//Sun Microsystems, Inc.//DTD Enterprise JavaBeans 2.0//EN
が使用されなかったため、指定したファイルの解析に失敗しました。
-
処置: ejb-jar.xml
ファイルで正しいドキュメント・タイプが使用されていることを確認します。
- 72002: CONCRETE_INSTANCE_VARIALBE_EXISTS
-
原因: クラスClassName
には、具象インスタンス変数variableName
がすでに定義されています。
-
処置: クラスからこのインスタンス変数を削除し、TopLink Workbenchでリフレッシュしてejb-jar.xml
ファイルから再度更新するか、ejb-jar.xml
ファイルからフィールドを削除して再度更新します。
- 72003: EJB_2_0_ATTRIBUTE_NOT_EXIST
-
原因: フィールドfieldName
のマッピングをディスクリプタDescriptorName
で作成できませんでした。
-
処置: 抽象get
メソッドと抽象set
メソッドがこのフィールドにアクセス可能であることを確認します。
- 72004: NEITHER_HOME_NOR_REMOTE_INTERFACE_FOUND
-
原因: クラスClassNameに対して、ローカル・ホーム・インタフェースもリモート・ホーム・インタフェースもクラスパスで見つかりませんでした。このクラスに対するファインダは更新されませんでした。
-
処置: このクラスのファインダを更新します。クラスのローカル・ホーム・インタフェースまたはリモート・ホーム・インタフェースがクラスパスにあることを確認します。
- 72005: FINDER_NOT_EXIST_ON_REMOTE_HOME_AND_LOCAL_HOME
-
原因: ファインダ・メソッドmethodNameが、エンティティEntityName
に対してホーム・インタフェースで定義されませんでした。ファインダは更新されませんでした。
-
処置: ファインダ・メソッドを定義します。
- 72006: NO_PERSISTENCE_TYPE_SPECIFIED
-
原因: TopLink Workbenchで、XMLファイルからプロジェクトの永続性タイプを判断できませんでした。
-
処置: TopLinkプロジェクトの永続性タイプを指定します。
- 72007: SELECT_NOT_DEFINED_IN_BEANCLASS
-
原因: BeanクラスClassName
で対応するejbSelect
メソッドを見つけられませんでした。この問合せによる情報の更新はありません。
-
処置: BeanクラスでejbSelect
メソッドを定義します。
- 72008: EJB_DESCRIPTOR_MUST_HAVE_EJB_NAME
-
原因: EJBディスクリプタDescriptorName
にEJB名が指定されていません。
-
処置: EJBディスクリプタでEJB名を指定します。
- 72009: EJB_DESCRIPTOR_MUST_HAVE_PRIMARYKEY_CLASS
-
原因: EJBディスクリプタDescriptorName
に主キー・クラスが指定されていません。
-
処置: EJBディスクリプタで主キー・クラスを指定します。
- 72010: EJB_NAME_MUST_BE_UNIQUE
-
原因: EJB名EJBName
が複数のディスクリプタで使用されていました。EJB名は一意である必要があります。
-
処置: EJB名がただ1つのディスクリプタに指定されていることを確認します。
- 72011: EMPTY_TEXT_ATTRIBUTE
-
原因: 要素elementName
に空のテキスト属性attributeName
があります。
-
処置: 空でないテキスト属性をサブ要素に使用します。
- 72012: MULTIPLE_ENTITIES_FOUND_FOR_EJB_NAME
-
原因: XMLファイル内に同じEJB Bean名BeanName
を持つ複数のエンティティがあります。
-
処置: 一意のEJB Bean名を各エンティティに使用します。
- 72013: INVALID_CMP_VERSION
-
原因: エンティティEntityNameに有効なcmp-version
定義がありません。cmp-version
は、1.x
または2.x
になります。
-
処置: 1.x
または2.x
のcmp-version
の値のみを使用します。
