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Oracle TopLink開発者ガイド
10g(10.1.3.1.0)
B31861-01
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13 TopLink例外参照

この章では、TopLink例外のエラー・コード、問題の原因として考えられること、および修正処置を示します。各例外コードは例外クラスに対応しており、次の情報を含んでいます。

この章では、次の例外について説明します。

ディスクリプタ例外(1〜201)

DescriptorExceptionは、ディスクリプタに指定した情報が不十分な場合に発生する開発例外です。返されるメッセージには、例外の原因となったディスクリプタまたはマッピングの名前が含まれています。ディスクリプタ内のマッピングがエラーの原因である場合、例13-1に示すように、マッピングの名前とパラメータがメッセージの一部として返されます。

内部例外、マッピングおよびディスクリプタが表示されるのは、TopLinkに問題の原因についての十分な情報があり、この情報を提供できる場合のみです。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
INTERNAL EXCEPTION: Message
MAPPING: Database mapping
DESCRIPTOR: Descriptor

例13-1 ディスクリプタ例外

EXCEPTION [TOPLINK – 75]: oracle.toplink.exceptions.DescriptorException
EXCEPTION DESCRIPTION: The reference class is not specified.

1: ATTRIBUTE_AND_MAPPING_WITH_INDIRECTION_ MISMATCH
原因: attributeNameがタイプValueHolderInterfaceとして宣言されていませんが、マッピングではインダイレクションが使用されます。マッピングはインダイレクションを使用するように設定されていますが、関連属性がタイプValueHolderInterfaceとして定義されていません。この例外は、外部参照マッピングで発生します。
処置: マッピングでインダイレクションを使用する場合は、属性をタイプValueHolderInterfaceに変更します。または、インダイレクションを使用しないよう、属性に関連付けられているマッピングを変更します。
2: ATTRIBUTE_AND_MAPPING_WITHOUT_INDIRECTION_ MISMATCH
原因: attributeNameがタイプValueHolderInterfaceとして宣言されていますが、TopLinkではインダイレクションを使用できません。属性はタイプValueHolderInterfaceに定義されていますが、マッピングがインダイレクションを使用するように設定されていません。この例外は、外部参照マッピングで発生します。
処置: マッピングでインダイレクションを使用しない場合は、属性をタイプValueHolderInterface以外に変更します。または、インダイレクションを使用するよう、属性に関連付けられているマッピングを変更します。
6: ATTRIBUTE_NAME_NOT_SPECIFIED
原因: 属性名がないか、マッピング定義に指定されていません。
処置: メソッドsetAttributeName(String attributeName)をコールして、マッピングに属性名を指定します。
7: ATTRIBUTE_TYPE_NOT_VALID
原因: Java 2を使用する場合、指定したattributeNameVectorタイプ(MapまたはCollectionインタフェースを実装するタイプ)として定義されていません。これは、マッピングがインダイレクションを使用するように設定されており、属性タイプが宣言されていない場合に、1対多マッピング、多対多マッピングおよびコレクション・マッピングで発生します。
処置: 属性をjava.util.Vectorタイプとして宣言します。
8: CLASS_INDICATOR_FIELD_NOT_FOUND
原因: クラス・インジケータ・フィールドが定義されていますが、ディスクリプタは継承を使用するように設定されています。継承を使用する場合、クラス・インジケータ・フィールドまたはクラス抽出メソッドを設定する必要があります。クラス・インジケータ・フィールドは、正しいタイプのドメイン・オブジェクトを作成するために使用されます。
処置: クラス・インジケータ・フィールドまたはクラス抽出メソッドを設定します。
9: DIRECT_FIELD_NAME_NOT_SET
原因: ダイレクト・コレクション・マッピングにターゲット表の直接フィールド名が設定されていません。
処置: メソッドsetDirectFieldName(String fieldName)をコールして、直接フィールド名を指定します。
10: FIELD_NAME_NOT_SET_IN_MAPPING
原因: フィールド名がマッピングに設定されていません。この例外は、フィールドへ直接マッピング、配列マッピングおよび構造マッピングから発生します。
処置: メソッドsetFieldName(String fieldName)をコールして、フィールド名を指定します。
11: FOREIGN_KEYS_DEFINED_INCORRECTLY
原因: 1対1マッピングの外部キーが正しく定義されていません。メソッドsetForeignKeyFieldName(String fieldName)をコールすることで、複数の外部キー・フィールドが1対1マッピングに対して設定されました。
処置: 複数の外部キー・フィールドを追加するには、メソッドaddForeignKeyFieldName(String sourceForeignKeyName, String targetPrimaryKeyFieldName)を使用します。
12: IDENTITY_MAP_NOT_SPECIFIED
原因: ディスクリプタはアイデンティティ・マップを使用しないように設定されていますが、存在チェックがアイデンティティ・マップに対して実行するように設定されています。キャッシュの存在をチェックするオプションを使用するには、ディスクリプタでアイデンティティ・マップを使用する必要があります。
処置: アイデンティティ・マップを使用するか、または存在チェックを別のオプションに設定します。
13: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_ INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
原因: TopLinkがオブジェクトobjectNameattributeNameインスタンス変数にアクセスできません。ドメイン・オブジェクトのインスタンス変数にアクセスできません。この例外は、TopLinkがjava.lang.reflect Javaパッケージを使用してインスタンス変数にアクセスしようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
14: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_CLONING
原因: クローン・メソッドmethodNameにアクセスできないため、TopLinkがオブジェクトdomainObjectをクローン化できません。useCloneCopyPolicy(String cloneMethodName)またはclone()メソッドを使用してドメイン・オブジェクトでのクローン作成のために指定したメソッド名に、TopLinkがJavaリフレクションを使用してアクセスできません。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
15: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
原因: ドメイン・クラスにパブリック・デフォルト・コンストラクタが定義されていません。TopLinkでは、ドメイン・クラスの新規インスタンスを作成するために、このコンストラクタが必要です。
処置: パブリック・デフォルト・コンストラクタを定義するか、別のインスタンス化ポリシーを使用します。
16: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_EVENT_EXECUTION
原因: DescriptorEventが引数として指定されているディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodNameにアクセスできません。この例外は、TopLinkがJavaリフレクションを使用してイベント・メソッドにアクセスしようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
17: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_ METHOD_ACCESSOR
原因: アクセスできないmethodNameをオブジェクトobjectNameに対して起動しようとしています。ドメイン・オブジェクト内の属性にアクセスするための基礎となるgetterメソッドにアクセスできません。この例外は、TopLinkがjava.lang.reflect Javaパッケージを使用し、メソッドを介して属性にアクセスしようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
18: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_INSTANTIATING_METHOD_ BASED_PROXY
原因: ValueHolderを使用するトランスフォーメーション・マッピングで使用されるメソッドが無効です。この例外は、TopLinkがJavaリフレクションを使用してメソッドにアクセスしようとしたときに発生します。この問題は、メソッドの基本ValueHolderがインスタンス化されたときに発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
19: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_INVOKING_ATTRIBUTE_METHOD
原因: トランスフォーメーション・マッピングで、トランスフォーメーション・マップ属性の読取り中にデータベース行から値を取得するために使用される、基礎となる属性メソッドにアクセスできません。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
20: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_INVOKING_FIELD_TO_METHOD
原因: トランスフォーメーション・マッピングで、トランスフォーメーション・マップ属性の書込み中にオブジェクトから値を取得するために使用される、メソッドmethodNameにアクセスできません。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
21: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_INVOKING_ROW_EXTRACTION_ METHOD
原因: メソッドのdatabaseRow引数に指定されている行に対してアクセスできないため、TopLinkがデータrowを抽出できません。ドメイン・オブジェクトの行からクラスを抽出するためのメソッドにアクセスできません。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
22: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_METHOD_INSTANTIATION
原因: ドメイン・クラスでインスタンスを作成するメソッドmethodNameにアクセスできないため、TopLinkが新規インスタンスを作成できません。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
23: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_OBSOLETE_EVENT_EXECUTION
原因: Sessionが引数として指定されているディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodNameにアクセスできません。この例外は、TopLinkがJavaリフレクションを使用してイベント・メソッドにアクセスしようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
24: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_ INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
原因: オブジェクトobjectNameattributeNameインスタンス変数にJavaリフレクションを通じてアクセスできません。このエラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
25: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_ METHOD_ACCESSOR
原因: TopLinkが、パラメータparameterを持つオブジェクトに対してメソッドsetMethodNameを起動できません。属性のアクセッサ設定メソッドにJavaリフレクションを通じてアクセスできません。このエラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
26: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_GETTING_VALUE_ THRU_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
原因: TopLinkが、タイプtypeNameのインスタンス変数attributeNameの値をオブジェクトから取得できません。指定したオブジェクトは、基礎となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではありません。オブジェクトは、存在しないインスタンス変数の値を取得するためにアクセスされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
27: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_ METHOD_ACCESSOR
原因: TopLinkが、オブジェクトobjectNameに対してメソッドmethodNameを起動できません。ドメイン・オブジェクトでのアクセッサ取得メソッドの宣言が、定義されている宣言と異なります。実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
28: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_INSTANTIATING_METHOD_ BASED_PROXY
原因: メソッドベースのプロキシによってトランスフォーメーション・マッピングで使用されるメソッドが、ValueHolderの初期化の際に無効な引数を受け取っています。この例外は、TopLinkがjava.lang.reflect Javaパッケージを使用してメソッドにアクセスしようとしたときに発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
29: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_INVOKING_ATTRIBUTE_ METHOD
原因: 実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。トランスフォーメーション・マッピングで、トランスフォーメーション・マップ属性の読取り中にデータベース行から値を取得するために使用されるメソッドが、無効な引数をとっています。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
30: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_INVOKING_FIELD_TO_ METHOD
原因: メソッドmethodNameの実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。トランスフォーメーション・マッピングで、トランスフォーメーション・マップ属性の書込み中にオブジェクトから値を取得するために使用されるメソッドが、無効な引数をとっています。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
31: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_OBSOLETE_EVENT_ EXECUTION
原因: ディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodNameの実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。コールバック・イベント・メソッドが無効な引数で起動されています。この例外は、TopLinkがJavaリフレクションを使用してイベント・メソッドを起動しようとしたときに発生します。このエラーは純粋なJava例外であり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
32: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_ INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
原因: 属性のインスタンス変数に無効な値が割り当てられています。TopLinkは、タイプtypeNameのインスタンス変数attributeNamevalueをオブジェクトに設定できません。指定したオブジェクトが、基礎となるフィールドを宣言するクラスまたはインタフェースのインスタンスではないか、アンラップ変換に失敗しました。

TopLinkは、Javaリフレクションを使用して値を割り当てます。エラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。

処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
33: ILLEGAL_ARGUMENT_WHILE_SETTING_VALUE_THRU _METHOD_ACCESSOR
原因: 属性のアクセッサ設定メソッドに不適切な引数が渡されています。TopLinkは、オブジェクトに対してメソッドsetMethodNameを起動できません。実際のパラメータ数と正規のパラメータ数が異なっているか、アンラップ変換に失敗しました。エラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
34: INSTANTIATION_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
原因: クラスにパブリック・デフォルト・コンストラクタが定義されていないか、コンストラクタで例外が発生しました。このエラーは、新規ドメイン・オブジェクトの作成中に、オブジェクトの新規インスタンス作成のためにドメイン・オブジェクトのデフォルト・コンストラクタを起動したときに、次の状況が起こると発生します。
  • クラスが抽象クラス、インタフェース、配列クラス、プリミティブ・タイプ、またはvoidを表している場合

  • 他の原因でインスタンス化に失敗した場合

エラーはJavaで発生したものであり、TopLinkではリフレクション例外のみがラップされます。

処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
35: INVALID_DATA_MODIFICATION_EVENT
原因: アプリケーションで発生することは考えられない例外です。この例外は通常、TopLinkの開発時に発生するものです。ただし、開発者が新規マッピングを作成する場合には、この例外が発生する可能性があります。ダイレクト・コレクション・マッピングと多対多マッピングでは、コミット・プロセスの最後にターゲット表とリレーショナル表にデータが移入されます。データ変更イベントが他のマッピングに送信されると、この例外が発生します。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
36: INVALID_DATA_MODIFICATION_EVENT_CODE
原因: アプリケーションで発生することは考えられない例外です。この例外は通常、TopLinkの開発時に発生するものです。ただし、開発者が新規マッピングを作成する場合には、この例外が発生する可能性があります。ダイレクト・コレクション・マッピングと多対多マッピングでは、コミット・プロセスの最後にターゲット表とリレーショナル表にデータが移入されます。データ変更イベントがこれら2つのマッピングに誤ったイベント・コードで送信されると、この例外が発生します。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
37: INVALID_DESCRIPTOR_EVENT_CODE
原因: アプリケーションで発生することは考えられない例外です。この例外は、通常、TopLinkの開発時に発生します。この例外は、ディスクリプタ・イベント・マネージャがイベントで渡されたイベント・コードをサポートしていないことを意味します。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
38: INVALID_IDENTITY_MAP
原因: 無効なアイデンティティ・マップが指定されたため、アイデンティティ・マップ・コンストラクタが失敗しました。ディスクリプタに指定されたアイデンティティ・マップ・クラスをインスタンス化できません。この例外は、TopLinkがアイデンティティ・マップ・クラスをインスタンス化するときにJavaリフレクションによって発生するJava例外です。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
39: JAVA_CLASS_NOT_SPECIFIED
原因: ディスクリプタにJavaクラスが定義されていません。Javaクラスがディスクリプタに指定されていません。
処置: Javaクラスを指定します。
40: DESCRIPTOR_FOR_INTERFACE_IS_MISSING
原因: 参照されるインタフェースのディスクリプタがセッションに追加されていません。
処置: そのディスクリプタをセッションに追加します。
41: MAPPING_FOR_SEQUENCE_NUMBER_FIELD
原因: 読取り専用ではないマッピングが順序番号フィールドに対して定義されていません。TopLinkで主キーの値の挿入と抽出を行えるようにするには、マッピングが必要です。
処置: マッピングを定義します。
43: MISSING_CLASS_FOR_INDICATOR_FIELD_VALUE
原因: タイプtypeのインジケータ・フィールド値classFieldValueに対するクラスがありません。データベースから読み取られたインジケータ・フィールド値の継承ポリシーに、クラス・エントリが見つかりませんでした。メソッドaddClassIndicator(Class class, Object typeValue)がそのフィールド値に対してコールされなかった可能性があります。クラスとtypeValueはハッシュ・テーブルに格納されます。その後、typeValueをキーとして渡すことで、クラスがハッシュ・テーブルから抽出されます。Integer(1)Float(1)と同等ではないため、typeValueのタイプが正しく指定されていないと、この例外が発生します。
処置: ディスクリプタを確認します。
44: MISSING_CLASS_INDICATOR_FIELD
原因: データベースから読み取られたデータベースrowに、クラス・インジケータ・フィールドがありません。これは、データベースから行を読み取った後、タイプ・インジケータ値に応じて子ドメイン・オブジェクトが構成される継承モデルで実行されます。
処置: 表示された行のスペルが正しいかどうかを確認します。
45: MISSING_MAPPING_FOR_FIELD
原因: fieldのマッピングがありません。フィールドのマッピングが指定されていません。
処置: フィールドのマッピングを定義します。
46: NO_MAPPING_FOR_PRIMARY_KEY
原因: 主キーのマッピングが指定されていません。主キー・フィールドに対して、読取り専用ではないマッピングが1つ定義されている必要があります。
処置: 主キーのマッピングを定義します。
47: MULTIPLE_TABLE_PRIMARY_KEY_NOT_SPECIFIED
原因: カスタムの複数表結合が使用されていますが、複数表の主キー・マッピングが指定されていません。ディスクリプタに複数の表が指定され、結合式がカスタマイズされている場合、すべての表に対して主キーを指定する必要があります。主キーが指定されていないと、例外が発生します。
処置: メソッドaddMultipleTablePrimaryKeyFieldName(String fieldNameInPrimaryTable, String fieldNameInSecondaryTable)をディスクリプタに対してコールし、主キーを設定します。
48: MULTIPLE_WRITE_MAPPINGS_FOR_FIELD
原因: フィールドfieldNameに対して、複数の書込み可能マッピングがディスクリプタに定義されています。書込み可能として定義するのは1つだけとし、他のマッピングは読取り専用に指定する必要があります。複数の書込みマッピングがフィールドに対して定義されていると、TopLinkでは、データベース行のフィールド値を書き込むための適切なマッピングを選択できません。そのため、ディスクリプタの検証プロセスで例外が発生します。

この問題が最もよく発生するのは、フィールドが、フィールドへ直接マッピングと1対1マッピングを有している場合です。この場合、1対1マッピングを読取り専用にするか、ターゲット外部キー参照にする必要があります。