- 72014: INVALID_EJB_NAME_FOR_RELATIONSHIP_ROLE
-
原因: ejb-relationship-role
要素のEJB Bean名BeanNameが、XMLファイルに見つかりません。
-
処置: ejb-relationship-role
の既存のエンティティのEJB Bean名を使用します。
- 72015: INVALID_MULTIPLICITY
-
原因: ディスクリプタDescriptorName
のマッピングMappingName
に関わるリレーションシップにおいて無効な多重度の値が定義されています。多重度は、「1
」または「多
」になります。
-
処置: 「1
」または「多
」のみの多重度の値を使用します。
- 72016: INVALID_PERSISTENCE_TYPE
-
原因: エンティティEntityNameには、有効な永続性タイプがありません。タイプは、Bean
またはコンテナ
である必要があります。
-
処置: Bean
またはコンテナ
のpersistence-type
の値のみを使用します。
- 72017: INVALID_QUERY_METHOD_NAME
-
原因: 問合せメソッドmethodName
がfind
またはejbSelect
で始まっていません。この問合せによる情報の更新はありません。
-
処置: 問合せメソッド名をfind
またはejbSelect
で始めます。
- 72018: NOT_SINGLE_PERSISTENCE_TYPE
-
原因: TopLink Workbenchプロジェクトで不均一な永続性タイプを使用しようとしています。TopLink Workbenchでは、このプロジェクトに対するXMLファイルのすべてのエンティティが、同じpersistence-type
またはcmp-version
(あるいはその両方)を保持することが必要です。プロジェクトは、ファイル内の最初のエンティティのpersistence-type
またはcmp-version
(あるいはその両方)に従って設定されます。
-
処置: このプロジェクトに対するXMLファイルのすべてのエンティティに、同じpersistence-type
またはcmp-version
(あるいはその両方)を指定します。
- 72019: PROJECT_MUST_HAVE_AT_LEAST_ONE_EJB_DESCRIPTOR
-
原因: プロジェクトProjectName
には、EJBディスクリプタがありません。プロジェクトにはEJBディスクリプタが少なくとも1つ必要です。
-
処置: プロジェクトにEJBディスクリプタを指定します。
- 72020: ATTRIBUTE_NOT_EXIST
-
原因: 属性attributeName
が見つかりません。
-
処置: この属性を定義します。
- 72021: EJB_CLASS_NOT_FOUND
-
原因: クラスClassName
がクラスパスで見つかりませんでした。これに対するディスクリプタも作成されませんでした。
-
処置: クラスClassNameがクラスパスにあることを確認します。
- 72022: REQUIRED_ATTRIBUTE_NOT_EXIST
-
原因: 必要な属性がない要素があります。
-
処置: サブ要素を親要素に追加します。
- 72023: NO_CMR_FIELD_FOR_BEAN_ABSTRACT_SETTER
-
原因: エンティティBean BeanNameには、属性attributeName
に対するEntityBean
属性タイプを持つ抽象setterメソッドはありますが、対応するCMRフィールドはありません。
-
処置: すべてのCMPエンティティが同じcmp-version
の値を持つようにします。
エンティティ・マネージャ設定例外(28001〜28007)
EntityManagerSetupException
は、エンティティ・マネージャの設定プロセス中にエラーが生じた場合に発生します。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-20 エンティティ・マネージャ設定例外
EXCEPTION [TOPLINK – 28001]: oracle.toplink.exceptions.EntityManagerSetupException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error while trying to create session.