処置: いずれかのマッピングを読取り専用にします。
49: NO_ATTRIBUTE_TRANSFORMATION_METHOD
原因: トランスフォーメーション・マッピングに属性変換メソッドの名前が指定されていません。このメソッドは、ドメイン・オブジェクトに格納する値の取得のために、TopLinkで内部的に起動されます。
処置: メソッドsetAttributeTransformation(String methodName)をコールすることで、メソッドを定義し、マッピングにメソッド名を設定します。
50: NO_FIELD_NAME_FOR_MAPPING
原因: フィールドへ直接マッピングにフィールド名が指定されていません。
処置: メソッドsetFieldName(String fieldName)をコールして、フィールドを設定します。
51: NO_FOREIGN_KEYS_ARE_SPECIFIED
原因: 1対1マッピングに選択基準と外部キーのいずれも指定されていませんでした。選択基準が指定されていない場合、TopLinkはマッピングに指定された外部キーから選択基準を作成しようとします。
処置: フィールドを指定します。
52: NO_REFERENCE_KEY_IS_SPECIFIED
原因: queryKeyという名前の問合せキーがdescriptorに見つかりません。ダイレクト・コレクション・マッピングにターゲット表の参照キーが指定されていません。
処置: メソッドsetReferenceKeyFieldName(String fieldName)をコールして、フィールドを指定します。
53: NO_RELATION_TABLE
原因: この多対多マッピングにリレーション表の名前が設定されていません。
処置: メソッドsetRelationTableName(String tableName)をコールして、リレーション表の名前を設定します。
54: NO_SOURCE_RELATION_KEYS_SPECIFIED
原因: この多対多マッピングにソース・リレーション・キーが指定されていません。
処置: ソース・リレーション・キーをマッピングに追加します。
55: NO_SUCH_METHOD_ON_FIND_OBSOLETE_METHOD
原因: ディスクリプタ・コールバック・メソッドがドメイン・クラスに見つかりません。このメソッドは、SessionまたはDescriptorEventを引数としてとります。TopLinkは、Javaリフレクションを使用してこのメソッドを起動しようとしています。これはJava例外であり、TopLinkでは主要な例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
56: NO_SUCH_METHOD_ON_INITIALIZING_ATTRIBUTE_METHOD
原因: メソッドmethodName(Record databaseRow)またはmethodName(Record databaseRow, Session session)が見つかりません。TopLinkでは、メソッドがメソッド名から作成されるときに発生するJavaリフレクション例外がラップされます。このメソッドは、setAttributeMethodName(String aMethodName)をコールすることで設定します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
57: NO_SUCH_METHOD_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
原因: コンストラクタがTopLinkにアクセスできません。TopLinkでは、ドメインの新規インスタンスの作成時に発生するJavaリフレクション例外がラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
58: NO_SUCH_METHOD_WHILE_CONVERTING_TO_METHOD
原因: シグネチャmethodName()またはmethodName(oracle.toplink.sessions.Session)を持つメソッドが見つかりませんでした。TopLinkでは、トランスフォーメーション・マッピング内のメソッド名からMethodタイプ(java.lang.reflect)を作成しようとするときに発生するJavaリフレクション例外がラップされます。
処置: トランスフォーメーション・マッピングによってマップされた属性を持つドメイン・クラスで、メソッドmethodNameが定義されていることを確認してください。
59: NO_SUCH_FIELD_WHILE_INITIALIZING_ATTRIBUTES_ IN_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
原因: インスタンス変数attributeNameがドメイン・クラス内に定義されていないか、またはこのインスタンス変数にアクセスできません。TopLinkでは、属性名からFieldタイプ(java.lang.reflect.Field)を作成するときに発生するJavaリフレクション例外がラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
60: NO_SUCH_METHOD_WHILE_INITIALIZING_ ATTRIBUTES_IN_METHOD_ACCESSOR
原因: メソッドsetMethodNameまたはgetMethodNameがドメイン・クラスjavaClassName内の属性に対して定義されていないか、またはこのメソッドにアクセスできません。TopLinkでは、メソッド名からMethodタイプを作成するときに発生するJavaリフレクション例外がラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
61: NO_SUCH_METHOD_WHILE_INITIALIZING_CLASS_EXTRACTION_METHOD
原因: staticクラス抽出メソッドmethodName(Record databaseRow)が存在しないか、このメソッドにアクセスできません。クラス抽出メソッドが継承ポリシーのメソッド名から作成されるときに、TopLink例外にラップされたJavaリフレクション例外が発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
62: NO_SUCH_METHOD_WHILE_INITIALIZING_COPY_POLICY
原因: クローン・メソッドmethodName()が存在しないか、このメソッドにアクセスできません。クローンを作成するメソッドがコピー・ポリシーのメソッド名から作成されるときに、TopLink例外にラップされたJavaリフレクション例外が発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
63: NO_SUCH_METHOD_WHILE_INITIALIZING_INSTANTIATION_POLICY
原因: インスタンス作成メソッドmethodName()が存在しないか、このメソッドにアクセスできません。新規インスタンスを作成するメソッドがインスタンス化ポリシーのメソッド名から作成されるときに、TopLink例外にラップされたJavaリフレクション例外が発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
64: NO_TARGET_FOREIGN_KEYS_SPECIFIED
原因: 1対多マッピングにターゲット表の外部キーが指定されていません。このフィールドは、マッピングに選択基準が指定されていれば不要ですが、それ以外の場合は指定する必要があります。
処置: ターゲットの外部キーまたは選択基準を設定します。
65: NO_TARGET_RELATION_KEYS_SPECIFIED
原因: 多対多マッピングにターゲット・リレーション・キーが指定されていません。
処置: メソッドaddTargetRelationKeyFieldName(String targetRelationKeyFieldName, String targetPrimaryKeyFieldName)をコールして、フィールドを設定します。
66: NOT_DESERIALIZABLE
原因: データベースから読み取ったバイト配列から、オブジェクトをデシリアライズしようとしています。この例外は、シリアライズされたオブジェクト・マッピングによってバイト配列がオブジェクトに変換されるときに発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
67: NOT_SERIALIZABLE
原因: オブジェクトをバイト配列にシリアライズしようとしています。この例外は、シリアライズされたオブジェクト・マッピングによってオブジェクトがバイト配列に変換されるときに発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
68: NULL_FOR_NON_NULL_AGGREGATE
原因: ソース・オブジェクトobjectの集計値がnullです。null値は、集約マッピングに「NULLを許容」が指定されていないかぎり、集約マッピングでは使用できません。
処置: マッピング・メソッドallowNullをコールします。パラメータを指定するのは、foo()foo(integer)を区別する場合のみです。
69: NULL_POINTER_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
原因: オブジェクトは、Javaリフレクションを通じてインスタンス変数の値を取得するためにアクセスされます。この例外は、一部のJVMでのみ発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
70: NULL_POINTER_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_METHOD_ACCESSOR
原因: getterメソッドは、Javaリフレクションを通じて属性の値を取得するために起動されます。この例外は、一部のJVMでのみ発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
71: NULL_POINTER_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
原因: オブジェクトのattributeNameインスタンス変数の値を値に設定する際に、NullPointerExceptionが発生しました。オブジェクトは、Javaリフレクションを通じてインスタンス変数の値を設定するためにアクセスされます。この例外は、一部のJVMでのみ発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
72: NULL_POINTER_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_METHOD_ACCESSOR
原因: 引数argumentが指定されたオブジェクトにsetMethodNameメソッドを通じて値を設定する際に、NullPointerExceptionが発生しました。アクセッサ設定メソッドは、Javaリフレクションを通じて属性の値を設定するために起動されます。この例外は、一部のJVMでのみ発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
73: PARENT_DESCRIPTOR_NOT_SPECIFIED
原因: 親クラスのディスクリプタが見つかりません。サブクラスのディスクリプタに親ディスクリプタがありません。
処置: メソッドsetParentClass(Class parentClass)をサブクラスのディスクリプタに対してコールする必要があります。
74: PRIMARY_KEY_FIELDS_NOT_SPECIFIED
原因: このディスクリプタに主キー・フィールドが設定されていません。
処置: メソッドsetPrimaryKeyFieldName(String fieldName)を使用して、主キー・フィールドの名前を追加します。
75: REFERENCE_CLASS_NOT_SPECIFIED
原因: 外部参照マッピングに参照クラスが指定されていません。
処置: メソッドsetReferenceClass(Class aClass)をコールして、参照クラスを設定します。
77: REFERENCE_DESCRIPTOR_IS_NOT_AGGREGATE
原因: クラスclassNameの参照ディスクリプタが集約ディスクリプタに設定されていません。集約マッピングは常に、集約ディスクリプタを参照する必要があります。
処置: メソッドdescriptorIsAggregateを参照ディスクリプタに対してコールします。
78: REFERENCE_KEY_FIELD_NOT_PROPERLY_SPECIFIED
原因: 参照フィールドの表が参照表ではありません。ダイレクト・コレクション・マッピングに指定された参照フィールド名が表名で修飾されている場合、表名は参照表の名前と一致している必要があります。
処置: 正しい名前でフィールドを修飾するか、参照表の名前を変更します。
79: REFERENCE_TABLE_NOT_SPECIFIED
原因: ダイレクト・コレクション・マッピング内の参照表の名前が指定されていません。
処置: メソッドsetReferenceTableName(String tableName)をマッピングに対して使用し、表名を設定します。
80: RELATION_KEY_FIELD_NOT_PROPERLY_SPECIFIED
原因: リレーション・キー・フィールドの表がリレーション表ではありません。多対多マッピングに指定されたソースとターゲットのリレーション・フィールド名が表名で修飾されている場合、表名はリレーション表の名前と一致している必要があります。
処置: 正しい名前でフィールドを修飾するか、リレーション表の名前を変更します。
81: RETURN_TYPE_IN_GET_ATTRIBUTE_ACCESSOR
原因: トランスフォーメーション・マッピングに指定されたメソッドattributeMethodNameの属性に、戻りタイプが設定されていません。このメソッドはデータベース行からの値の抽出に使用されるため、戻りタイプを設定しておく必要があります。
処置: メソッドを確認し、適切な変更を加えます。
82: SECURITY_ON_FIND_METHOD
原因: DescriptorEventが引数として指定されているディスクリプタ・コールバック・メソッドにアクセスできません。Javaリフレクションを使用してメソッド名からMethodタイプが作成されるときに、Javaではセキュリティ例外が発生します。このメソッドは、DescriptorEventをパラメータとしてとるドメイン・オブジェクトに対するディスクリプタ・イベント・コールバックです。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
83: SECURITY_ON_FIND_OBSOLETE_METHOD
原因: Sessionが引数として指定されているディスクリプタ・コールバック・メソッドにアクセスできません。Javaリフレクションを使用してメソッド名からMethodタイプが作成されるときに、Javaではセキュリティ例外が発生します。このメソッドは、クラスとセッションをパラメータとしてとるドメイン・オブジェクトに対するディスクリプタ・イベント・コールバックです。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
84: SECURITY_ON_INITIALIZING_ATTRIBUTE_METHOD
原因: メソッドmethodName(Record databaseRow)またはmethodName(Record databaseRow, Session session)へのアクセスが拒否されました。Javaリフレクションを使用して属性メソッド名からMethodタイプが作成されるときに、Javaではセキュリティ例外が発生します。トランスフォーメーション・マッピングに指定された属性メソッドは、データベース行からの値の抽出に使用され、setAttributeTransformation(String methodName)のコールによって設定されます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
85: SECURITY_WHILE_CONVERTING_TO_METHOD
原因: シグネチャmethodName()またはmethodName(oracle.toplink.sessions.Session)を持つメソッドが見つかりませんでした。Javaリフレクションを使用してメソッド名からMethodタイプが作成されるときに、Javaではセキュリティ例外が発生します。これは、トランスフォーメーション・マッピングのドメイン・オブジェクトからフィールド値を抽出するメソッドです。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
86: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_ATTRIBUTES_IN_INSTANCE_VARIABLE_ACCESSOR
原因: クラスjavaClassNameのインスタンス変数attributeNameへのアクセスが拒否されました。Javaリフレクションを使用して、指定された属性名からFieldタイプを作成するときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
87: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_ATTRIBUTES_IN_METHOD_ACCESSOR
原因: オブジェクトjavaClassNameのメソッドsetMethodNameおよびgetMethodNameにアクセスできません。Javaリフレクションを使用して、指定された属性アクセッサ・メソッド名からMethodタイプを作成するときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
88: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_CLASS_ EXTRACTION_METHOD
原因: staticクラス抽出メソッドmethodName(Record databaseRow)にアクセスできません。Javaリフレクションを使用して、指定されたクラス抽出メソッド名からMethodタイプを作成するときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。このメソッドは、継承ポリシー内のデータベース行からクラスを抽出するために使用されます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
89: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_COPY_POLICY
原因: クローン・メソッドmethodName()にアクセスできません。ClassDescriptorのメソッドuseCloneCopyPolicyjava.lang.String methodName)を使用し、元のオブジェクトにmethodNameメソッドを送信することにより、作業ユニット内でのクローンの作成を指定できます。引数のないクローン・メソッドmethodNameにアクセスできない場合(自分のアプリケーションにメソッドをコールする十分な権限がない場合)、java.lang.reflect Javaパッケージを使用して指定されたメソッド名を持つメソッドにリフレクションを使用してアクセスするときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
90: SECURITY_WHILE_INITIALIZING_INSTANTIATION_POLICY
原因: インスタンス作成メソッドmethodName()にアクセスできません。ClassDescriptorのメソッドuseFactoryInstantiationPolicy (java.lang.Class factoryClass, java.lang.String methodName)useFactoryInstantiationPolicy (java.lang.Class factoryClass, java.lang.String methodName, java.lang.String factoryMethodName)、useFactoryInstantiationPolicy (java.lang.Object factory, java.lang.String methodName)またはuseMethodInstantiationPolicy(java.lang.String staticMethodName)のいずれかを使用して、インスタンスをどのくらい新しいものとして作成するかを指定できます。いずれかのメソッドまたはファクトリ・メソッドにアクセスできない場合(自分のアプリケーションにメソッドをコールする十分な権限がない)、java.lang.reflect Javaパッケージを使用して指定されたメソッド名を持つメソッドにリフレクションを使用してアクセスするときに、Javaでセキュリティ例外が発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
91: SEQUENCE_NUMBER_PROPERTY_NOT_SPECIFIED
原因: sequenceNumberNameまたはsequenceNumberFieldNameプロパティが設定されていません。順序から生成されたIDを使用するには、sequenceNumberNameとsequenceNumberFieldNameの両方のプロパティをディスクリプタに設定する必要があります。
処置: 順序から生成されたIDを使用するには、順序番号名と順序フィールド名の両方のプロパティを設定します。
92: SIZE_MISMATCH_OF_FOREIGN_KEYS
原因: 1対1マッピングにおいて、ターゲット表の主キーのサイズがソース表の外部キーのサイズに一致しません。
処置: マッピングと参照ディスクリプタの主キーを確認します。
93: TABLE_NOT_PRESENT
原因: tableNameがディスクリプタに存在しません。
処置: 表名で修飾されているフィールドが正しい表を参照するよう、マッピングとディスクリプタに指定されている修飾フィールド名を確認します。
94: TABLE_NOT_SPECIFIED
原因: ディスクリプタに表が指定されていません。ディスクリプタには、表名を定義する必要があります。
処置: メソッドaddTableName(String tableName)またはsetTableName(String tableName)をコールして、ディスクリプタに表を設定します。
96: TARGET_FOREIGN_KEYS_SIZE_MISMATCH
原因: 1対多マッピングにおいて、ターゲット表の外部キーのサイズがソース表のソース・キーのサイズに一致しません。
処置: マッピングを確認します。
97: TARGET_INVOCATION_WHILE_CLONING
原因: TopLinkで、オブジェクトdomainObjectのクローン・メソッドのクローン化に関する問題が発生しました。methodNameが例外をトリガーしました。オブジェクトのクローン化中にクローン・オブジェクトが起動されると、このJava例外が発生します。クローン・メソッドは、通常、作業ユニットでのクローン作成のために起動されるコピー・ポリシーで指定されます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
98: TARGET_INVOCATION_WHILE_EVENT_EXECUTION
原因: ディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodName(DescriptorEvent event)にアクセスできません。この例外は、ディスクリプタ・イベント・メソッドがJavaリフレクションを使用して起動されたときに発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
99: TARGET_INVOCATION_WHILE_GETTING_VALUE_THRU_METHOD_ACCESSOR
原因: オブジェクトobjectNameに対するメソッドmethodNameが例外をスローしています。メソッド・アクセッサを通じてオブジェクトから属性値を取得する際に、Javaが例外をスローしています。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
100: TARGET_INVOCATION_WHILE_INSTANTIATING_METHOD_BASED_PROXY
原因: メソッドが例外を発生しました。メソッド・ベースのプロキシのインスタンス化中、およびトランスフォーメーション・マッピングのインスタンス化中に、Javaでこの例外が発生します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
101: TARGET_INVOCATION_WHILE_INVOKING_ATTRIBUTE_METHOD
原因: 基礎となるメソッドで例外が発生します。トランスフォーメーション・マッピングに対して属性変換メソッドを起動する際に、Javaが例外をスローしています。このメソッドは、ドメイン・オブジェクトに設定する値をデータベース行から抽出するために起動されます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
102: TARGET_INVOCATION_WHILE_INVOKING_FIELD_TO_METHOD
原因: メソッドmethodNameが例外をスローしています。トランスフォーメーション・マッピングに対してフィールド変換メソッドを起動する際に、Javaが例外をスローしています。このメソッドは、データベース行に設定する値をドメイン・オブジェクトから抽出するために起動されます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
103: TARGET_INVOCATION_WHILE_INVOKING_ROW_EXTRACTION_METHOD
原因: TopLinkがクラス抽出メソッドの起動中に行rowNameからクラス・タイプを抽出しようとして問題が発生しました。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
104: TARGET_INVOCATION_WHILE_METHOD_INSTANTIATION
原因: TopLinkが新規インスタンスを作成できません。作成メソッドmethodNameが例外の原因です。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
105: TARGET_INVOCATION_WHILE_OBSOLETE_EVENT_EXECUTION
原因: 基礎となるディスクリプタ・コールバック・メソッドeventMethodName(Session session)で、例外が発生します。セッションをパラメータとしてとるディスクリプタ・イベント・メソッドの起動中に、Javaが例外をスローしています。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
106: TARGET_INVOCATION_WHILE_SETTING_VALUE_THRU_METHOD_ACESSOR
原因: オブジェクトに対するメソッドsetMethodNameで例外が発生します。アクセッサ設定メソッドをドメイン・オブジェクトに対して起動し、属性値をドメイン・オブジェクトに設定する際に、Javaが例外をスローしています。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
108: VALUE_NOT_FOUND_IN_CLASS_INDICATOR_MAPPING
原因: クラスの親ディスクリプタ内のクラス・インジケータ・マッピングに、インジケータ値が見つかりません。
処置: 継承ポリシーに対するaddClassIndicator(Class childClass, Object typeValue)を確認します。
109: WRITE_LOCK_FIELD_IN_CHILD_DESCRIPTOR
原因: 子ディスクリプタに書込みロック・フィールドが定義されています。子ディスクリプタは必要なロックを親ディスクリプタから継承するため、これは不要です。
処置: 子ディスクリプタをチェックし、フィールドを削除します。
110: DESCRIPTOR_IS_MISSING
原因: 参照クラスclassNameのディスクリプタがマッピング内にありません。
処置: セッションをチェックし、参照クラスのディスクリプタが追加されたことを確認します。
111: MULTIPLE_TABLE_PRIMARY_KEY_MUST_BE_FULLY_QUALIFIED
原因: 複数表の主キー・フィールド名が完全に修飾されていません。これらのフィールド名は、ディスクリプタに複数の表が存在する場合に、ディスクリプタに指定されます。
処置: 表名を使用してフィールド名を指定します。
112: ONLY_ONE_TABLE_CAN_BE_ADDED_WITH_THIS_METHOD
原因: このメソッドによって複数の表を入力しようとしています。
処置: 複数の表をディスクリプタに追加するには、メソッドaddTableName(String tableName)を使用します。
113: NULL_POINTER_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
原因: コンストラクタにアクセスできません。デフォルト・コンストラクタを起動してドメイン・オブジェクトの新規インスタンスを作成する際に、Javaがこの例外をスローしています。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
114: NULL_POINTER_WHILE_METHOD_INSTANTIATION
原因: 新規インスタンスのmethodName作成メソッドにアクセスできません。メソッドをコールしてドメイン・オブジェクトの新規インスタンスを作成する際に、Javaが例外をスローしています。このメソッドは、クラス・コンストラクタを通じて新規インスタンス作成のデフォルト動作をオーバーライドするために、ユーザーが指定します。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
115: NO_ATTRIBUTE_VALUE_CONVERSION_TO_FIELD_VALUE_PROVIDED
原因: オブジェクト・タイプ・マッピングに属性値attributeValueのフィールド変換値が指定されていませんでした。
処置: 属性値を確認し、対応するフィールド値をマッピングに指定します。
116: NO_FIELD_VALUE_CONVERSION_TO_ATTRIBUTE_VALUE_PROVIDED
原因: オブジェクト・タイプ・マッピングにfieldValueの属性変換値が指定されていませんでした。
処置: 属性値を確認し、対応するフィールド値をマッピングに指定します。
118: LOCK_MAPPING_CANNOT_BE_READONLY
原因: ドメイン・オブジェクトclassNameは、バージョン値がオブジェクトに格納されている場合に、書込みロック・フィールドに対する読取り専用マッピングを持つことができません。
処置: 書込みロック・フィールドのマッピングを確認します。
119: LOCK_MAPPING_MUST_BE_READONLY
原因: ドメイン・オブジェクトclassNameは、バージョン値がキャッシュに格納されている場合に、書込みロック・フィールドに対する読取り専用マッピングを持ちません。
処置: 書込みロック・フィールドのマッピングを確認します。
120: CHILD_DOES_NOT_DEFINE_ABSTRACT_QUERY_KEY
原因: 問合せキーqueryKeyNameが親ディスクリプタには定義されていますが、子ディスクリプタに定義されていません。ディスクリプタに抽象問合せキーが定義されていません。
処置: インタフェース・ディスクリプタの抽象問合せキーにより、インタフェースを実装するクラスを定義します。
122: SET_EXISTENCE_CHECKING_NOT_UNDERSTOOD
原因: インタフェース・ディスクリプタparentに少なくとも1つの抽象問合せキーが定義されていません。メソッドsetExistenceChecking(String token)に指定された文字列が認識されません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
125: VALUE_HOLDER_INSTANTIATION_MISMATCH
原因: 属性getAttributeName()のマッピングがインダイレクションを使用しています。このマッピングは、新規ValueHolderに対して初期化されている必要があります。
処置: マッピングでインダイレクションを使用していること、および属性が新規ValueHolderに対して初期化されていることを確認します。
126: NO_SUB_CLASS_MATCH
原因: 集約リレーションシップ・マッピングでの継承の場合に、このクラスtheClassに一致するサブクラスがありません。
処置: サブクラスとリレーションシップ・マッピングを確認します。
127: RETURN_AND_MAPPING_WITH_INDIRECTION_MISMATCH
原因: マッピングの属性getAttributeName()を取得するメソッドの戻りタイプがタイプValueHolderInterfaceとして宣言されていませんが、マッピングではインダイレクションを使用しています。
処置: DatabaseMappingの属性名の付いたgetAttributeName()を取得するメソッドがValueHolderを戻していることを確認するか、インダイレクションを使用しないようにマッピングを変更します。
128: RETURN_AND_MAPPING_WITHOUT_INDIRECTION_MISMATCH
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()を取得するメソッドの戻りタイプがタイプValueHolderInterfaceとして宣言されていますが、マッピングではインダイレクションを使用していません。
処置: マッピングでインダイレクションを使用していることを確認するか、ValueHolderからの戻りタイプを変更します。
129: PARAMETER_AND_MAPPING_WITH_INDIRECTION_MISMATCH
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()を設定するメソッドの戻りタイプがタイプValueHolderInterfaceとして宣言されていませんが、マッピングではインダイレクションを使用しています。
処置: setメソッドのパラメータがValueHolderとして宣言されていることを確認するか、インダイレクションを使用しないようにマッピングを変更します。
130: PARAMETER_AND_MAPPING_WITHOUT_INDIRECTION_MISMATCH
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()を設定するメソッドの戻りタイプがタイプValueHolderInterfaceとして宣言されていますが、マッピングではインダイレクションを使用していません。
処置: インダイレクションを使用するようにマッピングが変更されていること、またはメソッドのパラメータがValueHolderとして宣言されていないことを確認します。
131: GET_METHOD_RETURN_TYPE_NOT_VALID
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()を取得するメソッドの戻りタイプがVectorタイプ(Java 2を使用している場合にMapまたはCollectionインタフェースを実装するタイプ)として宣言されていません。
処置: DatabaseMappingの属性getAttributeName()を取得するメソッドの戻りタイプをVectorタイプ(Java 2を使用している場合にMapまたはCollectionインタフェースを実装するタイプ)として宣言します。
133: SET_METHOD_PARAMETER_TYPE_NOT_VALID
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()を設定するメソッドのパラメータ・タイプがVectorタイプ(Java 2を使用している場合にMapまたはCollectionインタフェースを実装するタイプ)として宣言されていません。
処置: DatabaseMappingの属性getAttributeName()を設定するメソッドのパラメータ・タイプをVectorタイプ(Java 2を使用している場合にMapまたはCollectionインタフェースを実装するタイプ)として宣言します。
135: ILLEGAL_TABLE_NAME_IN_MULTIPLE_TABLE_FOREIGN_KEY
原因: 複数表の外部キー・リレーションシップの表名が不明です。
処置: 表名を確認します。
138: ATTRIBUTE_AND_MAPPING_WITH_TRANSPARENT_INDIRECTION_MISMATCH
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()validTypeNameのスーパータイプとして宣言されていませんが、マッピングでは透過インダイレクションを使用しています。
処置: 属性のタイプとマッピングの設定を確認します。
139: RETURN_AND_MAPPING_WITH_TRANSPARENT_INDIRECTION_MISMATCH
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()を取得するメソッドの戻りタイプがvalidTypeNameのスーパータイプとして宣言されていませんが、マッピングでは透過インダイレクションを使用しています。
処置: 属性のタイプとマッピングの設定を確認します。
140: PARAMETER_AND_MAPPING_WITH_TRANSPARENT_INDIRECTION_MISMATCH
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()を設定するメソッドのパラメータ・タイプがvalidTypeNameのスーパータイプとして宣言されていませんが、マッピングでは透過インダイレクションを使用しています。
処置: 属性のタイプとマッピングの設定を確認します。
141: FIELD_IS_NOT_PRESENT_IN_DATABASE
原因: フィールドfieldnameがデータベース内の表tableNameに存在しません。
処置: 属性のフィールド名を確認します。
142: TABLE_IS_NOT_PRESENT_IN_DATABASE
原因: DescriptorのメソッドgetTableNameにより名前が提供された表がデータベースに存在しません。
処置: ディスクリプタの表名を確認します。
143: MULTIPLE_TABLE_INSERT_ORDER_MISMATCH
原因: 指定した複数表の挿入順序VectorのDescriptorのメソッドgetMultipleTableInsertOrderが、DescriptorのメソッドgetTablesで指定された数よりも多い、または少ない表を保持しています。すべての表が挿入順序Vectorに含まれている必要があります。
処置: ディスクリプタの表名がすべて存在し、余分な表がないことを確認します。
144: INVALID_USE_OF_TRANSPARENT_INDIRECTION
原因: 透過インダイレクションがCollectionMapping以外のマッピングで使用されています。
処置: マッピングを確認します。マッピングはコレクション・マッピングであることが必要です。
145: MISSING_INDIRECT_CONTAINER_CONSTRUCTOR
原因: インダイレクト・コンテナ・クラスがコンストラクタを実装していません。
処置: コンテナのコンストラクタを実装します。
146: COULD_NOT_INSTANTIATE_INDIRECT_CONTAINER_CLASS
原因: TopLinkがコンストラクタを使用してインダイレクト・コンテナ・クラスをインスタンス化できません。
処置: インダイレクト・コンテナ・クラスのコンストラクタを検証します。
147: INVALID_CONTAINER_POLICY
原因: コンテナ・ポリシーを互換性のないバージョンのJDKで使用しました。このコンテナ・ポリシーは、JDK 1.3.1以上でのみ使用してください。
処置: 使用されているコンテナ・ポリシーを検証します。
148: INVALID_CONTAINER_POLICY_WITH_TRANSPARENT_ INDIRECTION
原因: コンテナ・ポリシーと透過インダイレクションに互換性がありません。
処置: 透過インダイレクションと互換性を持つようにコンテナ・ポリシーを変更するか、透過インダイレクションの使用をやめます。
149: INVALID_USE_OF_NO_INDIRECTION
原因: NoIndirectionPolicyオブジェクトがこのメソッドをコールしています。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
150: INDIRECT_CONTAINER_INSTANTIATION_MISMATCH
原因: DatabaseMappingの属性getAttributeName()のマッピングが透過インダイレクションを使用しています。このマッピングは、適切なコンテナに対して初期化されている必要があります。
処置: 適切なコンテナへのマッピングを初期化します。
151: INVALID_MAPPING_OPERATION
原因: 無効なマッピング操作が使用されました。
処置: 有効なマッピング操作については、ドキュメントを参照してください。
152: INVALID_INDIRECTION_POLICY_OPERATION
原因: 無効なインダイレクション・ポリシー操作が使用されました。
処置: 有効なインダイレクション・ポリシー操作については、ドキュメントを参照してください。
153: REFERENCE_DESCRIPTOR_IS_NOT_AGGREGATECOLLECTION
原因: classNameの参照ディスクリプタが集約コレクション・ディスクリプタに設定されていません。
処置: 参照ディスクリプタを集約コレクション・ディスクリプタに設定します。
154: INVALID_INDIRECTION_CONTAINER_CLASS
原因: 無効なインダイレクション・コンテナ・クラスが使用されました。
処置: コンテナ・クラスを確認します。
155: MISSING_FOREIGN_KEY_TRANSLATION
原因: マッピングが、主キー・フィールドにリンクされている外部キー・フィールドを含んでいません。
処置: 外部キーを適切な主キーにリンクします。
156: STRUCTURE_NAME_NOT_SET_IN_MAPPING
原因: 構造名が設定されていません。
処置: 適宜、構造名を設定します。
157: NORMAL_DESCRIPTORS_DO_NOT_SUPPORT_ NON_RELATIONAL_EXTENSIONS
原因: リレーショナル・ディスクリプタは非リレーショナル拡張機能をサポートしません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
158: PARENT_CLASS_IS_SELF
原因: ディスクリプタの親クラスがそれ自身に設定されています。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
159: PROXY_INDIRECTION_NOT_AVAILABLE
原因: プロキシ・インダイレクションの使用を試みましたが、JDK 1.3.1以上が使用されていません。
処置: JDK 1.3.1以上を使用します。
160: INVALID_ATTRIBUTE_TYPE_FOR_PROXY_INDIRECTION
原因: プロキシ・インダイレクションを使用するために指定したインタフェース・リストに、属性が指定されていませんでした。
処置: 属性を確認します。
161: INVALID_GET_RETURN_TYPE_FOR _PROXY_INDIRECTION
原因: インダイレクション・ポリシーの戻りタイプが、インダイレクション・ポリシーに対して無効です。
処置: getterメソッドのパラメータ・タイプがインダイレクション・ポリシーに対して正しいことを確認します。
162: INVALID_SET_PARAMETER_TYPE_FOR_PROXY_ INDIRECTION
原因: setterメソッドのパラメータがインダイレクション・タイプに対して正しくありません。
処置: setterメソッドのパラメータ・タイプがインダイレクション・ポリシーに対して正しいことを確認します。
163: INCORRECT_COLLECTION_POLICY
原因: コンテナ・ポリシーがコレクション・タイプに対して無効です。
処置: コンテナ・ポリシーがコレクション・タイプに対して正しいことを確認します。
164: INVALID_AMENDMENT_METHOD
原因: 指定した修正メソッドが無効か、publicでないか、見つかりません。
処置: 修正メソッドがpublicかつstaticで、voidを返し、引数Descriptorを1つとることを確認します。
165: ERROR_OCCURRED_IN_AMENDMENT_METHOD
原因: 指定した修正メソッドが例外をスローしました。
処置: 返された例外を調べて、詳しい情報を得ます。
166: VARIABLE_ONE_TO_ONE_MAPPING_IS_NOT_DEFINED
原因: 属性に対するマッピングがありません。
処置: マッピングと属性を検証します。
167: NO_CONSTRUCTOR_INDIRECT_COLLECTION_CLASS
原因: インダイレクション・コンテナ・クラスの有効なコンストラクタが見つかりませんでした。
処置: デフォルトのコンストラクタ、またはコンテナ・クラスにValueHolderInterfaceのあるコンテナを追加します。
168: TARGET_INVOCATION_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION
原因: コンストラクタがありません。
処置: 必要なコンストラクタを作成します。
169: TARGET_INVOCATION_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
原因: コンストラクタがありません。
処置: 必要なコンストラクタを作成します。
170: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
原因: パーミッションがコンストラクタへのアクセスを許可していません。
処置: Javaセキュリティ・パーミッションを調整し、コンストラクタへのアクセスを許可します。
171: INSTANTIATION_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
原因: インスタンス化が関連コンストラクタ内で失敗しました。
処置: インスタンス化の対象となっているオブジェトを特定し、すべてのオブジェクトが正しくインスタンス化されたことを確認します。
172: NO_SUCH_METHOD_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
原因: このメソッドが存在しないため、コンストラクタ内からのメソッド・コールは無効です。
処置: コールされたメソッドのデフォルトのコンストラクタが、ファクトリにあることを確認します。
173: NULL_POINTER_WHILE_CONSTRUCTOR_INSTANTIATION_OF_FACTORY
原因: コンストラクタ内からnullオブジェクトのメソッドがコールされました。ファクトリ・コンストラクタにアクセスできませんでした。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
174: ILLEGAL_ACCESS_WHILE_METHOD_INSTANTIATION_OF_FACTORY
原因: ファクトリのインスタンス化の中からオブジェクトに対してメソッドがコールされ、このメソッドはJavaにより無効であると判断されました。
処置: メソッドが無効である理由を特定し、そのメソッドを有効なメソッドに置き換えます。
175: TARGET_INVOCATION_WHILE_METHOD_INSTANTIATION_OF_FACTORY
原因: 作成メソッドを使用してファクトリを作成中に問題が発生しました。作成メソッドが例外をトリガーしました。
処置: 例外を調べ、対応する処置を行います。
176: NULL_POINTER_WHILE_METHOD_INSTANTIATION_OF_FACTORY
原因: ファクトリをインスタンス化するためにコールされたメソッドが、NullPointerExceptionをスローしました。作成メソッドにアクセスできません。
処置: そのメソッドを使用してファクトリをインスタンス化しないでください。
177: NO_MAPPING_FOR_ATTRIBUTENAME
原因: 属性attributeNameに対するマッピングがありません。
処置: 属性をマップする必要があります。
178: NO_MAPPING_FOR_ATTRIBUTENAME_IN_ENTITY_BEAN
原因: エンティティBean beanName内に属性attributeNameに対するマッピングが見つかりません。
処置: 属性をマップします。
179: UNSUPPORTED_TYPE_FOR_BIDIRECTIONAL_RELATIONSHIP_MAINTENANCE
原因: 属性は双方向リレーションシップ維持を使用しますが、これをサポートしないContainerPolicyが含まれています。
処置: 属性を別のコレクション・タイプでマップする必要があります。
180: REFERENCE_DESCRIPTOR_CANNOT_BE_AGGREGATE
原因: DescriptorExceptionResource.javaファイルでは、文字列は定義されません。
処置: リレーションシップ・マッピングの参照ディスクリプタ(AggregateCollectionMappingを除く)は集約にできません。参照ディスクリプタを非集約に変更する必要があります。
181: ATTRIBUTE_TRANSFORMER_CLASS_NOT_FOUND
原因: AttributeTransformerクラスが見つかりません。
処置: AttributeTransformerクラスがクラスパスにあることを確認します。
182: FIELD_TRANSFORMER_CLASS_NOT_FOUND
原因: FieldTransformerクラスが見つかりません。
処置: FieldTransformerクラスがクラスパスにあることを確認します。
183: ATTRIBUTE_TRANSFORMER_CLASS_INVALID
原因: クラスclassNameAttributeTransformerとしての使用は無効です。
処置: 内部例外スタック・トレースを調べ、適切な修正を行います。
184: FIELD_TRANSFORMER_CLASS_INVALID
原因: クラスclassNameFieldTransformerとしての使用は無効です。
処置: クラスをFieldTransformerとして使用しないでください。
185: RETURNING_POLICY_FIELD_TYPE_CONFLICT
原因: ReturningPolicyに2つの異なるタイプのフィールドが含まれています。
処置: フィールドが異なるタイプでReturningPolicyに2回追加されています。フィールドは、ReturningPolicyに1回のみ追加する必要があります。過剰なaddFieldForInsertコールまたはaddInsertFieldコールあるいはその両方を削除する必要があります。
186: RETURNING_POLICY_FIELD_INSERT_CONFLICT
原因: ReturningPolicyには、addInsertFieldaddInsertFieldReturnOnlyを使用して2度追加されるフィールドが含まれています。
処置: フィールドは、ReturningPolicyに1回のみ追加する必要があります。過剰なaddFieldコールを削除する必要があります。
187: RETURNING_POLICY_AND_DESCRIPTOR_FIELD_TYPE_CONFLICT
原因: ReturningPolicyには、タイプがTypeのフィールドが含まれていますが、ディスクリプタ内の同じフィールドのタイプはdifferentTypeです。
処置: ディスクリプタから取得できない場合のみ、addFieldメソッドのフィールド・タイプを指定します。
188: RETURNING_POLICY_UNMAPPED_FIELD_TYPE_NOT_SET
原因: ReturningPolicyには、タイプを必要とするマッピングされていないフィールドfieldNameが含まれています。
処置: addFieldメソッドでフィールド・タイプを指定する必要があります。
189: RETURNING_POLICY_MAPPED_FIELD_TYPE_NOT_SET
原因: ReturningPolicyには、タイプを必要とするマッピングされたフィールドfieldNameが含まれています。
処置: addFieldメソッドでフィールド・タイプを指定する必要があります。
190: RETURNING_POLICY_MAPPING_NOT_SUPPORTED
原因: ReturningPolicyには、サポートされていないマッピングでマップされたフィールドが含まれています。
処置: ReturningPolicyはこのフィールドとは使用できません。フィールドをReturningPolicyに追加しないでください。
191: RETURNING_POLICY_FIELD_NOT_SUPPORTED
原因: ReturningPolicyには、サポートされていないフィールドfieldNameが含まれています。フィールドは、順序フィールドかクラス・タイプ・インジケータのいずれかであるか、またはロックのために使用されています。
処置: ReturningPolicyはこのフィールドとは使用できません。フィールドをReturningPolicyに追加しないでください。
192: CUSTOM_QUERY_AND_RETURNING_POLICY_CONFLICT
原因: ReturningPolicyにはフィールドfieldNameが含まれていますが、カスタム問合せqueryNameはこれを出力しません。
処置: カスタム問合せを更新して、このフィールドの値を出力します。
193: NO_CUSTOM_QUERY_FOR_RETURNING_POLICY
原因: カスタム問合せ設定はありませんが、ReturningPolicyには戻り値があるフィールドが含まれており、戻り値のあるコールの生成をサポートしていません。
処置: ReturningPolicyに追加されたフィールドの値を出力するDescriptorQueryManager setInsertQuerysetInsertCallsetUpdateQueryまたはsetUpdateCallメソッドを使用して、カスタムInsertObjectQueryまたはUpdateObjectQueryを指定します。
194: CLASS_EXTRACTION_METHOD_MUST_BE_STATIC
原因: クラス抽出メソッドは、ディスクリプタのクラスのstaticメソッドである必要があります。
処置: クラス抽出メソッドを、ディスクリプタのクラスのstaticメソッドにします。
195: ISOLATED_DESCRIPTOR_REFERENCED_BY_SHARED_DESCRIPTOR
原因: 共有クラスは独立したクラスを参照しません。
処置: 共有クラスが、独立したクラスを参照しないことを確認します。
196: UPDATE_ALL_FIELDS_NOT_SET
原因: updateAllFieldsフラグが設定されていないか、falseに設定されています。CMPPolicysetForceUpdate(true)メソッドを使用する場合は、CMPPolicysetUpdateAllFields(true)メソッドもコールする必要があります。
処置: forceUpdatetrueの場合、updateAllFieldstrueに設定されていることを確認します。
197: INVALID_MAPPING_TYPE
原因: 不適切なタイプのマッピングがこのディスクリプタに設定されています。
処置: マッピング・タイプは、ディスクリプタ・タイプにマップする必要があります。たとえば、リレーショナル・ディスクリプタの場合はリレーショナル・マッピング、EISディスクリプタの場合はEISマッピング、XMLディスクリプタの場合はXMLマッピングです。
198: NEED_TO_IMPLEMENT_CHANGETRACKER
原因: オブジェクトにChangeTrackerインタフェースが実装されていません。
処置: ObjectChangeTrackingPolicyまたはAttributeChangeTrackingPolicyを使用するために、オブジェクトにChangeTrackerInterfaceが実装されていることを確認します。
199: NEED_TO_IMPLEMENT_FETCHGROUPTRACKER
原因: ドメイン・クラスにFetchGroupTrackerインタフェースが実装されていません。
処置: フェッチ・グループを使用するために、ドメイン・クラスにFetchGroupTrackerインタフェースが実装されていることを確認します。
200: ATTEMPT_TO_REGISTER_DEAD_INDIRECTION
原因: オブジェクトを新規オブジェクトとして使用不可能なインダイレクションに登録しようとしています。オブジェクトは、シリアライズされたクローンのマージ中にキャッシュから削除されたか、マージするときにはキャッシュに存在していなかった可能性があります。これは並行性違反です。
処置: デシリアライズ・バージョンをキャッシュにマージする前に、キャッシュにオブジェクトが存在することを確認します。ロック方法を検討します。詳細は、「作業コピーのクローンでの変更内容のマージ」および「インダイレクション、シリアライズおよびデタッチ」を参照してください。
201: UNIT_OF_WORK_ISOLATED_OBJECTS_ACCESSED_IN_SESSION
原因: セッション・キャッシュにオブジェクトを作成しようとしていますが、ディスクリプタは作業ユニットで分離ディスクリプタとしてマークされています。
処置: 作業ユニットの外部からディスクリプタにアクセスできないことを確認します。