- 28001: SESSIONS_XML_VALIDATION_EXCEPTION
-
原因: セッションsessionName
の作成を試行中に、ValidationException
がスローされました。
-
処置: fileName
ファイルがクラスパスにあることを確認します。このファイルがクラスパスにある場合、ファイルにセッションsessionNameが含まれていることを確認します。
- 28002: WRONG_SESSION_TYPE_EXCEPTION
-
原因: sourceName
からのServerSession
sessionNameのロードに失敗しました。
-
処置: サーバー・セッションのタイプが正しいことを確認します。
- 28003: MISSING_SERVER_PLATFORM_EXCEPTION
-
原因: サーバー・プラットフォームの指定が見つかりませんでした。TopLinkは、セッションsessionNameをsourceNameからロードしましたが、このセッションにはサーバー・プラットフォームが指定されていないか、外部トランザクション・コントローラを使用しないサーバー・プラットフォームが指定されています。
-
処置: JTAを使用する場合、適切なサーバー・プラットフォームを指定します。
- 28004: ERROR_IN_SETUP_OF_EM
-
原因: oracle.toplink.sessions.entitymanager.EntityManagerFactory
の設定中にエラーが発生しました。
-
処置: EntityManagerFactory
の設定が正しいことを確認します。EntityContainer
のinitializeFromMain
メソッドがtrue
を返す必要があります。
- 28005: EXCEPTION_IN_SETUP_OF_EM
-
原因: oracle.toplink.sessions.entitymanager.EntityManagerFactory
の設定中にエラーが発生しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 28006: CLASS_NOT_FOUND_FOR_PROPERTY
-
原因: プロパティpropertyName
で指定されているクラスClassName
が見つかりませんでした。
-
処置: クラスがクラスパスにあることを確認します。
- 28007: FAILED_TO_INSTANTIATE_SERVER_PLATFORM
-
原因: プロパティpropertyName
で指定されているタイプServerPlatformType
のサーバー・プラットフォームをインスタンス化できませんでした。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
XMLマーシャリング例外(25001〜25020)
XMLMarshalException
は、XMLマーシャリング・プロセス中にエラーが生じた場合に発生します。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-21 XMLマーシャリング例外
EXCEPTION [TOPLINK – 25001]: oracle.toplink.exceptions.XMLMarshalException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error while trying to create session.
- 25001: INVALID_XPATH_STRING
-
原因: 無効なXPath string
を使用しようとしています。
-
処置: XPathが正しく指定されていることを確認します。
- 25002: INVALID_XPATH_INDEX_STRING
-
原因: XPath文字列xpathString
から整数索引を解析しようとしています。
-
処置: XPathが正しく指定されていることを確認します。
- 25003: MARSHAL_EXCEPTION
-
原因: オブジェクトのマーシャリング中にエラーが発生しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 25004: UNMARSHAL_EXCEPTION
-
原因: oracle.toplink.sessions.entitymanager.EntityManagerFactory
の設定中にエラーが発生しました。
-
処置: EntityManagerFactory
の設定が正しいことを確認します。EntityContainer
のinitializeFromMain
メソッドがtrue
を返す必要があります。
- 25005: VALIDATE_EXCEPTION
-
原因: 検証エラーです。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 25006: DEFAULT_ROOT_ELEMENT_NOT_SPECIFIED
-
原因: target
にマップされたXMLDescriptor
にデフォルトのルート要素が指定されていません。
-
処置: ディスクリプタにデフォルトのルート要素を指定します。
- 25007: DESCRIPTOR_NOT_FOUND_IN_PROJECT
-
原因: クラスClassName
のディスクリプタがプロジェクトに見つかりませんでした。
-
処置: このクラスのディスクリプタが存在することを確認します。
- 25008: NO_DESCRIPTOR_WITH_MATCHING_ROOT_ELEMENT
-
原因: デフォルトのルート要素element
を持つディスクリプタがプロジェクトに見つかりませんでした。
-
処置: このクラスのディスクリプタが存在することと、デフォルトのルート要素が指定されていることを確認します。
- 25010: SCHEMA_REFERENCE_NOT_SET
-
原因: ターゲットにマップされたXMLDescriptorにスキーマ参照が指定されていません。
-
処置: ディスクリプタにスキーマ参照を指定します。
- 25011: NULL_ARGUMENT
-
原因: NULL
引数が発生しました。
-
処置: この引数がNULL
ではないことを確認します。
- 25012: ERROR_RESOLVING_XML_SCHEMA