詳細は、第VIII部「ディスクリプタ」を参照してください。

並行性例外(2001〜2009)

ConcurrencyExceptionは、Java並行性に違反した場合に発生する開発例外です。例13-2に示すように、実行中のスレッドが中断されてJVMがInterruptedExceptionをスローした場合にのみ、内部例外情報がエラー・メッセージとともに表示されます。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
INTERNAL EXCEPTION: Message

例13-2 並行性例外

EXCEPTION [TOPLINK – 2004]: oracle.toplink.exceptions.ConcurrencyException
EXCEPTION DESCRIPTION: Signal attempted before wait on concurrency manager.
This usually means that an attempt was made to commit or roll back a transaction before being started, or rolled back twice.

2001: WAIT_WAS_INTERRUPTED
原因: マルチスレッド環境で、待機中のスレッドのいずれかが中断されました。
処置: このような例外は、アプリケーションに依存します。
2002: WAIT_FAILURE_SERVER
原因: 接続プール内の接続に対するリクエストが強制的に待機となり、その待機が中断されました。
処置: このような例外は、アプリケーションに依存します。
2003: WAIT_FAILURE_CLIENT
原因: 接続プール内の接続に対するリクエストが強制的に待機となり、その待機が中断されました。
処置: このような例外は、アプリケーションに依存します。
2004: SIGNAL_ATTEMPTED_BEFORE_WAIT
原因: 並行性マネージャの待機の前にシグナル実行が試行されました。通常、これはトランザクションの開始前にトランザクションのコミットまたはロールバックが試行されたか、トランザクションのロールバックが2回試行されたことを意味します。
処置: アプリケーションのトランザクションを確認します。
2005: WAIT_FAILURE_SEQ_DATABASE_SESSION
原因: DatabaseSessionの順序付けで別の接続が使用可能になるのを待機中に、InterruptedExceptionが発生しました。
処置: DatabaseSessionでのオブジェクト作成に関係する並行性の問題を調べます。
2006: SEQUENCING_MULTITHREAD_THRU_CONNECTION
原因: 複数のスレッドが、同じDatabaseSessionまたはClientSessionから同時にシーケンス・オブジェクトを取得しようとしました。
処置: 同じDatabaseSessionまたはClientSessionを使用して書込みが同時に行われないようにします。
2007: MAX_TRIES_EXCEDED_FOR_LOCK_ON_CLONE
原因: オブジェクトをロックする最大試行回数を超えたため、オブジェクトのクローンに失敗しました。
処置: 試行回数が制限内であることを確認します。
2008: MAX_TRIES_EXCEDED_FOR_LOCK_ON_MERGE
原因: オブジェクトをロックする最大試行回数を超えたため、トランザクションのマージに失敗しました。
処置: 試行回数が制限内であることを確認します。
2009: MAX_TRIES_EXCEDED_FOR_LOCK_ON_BUILD_OBJECT
原因: オブジェクトをロックする最大試行回数を超えたため、オブジェクトの作成に失敗しました。オブジェクトに対するロックを保持しているのはスレッドthreadNumberですが、スレッドanotherThreadNumberがオブジェクトを作成しています。
処置: 試行回数が制限内であることを確認します。

詳細は、「並行性」を参照してください。

変換例外(3001〜3008)

ConversionExceptionは、互換性のないタイプの変換によって変換エラーが起こった場合に発生する開発例外です。例13-3に示すように、返されるメッセージは、どのタイプ・キャストが例外の原因となったかを示します。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
INTERNAL EXCEPTION: Message

例13-3 変換例外

EXCEPTION [TOPLINK – 3006]: oracle.toplink.exceptions.ConversionException
EXCEPTION DESCRIPTION: object must be of even length to be converted to a ByteArray

3001: COULD_NOT_BE_CONVERTED
原因: クラスObjectClassのオブジェクトobjectJavaClassに変換しようとしています。オブジェクトを特定のタイプに変換できません。
処置: 変換対象のオブジェクトのタイプが正しいことを確認します。
3002: COULD_NOT_BE_CONVERTED_EXTENDED
原因: クラスObjectClassのオブジェクトobjectをマッピングmappingTypeからJavaClassに変換しようとしています。オブジェクトを特定のタイプに変換できません。
処置: 変換対象のオブジェクトのタイプが正しいことを確認します。
3003: INCORRECT_DATE_FORMAT
原因: dateStringの日付書式が正しくありません。正しい書式はYYYY-MM-DDです。
処置: 日付書式を確認します。
3004: INCORRECT_TIME_FORMAT
原因: timeStringの時間書式が正しくありません。正しい書式はHH:MM:SSです。
処置: 時間書式を確認します。
3005: INCORRECT_TIMESTAMP_FORMAT
原因: timestampStringのタイムスタンプ書式が正しくありません。正しい書式はYYYY-MM-DD HH:MM:SS.NNNNNNNNNです。
処置: タイムスタンプ書式を確認します。
3006: COULD_NOT_CONVERT_TO_BYTE_ARRAY
原因: 長さが均一でないStringオブジェクトをByteArrayに変換しようとしています。このオブジェクトはByteArrayに変換できません。
処置: 変換対象のオブジェクトを確認します。
3007: COULD_NOT_BE_CONVERTED_TO_CLASS
原因: クラスObjectClassのオブジェクトobjectJavaClassに変換しようとしています。クラスJavaClassがクラスパスにありません。
処置: クラスJavaClassがクラスパスにあることを確認します。
3008: INCORRECT_DATE_TIME_FORMAT
原因: オブジェクトの日付時間書式が正しくありません。正しい書式はYYYY-MM-DD'T'HH:MM:SSです。
処置: 日付時間オブジェクトが正しい書式YYYY-MM-DD'T'HH:MM:SSであることを確認します。

詳細は、次を参照してください。

データベース例外(4002〜4018)

DatabaseExceptionは、データベースから読み取られたデータ、またはデータベースに書き込まれるデータが正しくない場合に発生する実行時例外です。この例外は、SQLExceptionのラッパーとしても機能します。例13-4に示すように、この場合、メッセージにはエラー・コードとエラー・メッセージが含まれます。

この例外は、どのデータベース操作でも発生する可能性があります。SQLスクリプトの実行が、DatabaseExceptionの原因となるデータベース操作に含まれている場合、getMessageメソッドを介してアクセス可能な例外のメッセージに、この例外の原因となるSQLが含まれます。

この例外がSQLExceptionをラップしている場合、内部例外とエラー・コード情報を含みます。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
INTERNAL EXCEPTION: Message
ERROR CODE: Error code

例13-4 データベース例外

EXCEPTION [TOPLINK – 4002]: oracle.toplink.exceptions.DatabaseException
EXCEPTION DESCRIPTION: java.sql.SQLException: [INTERSOLV][ODBC dBase driver] Incompatible datatypes in expression: >
INTERNAL EXCEPTION: java.sql.SQLException: [INTERSOLV][ODBC dBase driver] Incompatible datatypes in expression: >
ERROR CODE: 3924

4002: SQL_EXCEPTION
原因: SQL例外が発生し、基礎となるJDBCブリッジによって発生しました。TopLinkでは、その例外のみがラップされます。
処置: 発生した内部例外を調べます。
4003: CONFIGURATION_ERROR_CLASS_NOT_FOUND
原因: ドライバ・クラス名が見つかりませんでした。
処置: JDBCLoginに指定されたクラス名を確認します。
4005: DATABASE_ACCESSOR_NOT_CONNECTED
原因: データベースに対する読取りまたは書込みの試行中に、セッションがデータベースに接続されていません。
処置: データベースへの接続が失われた可能性があるため、アプリケーションが再度ログインする必要があります。
4006: ERROR_READING_BLOB_DATA
原因: データベースからBLOBデータを読み取る際にエラーが発生しました。この例外の原因として、BLOBデータが結果セットから正しく読み取られなかった、TopLinkがByteArrayOutputStreamを使用してBLOBデータを処理できない、という2つのことが考えられます。
処置: 基礎となるドライバがBLOBを正しくサポートしているかどうかを確認します。正しくサポートしている場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
4007: COULD_NOT_CONVERT_OBJECT_TYPE
原因: オブジェクト・タイプを変換しようとして内部エラーerror.java.sql.TYPES = typeが発生しました。結果セットのオブジェクトを、メタデータ情報から返されたタイプに変換できません。
処置: 基礎となるドライバが変換タイプを正しくサポートしているかどうかを確認します。正しくサポートしている場合は、オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
4008: LOGOUT_WHILE_TRANSACTION_IN_PROGRESS
原因: トランザクションの進行中にログアウトしようとしています。トランザクションが進行中はログアウトできません。
処置: トランザクションが完了するまで待ちます。
4009: SEQUENCE_TABLE_INFORMATION_NOT_COMPLETE
原因: TopLinkに対して指定した順序情報が十分ではないため、データベースから順序番号のセットを取得できません。これは、通常Oracleデータベースのネイティブ順序付け(「リレーショナル・プロジェクトにおける順序付けの概要」を参照)で起こります。
処置: 提供されたデータ、特にTopLinkで提供された順序名を確認します。
4011: ERROR_PREALLOCATING_SEQUENCE_NUMBERS
原因: データベース上で順序番号を事前割当てする際にエラーが発生しました。順序表情報が完全ではありません。
処置: 順序表がデータベース上に正しく作成されたことを確認します。
4014: CANNOT_REGISTER_SYNCHRONIZATIONLISTENER_FOR_UNITOFWORK
原因: TopLinkは同期リスナーunderlying_exception_stringを登録できません。TopLinkセッションがExternalTransactionControllerを使用して構成されている場合、クライアントが要求する作業ユニットは、JTS外部グローバル・トランザクションのコンテキスト内で動作する必要があります。作業ユニットが作成されたが外部グローバル・トランザクションが存在しない場合、またはシステムが外部グローバル・トランザクションへの参照を取得できない場合に、このエラーが報告されます。
処置: 作業ユニットを取得する前に、JTSトランザクションが進行中であることを確認します。
4015 SYNCHRONIZED_UNITOFWORK_DOES_NOT_ SUPPORT_COMMITANDRESUME
原因: 同期化されたUnitOfWorkは、commitAndResume操作をサポートしません。TopLinkセッションがExternalTransactionControllerを使用して構成されている場合、クライアントが要求する作業ユニットは、JTS外部グローバル・トランザクションのコンテキスト内で動作する必要があります(「4014: CANNOT_REGISTER_SYNCHRONIZATIONLISTENER_FOR_UNITOFWORK」を参照)。JTS仕様では、トランザクションを指すチェックという概念がサポートされていません。つまり、実行した処理をコミットした後、同じトランザクション・コンテキスト内で処理を継続します。JTSでは、ネストしたトランザクションもサポートされていません。そのため、同期化された作業ユニットに対してクライアント・コードがcommitAndResumeを起動すると、このエラーが報告されます。
処置: 不要です。
4016: CONFIGURATION_ERROR_NEW_INSTANCE_ INSTANTIATION_EXCEPTION
原因: TopLinkが指定のドライバ・クラスをインスタンス化しようとしたときに、構成エラーが発生しました。TopLinkでは、ドライバをインスタンス化できません。
処置: ドライバをチェックします。
4017: CONFIGURATION_ERROR_NEW_INSTANCE_ILLEGAL_ACCESS_EXCEPTION
原因: TopLinkが指定のドライバ・クラスをインスタンス化しようとしたときに、構成エラーが発生しました。TopLinkでは、ドライバをインスタンス化できません。
処置: ドライバをチェックします。
4018: TRANSACTION_MANAGER_NOT_SET_FOR_JTS_DRIVER
原因: JTSSynchronizationListenerのトランザクション・マネージャが設定されていません。
処置: JTSSynchronizationListenerのトランザクション・マネージャを設定します。

オプティミスティック・ロック例外(5001〜5009)

OptimisticLockExceptionは、目的のオブジェクトに一致する行がデータベース上にない場合や、データベース上の値が登録済の数値に一致しない場合に発生する、実行時例外です。この例外は、オプティミスティック・ロック機能と併用されます。これは、例13-5に示すように、更新操作または削除操作にのみ適用されます。

オプティミスティック・ロックの詳細は、第2章「TopLinkアプリケーション開発の概要」「ステートレス環境でのオプティミスティック・ロック」を参照してください。オプティミスティック・ロック例外は、try-catchブロックで処理する必要があります。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception Name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-5 オプティミスティック・ロック例外

EXCEPTION [TOPLINK – 5003]: oracle.toplink.exceptions.OptimisticLockException
EXCEPTION DESCRIPTION: The object, object.toString() cannot be deleted because it has changed or been deleted since it was last read.

5001: NO_VERSION_NUMBER_WHEN_DELETING
原因: アイデンティティ・マップにバージョン番号を持たないオブジェクトobjectを削除しようとしています。このオブジェクトは一度も読み取られたことがないか、すでに削除されています。
処置: SQLロギングを使用して、例外の理由を特定します。最後の削除操作は、例外が発生したときに削除中だったオブジェクトを示しています。
5003: OBJECT_CHANGED_SINCE_LAST_READ_WHEN_DELETING
原因: データベースでオブジェクトの状態が変化しました。オブジェクトobjectは、最後に読み取られてから変更または削除されているため、削除できません。通常、これは表内の行が他のアプリケーションによって変更されたことを意味します。
処置: オブジェクトをリフレッシュすることにより、オブジェクトをデータベースの新しいデータで更新します。
5004: NO_VERSION_NUMBER_WHEN_UPDATING
原因: アイデンティティ・マップにバージョン番号を持たないオブジェクトobjectを更新しようとしました。このオブジェクトは更新前に読み取られていないか、削除されている可能性があります。
処置: SQLロギングを使用して、例外の理由を特定します。最後の更新操作は、例外が発生したときに更新中だったオブジェクトを示しています。
5006: OBJECT_CHANGED_SINCE_LAST_READ_WHEN_UPDATING
原因: データベースでオブジェクトの状態が変化しました。オブジェクトobjectは、最後に読み取られてから変更または削除されているため、更新できません。通常、これは表内の行が他のアプリケーションによって変更されたことを意味します。
処置: オブジェクトをリフレッシュすることにより、オブジェクトをデータベースの新しいデータで更新します。
5007: MUST_HAVE_MAPPING_WHEN_IN_OBJECT
原因: オブジェクトobjectは、バージョン・ロック・フィールドに対応する読取り専用ではないマッピングを持っていません。ロック値をキャッシュではなくドメイン・オブジェクトに格納する際に必要なマッピングが、ロック・フィールドに対して定義されていません。
処置: フィールドのマッピングを定義します。
5008: NEED_TO_MAP_JAVA_SQL_TIMESTAMP
原因: ドメイン・オブジェクトに格納されている書込みロック値がjava.sql.Timestampのインスタンスではありません。
処置: 属性の値をjava.sql.Timestampのインスタンスに変更します。
5009: UNWRAPPING_OBJECT_DELETED_SINCE_LAST_READ
原因: 主キーkeyを持つクラスclassNameのオブジェクトをアンラップしようとしていますが、オブジェクトは最後に読み取られてから削除されています。
処置: アンラップ対象のオブジェクトが存在することを確認します。

問合せ例外(6001〜6129)

QueryExceptionは、問合せに指定した情報が不十分な場合に発生する開発例外です。可能な場合、メッセージは例外の原因となった問合せを示します。例13-6に示すように、問合せはオプションであり、TopLinkでその例外の原因となった問合せを特定できる場合に表示されます。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message
QUERY:

例13-6 問合せ例外

EXCEPTION [TOPLINK – 6026]: oracle.toplink.exceptions.QueryException
EXCEPTION DESCRIPTION: The query is not defined. When executing a query on the session, the parameter that takes the query is null.