-
原因: XMLスキーマの解決に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 25013: ERROR_SETTING_SCHEMAS
-
原因: スキーマの設定に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 25014: ERROR_INSTANTIATING_SCHEMA_PLATFORM
-
原因: スキーマ・プラットフォームのインスタンス化中にエラーが発生しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 25015: NAMESPACE_RESOLVER_NOT_SPECIFIED
-
原因: ターゲットのネームスペースURIの解決に失敗しました。
-
処置: ディスクリプタにネームスペース・リゾルバを指定します。
- 25016: NAMESPACE_NOT_FOUND
-
原因: 接頭辞prefix
に対するネームスペースがネームスペース・リゾルバに見つかりませんでした。
-
処置: この接頭辞に対するネームスペースがネームスペース・リゾルバに存在することを確認します。
- 25017: ENUM_CLASS_NOT_SPECIFIED
-
原因: 列挙クラスが指定されていません。
-
処置: JAXBTypesafeEnumConverter
にenumClass
またはenumClassName
を設定します。
- 25018: FROMSTRING_METHOD_ERROR
-
原因: 列挙クラスClassName
のfromString
メソッドの起動中にエラーが発生しました。メソッドが存在しないか、起動できませんでした。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 25019: INVALID_ENUM_CLASS_SPECIFIED
-
原因: 指定された列挙クラスClassNameが見つかりませんでした。
-
処置: 列挙クラスの指定が正しいことを確認します。
- 25020: ILLEGAL_STATE_XML_UNMARSHALLER_HANDLER
-
原因: endDocument
イベントのコール前にメソッドgetResult
をコールしようとしています。
-
処置: endDocument
イベントのコール後にgetResultメソッドをコールします。
詳細は、「XMLマッピングの概要」を参照してください。
XMLプラットフォーム例外(27001〜27006、27101〜27103、27201〜27202)
XMLPlatformException
は、XMLプラットフォーム関連のエラーが生じた場合に発生します。
書式
EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
例13-22 XMLプラットフォーム例外
EXCEPTION [TOPLINK – 27001]: oracle.toplink.platform.xml.XMLPlatformException
EXCEPTION DESCRIPTION: The XML platform class ClassName was not found.
- 27001: XML_PLATFORM_CLASS_NOT_FOUND
-
原因: XMLプラットフォーム・クラスClassName
が見つかりませんでした。
-
処置: このクラスがクラスパスにあることを確認します。
- 27002: XML_PLATFORM_COULD_NOT_INSTANTIATE
-
原因: XMLプラットフォームClassNameのインスタンス化に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 27003: XML_PLATFORM_COULD_NOT_CREATE_DOCUMENT
-
原因: XMLプラットフォームが新規XML文書の作成に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 27004: XML_PLATFORM_INVALID_XPATH
-
原因: XPathが無効です。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 27005: XML_PLATFORM_VALIDATION_EXCEPTION
-
原因: 文書の検証中にエラーが発生しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 27006: XML_PLATFORM_PARSER_ERROR_RESOLVING_XML_SCHEMA
-
原因: XMLスキーマschema
の解決に失敗しました。XMLプラットフォーム・パーサー・エラーが発生しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 27101: XML_PLATFORM_PARSE_EXCEPTION
-
原因: 文書の解析に失敗しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 27102: XML_PLATFORM_PARSER_FILE_NOT_FOUND_EXCEPTION
-
原因: XMLプラットフォーム・パーサー・ファイルが見つかりませんでした。
-
処置: パーサー・ファイルがクラスパスにあり、アクセス可能であることを確認します。
- 27103 XML_PLATFORM_PARSER_SAX_PARSE_EXCEPTION
-
原因: SAXパーサー・エラーです(行lineNumber
、URI uri
)。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 27201: XML_PLATFORM_TRANSFORM_EXCEPTION
-
原因: 文書の変換中にエラーが発生しました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
- 27202: XML_PLATFORM_INVALID_TYPE
-
原因: 不明なタイプtype
が見つかりました。
-
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。