6001: ADDITIONAL_SIZE_QUERY_NOT_SPECIFIED
原因: 追加のサイズ取得問合せが指定されていません。カーソルSQL問合せでは、結果セットのサイズを取得するために追加の問合せを指定する必要があります。追加の問合せを含めないと、この例外が発生します。
処置: サイズの問合せを指定します。
6002: AGGREGATE_OBJECT_CANNOT_BE_DELETED
原因: 集約オブジェクトがその所有者と切り離して削除されました。集約オブジェクトは、所有者と切り離して書込みや削除ができません。そのようなオブジェクトではアイデンティティが維持されません。
処置: 集約オブジェクトを直接削除しようとしないでください。
6003: ARGUMENT_SIZE_MISMATCH_IN_QUERY_AND_ QUERY_DEFINITION
原因: 実行する問合せに対して指定された引数の数と、問合せ定義で指定された引数の数が一致しません。
処置: 問合せと問合せ実行をチェックします。
6004: BACKUP_CLONE_IS_ORIGINAL_FROM_PARENT
原因: アイデンティティ・ハッシュ・コード(System.identityHashCode()) (System.identityHashCode(clone))を持つクラスclone.getClass()のオブジェクトcloneは、この作業ユニット領域のものではなく、親セッションのものです。オブジェクトはこの作業ユニットには登録されず、親セッションから読み取られ、作業ユニットに登録されたオブジェクトに関連付けられます。
処置: オブジェクトが正しく登録されていることを確認します。それでも問題が発生する場合は、UnitOfWorkのvalidateObjectSpaceメソッドを使用すると、エラーの発生箇所をデバッグできます。
6005: BACKUP_CLONE_IS_ORIGINAL_FROM_SELF
原因: アイデンティティ・ハッシュ・コード(System.identityHashCode()) (System.identityHashCode(clone))を持つクラスclone.getClass()のオブジェクト・クローンは、登録されている新規オブジェクトの元のオブジェクトです。作業ユニットは登録されている新規オブジェクトをクローン化するため、オブジェクトが別のオブジェクトによって参照される前に、そのオブジェクトを必ず登録しておきます。新規オブジェクトをクローン化しない場合は、UnitOfWorkのregisterNewObject(Object)メソッドを使用します。
処置: オブジェクトが正しく登録されていることを確認します。それでも問題が発生する場合は、UnitOfWorkのvalidateObjectSpaceメソッドを使用すると、エラーの発生箇所をデバッグできます。
6006: BATCH_READING_NOT_SUPPORTED
原因: バッチ読取りをサポートしないマッピングが使用されました。すべてのターゲット行のバッチ読取りの最適化は、このマッピングではサポートされません。
処置: この問題はTopLinkの開発上の問題であるため、マッピングが新規カスタム・マッピングでないかぎり、ユーザーがこのエラー・コードを目にすることは考えられません。オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
6007: DESCRIPTOR_IS_MISSING
原因: 参照クラスのディスクリプタがありません。クラスまたはオブジェクトに関連するディスクリプタがセッションに見つかりません。
処置: 関連ディスクリプタがセッションに追加されたかどうか、および問合せが正しいオブジェクトまたはクラスに対して実行されたかどうかを確認します。
6008: DESCRIPTOR_IS_MISSING_FOR_NAMED_QUERY
原因: queryNameという名前の問合せに対するディスクリプタDomainClassNameがありません。名前付き問合せが定義されているディスクリプタが、セッションに追加されていません。
処置: 関連ディスクリプタがセッションに追加されたかどうか、および問合せが正しいクラスに対して実行されたかどうかを確認します。
6013: INCORRECT_SIZE_QUERY_FOR_CURSOR_STREAM
原因: カーソル付きストリームを返す問合せに指定したサイズ問合せが正しくありません。サイズ問合せを実行してもサイズが返されませんでした。
処置: カーソル付きストリーム問合せがカスタム問合せの場合、指定したサイズ問合せをチェックするか、オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
6014: INVALID_QUERY
原因: 変更問合せを使用して作業ユニットにオブジェクトを書き込もうとしています。これらのオブジェクトは登録されている必要があります。
処置: 変更前に作業ユニットにオブジェクトを登録します。これにより、コミット時に作業ユニットがデータベースに対して必要な変更を実行できます。
6015: INVALID_QUERY_KEY_IN_EXPRESSION
原因: 問合せキーkeyが存在しません。通常、このエラーは問合せキーのスペルミスが原因で発生します。
処置: 式に指定された問合せキーをチェックし、問合せキーがディスクリプタに追加されたことを確認します。
6016: INVALID_QUERY_ON_SERVER_SESSION
原因: サーバー・セッションを通じてオブジェクトまたはデータベースを変更しようとしています。変更はすべて、クライアント・セッションの作業ユニットを通じて実行する必要があります。変更問合せによって、サーバー・セッションでオブジェクトを変更することはできません。オブジェクトは、このサーバー・セッションから取得されたクライアント・セッションで変更されます。
処置: クライアント・セッションの作業ユニットを使用して、オブジェクトを変更します。
6020: NO_CONCRETE_CLASS_INDICATED
原因: この行のタイプに対する具象クラスが示されていません。データベース行から読み取られたタイプ・インジケータに、タイプ・インジケータ・ハッシュ・テーブルのエントリがないか、クラス抽出メソッドが使用された場合に、具象クラスのタイプが返されませんでした。この例外は、サブクラスの読取り中に発生します。
処置: クラス抽出メソッドを指定した場合は、そのメソッドをチェックします。または、ディスクリプタをチェックして、タイプ・インジケータ値がすべて指定されたことを確認します。
6021: NO_CURSOR_SUPPORT
原因: 式を使用する抽象クラスの複数表ディスクリプタで、カーソルがサポートされていません。
処置: カスタムSQLまたは複数の問合せの使用を検討します。
6023: OBJECT_TO_INSERT_IS_EMPTY
原因: 表に挿入するフィールドがありません。表tableに挿入するフィールドが空です。
処置: この表に対するマッピングを少なくとも1つ定義します。
6024: OBJECT_TO_MODIFY_NOT_SPECIFIED
原因: 変更するオブジェクトが変更問合せに指定されていません。
処置: 問合せを実行する前に、問合せにオブジェクトが含まれていることを確認します。
6026: QUERY_NOT_DEFINED
原因: 問合せが定義されていません。セッションで問合せを実行する際に、問合せをとるパラメータがnullです。
処置: 問合せが正しく渡されていることを確認します。
6027: QUERY_SENT_TO_INACTIVE_UNIT_OF_WORK
原因: 作業ユニットは解放されており、現在非アクティブです。
処置: 一度解放した作業ユニットは、commitAndResumeメソッドをコールしないかぎり再使用できません。
6028: READ_BEYOND_QUERY
原因: カーソル付きストリームからその限界を超えて(ストリームの末尾を超えて)読み取ろうとしています。
処置: オブジェクトをさらに取得しようとする前に、ストリーム終了条件がないかどうか、必ずストリームをチェックします。
6029: REFERENCE_CLASS_MISSING
原因: 問合せの参照クラスが指定されていません。参照クラスを指定する必要があります。
処置: 問合せが正しいことを確認します。
6030: REFRESH_NOT_POSSIBLE_WITHOUT_CACHE
原因: キャッシュが設定されていない状態でリフレッシュしようとしています。キャッシュをスキップしてオブジェクトを読み取る読取り問合せは、オブジェクトのリフレッシュには使用できません。アイデンティティがないと、リフレッシュは行えません。
処置: 問合せが正しいことを確認します。
6031: SIZE_ONLY_SUPPORTED_ON_EXPRESSION_QUERIES
原因: サイズ問合せが見つかりませんでした。サイズ問合せを指定しないかぎり、サイズは式問合せでしかサポートされません。
処置: カスタム問合せのカーソル付きストリームでも、サイズ問合せを定義する必要があります。
6032: SQL_STATEMENT_NOT_SET_PROPERLY
原因: SQL文の設定が適切ではありません。問合せがカスタマイズされていないかぎり、ユーザーがこのエラー・コードを目にすることは考えられません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
6034: INVALID_QUERY_ITEM
原因: TopLinkが問合せ項目式を検証できません。
処置: 使用されている式を検証します。
6041: SELECTION_OBJECT_CANNOT_BE_NULL
原因: ReadObjectQuery(またはリフレッシュ)に渡された選択オブジェクトがnullでした。
処置: 読取り問合せに対するsetSelectionObjectメソッドをチェックします。
6042: UNNAMED_QUERY_ON_SESSION_BROKER
原因: データ読取り問合せおよびデータ変更問合せがセッション名なしで実行されています。問合せに名前が付いていないかぎり、セッション・ブローカで直接実行できるのはオブジェクトレベルの問合せのみです。
処置: セッション名を指定します。
6043: REPORT_RESULT_WITHOUT_PKS
原因: 主キーのないReportQueryによりオブジェクトを読み取ろうとしています。返されたレポート問合せ結果に主キーの値がありません。結果からオブジェクトを作成できるのは、主キーも読み取られた場合のみです。
処置: レポート問合せに対するretrievePrimaryKeysメソッドについてのドキュメントを参照してください。
6044: NULL_PRIMARY_KEY_IN_BUILDING_OBJECT
原因: 問合せの実行中に行databaseRowから読み取られた主キーがnullであることが検出されました。主キーにnullを含めることはできません。
処置: 問合せとデータベースの表をチェックします。
6045: NO_DESCRIPTOR_FOR_SUBCLASS
原因: サブクラスにディスクリプタが定義されていません。
処置: ディスクリプタがセッションに追加されたことを確認するか、クラス抽出メソッドをチェックします。
6046: CANNOT_DELETE_READ_ONLY_OBJECT
原因: 読取り専用クラスを削除しようとしています。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
6047: INVALID_OPERATOR
原因: 式で使用されている演算子が無効です。
処置: ExpressionOperatorクラスをチェックし、サポートされているすべての演算子のリストを確認します。
6048: ILLEGAL_USE_OF_GETFIELD
原因: 式におけるgetFieldメソッドのデータの使用方法が無効です。これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
6049: ILLEGAL_USE_OF_GETTABLE
原因: 式におけるgetTableメソッドのデータの使用方法が無効です。これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
6050: REPORT_QUERY_RESULT_SIZE_MISMATCH
原因: 要求された属性の数が、レポート問合せでデータベースから返された属性の数に一致しません。これは、レポート問合せでのカスタム問合せの結果として起こることがあります。
処置: カスタム問合せをチェックして、それが指定されていることを確認するか、オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
6051: CANNOT_CACHE_PARTIAL_OBJECT
原因: 部分オブジェクトをキャッシュしようとしています。部分オブジェクトがキャッシュに入れられることはありません。部分オブジェクト問合せによってキャッシュをメンテナンスしたり、部分オブジェクト問合せを編集したりすることはできません。dontMaintainCacheメソッドを使用します。
処置: 問合せを実行する前に、dontMaintainCacheメソッドをコールします。
6052: OUTER_JOIN_ONLY_VALID_FOR_ONE_TO_ONE
原因: 外部結合の使用方法が無効です。外部結合(getAllowingNullメソッド)は1対1マッピングに対してのみ有効であり、このマッピングには使用できません。
処置: getAllowingNullメソッドを1対1以外のマッピングに使用しないでください。
6054: CANNOT_ADD_TO_CONTAINER
原因: TopLinkがpolicyを使用してオブジェクトをコンテナ・クラスに追加できません。これは、TopLinkの開発例外です。カスタム・コンテナ・ポリシーを作成しないかぎり、ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
6055: METHOD_INVOCATION_FAILED
原因: オブジェクトanObjectに対するメソッドの起動により、このメソッドへのアクセス中にJavaリフレクション例外がスローされました。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
6056: CANNOT_CREATE_CLONE
原因: policyを使用してオブジェクトanObjectのクローンを作成しようとしています。これは、TopLinkの開発例外です。カスタム・コンテナ・ポリシーを作成しないかぎり、ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
6057: METHOD_NOT_VALID
原因: メソッドmethodNameは、オブジェクトaReceiverに対してコールするには有効ではありません。これは、TopLinkの開発例外です。カスタム・コンテナ・ポリシーを作成しないかぎり、ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
6058: METHOD_DOES_NOT_EXIST_IN_CONTAINER_CLASS
原因: methodNameという名前のメソッドがクラスaClassに見つかりませんでした。この例外は、コンテナ・クラスでクローン・メソッドを探す際に発生します。クローンは、作業ユニットでコンテナのクローンを作成するために必要です。
処置: コンテナ・クラスにクローン・メソッドを定義します。
6059: COULD_NOT_INSTANTIATE_CONTAINER_CLASS
原因: 問合せ結果のコンテナとしてクラスaClassをインスタンス化しようとしています。このクラスはコンテナとしてインスタンス化できません。この例外は、Javaリフレクションを使用して新規インタフェースのコンテナ・ポリシーを作成する際に発生するJava例外です。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
6060: MAP_KEY_NOT_COMPARABLE
原因: タイプObjectClassのオブジェクトanObjectを、タイプContainerClassaContainerへのキーとして使用しようとしています。このキーは、現在マップ内にあるキーと比較できません。これにより、メソッドへのアクセス中にJavaリフレクション例外が発生します。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
6061: CANNOT_ACCESS_METHOD_ON_OBJECT
原因: タイプObjectClassのオブジェクトanObjectに対するメソッドaMethodに、リフレクションを使用してアクセスしようとしています。これにより、メソッドへのアクセス中にJavaリフレクション例外が発生します。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
6062: CALLED_METHOD_THREW_EXCEPTION
原因: リフレクションを使用してobjectClassに対してメソッドaMethodがコールされ、例外をスローしました。メソッドaMethodでは、メソッドへのアクセス中にJavaリフレクション例外が発生します。TopLinkでは、Java例外のみがラップされます。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
6063: INVALID_OPERATION
原因: カーソルに対する無効な操作operationNameです。この操作はサポートされていません。
処置: クラスのドキュメントをチェックし、対応するメソッドを見つけて使用します。
6064: CANNOT_REMOVE_FROM_CONTAINER
原因: policyを使用して、タイプanObjectClassanObjectaContainerClassから削除しようとしています。これは、TopLinkの開発例外です。カスタム・コンテナ・ポリシーを作成しないかぎり、ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
6065: CANNOT_ADD_ELEMENT
原因: コレクション・コンテナ・ポリシーに要素を追加しようとしています(タイプObjectClassのオブジェクトanObjectContainerClassに追加できません)。
処置: 内部例外を調べ、Javaのドキュメントを参照してください。
6066: BACKUP_CLONE_DELETED
原因: オブジェクトの削除後にオブジェクト参照が残っています。アイデンティティ・ハッシュ・コード(System.identityHashCode()) (System.identityHashCode(clone))を持つクラスclone.getClassのオブジェクト・クローンは削除されましたが、参照がまだ残っています。
処置: オブジェクトが正しく登録されていることを確認します。それでも問題が発生する場合は、UnitOfWorkのvalidateObjectSpace()メソッドを使用すると、エラーの発生箇所を識別できます。
6068: CANNOT_COMPARE_TABLES_IN_EXPRESSION
原因: 式で表参照をdataと比較しようとしています。
処置: 式をチェックします。
6069: INVALID_TABLE_FOR_FIELD_IN_EXPRESSION
原因: 式のフィールドfieldNameには、このコンテキストで無効な表が含まれています。
処置: 式をチェックします。
6070: INVALID_USE_OF_TO_MANY_QUERY_KEY_IN_EXPRESSION
原因: 式で1対多リレーションシップを表す問合せキーの使用方法が無効です。
処置: getではなく、anyOf演算子を使用します。
6071: INVALID_USE_OF_ANY_OF_IN_EXPRESSION
原因: 式で対多リレーションシップを表さない問合せキーに対するanyOfの使用方法が無効です。
処置: anyOfではなく、get演算子を使用します。
6072: CANNOT_QUERY_ACROSS_VARIABLE_ONE_TO_ONE_MAPPING
原因: 可変1対1マッピングに対する問合せを実行しようとしています。これはサポートされていません。
処置: 問合せが可変1対1マッピングに対して実行されないように、式を変更します。
6073: ILL_FORMED_EXPRESSION
原因: 問合せの式に不具合があります。queryKeyに対するSQL文にオブジェクト参照を出力しようとしています。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
6074: CANNOT_CONFORM_EXPRESSION
原因: 式では、オブジェクトがメモリー内で一致しているかどうかを判別できません。
処置: データベースをチェックする問合せを設定します。問合せ結果への一致を試行しないように問合せを変更します。
6075: INVALID_OPERATOR_FOR_OBJECT_EXPRESSION
原因: オブジェクト比較に対して無効な演算子が使用されました。オブジェクト比較で使用できるのは、equalまたはnotEqual演算子のみです。他の比較は、問合せキーまたは属性レベルの直接比較を通じて行う必要があります。
処置: オブジェクト比較を使用する場合は、問合せでequalnotEqualのみを使用していることを確認します。
6076: UNSUPPORTED_MAPPING_FOR_OBJECT_COMPARISON
原因: オブジェクト比較に対してサポートされないタイプのマッピングが使用されました。オブジェクト比較は、1対1マッピングでのみ使用できます。他のマッピング比較は、問合せキーまたは属性レベルの直接比較を通じて行う必要があります。
処置: マッピング内でオブジェクトを比較しようとするのではなく、問合せキーを使用します。
6077: OBJECT_COMPARISON_CANNOT_BE_PARAMETERIZED
原因: オブジェクト比較がパラメータ化されています。オブジェクト比較は、パラメータ問合せでは使用できません。
処置: パラメータ化された問合せを使用する場合は、オブジェクトを使用しないように問合せを変更します。
6078: INCORRECT_CLASS_FOR_OBJECT_COMPARISON
原因: オブジェクト比較に対して引数の不適切なクラスが使用されました。
処置: 問合せに対するクラスが正しいことを確認します。
6079: CANNOT_COMPARE_TARGET_FOREIGN_KEYS_ TO_NULL
原因: ターゲット外部キー・リレーションシップに対してオブジェクト比較が使用されました。オブジェクト比較は、ターゲット外部キー・リレーションシップには使用できません。
処置: ソース主キーに対して問合せを行います。
6080: INVALID_DATABASE_CALL
原因: 無効なデータベース・コールです。コールは、DatabaseCallのインスタンスであることが必要です。
処置: 使用しているコールがDatabaseCallであることを確認します。
6081: INVALID_DATABASE_ACCESSOR
原因: 無効なデータベース・アクセッサです。アクセッサは、DatabaseAccessorのインスタンスであることが必要です。
処置: 使用しているアクセッサがDatabaseAccessorであることを確認します。
6082: METHOD_DOES_NOT_EXIST_ON_EXPRESSION
原因: 引数のタイプがargTypesの存在しないメソッドmethodNameは、式に対して起動されませんでした。
処置: 使用しているメソッドが、サポートされているメソッドであることを確認します。
6083: IN_CANNOT_BE_PARAMETERIZED
原因: INを使用する問合せがパラメータ化されました。INを使用する問合せはパラメータ化できません。
処置: 問合せ準備またはバインドを無効にします。
6084: REDIRECTION_CLASS_OR_METHOD_NOT_SET
原因: リダイレクション問合せは適切に構成されていませんでした。クラスまたはメソッドの名前が設定されていませんでした。
処置: リダイレクション・クラスの構成を確認します。
6085: REDIRECTION_METHOD_NOT_DEFINED_CORRECTLY
原因: リダイレクション問合せのメソッドが定義されていないか、誤った引数で定義されています。メソッドは、引数DatabaseQueryDatabaseRowまたはSession(インタフェース)を持ち、public staticであることが必要です。
処置: リダイレクション問合せのメソッドをチェックします。
6086: REDIRECTION_METHOD_ERROR
原因: MethodBaseQueryRedirectorに対して指定したstaticな起動メソッドが、起動時に例外をスローしました。
処置: staticな起動メソッドに問題がないかどうかチェックします。
6087: EXAMPLE_AND_REFERENCE_OBJECT_CLASS_MISMATCH
原因: サンプル・オブジェクトとこの問合せに対して指定した参照クラスの間に、クラスの不一致があります。
処置: サンプル・クラスと参照クラスに互換性があることを確認します。
6088: NO_ATTRIBUTES_FOR _REPORT_QUERY
原因: ReportQueryは属性の指定なしで作成されました。
処置: 問合せの属性を指定します。
6089: NO_EXPRESSION_BUILDER_CLASS_FOUND
原因: 式が正しく初期化されていません。式ではExpressionBuilderを1つだけ使用してください。パラレル式の場合、問合せクラスをExpressionBuilderコンストラクタに指定する必要があります。また、問合せのExpressionBuilderは常に式の左側にあることが必要です。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
6090: CANNOT_SET_REPORT_QUERY_TO_CHECK_CACHE_ONLY
原因: checkCacheOnlyメソッドがReportQueryに対して起動されました。ReportQueryはオブジェクトではなくデータを返すこと、およびTopLinkのキャッシュはオブジェクトで構成されていることから、checkCacheOnlyメソッドをReportQueryに対して起動することはできません。
処置: この場合は、ReportQueryを使用しないでください。
6091: TYPE_MISMATCH_BETWEEN_ATTRIBUTE_AND_CONSTANT_ON_EXPRESSION
原因: 式で比較に使用される定数のタイプが属性のタイプと一致しません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
6092: MUST_INSTANTIATE_VALUEHOLDERS
原因: インスタンス化されていないValueHolderが検出されました。
処置: 問合せを行うコレクションに対してValueHolderをインスタンス化します。
6093: MUST_BE_ONE_TO_ONE_OR_ONE_TO_MANY_MAPPING
原因: 1対1でも1対多でもないマッピングに対してbuildSelectionCriteriaメソッドが起動されました。このパブリックAPIを使用して選択基準を作成できるのは、1対1マッピングと1対多マッピングのみです。buildSelectionCriteriaメソッドをその他のマッピング・タイプとともに使用すると、正しい結果が返されません。
処置: buildSelectionCriteriaメソッドは、1対1マッピングおよび1対多マッピングでのみ使用します。
6094: PARAMETER_NAME_MISMATCH
原因: マップされていないフィールドがパラメータ化された式で使用されました。
処置: フィールドをマップするか、マップされていないフィールドを使用しない別の式を定義します。
6095: CLONE_METHOD_REQUIRED
原因: IndirectContainer実装の委譲クラスがCloneableを実装していません。IndirectContainerを実装する場合は、Cloneableも実装する必要があります。たとえば、oracle.toplink.indirection.IndirectSetについて考えてみます。cloneメソッドは委譲クラスをクローン化する必要があります。たとえば、IndirectSet実装はIndirectSetとそのベース委譲クラスHashSetによって共有される共通インタフェースに含まれていないため、リフレクションを使用してcloneメソッドを起動します。
処置: IndirectContainer実装またはその委譲クラスがCloneableを実装していることを確認します。
6096: CLONE_METHOD_INACCESSIBLE
原因: IndirectContainer実装の委譲クラスがCloneableを実装していますが、IndirectContainer実装が指定したクローン・メソッドにアクセスできません。つまり、委譲クローン・メソッドが起動されるときにjava.lang.IllegalAccessExceptionが発生します。
処置: 委譲クローン・メソッドと委譲クラスの両方がpublicであることを確認します。VMのセキュリティ設定でJavaリフレクションのパーミッションが設定されていることを確認します。java.lang.reflect.Methodのinvokeメソッドも参照してください。
6097: CLONE_METHOD_THORW_EXCEPTION
原因: IndirectContainer実装の委譲クラスがCloneableを実装し、IndirectContainer実装は指定したcloneメソッドにアクセスできますが、指定したcloneメソッドの起動時にjava.lang.reflect.InvocationTargetExceptionが発生します。
処置: 委譲クローン・メソッドの実装を確認します。
6098: UNEXPECTED_INVOCATION
原因: プロキシ・オブジェクト・メソッドの起動時に予期しない例外(つまり、InvocationTargetExceptionおよびValidationException以外の例外)が発生します。
処置: プロキシ・オブジェクトを調べて、例外メッセージに示された例外がスローされている場所を確認します。この例外が発生しなくなったことを確認します。
6099: JOINING_ACROSS_INHERITANCE_WITH_MULTIPLE_TABLES
原因: 複数の表のサブクラスを使用する継承クラス全体の問合せ結合が実行されました。これはサポートされていません。結合は、複数の個別問合せが必要なため、複数の表にわたるサブクラスがある継承クラスとのリレーションシップでは使用できません。複数の問合せを1つの問合せに結合することはできません。
処置: かわりに、リレーションシップに対してバッチ読取りを使用します。バッチ読取りでは、問合せの結合と同等かそれ以上のパフォーマンスを発揮します。
6100: MULTIPLE_ROWS_DETECTED_FROM_SINGLE_OBJECT_READ
原因: シングル・オブジェクトの読取り問合せに対して複数の値が検出されました。これは、シングル・オブジェクトのfinderメソッドが1行のみ返すことを確認するCMP準拠のオプションです。
処置: システム・プロパティtoplink.cts.checkMultipleRowsfalseに設定するか、ファインダの問合せがデータベースから1行のみを返すことを確認します。
6101: HISTORICAL_QUERIES_MUST_PRESERVE_GLOBAL_CACHE
原因: この問合せを実行すると、最新のバージョンのオブジェクトのみを含む必要があるグローバル・セッション・キャッシュの整合性が違反する可能性があります。
処置: 過去のオブジェクトを戻す問合せを実行するには、次のいずれかを実行する必要があります。
  1. HistoricalSessionacquireSessionAsOf)を使用します。すべてのオブジェクトの読取りがキャッシュされ、そのときに自動的に読み取られます。これは、トリガーしているオブジェクトのリレーションシップにも適用されます。

  2. shouldMaintainCachefalseに設定します。以前のすべてのオブジェクト式を作成できますが、そのフィールドのいずれの式も結果セットには表示されません(つまり、where句のみで使用)。

6102: HISTORICAL_QUERIES_ONLY_SUPPORTED_ON_ORACLE
原因: 無効なデータベースが使用されました。履歴問合せは、Oracleデータベースのフラッシュバック機能を使用しているため、リリース9.2.0.4以上のOracleデータベースでのみ動作します。
処置: 履歴問合せがリリース9.2.0.4以上のOracleデータベースでのみ使用されていることを確認します。
6103: INVALID_QUERY_ON_HISTORICAL_SESSION
原因: 履歴セッションで無効な問合せが実行されました。読取り専用のHistoricalSession内からWriteQueryを実行できない場合があります。過去のオブジェクトをリストアするには、UnitOfWorkを使用して、該当する現在のオブジェクトを読み取り、UnitOfWorkをコミットしてください。
処置: 過去のオブジェクトをリストアするには、UnitOfWorkを使用して、該当する現在のオブジェクトを読み取り、UnitOfWorkをコミットします。
6104: OBJECT_DOES_NOT_EXIST_IN_CACHE
原因: オブジェクトがキャッシュに存在しません。
処置: オブジェクトがキャッシュに存在することを確認します。
6105: MUST_USE_CURSOR_STREAM_POLICY
原因: 問合せのインスタンス化でカーソル・ストリーム・ポリシーが使用されませんでした。
処置: カーソル・ストリーム・ポリシーを使用して問合せを再初期化します。
6106: CLASS_PK_DOES_NOT_EXIST_IN_CACHE
原因: 主キーを持つオブジェクトがキャッシュ内に存在しません。
処置: オブジェクトがキャッシュに存在することを確認します。
6107: UPDATE_STATEMENTS_NOT_SPECIFIED
原因: UpdateAllQueryにUPDATE文がありません。
処置: addUpdateメソッドを使用して、UPDATE文を追加します。
6108: INHERITANCE_WITH_MULTIPLE_TABLES_NOT_SUPPORTED
原因: UpdateAllQueryで、複数の表を使用する継承が使用されました。UpdateAllQueryは、複数の表を使用する継承をサポートしていません。
処置: この場合は、UpdateAllQueryを使用しないでください。
6109: QUERY_FETCHGROUP_NOT_DEFINED_IN_DESCRIPTOR
原因: 名前付きのフェッチ・グループが、ディスクリプタ・レベルで定義されていません。
処置: フェッチ・グループがディスクリプタで定義されていることを確認します。
6110: CANNOT_CONFORM_UNFETCHED_ATTRIBUTE
原因: 読取り問合せは、作業ユニット・アイデンティティ・マップで部分的にフェッチされたオブジェクトの非フェッチ属性に適合しません。
処置: 適合した非フェッチ属性を使用しないでください。または、適合前の属性は明示的にフェッチしてください。
6111: FETCH_GROUP_ATTRIBUTE_NOT_MAPPED
原因: フェッチ・グループ属性が定義されていないか、またはマップされていません。
処置: フェッチ・グループで定義された任意の属性がクラスで定義され、マップされていることを確認します。
6112: FETCH_GROUP_NOT_SUPPORT_ON_REPORT_QUERY
原因: レポート問合せにフェッチ・グループが設定されませんでした。フェッチ・グループはレポート問合せに設定できません。
処置: ReportQueryに設定したフェッチ・グループを削除するか、かわりにReadObjectQueryまたはReadObjectQueryを使用します。
6113: FETCH_GROUP_NOT_SUPPORT_ON_PARTIAL_ATTRIBUTE_READING
原因: フェッチ・グループが、部分的な属性読取りとともに使用されました。フェッチ・グループを、部分的な属性読取りとともに使用することはできません。
処置: 問合せで設定した部分的な属性読取りを削除します。
6114: FETCHGROUP_VALID_ONLY_IF_FETCHGROUP_MANAGER_IN_DESCRIPTOR
原因: 問合せのフェッチ・グループの設定の際に、ディスクリプタにフェッチ・グループ・マネージャが定義されていません。
処置: 問合せにフェッチ・グループを設定するには、ディスクリプタでフェッチ・グループ・マネージャを定義する必要があります。
6115: ISOLATED_QUERY_EXECUTED_ON_SERVER_SESSION
原因: サーバー・セッションに対して孤立問合せが実行されました。孤立クラスに対する問合せ、または排他接続を使用するよう設定された問合せを、ServerSessionに対して、あるいはCMPの場合にトランザクション外で実行することはできません。
処置: 孤立クラスに対する問合せ、または排他接続を使用するよう設定された問合せを、ServerSessionに対して、あるいはCMPの場合にトランザクション外で実行しないでください。
6116: NO_CALL_OR_INTERACTION_SPECIFIED
原因: 試行された操作で、コールまたはインタラクション・メソッドが指定されませんでした。
処置: コールまたはインタラクション・メソッドを指定します。
6117: CANNOT_CACHE_CURSOR_RESULTS_ON_QUERY
原因: カーソル結果を使用して問合せ結果をキャッシュする問合せが設定されました。
処置: 問合せ結果をキャッシュしないでください。または、カーソル・ポリシーを使用しないでください。
6118: CANNOT_CACHE_ISOLATED_DATA_ON_QUERY
原因: 孤立クラスに対する問合せが、問合せ結果を問合せにキャッシュするために試行されました。
処置: 孤立クラスに対する問合せでは、問合せ結果をキャッシュしないでください。
6119: MAPPING_FOR_EXPRESSION_DOES_NOT_SUPPORT_JOINING
原因: 結合式が有効でないか、または結合をサポートしていないマッピング・タイプ用の式です。
処置: 結合は、1対1マッピングと1対多マッピングのみサポートしています。
6120: SPECIFIED_PARTIAL_ATTRIBUTE_DOES_NOT_EXIST
原因: 部分属性attributeNameは、クラスclassNameの有効な属性ではありません。
処置: この属性が存在し、マップされていることを確認します。
6121: INVALID_BUILDER_IN_QUERY
原因: 問合せが正しく定義されていません。式ビルダーが欠落しています。
処置: サブ問合せおよびパラレル問合せの場合、問合せビルダーが常に左側にあることを確認してください。
6122: INVALID_EXPRESSION
原因: 無効な式expressionを使用しようとしています。
処置: 式が正しいことを確認します。
6123: INVALID_CONTAINER_CLASS
原因: 無効なコンテナ・クラスが指定されました。コンテナはinterfaceNameを実装する必要があるため、コンテナ・クラスclassNameは使用できません。
処置: コンテナとして指定したクラスが適切なインタフェースを実装していることを確認します。
6124: INCORRECT_QUERY_FOUND
原因: TopLinkでは問合せqueryNameを見つける必要がありましたが、かわりに不適切な問合せqueryNameが検出されました。
処置: 正しい問合せを指定します。
6125: CLEAR_QUERY_RESULTS_NOT_SUPPORTED
原因: ReadQueryのメソッドclearQueryResults()がコールされました。現在、このメソッドはコールできません。clearQueryResultsメソッドをコールする場合は、セッションを指定する必要があります。
処置: ReadQueryのメソッドclearQueryResults(session)をコールします。
6126: CANNOT_CONFORM_AND_CACHE_QUERY_RESULTS
原因: 一致する問合せ結果とキャッシュされた問合せ結果の両方を使用する問合せが実行されました。これら2つの設定には互換性がありません。
処置: 問合せで、一致する問合せ結果またはキャッシュされた問合せ結果のいずれかを使用していることを確認します。
6127: REFLECTIVE_CALL_ON_TOPLINK_CLASS_FAILED
原因: リフレクション・コールがTopLinkクラスclassNAMEで失敗しました。
処置: 環境を設定してJavaリフレクションを許可します。
6128: BATCH_READING_NOT_SUPPORTED_WITH_CALL
原因: カスタム・コールを使用した問合せに対してバッチ読取りを使用しようとしています。バッチ読取りは、カスタム・コールを使用した問合せではサポートされていません。
処置: カスタム・コールを使用した問合せではバッチ読取りを使用しないでください。
6129: REFRESH_NOT_POSSIBLE_WITH_CHECK_CACHE_ONLY
原因: データベースに送信されない問合せをリフレッシュしようとしています。これは実行できません。
処置: データベースに送信されない問合せをリフレッシュしないでください。

詳細は、第XVIII部「問合せ」を参照してください。

検証例外(7001〜7200)

ValidationExceptionは、誤った状態が検出された場合やAPIの使用方法が正しくない場合に発生する開発例外です。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-7 検証例外

EXCEPTION [TOPLINK – 7008]: oracle.toplink.exceptions.ValidationException
EXCEPTION DESCRIPTION: The Java type javaClass is not a valid database type. The Java type of the field to be written to the database has no corresponding type on the database.

7001: LOGIN_BEFORE_ALLOCATING_CLIENT_SESSIONS
原因: サーバーにログインする前にクライアント・セッションを割り当てようとしています。
処置: サーバー・セッションまたはデータベース・セッションに対してloginメソッドをコールしたことを確認します。このエラーは、マルチスレッド環境で並行性の問題が発生した場合にも表示されます。すべてのスレッドが同期化されていることをチェックします。
7002: POOL_NAME_DOES_NOT_EXIST
原因: サーバー・セッションからクライアント・セッションを取得する際に使用されたプール名が存在しません。
処置: クライアント・セッションを取得する際に指定したプール名と、サーバー・セッションの既存の全プールを確認します。
7003: MAX_SIZE_LESS_THAN_MIN_SIZE
原因: 接続プールにおける最大接続数が、最小接続数未満となっています。接続プールのサイズは、最小接続数を超えている必要があります。
処置: サーバー・セッションに対するaddConnectionPool(String poolName, JDBCLogin login, int minNumberOfConnections, int maxNumberOfConnections)メソッドをチェックします。
7004: POOLS_MUST_BE_CONFIGURED_BEFORE_LOGIN
原因: サーバー・セッションへのログイン後に接続プールを追加しようとしています。サーバー・セッションへのログインが完了する前に、すべてのプールを追加する必要があります。ログイン後はプールを追加できません。
処置: サーバー・セッションに対するaddConnectionPool(String poolName, JDBCLogin login, int minNumberOfConnections, int maxNumberOfConnections)をチェックします。このメソッドは、サーバー・セッションにログインする前にコールする必要があります。
7008: JAVA_TYPE_IS_NOT_A_VALID_DATABASE_TYPE
原因: JavaタイプjavaClassは有効なデータベース・タイプではありません。データベースに書き込まれるフィールドのJavaタイプに対応するタイプがデータベースに存在しません。
処置: 表またはストアド・プロシージャの定義をチェックします。
7009: MISSING_DESCRIPTOR
原因: ディスクリプタclassNameがセッションに見つかりません。
処置: クラスへの関連ディスクリプタがセッションに正しく登録されたことを確認します。
7010: START_INDEX_OUT_OF_RANGE
原因: これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。この問題は、Vectorのコピーが開始索引と終了索引を使用して作成されたときに発生します。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
7011: STOP_INDEX_OUT_OF_RANGE
原因: これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。この問題は、Vectorのコピーが開始索引と終了索引を使用して作成されたときに発生します。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。
7012: FATAL_ERROR_OCCURRED
原因: これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。この問題は、テスト・ケースが実行されたときに発生します。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにこの問題を報告してください。このエラーがよく発生するのは、無効な(それまでにコミットされていない)作業ユニットのcommitメソッドのコールを試行した場合です。

スタック・トレースにValidationExceptioncannotCommitUOWAgainメソッドが表示された場合は、commitメソッドが有効なUnitOfWorkインスタンスに対してコールされたことを確認します。

7013: NO_PROPERTIES_FILE_FOUND
原因: toplink.propertiesファイルがシステムのクラスパスに見つかりません。
処置: toplink.propertiesファイルがシステムのクラスパスにあることを確認します。
7017: CHILD_DESCRIPTORS_DO_NOT_HAVE_IDENTITY_MAP
原因: アイデンティティ・マップが子ディスクリプタに追加されました。子ディスクリプタは親のアイデンティティ・マップを共有します。
処置: 子ディスクリプタをチェックし、子ディスクリプタからアイデンティティ・マップを削除します。
7018: FILE_ERROR
原因: ユーザーがこの問題に遭遇することは考えられません。この問題は、テスト・ケースが実行されたときに発生します。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7023: INCORRECT_LOGIN_INSTANCE_PROVIDED
原因: loginメソッドに指定したログイン・インスタンスが正しくありません。JDBCLoginを指定する必要があります。
処置: JDBCLoginを使用します。
7024: INVALID_MERGE_POLICY
原因: これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7025: ONLY_FIELDS_ARE_VALID_KEYS_FOR_ DATABASE_ROWS
原因: データベース行のキーがタイプStringとタイプDatabaseFieldのどちらでもありません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7027: SEQUENCE_SETUP_INCORRECTLY
原因: 順序sequenceNameが正しく設定されていません。増分が事前割当てサイズに一致しません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7028: WRITE_OBJECT_NOT_ALLOWED_IN_UNIT_OF_WORK
原因: UnitOfWork内でwriteObject()メソッドを使用しようとしています。
処置: writeObject()メソッドがUnitOfWorkにないことを確認してください。
7030: CANNOT_SET_READ_POOL_SIZE_AFTER_LOGIN
原因: サーバー・セッションへのログイン後に、読取りプール・サイズを設定しようとしています。
処置: プール・サイズはログイン前に設定します。
7031: CANNOT_ADD_DESCRIPTORS_TO_SESSION_BROKER
原因: セッション・ブローカに直接ディスクリプタを追加しようとしています。
処置: ディスクリプタは、セッション・ブローカに含まれているセッションに追加されます。
7032: NO_SESSION_REGISTERED_FOR_CLASS
原因: セッション・ブローカに登録されているどのセッションにも、ドメイン・クラスdomainClassに関連するディスクリプタが見つかりませんでした。
処置: セッションをチェックします。
7033: NO_SESSION_REGISTERED_FOR_NAME
原因: セッションsessionNameは、セッション・ブローカに登録されていません。
処置: セッション・ブローカをチェックします。
7038: LOG_IO_ERROR
原因: セッション・ログにメッセージを記録中にエラーが発生しました。
処置: 内部例外をチェックします。
7039: CANNOT_REMOVE_FROM_READ_ONLY_CLASSES_ IN_NESTED_UNIT_OF_WORK
原因: ネストした作業ユニット内の読取り専用クラスのセットから削除しようとしています。ネストした作業ユニットの読取り専用クラスのセットは、親の読取り専用クラスのセットと同一か、そのスーパーセットであることが必要です。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7040: CANNOT_MODIFY_READ_ONLY_CLASSES_SET_ AFTER_USING_UNIT_OF_WORK
原因: 作業ユニットの使用後に、その作業ユニットで読取り専用クラスのセットを変更しようとしています。読取り専用セットの変更は、作業ユニットの取得時またはその直後に行う必要があります。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7042: PLATFORM_CLASS_NOT_FOUND
原因: プラットフォーム・クラスclassNameが見つからず、リフレクション例外が発生しました。
処置: 内部例外をチェックします。
7043: NO_TABLES_TO_CREATE
原因: プロジェクトprojectには、データベースに作成する表がありません。
処置: 作成しようとしているプロジェクトと表を検証します。
7044: ILLEGAL_CONTAINER_CLASS
原因: クラスclassNameのコンテナとしての使用は無効です。このクラスは、CollectionまたはMapインタフェースを実装していません。
処置: CollectionまたはMapインタフェースをコンテナ・クラスに実装します。
7047: CONTAINER_POLICY_DOES_NOT_USE_KEYS
原因: 無効なMapクラスがコンテナ・ポリシーに対して指定されました。指定したコンテナ(Class aPolicyContainerClass)は、キーを必要としません。メソッドmethodNameを使用しようとしました。
処置: Mapインタフェースを実装するマップ・クラスを使用します。
7048: METHOD_NOT_DECLARED_IN_ITEM_CLASS
原因: マップ・コンテナ・ポリシーのキー・メソッドが定義されていません。インスタンス・メソッドmethodNameは参照クラスclassName内に存在しないため、マップでのキーの作成には使用できません。マップ・コンテナ・ポリシーは、オブジェクトの索引付きコレクションの処理方法を示しています。通常、キーは格納されているオブジェクトの主キーです。そのため、リフレクションを使用して各オブジェクトから主キーを抽出するには、ポリシーが主キーのgetterメソッドの名前を認識している必要があります。たとえば、policy.setKeyMethodName("getId")をコールします。
処置: DatabaseQueryuseMapClassメソッドの2番目のパラメータをチェックします。
7051: MISSING_MAPPING
原因: methodNameからコールされたディスクリプタdescriptorの属性attributeNameがありません。これはTopLinkの開発例外であり、この問題がユーザーに発生することは考えられません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7052: ILLEGAL_USE_OF_MAP_IN_DIRECTCOLLECTION
原因: メソッドuseMapClassDirectCollectionMappingに対してコールされました。useMapClassメソッドをDirectCollectionMappingに対してコールするのは無効です。TopLinkは、DirectCollectionMappingを使用してマップされたJava属性をマップによってインスタンス化することはできません。useMapClassメソッドは、OneToManyMappingManyToManyMappingに対してサポートされています。Java 2のCollectionインタフェースは、useCollectionClassメソッドを使用することでサポートされます。
処置: useCollectionClassメソッドを使用します。useMapClassメソッドをDirectCollectionMappingに対してコールしないでください。
7053: CANNOT_RELEASE_NON_CLIENTSESSION
原因: TopLinkは、クライアント・セッションではないセッションを解放できません。解放できるのはクライアント・セッションのみです。
処置: コードを変更して、クライアント・セッションが解放されないようにします。
7054: CANNOT_ACQUIRE_CLIENTSESSION_FROM_SESSION
原因: TopLinkは、クライアント・セッションではないセッションを取得できません。クライアント・セッションを取得できるのはサーバー・セッションからのみです。
処置: コードを変更して、セッション取得がサーバー・セッションからしか試行されないようにします。
7055: OPTIMISTIC_LOCKING_NOT_SUPPORTED
原因: ストアド・プロシージャの生成でオプティミスティック・ロックを使用しようとしています。これはサポートされていません。
処置: ストアド・プロシージャの生成でオプティミスティック・ロックを使用しないでください。
7056: WRONG_OBJECT_REGISTERED
原因: 作業ユニットに登録されたオブジェクトが正しくありませんでした。オブジェクトは親キャッシュ内のものであることが必要です。
処置: オブジェクトが親キャッシュ内のものであることを確認します。
7058: INVALID_CONNECTOR
原因: 選択されたコネクタは無効です。タイプDefaultConnectorであることが必要です。
処置: コネクタのタイプがDefaultConnectorであることを確認します。
7059: INVALID_DATA_SOURCE_NAME
原因: 無効なデータ・ソース名dsNameです。
処置: データ・ソース名を確認します。
7060: CANNOT_ACQUIRE_DATA_SOURCE
原因: TopLinkがdsNameという名前のデータ・ソースを取得できないか、データ・ソースの設定中にエラーが発生しました。
処置: データ・ソース名を確認します。ネストしたSQL例外をチェックして、エラーの原因を特定します。よくある問題を次に示します。
  • config.xmlファイルで接続プールが構成されていない。

  • ドライバがクラスパスにない。

  • ユーザーまたはパスワードが正しくない。

  • データベース・サーバーのURLまたはドライバ名が正しく指定されていない。

7061: JTS_EXCEPTION_RAISED
原因: JTS内で例外が発生しました。
処置: JTS例外を調べ、JTSのドキュメントを参照してください。
7062: FIELD_LEVEL_LOCKING_NOTSUPPORTED_ OUTSIDE_A_UNIT_OF_WORK
原因: 作業ユニット外部でFieldLevelLockingを使用しようとしています。これはサポートされていません。フィールド・レベル・ロックを使用するには、作業ユニットをすべての書込み操作に使用する必要があります。
処置: 作業ユニットを書込みに使用します。
7063: EJB_CONTAINER_EXCEPTION_RAISED
原因: EJBコンテナ内で例外が発生しました。
処置: EJB例外を調べ、JTSのドキュメントを参照してください。
7064: EJB_PRIMARY_KEY_REFLECTION_EXCEPTION
原因: リフレクションを使用したEnterprise Bean主キーの抽出で例外が発生しました。
処置: 主キー・オブジェクトが正しく定義されていることを確認します。
7065: EJB_CANNOT_LOAD_REMOTE_CLASS
原因: Beanのリモート・クラスがロードできないか、見つかりません。
処置: 正しいクラス・ローダーが適切に設定されていることを確認します。
7066: EJB_MUST_BE_IN_TRANSACTION
原因: Enterprise Beanをトランザクション外部で作成または削除しようとしています。JTSトランザクションが存在し、bean=beanでないかぎり、TopLinkはEnterprise Beanの作成または削除を行えません。
処置: JTSトランザクションが存在することを確認します。
7068: EJB_INVALID_PROJECT_CLASS
原因: デフォルト・クラス・ローダーを使用するプロジェクトprojectNameのプラットフォーム・クラスplatformNameが見つかりませんでした。
処置: プロジェクトとプラットフォームを検証します。
7069: PROJECT_AMENDMENT_EXCEPTION_OCCURED
原因: クラスamendmentClassのプロジェクト修正メソッドamendmentMethodを検索または起動する際に、例外が発生しました。
処置: 修正メソッドとクラスを検証します。
7070: EJB_TOPLINK_PROPERTIES_NOT_FOUND
原因: クラスパスにないtoplink.propertiesリソース・バンドルをロードしようとしています。リソース・バンドルは、クラスパスのTopLinkディレクトリに位置している必要があります。
処置: クラスパスとTopLinkリソース・バンドルの場所を検証します。
7071: CANT_HAVE_UNBOUND_IN_OUTPUT_ARGUMENTS
原因: バインドを使用せずに入出力パラメータを使用しようとしています。
処置: StoredProcedureCallに対してバインドを使用します。
7072: EJB_INVALID_PLATFORM_CLASS
原因: SessionManagerが、TopLinkグローバル・プロパティ・ファイル(EJB以外のアプリケーションの場合はsessions.xml、EJBアプリケーションの場合はtoplink-ejb-jar.xml)からTopLinkセッションの共通プロパティをロードする際の初期化中に、プロパティplatform-classまたはexternal-transaction-controller-classに関連付けられている値で指定されたクラスをロードできませんでした。
処置: TopLinkグローバル・プロパティ・ファイルが正しく構成されていることを確認します。特に、platform-classおよびexternal-transaction-controller-classプロパティに注意してください。
7073: ORACLE_OBJECT_TYPE_NOT_DEFINED
原因: タイプ名がtypeNameのOracleオブジェクト・タイプが定義されていません。
処置: Oracleオブジェクト・タイプが定義されていることを確認します。
7074: ORACLE_OBJECT_TYPE_NAME_NOT_DEFINED
原因: Oracleオブジェクト・タイプtypeNameが定義されていません。
処置: Oracleオブジェクト・タイプが定義されていることを確認します。
7075: ORACLE_VARRAY_MAXIMIM_SIZE_NOT_DEFINED
原因: Oracle VARRAYタイプtypeNameの最大サイズが定義されていません。
処置: Oracle VARRAYの最大サイズを確認します。
7076: DESCRIPTOR_MUST_NOT_BE_INITIALIZED
原因: プロジェクト・クラスを生成しようとしていますが、ディスクリプタはすでに初期化されています。プロジェクト・クラスの生成中に、ディスクリプタを初期化しないでください。
処置: プロジェクト・クラスの生成前にディスクリプタが初期化されないことを確認します。
7077: EJB_INVALID_FINDER_ON_HOME
原因: BMPWrapperPolicyの作成中に指定された、ホーム・インタフェースtoStringメソッドに、適切なfindByPrimaryKeyメソッドが含まれていません。findByPrimaryKeyメソッドは、このBeanのPrimaryKeyクラスを取得するために必要です。
処置: findByPrimaryKeyメソッドが存在し、正しいことを確認します。
7078: EJB_NO_SUCH_SESSION_SPECIFIED_IN_PROPERTIES
原因: デプロイメント・ディスクリプタに指定されたsessionNameが、toplink.propertiesファイルに指定されたどのセッションとも一致しません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7079: EJB_DESCRIPTOR_NOT_FOUND_IN_SESSION
原因: ディスクリプタがセッションに見つかりませんでした。
処置: このセッションで使用されているプロジェクトをチェックします。
7080: EJB_FINDER_EXCEPTION
原因: 主キーを使用してクラスからオブジェクトをロードしようとしたときに、FinderExceptionが発生しました。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7081: CANNOT_REGISTER_AGGREGATE_OBJECT_IN_ UNIT_OF_ WORK
原因: 集約オブジェクトを作業ユニットに直接登録しようとしています。これはサポートされていません。集約オブジェクトは、ソース(所有者の)・オブジェクトと関連付ける必要があります。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7082: MULTIPLE_PROJECTS_SPECIFIED_IN_PROPERTIES
原因: toplink.propertiesファイルで、複数のプロジェクト・ファイルがサーバーに対して指定されています。プロジェクト・ファイルは1つしか指定できません。
処置: projectClassprojectFilexmlProjectFileのいずれかを指定します。
7083: NO_PROJECT_SPECIFIED_IN_PROPERTIES
原因: toplink.propertiesファイルに、サーバーで使用するTopLinkプロジェクトの情報が含まれていません。プロジェクト・ファイルを1つ指定する必要があります。
処置: projectClassprojectFilexmlProjectFileのいずれかを指定します。
7084: INVALID_FILE_TYPE
原因: 指定したファイルは読取りに有効なタイプではありません。ProjectReaderにはデプロイ済のXMLプロジェクト・ファイルが必要です。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7085: SUB_SESSION_NOT_DEFINED_FOR_BROKER
原因: TopLinkは、プロパティ・ファイルに指定された外部トランザクション・コントローラのインスタンスを作成できません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7086: EJB_INVALID_SESSION_TYPE_CLASS
原因: セッション・マネージャが、セッションのタイプのクラス名に対応するクラスをロードできません。
処置: sessions.xmlファイルまたはtoplink.propertiesファイルで、セッションのタイプのクラス名が完全に修飾されていることを確認します。
7087: EJB_SESSION_TYPE_CLASS_NOT_FOUND
原因: セッション・マネージャが、セッションのタイプのクラス名に対応するクラスをロードできません。
処置: sessions.xmlファイルまたはtoplink.propertiesファイルで、セッションのタイプのクラス名が完全に修飾されていることを確認します。
7088: CANNOT_CREATE_EXTERNAL_TRANSACTION_ CONTROLLER
原因: セッション・マネージャが、外部トランザクション・コントローラのクラス名に対応するクラスをロードできません。
処置: sessions.xmlファイルまたはtoplink.propertiesファイルで、外部トランザクション・コントローラのクラス名が有効であり、完全に修飾されていることを確認します。
7089: SESSION_AMENDMENT_EXCEPTION_OCCURED
原因: セッション・マネージャが修正クラス名に対応するクラスをロードできないか、修正メソッド名に対応する修正クラスのメソッドをロードできません。
処置: sessions.xmlファイルまたはtoplink.propertiesファイルで、修正クラスのクラス名が完全に修飾されており、修正メソッドが修正クラス内に存在することを確認します。
7091: SET_LISTENER_CLASSES_EXCEPTION
原因: TopLinkが、SessionXMLProjectを内部的に使用するためのSessionEventListenerを実装するリスナー・クラスを作成できません。
処置: オラクル社カスタマ・サポート・センターにご連絡ください。
7092: EXISTING_QUERY_TYPE_CONFLICT
原因: TopLinkが、同じ名前と引数を持つ、セッションに対するカスタム問合せの競合を検出しました。
処置: 問合せが同じセッションに複数回追加されないようにするか、問合せ名を変更して他の問合せと区別できるようにします。
7093: QUERY_ARGUMENT_TYPE_NOT_FOUND
原因: TopLinkが問合せの引数のタイプのインスタンスを作成できません。
処置: 引数のタイプが完全修飾クラス名であり、引数のクラスがクラスパス環境に含まれていることを確認します。
7094: ERROR_IN_SESSION_XML
原因: sessions.xmlまたはtoplink.propertiesファイルをロードできません。
処置: どちらのファイルのパスもクラスパス環境に存在することを確認します。
7095: NO_SESSIONS_XML_FOUND
原因: sessions.xmlまたはtoplink.propertiesファイルをロードできません。
処置: どちらのファイルのパスもクラスパス環境に存在することを確認します。sessions.xmlは、デプロイされたJARファイルのルートに含まれている必要があります。WARファイルを使用する際には、sessions.xmlファイルはWEB-INF\classesディレクトリに配置する必要があります。EJB 3.0を使用する際に、TopLinkはejb3-toplink-sessions.xmlファイルを自動的にロードします。
7096: CANNOT_COMMIT_UOW_AGAIN
原因: TopLinkが、コミットまたは解放された非アクティブの作業ユニットに対してcommitメソッドを起動できません。
処置: commitメソッドを新規作業ユニットに対して起動するか、作業ユニットを再使用できるようにcommitAndResumeメソッドを起動することを確認します。commitAndResumeメソッドの詳細は、『Oracle Application Server TopLink API Reference』を参照してください。
7097: OPERATION_NOT_SUPPORTED
原因: TopLinkは、サポートされていない操作をオブジェクトに対して起動できません。
処置: スタック・トレースに示された操作は使用しないでください。
7099: PROJECT_XML_NOT_FOUND
原因: XMLベースのプロジェクトに対して指定したファイル名が正しくありません。
処置: ファイルの名前と場所を確認します。
7101: NO_TOPLINK_EJB_JAR_XML_FOUND
原因: toplink-ejb-jar.xmlファイルが見つかりませんでした。
処置: ファイルがクラスパスにあることを確認します。
7102: NULL_CACHE_KEY_FOUND_ON_REMOVAL
原因: アイデンティティ・マップからオブジェクトを削除しようとしたときに、null値のキャッシュ・キーが見つかりました。この状況の原因として最も可能性が高いのは、オブジェクトのガベージ・コレクションがすでに行われたために、アイデンティティ・マップ内にオブジェクトが存在しないことです。
処置: 無視します。SessionremoveFromIdentityMapメソッドはガベージ・コレクションを許可するためのものですが、ガベージ・コレクションはすでに行われています。
7103: NULL_UNDERLYING_VALUEHOLDER_VALUE
原因: プロキシ・インダイレクションを使用するオブジェクトに対してメソッドを起動しようとしたときに、null参照が発生しました。
処置: メソッドを起動する前に、このオブジェクトがnullでないかチェックしてください。
7104: INVALID_SEQUENCING_LOGIN
原因: 順序付けのために別々の接続が要求されましたが、順序付けログインでは外部トランザクション・コントローラが使用されます。
処置: 外部トランザクション・コントローラを使用しない順序付けログインを指定するか、順序付けのために別々の接続を使用するのをやめます。
7105: INVALID_ENCRYPTION_CLASS
原因: 暗号化クラスの変換中にエラーが発生しました。
処置: 暗号化クラスの名前がsessions.xmlファイルで正しく指定され、指定された暗号化クラスがクラスパスで使用可能であることを確認します。この例外に共通する理由は、JDK 1.3以下のバージョンを使用していることです。TopLink JCE暗号化メカニズムを正常に機能させるためには、JDK 1.4以上(またはJCEプラグインで構成されたJDK 1.3)が必要です。
7106: ERROR_ENCRYPTING_PASSWORD
原因: パスワード文字列の暗号化中にエラーが発生しました。
処置: エラーはパスワード文字列の暗号化中に発生します。この例外に共通する理由は、JDK 1.3以下のバージョンを使用していることです。TopLink JCE暗号化メカニズムを正常に機能させるためには、JDK 1.4以上(またはJCEプラグインで構成されたJDK 1.3)が必要です。
7107: ERROR_DECRYPTING_PASSWORD
原因: パスワード文字列の復号化中にエラーが発生しました。
処置: パスワード文字列の復号化中に例外が発生しました。この例外に共通する理由は、JDK 1.3以下のバージョンを使用していることです。TopLink JCE暗号化メカニズムを正常に機能させるためには、JDK 1.4以上(またはJCEプラグインで構成されたJDK 1.3)が必要です。
7108: NOT_SUPPORTED_FOR_DATASOURCE
原因: 非リレーショナル・プラットフォームでサポートされない操作を使用しようとしています。
処置: 現在のプラットフォームでこの操作を実行しないでください。または、リレーショナル・データベース・プラットフォームを使用してください。
7109: PROJECT_LOGIN_IS_NULL
原因: セッションを作成するために使用するプロジェクト内のログインがnullです。TopLinkプロジェクトに、ログインが指定されていませんでした。プロジェクトで使用するログインは、有効なログインである必要があります。
処置: TopLink WorkbenchまたはJavaコードを使用してログイン情報を追加します。
7110: HISTORICAL_SESSION_ONLY_SUPPORTED_ON_ORACLE
原因: Oracle以外のデータベースでHistoricalSessionを使用しようとしています。現在のところ、HistoricalSessionは、フラッシュバック機能を備えた(リリース9.2.0.4以上の)Oracleデータベースでのみ動作します。

汎用履歴サポート(oracle.toplink.history.HistoryPolicyを参照)は任意のデータベースで動作します。HistoryPolicyが正しく設定されていない場合、TopLinkでは、かわりにフラッシュバックを使用するようにデフォルト設定されていることがあります。AsOfSCNClauseは、暗黙的にフラッシュバックのみを使用します。

処置: HistoryPolicyが正しく設定されていることを確認します。
7111: CANNOT_ACQUIRE_HISTORICAL_SESSION
原因: HistoricalSessionの取得は無効です。作業ユニット、別のHistoricalSessionServerSessionまたはServerSessionBrokerからHistoricalSessionを取得できない場合があります。通常のセッション、ClientSessionまたはClientSessionBrokerからHistoricalSessionを取得できます。
処置: オブジェクトのリカバリには、HistoricalSessionおよびUnitOfWorkの両方のオブジェクトを読み込み、mergeCloneWithReferences(historicalObject)メソッドをUnitOfWorkに対してコールします。
7112: FEATURE_NOT_SUPPORTED_IN_JDK_VERSION
原因: 現在のJDKバージョンでは使用できないTopLink機能を使用しようとしています。
処置: この機能をサポートしているJDKバージョンを使用する必要があります。
7113: PLATFORM_DOES_NOT_SUPPORT_CALL_WITH_RETURNING
原因: 戻り値のあるサポートされないコールをプラットフォームで使用しようとしています。
処置: DescriptorQueryManagersetInsertQuerysetInsertCallsetUpdateQueryまたはsetUpdateCallメソッドで、出力パラメータを使用したストアド・プロシージャを設定します。
7114: ISOLATED_DATA_NOT_SUPPORTED_IN_CLIENTSESSIONBROKER
原因: ClientSessionBroker内で独立したデータを使用しようとしています。現在、独立したデータは、ClientSessionBrokerでサポートされていません。セッションには独立したデータを表すディスクリプタが含まれています。
処置: 独立したデータが使用されていないことを確認します。
7115: CLIENT_SESSION_CANNOT_USE_EXCLUSIVE_CONNECTION
原因: 独立したデータを持たないClientSessionの読取りでExclusiveConnectionを使用しようとしています。これはサポートされていません。
処置: ExclusiveConnection構成を削除するために使用するConnectionPolicyを更新するか、特定のデータが排他となるようにプロジェクトを更新してください。
7116: INVALID_METHOD_ARGUMENTS
原因: 無効な引数がメソッドで使用されています。
処置: コールしているメソッドのパブリックAPIを参照し、引数に有効な値を使用します。
7117: MULTIPLE_CURSORS_NOT_SUPPORTED
原因: SQLCallで2つ以上のカーソルを使用しようとしています。
処置: TopLinkでは、現在1コールにつき1つのカーソルのみをサポートしています。
7118: WRONG_USAGE_OF_SET_CUSTOM_SQL_ARGUMENT_TYPE_METOD
原因: setCustomSQLArgumentTypeメソッドがSQLCallに対して起動されましたが、このメソッドはカスタムSQLを使用していません。
処置: カスタムSQLを使用しないSQLCallに対して、このメソッドをコールしないでください。
7119: CANNOT_TRANSLATE_UNPREPARED_CALL
原因: 準備されていないSQLCallが変換を試行しました。
処置: SQLCallは変換前に準備が必要です。
7120: CANNOT_SET_CURSOR_FOR_PARAMETER_TYPE_OTHER_THAN_OUT
原因: SQLCallのパラメータをカーソルとして使用しようとしていますが、このパラメータはOUT以外のタイプです。
処置: カーソルとして使用するパラメータのパラメータ・タイプがOUTであることを確認します。
7121: PLATFORM_DOES_NOT_SUPPORT_STORED_FUNCTIONS
原因: ストアド・ファンクションをサポートしないプラットフォームでストアド・ファンクションを使用しようとしています。
処置: このプラットフォームで、ストアド・ファンクションを定義しないでください。
7122: EXCLUSIVE_CONNECTION_NO_LONGER_AVAILABLE
原因: セッションに対応する排他接続は、オブジェクトの問合せでは使用できません。

ExclusiveIsolatedClientSessionを介したインダイレクション読取りによる独立オブジェクトの場合、ExclusiveIsolatedClientSessionを解放した後にインダイレクションをトリガーしないでください。

処置: 現在のExclusiveIsolatedClientSessionを使用して、オブジェクトを再度読み取ります。
7123: UNIT_OF_WORK_IN_TRANSACTION_COMMIT_PENDING
原因: 現時点で許可されていない操作を実行しようとしています。このUnitOfWorkに対して、writeChanges操作が正常にコールされました。コミット・プロセスは開始されましたが、まだ完了していないため、現在サポートされている操作はcommitcommitAndResumerelease、非オブジェクト・レベルの問合せ、またはSQLCallの実行のみです。
処置: サポートされている操作の1つを実行して継続します。
7124: UNIT_OF_WORK_AFTER_WRITE_CHANGES_FAILED
原因: 現時点で許可されていない操作を実行しようとしています。このUnitOfWorkに対して、writeChanges操作のコールに失敗しました。部分的な変更がデータ・ストアに書き込まれてもロールバックされていない可能性があるため(外部トランザクション内の場合)、現在サポートされている操作は解放、グローバル・トランザクション・ロールバック、非オブジェクト・レベルの問合せ、またはSQLCallの実行のみです。
処置: 元の失敗の原因を特定し、新しいUnitOfWorkで再試行します。
7125: INACTIVE_UNIT_OF_WORK
原因: 非アクティブな作業ユニットに対して操作を実行しようとしています。コミットまたは解放(あるいはその両方を)したUnitOfWorkに対して、それ以上の操作は実行できません。
処置: 新しいUnitOfWorkを取得するか、今後commitメソッドのかわりにcommitAndResumeメソッドを使用します。
7126: CANNOT_WRITE_CHANGES_ON_NESTED_UNIT_OF_WORK
原因: NestedUnitOfWorkに対してwriteChangesメソッドをコールしようとしています。これはサポートされていません。ネストしたUnitOfWorkはデータ・ストアに直接変更の書込みを行わず、親のUnitOfWorkのみが書込みを行います。
処置: かわりにcommitメソッドをコールして、親のUnitOfWorkに対してwriteChangesメソッドをコールします。
7127: CANNOT_WRITE_CHANGES_TWICE
原因: データ・ストアに変更を2回以上書き込もうとしています。データ・ストアへの変更は1回しか書込みできません。
処置: トランザクションをロールバックするか、このUnitOfWorkに対してcommitメソッドをコールして新しいトランザクションを開始する必要があります。
7128: ALREADY_LOGGED_IN
原因: セッションに2回以上ログインしようとしています。
処置: 再度ログインを試行しないでください。
7129: INVALID_NULL_METHOD_ARGUMENTS
原因: null値を持つことのできないメソッドの引数にnull値を使用しようとしています。
処置: メソッドの引数がnull値でないことを確認します。
7130: NESTED_UOW_NOT_SUPPORTED_FOR_ATTRIBUTE_TRACKING
原因: 属性変更の追跡で、ネストされたUnitOfWorkを使用しようとしています。これはサポートされていません。
処置: 属性変更の追跡で、ネストされたUnitOfWorkを使用しないでください。
7131: WRONG_COLLECTION_CHANGE_EVENT_TYPE
原因: コレクション変更イベントのタイプが正しくありません。コレクション変更イベントのタイプは追加または削除です。
処置: 使用したコレクション変更イベントのタイプがCollectionChangeEventで定義されていることを確認します。
7132: WRONG_CHANGE_EVENT
原因: イベント・クラスは正しくありません。サポートされているのはPropertyChangeEventCollectionChangeEventクラスのみです。
処置: イベント・クラスがPropertyChangeEventまたはCollectionChangeEventであることを確認します。
7133: OLD_COMMIT_NOT_SUPPORTED_FOR_ATTRIBUTE_TRACKING
原因: 属性変更の追跡で、古いコミットを使用しようとしています。これはサポートされていません。
処置: 属性変更の追跡で、古いコミットを使用しないでください。
7134: SERVER_PLATFORM_IS_READ_ONLY_AFTER_LOGIN
原因: ログイン後にサーバー・プラットフォームを変更しようとしています。ログイン後、サーバー・プラットフォームは読取り専用です。
処置: サーバー・プラットフォームの変更は、ログイン前に行う必要があります。次のいずれかを行います。
  1. CMPアプリケーション: oracle.toplink.ejb.cmp.DeploymentCustomizationを実装するクラスを定義し、そのpublic String beforeLoginCustomization(Session session)メソッドをカスタマイズしてサーバー・プラットフォームを変更します。orion-ejb-jar.xmlファイルでカスタマイズするクラスを定義する場合は、ドキュメントを参照してください。

  2. 非CMPまたはPOJOアプリケーション: oracle.toplink.sessions.SessionEventAdapterのサブクラスを定義し、public void preLogin(SessionEvent event)メソッドをオーバーライドしてサーバー・プラットフォームを変更します。セッションはイベント内にあります。sessions.xmlおよびSessionEventAdapterの使用方法は、ドキュメントを参照してください。

7135: CANNOT_COMMIT_AND_RESUME_UOW_WITH_UPDATE_ALL_QUERIES
原因: UpdateAllQueryを含むUnitOfWorkをコミットおよび再開しようとしています。これはサポートされていません。
処置: 新しいUnitOfWorkでコミットして続行するか、UpdateAllQueryを使用しないでください。
7136: NESTED_UOW_NOT_SUPPORTED_FOR_UPDATE_ALL_QUERY
原因: UpdateAllQueryで、ネストされたUnitOfWorkを使用しようとしています。これはサポートされていません。
処置: UpdateAllQueryで、ネストされたUnitOfWorkを使用しないでください。
7137: UNFETCHED_ATTRIBUTE_NOT_EDITABLE
原因: フェッチされない属性を編集しようとしています。オブジェクトは(フェッチ・グループを使用して)部分的にフェッチされます。フェッチされない属性は編集できません。
処置: フェッチされない属性を編集しないでください。または、属性は編集前に明示的にフェッチしてください。
7138: OBJECT_NEED_IMPL_TRACKER_FOR_FETCH_GROUP_USAGE
原因: FetchGroupTrackerを実装していないオブジェクトでフェッチ・グループを使用しようとしています。フェッチ・グループを使用するためには、オブジェクトでFetchGroupTrackerを実装する必要があります。
処置: フェッチ・グループを使用するために、ドメイン・コールでFetchGroupTrackerを実装する必要があります。
7139: UPDATE_ALL_QUERIES_NOT_SUPPORTED_WITH_OTHER_WRITES
原因: 他の書込み操作を含むUnitOfWork内で、UpdateAllQueryを発行しようとしています。
処置: 他の書込み操作を含むUnitOfWorkで、UpdateAllQueryを使用しないでください。
7140: WRONG_SEQUENCE_TYP
原因: 順序タイプにメソッドがありません。
処置: この順序タイプに対して、このメソッドをコールしないでください。
7144: PLATFORM_DOES_NOT_SUPPORT_SEQUENCE
原因: プラットフォームは順序をサポートしていません。
処置: このプラットフォームでこの順序タイプを使用しないでください。
7145: SEQUENCE_CANNOT_BE_CONNECTED_TO_TWO_PLATFORMS
原因: 順序への接続が2回試行されましたが、順序はすでにプラットフォームに接続されています。2つのセッションがDatasourcePlatformオブジェクトを共有している可能性があります。
処置: 順序が単一のセッションのみで使用されていることを確認します。
7146: QUERY_SEQUENCE_DOES_NOT_HAVE_SELECT_QUERY
原因: QuerySequenceにSelect問合せがありません。
処置: 順序にSelect問合せがあることを確認します。
7147: CREATE_PLATFORM_DEFAULT_SEQUENCE_UNDEFINED
原因: createPlatformDefaultSequenceメソッドをオーバーライドしないプラットフォームにより、プラットフォームのデフォルト順序を作成しようとしています。
処置: プラットフォームのcreatePlatformDefaultSequenceメソッドをオーバーライドするか、またはDatasourceLoginに対してsetDefaultSequenceをコールしてデフォルトの順序を明示的に設定する必要があります。
7148: CANNOT_RESUME_SYNCHRONIZED_UOW
原因: JTAまたは同期化された作業ユニットでcommitAndResume()メソッドを使用しようとしています。
処置: JTAまたは同期化された作業ユニットではcommitAndResume()を使用しないでください。
7149: INVALID_COMPOSITE_PK_SPECIFICATION
原因: コンポジット主キーの無効な指定を提供しようとしています。主キー・クラスPKClassNameの主キー・フィールドまたはプロパティの名前と、エンティティBeanクラスClassNameの主キー・フィールドまたはプロパティの名前が一致し、同じタイプである必要があります。
処置: 主キー・クラスPKClassNameの主キー・フィールドまたはプロパティの名前と、エンティティBeanクラスClassNameの主キー・フィールドまたはプロパティの名前が一致し、同じタイプであることを確認します。
7150: INVALID_FETCH_LAZY_TYPE
原因: エンティティ・クラスClassName内で属性attributeNameに無効なLAZYフェッチ・タイプを指定しようとしています。
処置: エンティティ・クラスClassName内で属性attributeNameLAZY以外のフェッチ・タイプを指定します。
7151: INVALID_ANNOTATION_SPECIFIED
原因: エンティティ・クラスClassNameのアクセッサ・メソッドmethodNameに無効なEJB 3.0注釈annotationが指定されました。これはサポートされていません。
処置: このアクセッサ・メソッドに有効な注釈を指定します。
7152: TABLE_PER_CLASS_INHERITANCE_NOT_SUPPORTED
原因: クラス継承ごとの表はサポートされていません。エンティティ・クラスClassName
処置: 別の方法を使用します。
7153: NAMED_QUERY_ALREADY_EXISTS
原因: ディスクリプタの名前付き問合せqueryはすでに存在します。名前付き問合せの名前は一意である必要があります。
処置: 問合せに一意の名前を指定します。
7154: ASSOCIATION_TABLE_ANNOTATION_NOT_FOUND
原因: 注釈@AssociationTableが、注釈@ManyToManyの所有側マッピング・クラスClassNameまたは非所有側マッピング・クラスDifferentClassNameで見つかりませんでした。
処置: 注釈@AssociationTableが存在することを確認します。
7155: ATTRIBUTE_OVERRIDE_COLUMNS_NOT_SPECIFIED
原因: 注釈@AttributeOverrideの列が、エンティティ・クラスClassNameからのマッピングmappingに指定されていません。
処置: この注釈を指定します。
7156: UNABLE_TO_LOAD_CLASS
原因: TopLinkは、クラスClassNameを見つけることができませんでした。クラスの名前とパスが正しく、クラス・ローダーで使用できることを確認してください。
処置: クラスの名前またはパス(あるいはその両方)が正しく、クラス・ローダーで使用できることを確認します。
7157: INVALID_COLUMN_ANNOTATION_ON_RELATIONSHIP
原因: リレーションシップ属性attributeをマップするエンティティ・クラスClassNameにより、無効な注釈@Columnを使用しようとしています。
処置: リレーションシップ属性attributeNameをマップする場合、エンティティ・クラスClassNameでは、@Column属性のかわりに@JoinColumn属性を使用します。
7158: ERROR_PROCESSING_NAMED_QUERY_ANNOTATION
原因: エンティティ・クラスClassNameから注釈@NamedQueryを作成する際にエラーが発生しました。
処置: 注釈の指定が正しいことを確認します。
7159: INVALID_NAMED_QUERY_ANNOTATION_NAME
原因: エンティティ・クラスClassNameによる問合せ文字列stringでの名前なしの注釈@NamedQueryの使用方法が無効です。
処置: @NamedQueryの名前を指定します。
7160: ONE_TO_MANY_HAS_BOTH_ASSOCIATIONTABLE_AND_JOINCOLUMN_ANNOTATIONS
原因: エンティティ・クラスClassNameの属性attributeNameの注釈@OneToManyに、注釈@AssocationTable@JoinColumnの両方が指定されています。
処置: 注釈として@AssocationTableまたは@JoinColumnのいずれか1つのみを指定します。
7161: NO_PK_ANNOTATIONS_FOUND
原因: エンティティ・クラスClassNameに主キーの注釈が指定されていません。
処置: 注釈@Id@EmbeddedIdまたは@IdClassのいずれかを定義します。
7162: MULTIPLE_EMBEDDED_ID_ANNOTATIONS_FOUND
原因: エンティティ・クラスClassName(のattributeNameおよびdifferentAttributeName)に複数の注釈@EmbeddedIdが指定されています。
処置: このエンティティに注釈@EmbeddedIdを1つのみ指定します。
7163: EMBEDDED_ID_AND_ID_ANNOTATIONS_FOUND
原因: エンティティ・クラスClassNameに、(属性attributeNameに対する)@EmbdeddedIdと(属性differentAttributeNameに対する)@Idの両方が含まれます。
処置: このエンティティにIDタイプ@EmbdeddedIdまたは@Idのいずれか1つのみを指定します。
7164: INVALID_CLASS_TYPE_FOR_BLOB_ANNOTATION
原因: エンティティ・クラスClassNameの属性attributeNameに、BLOBタイプの注釈@Lobの無効なタイプが含まれます。
処置: この属性をjava.sql.Blobbyte[]Byte[]またはSerializableタイプとして定義します。
7165: INVALID_CLASS_TYPE_FOR_CLOB_ANNOTATION
原因: エンティティ・クラスClassNameの属性attributeNameに、CLOBタイプの注釈@Lobの無効なタイプが含まれます。
処置: この属性をjava.sql.Clobchar[]Character[]またはStringタイプとして定義します。
7166: ANNOTATIONS_CONFLICT
原因: 注釈@Annotation@DifferentAnnotationが競合しています。
処置: これら2つの注釈が競合しないことを確認します。
7167: RESERVED_NAME
原因: エンティティ・クラスClassNameにより、予約された注釈名AnnotationNameを使用しようとしています。予約名であるため、この名前は使用できません。
処置: この注釈に別の名前を指定します。
7168: ID_ANNOTATION_CANNOT_SPECIFY_GENERATOR
原因: 注釈@Annotationにより、タイプTypeのジェネレータを指定しようとしています。
処置: この注釈で異なるタイプのジェネレータを指定します。
7169: INVALID_ENTITY_LISTENER_CALLBACK_METHOD_ARGUMENTS
原因: エンティティ・リスナーListenerClassNameのコールバック・メソッドmethodNameのシグネチャが正しくありません。
処置: このメソッドにタイプObjectのパラメータを1つのみ指定します。
7170: INVALID_ENTITY_CALLBACK_METHOD_ARGUMENTS
原因: エンティティ・クラスClassNameのコールバック・メソッドmethodNameのシグネチャが正しくありません。パラメータは不要です。
処置: このメソッドにパラメータを指定しないでください。
7171: INVALID_CALLBACK_METHOD
原因: リスナー・クラスListenerClassNameの無効なコールバック・メソッドmethodNameを使用しようとしています。
処置: メソッドの妥当性を確認します。
7172: ERROR_INSTANTIATING_ENTITY_LISTENER
原因: TopLinkは、注釈@EntityListenerを使用してエンティティ・リスナーをインスタンス化できませんでした。
処置: 注釈が正しく指定されていることを確認します。
7173: WRONG_PROPERTY_NAME_IN_CHANGE_EVENT
原因: 変更イベントEventClassNameの存在しないプロパティpropertyNameに対してプロパティ変更イベントを起動しようとしています。
処置: このプロパティが存在することを確認します。
7174: NO_CORRESPONDING_SETTER_METHOD_DEFINED
原因: エンティティ・クラスClassNameのgetterメソッドmethodNameに、対応するsetterメソッドが定義されていません。
処置: 対応するsetterメソッドを定義します。
7175: UNSUPPORTED_CASCADE_LOCKING_MAPPING
原因: カスケード・バージョンのオプティミスティック・ロックをサポートしないマッピングMappingTypeを使用しようとしています。
処置: 別のマッピングを使用します。
7176: UNSUPPORTED_CASCADE_LOCKING_MAPPING_WITH_CUSTOM_QUERY
原因: カスケード・バージョンのオプティミスティック・ロックをサポートしないマッピングMappingTypeを使用しようとしています。このマッピングにはカスタム問合せが含まれます。
処置: 別のマッピングを使用します。
7177: UNSUPPORTED_CASCADE_LOCKING_DESCRIPTOR
原因: 私有マッピングを持つ集約ディスクリプタDescriptorNameを使用しようとしています。集約ディスクリプタでは、カスケード・バージョンのオプティミスティック・ロックはサポートされません。
処置: 別のディスクリプタを使用します。
7178: ORACLEOCIPROXYCONNECTOR_REQUIRES_ORACLEOCICONNECTIONPOOL
原因: OracleOCIProxyConnectorのエンティティ・コールバック・メソッドmethodNameで無効な引数を使用しようとしています。OracleOCIProxyConnectorにはOracleOCIConnectionPoolデータ・ソースが必要です。
処置: OracleOCIProxyConnectorに引数OracleOCIConnectionPoolを指定します。
7179: ORACLEJDBC10_1_0_2PROXYCONNECTOR_REQUIRES_ORACLECONNECTION
原因: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnectorのエンティティ・コールバック・メソッドmethodNameで無効な引数を使用しようとしています。
処置: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnectorにOracleConnectionsを生成するデータ・ソースを指定します。
7180: ORACLEJDBC10_1_0_2PROXYCONNECTOR_REQUIRES_ORACLECONNECTION_VERSION
原因: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnectorでOracle JDBCリリース10.1.0.1以下を使用しようとしています。OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnectorには、Oracle JDBCリリース10.1.0.2以上が必要です。
処置: OracleConnectionでopenProxySessionメソッドを宣言するには、OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnectorにOracle JDBCリリース10.1.0.2以上を指定します。
7181: ORACLEJDBC10_1_0_2PROXYCONNECTOR_REQUIRES_INT_PROXYTYPE
原因: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnectorproxytypeプロパティの無効なタイプを使用しようとしています。OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnectorには、Stringに変換されるintとしてproxytypeプロパティが必要です。
処置: OracleJDBC10_1_0_2ProxyConnectorでは、Stringに変換されるタイプintのproxytypeプロパティを指定します。たとえば、Integer.toString(OracleConnection.PROXYTYPE_USER_NAME)などです。
7182: COULD_NOT_FIND_DRIVER_CLASS
原因: TopLinkはドライバ・クラスを見つけることができませんでした。
処置: ドライバ・クラスがクラスパスにあることを確認します。
7183: ERROR_CLOSING_PERSISTENCE_XML
原因: TopLinkはpersistence.xmlファイルを閉じることができません。
処置: persistence.xmlファイルを変更した場合、このファイルが読取り専用ではないことを確認します。
7184: CONFIG_FACTORY_NAME_PROPERTY_NOT_SPECIFIED
原因: システム・プロパティpropertyNameが指定されていません。
処置: このプロパティを、getContainerConfig()メソッドを定義しているクラスに設定します。
7185: CONFIG_FACTORY_NAME_PROPERTY_NOT_FOUND
原因: TopLinkはクラスClassNameを見つけることができません。
処置: クラスが存在し、適切に指定されていることを確認します。
7186: CANNOT_INVOKE_METHOD_ON_CONFIG_CLASS
原因: TopLinkは構成クラスClassNameのメソッドmethodNameを起動できません。
処置: このメソッドがこのクラスに存在することを確認します。
7187: CONFIG_METHOD_NOT_DEFINED
原因: クラスClassNameは、public staticメソッドmethodNameを定義していません。
処置: クラスClassNameで、パラメータを持たずCollectionを返すpublic staticメソッドmethodNameを定義します。
7188: CLASS_LIST_MUST_NOT_BE_NULL
原因: クラス・リストがnullです。
処置: nullではないクラス・リストを指定します。
7189: CURRENT_LOADER_NOT_VALID
原因: TopLinkは、現行ローダーClassLoaderNameから一時クラス・ローダーを作成できません。
処置: 現行クラス・ローダーの妥当性を確認します。
7190: METHOD_FAILED
原因: methodNameメソッドの実行に失敗しました。
処置: メソッドが正しいことを確認します。
7191: ENTITY_CLASS_NOT_FOUND
原因: クラス・ローダーClassLoaderNameを使用してエンティティ・クラスClassNameを見つけることができませんでした。
処置: エンティティ・クラスがクラスパスにあることを確認します。
7192: CLASS_FILE_TRANSFORMER_THROWS_EXCEPTION
原因: クラス・ファイル・トランスフォーマTransformerNameは、クラスClassNametransform()メソッドの実行時に例外をスローしました。
処置: transform()メソッドが正しいことを確認します。内部例外をチェックし、この例外の根本的な原因の詳細を確認します。
7193: JAR_FILES_IN_PERSISTENCE_XML_NOT_SUPPORTED
原因: persistence.xmlファイルでJARファイルを使用しようとしています。このバージョンのTopLinkではJARファイルはサポートされません。
処置: JARファイルを使用しないでください。
7194: FLUSH_MODE_NOT_SUPPORTED
原因: サポートされていないメソッドsetFlushMode()を使用しようとしています。
処置: このメソッドを使用しないでください。
7195: COULD_NOT_BIND_JNDI
原因: TopLinkはnameanotherNameにバインドできませんでした。
処置: このバインドの使用が正しいことを確認します。
7196: EXCEPTION_CONFIGURING_EM_FACTORY
原因: EntityManagerFactoryを構成中に例外が発生しました。
処置: このファクトリ・クラスの構成が正しいことを確認します。内部例外をチェックし、この例外の根本的な原因の詳細を確認します。
7197: NULL_PK_IN_UOW_CLONE
原因: 主キーがnullに設定されているため、TopLinkは変更を計算できませんでした。
処置: 主キーをnull以外の値に設定します。
7198: CANNOT_CAST_TO_CLASS
原因: クラスClassNameのインスタンスをAnotherClassNameにキャストしようとしています。これは無効なキャストです。
処置: 有効なキャストを指定します。
7199: NO_MAPPED_BY_ATTRIBUTE_FOUND
原因: エンティティ・クラスClassNameの属性attributeNameに、valuemappedBy値があります。この値は、所有側エンティティ・クラスClassName内に存在しません。
処置: 所有側エンティティ・クラスが@EmbeddableSuperclassの場合、この値は無効です。属性で正しいサブクラスを参照します。
7200: NAME_AND_REF_NAME_MUST_BE_SPECIFIED
原因: nameまたはreferencedColumnName要素が指定されていません。2つ以上の結合列がある場合、注釈@JoinColumnごとにname要素とreferencedColumnName要素の両方を指定する必要があります。
処置: 注釈@JoinColumnごとにname要素とreferencedColumnName要素の両方が指定されていることを確認します。

EJB QL例外(8001〜8010)

EJBQLExceptionは、EJB QL文字列の解析が正しく行われない場合や、TopLinkセッションのコンテキストで内容を解決できない場合に発生する、実行時例外です。通常、関連メッセージには問題の原因となったEJB QL文字列が示されています。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-8 EJB QL例外

EXCEPTION [TOPLINK – 8002]: oracle.toplink.exceptions.EJBQLException
EXCEPTION DESCRIPTION: TopLink has encountered a problem while parsing the EJB QL string.

8001: recognitionException
原因: TopLinkのEJB QLパーサーがEJB QL文字列内の句を認識していません。
処置: EJB QL文字列を検証します。
8002: generalParsingException
原因: TopLinkでのEJB QL文字列の解析中に、問題が発生しました。
処置: 内部例外をチェックし、この例外の根本的な原因の詳細を確認します。
8003: classNotFoundException
原因: EJB QL文字列で指定したクラスが見つかりませんでした。
処置: ファイルが適切なクラスパスにあることを確認します。
8004: aliasResolutionException
原因: TopLinkが、EJB QL文字列で使用されている別名を解決できませんでした。
処置: EJB QL文字列で使用されている識別子を検証します。
8005: resolutionClassNotFoundException
原因: TopLinkが別名のクラスを解決できませんでした。これは、指定したクラスが見つからないことを意味します。
処置: クラスが正しく指定されており、クラスパスにあることを確認します。
8006: missingDescriptorException
原因: 問合せで指定したクラスにTopLinkディスクリプタがありません。
処置: クラスがマップ済で、EJB QL文字列に正しく指定されていることを確認します。
8009: expressionNotSupported
原因: サポートされていない式がEJB QLで使用されました。
処置: サポートされている式のみを使用するように問合せを変更します。
8010: generalParsingException2
原因: TopLinkでのEJB QL文字列の解析中に、問題が発生しました。
処置: 内部例外をチェックし、この例外の根本的な原因の詳細を確認します。

セッション・ローダー例外(9000〜9010)

SessionLoaderExceptionは、sessions.xml(EJB以外のアプリケーションの場合)またはtoplink-ejb-jar.xml(EJBアプリケーションの場合)プロパティ・ファイルからセッション情報をロードする際に、セッション・マネージャで問題が発生した場合の実行時例外です。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-9 セッション・ローダー例外

EXCEPTION [TOPLINK – 9004]: oracle.toplink.exceptions.SessionLoaderException
EXCEPTION DESCRIPTION: The <project-xml> file MyProject was not found on the classpath, nor on the filesystem.

9000: FINAL_EXCEPTION
原因: セッション・ローダーがセッション情報のロード中にXML解析例外を1つ以上捕捉しました。個別のXML例外がこの後に続きます。
処置: セッション構成XMLファイルを確認します。
9001: UNKNOWN_TAG
原因: 指定したXMLノードに不明なタグが見つかりました。
処置: セッション構成XMLファイルに指定したXMLノードを調べます。適切なTopLink XSDでそのノードに対して定義したタグのみを使用していることを確認します。インストールしたTopLinkのあるディレクトリ(<ORACLE_HOME>/toplink/config/xsdsなど)を参照してください。
9002: UNABLE_TO_LOAD_PROJECT_CLASS
原因: 指定したクラス・ローダーが、project-nameプロパティで指定された名前のクラスをロードできませんでした。
処置: project-nameプロパティの値を確認し、値が正しい場合は、その名前のクラスがクラスパスに存在することを確認します。
9003: UNABLE_TO_PROCESS_TAG
原因: セッション・ローダーが、指定したタグの値の検証中、または指定したタグに関連付けられているsetterメソッドのコール中に、例外を捕捉しました。
処置: 指定したタグに対して示されている値を確認します。
9004: COULD_NOT_FIND_PROJECT_XML
原因: セッション・ローダーが、project-xmlタグで指定されたファイルをクラスパスまたはファイルシステムで見つけられませんでした。
処置: project-xmlタグの値を確認し、値が正しい場合は、その名前のproject.xmlファイルがクラスパスまたはファイルシステムに存在することを確認します。
9005: FAILED_TO_LOAD_PROJECT_XML
原因: セッション・ローダーが、project-xmlタグで指定されたファイルをロードしようとしたときに、例外を捕捉しました。ファイルが見つからなかったか、ファイルを解析できなかったためです。
処置: プロジェクトXMLファイルの構成を確認し、project-xmlタグで指定された名前のproject.xmlファイルがクラスパスまたはファイルシステムに存在することを確認します。
9006: UNABLE_TO_PARSE_XML
原因: セッション・ローダーが、指定したXMLファイルの特定の行および列でXMLを解析しようとしたときに、SAX例外を捕捉しました。Oracle TopLink10gでは、UTF-8 encodingしかサポートされません。UTF-8以外で書式設定されたXMLファイルを読み取ろうとすると、TopLink SAXParseExceptionが発生します。
処置: 特定の行および列のXMLの書式が正しいことを確認します。または、Oracle Parserがクラスパスにあり、他のXMLパーサーよりも前に指定されていることを確認します。
9007: NON_PARSE_EXCEPTION
原因: セッション・ローダーが、指定したXMLファイルを解析しようとしたときに、XML解析に関係のない例外(早期EOF例外など)を捕捉しました。
処置: XMLファイルの整合性を確認します。
9008: UN_EXPECTED_VALUE_OF_TAG
原因: XMLタグの値が、既知のTopLink必須値のいずれにも対応していません。
処置: このタグの値リストを確認してください。
9009: UNKNOWN_ATTRIBUTE_OF_TAG
原因: XSDタグのトランスポート・プロパティの処理中に、誤った名前/値ペアが見つかりました。
処置: セッション構成XMLファイルで、すべてのプロパティの名前と値が両方とも指定されていることを確認してください。
9010: XML_SCHEMA_PARSING_ERROR
原因: XMLファイルの解析中に、XMLスキーマに対して例外が発生しました。
処置: 例外を調べ、適切な処置を行います。

通信例外(12000〜12003)

CommunicationExceptionは、発生するRMI例外、CORBA例外または入出力例外をすべてラップした実行時例外です。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-10 通信例外

EXCEPTION [TOPLINK – 12000]: oracle.toplink.exceptions.CommunicationException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error Sending connection service to myService.

12000: ERROR_SENDING_CONNECTION_SERVICE
原因: CacheSynchronizationManagerまたはRemoteCommandManageへの接続の追加に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
12001: UNABLE_TO_CONNECT
原因: CacheSynronizationManagerが指定したサービスへの接続に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
12002: UNABLE_TO_PROPAGATE_CHANGES
原因: CacheSynronizationManagerが指定したサービスへの変更内容の伝播に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
12003: ERROR_IN_INVOCATION
原因: リモート・コールの起動中にエラーが発生しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。

EIS例外(17007〜17025)、90000、91000

EISExceptionは、EISインタラクションを起動する場合に発生する実行時例外です。EISインタラクションの詳細は、「企業情報システム(EIS)インタラクション」を参照してください。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-11 EIS例外

EXCEPTION [TOPLINK – 17010]: oracle.toplink.eis.EISException
EXCEPTION DESCRIPTION: Output record contains an unsupported message type.

17007: PROP_NOT_SET
原因: 指定されたプロパティが設定されていません。
処置: インタラクションを確認し、指定されたプロパティが設定されるようにします(「基本的な永続性操作用のカスタムEISインタラクションの構成」または「名前付き問合せに関するEISインタラクションの作成」を参照)。
17008: INVALID_PROP
原因: 無効なプロパティに遭遇しました。
処置: インタラクションを確認し、指定されたプロパティを削除します(「基本的な永続性操作用のカスタムEISインタラクションの構成」または「名前付き問合せに関するEISインタラクションの作成」を参照)。
17009: PROPS_NOT_SET
原因: 指定された複数のプロパティが設定されていません。
処置: インタラクションを確認し、指定された複数のプロパティが設定されるようにします(「基本的な永続性操作用のカスタムEISインタラクションの構成」または「名前付き問合せに関するEISインタラクションの作成」を参照)。
17010: OUTPUT_UNSUPPORTED_MSG_TYPE
原因: 出力レコードに、サポートされていないメッセージ・タイプが含まれています。
処置: インタラクションを確認し、サポートされているメッセージ・タイプを指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(「EISプロジェクト」を参照)。
17011: NO_CONN_FACTORY
原因: コネクション・ファクトリが指定されていません。
処置: インタラクションを確認し、コネクション・ファクトリを指定します(「プロジェクト・レベルでのEIS接続仕様オプションの構成」または「セッション・レベルでのEIS接続仕様オプションの構成」を参照)。
17012: INVALID_INTERACTION_SPEC_TYPE
原因: InteractionSpecCciJMSInteractionSpecではありません。
処置: インタラクションを確認し、有効なインタラクション仕様タイプ(CciJMSInteractionSpec)を指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(「EISプロジェクト」を参照)。
17013: INVALID_RECORD_TYPE
原因: RecordCciJMSRecordではありません。
処置: インタラクションを確認し、有効なレコード・タイプ(CciJMSRecord)を指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(「EISプロジェクト」を参照)。
17014: UNKNOWN_INTERACTION_SPEC_TYPE
原因: 不明なインタラクション仕様タイプです。
処置: インタラクションを確認し、有効なインタラクション仕様タイプを指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(「EISプロジェクト」を参照)。
17015: INVALID_INPUT
原因: 無効な入力です。入力は1つのテキスト要素を含む必要があります。
処置: インタラクションを確認し、有効な入力(1つのテキスト要素)を指定します(「基本的な永続性操作用のカスタムEISインタラクションの構成」または「名前付き問合せに関するEISインタラクションの作成」を参照)。
17016: TIMEOUT
原因: タイムアウトが発生しました - メッセージは受信されませんでした。
処置: インタラクションとその起動対象としたEISを確認します。
17017: INPUT_UNSUPPORTED_MSG_TYPE
原因: 入力レコードに、サポートされていないメッセージ・タイプが含まれています。
処置: インタラクションを確認し、有効なメッセージ・タイプを指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(「EISプロジェクト」を参照)。
17018: INVALID_METHOD_INVOCATION
原因: TopLinkは、未処理のセッションでbeginメソッドを起動できません。
処置: 未決定。
17019: TX_SESSION_TEST_ERROR
原因: 処理済セッションの問題テストです。
処置: 未決定。
17020: INVALID_AQ_INTERACTION_SPEC_TYPE
原因: InteractionSpecAQInteractionSpecではありません。
処置: インタラクションを確認し、有効なOracle AQインタラクション仕様タイプ(AQInteractionSpec)を指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(「EISプロジェクト」を参照)。
17021: INVALID_AQ_RECORD_TYPE
原因: RecordAQRecordではありません。
処置: インタラクションを確認し、有効なOracle AQレコード・タイプ(AQRecord)を指定します。必須のコネクタJARファイルがクラスパスにあることを確認します(「EISプロジェクト」を参照)。
17022: INVALID_AQ_INPUT
原因: 無効な入力です。入力は1つのRAW要素を含む必要があります。
処置: Oracle AQインタラクションを確認し、有効な入力(1つのRAW要素)を指定します(「基本的な永続性操作用のカスタムEISインタラクションの構成」または「名前付き問合せに関するEISインタラクションの作成」を参照)。
17023: INVALID_FACTORY_ATTRIBUTES
原因: MQQueueConnectionFactory属性の設定中に例外が発生しました。
処置: インタラクションを確認し、適切なIBM MQSeriesコネクション・ファクトリを指定します(「プロジェクト・レベルでのEIS接続仕様オプションの構成」または「セッション・レベルでのEIS接続仕様オプションの構成」を参照)。
17024: COULD_NOT_DELETE_FILE
原因: TopLinkは指定されたファイルを削除できません。
処置: 未決定。
17025: GROUPING_ELEMENT_REQUIRED
原因: グループ化要素が指定されていません。複数の外部キーが存在するため、このマッピングには外部キーのグループ化要素が必要です。
処置: EISマッピングを確認します(第53章「EISマッピングの概要」を参照)。
90000: RESOURCE_EXCEPTION
原因: 不明なリソースです。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
91000: EIS_EXCEPTION
原因: EIS関連の一般障害です。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。

JMS処理例外(18001〜18004)

JMSProcessingExceptionは、JMSメッセージの処理中に発生する実行時例外です。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-12 JMS処理例外

EXCEPTION [TOPLINK – 18001]: oracle.toplink.exceptions.JMSProcessingException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error while processing incomming JMS message.

18001: DEFAULT
原因: 受信JMSメッセージの処理に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
18002: NO_TOPIC_SET
原因: セッションの相互接続用にJMSサービスで作成されたTopicnullのため、JMSClusteringServiceを開始できませんでした。
処置: セッションの相互接続用にJMSサービスで作成されたTopicJMSClusteringServiceに設定されていることを確認します。
18003: MDB_ERROR_LOOKUP_SESSION_NAME_ENV
原因: メッセージドリブンBeanのenv-entry要素に定義されているセッション名のルックアップに失敗しました。
処置: メッセージドリブンBeanのenv-entry要素の定義が正しいことを確認します。
18004: MDB_FOUND_NO_SESSION
原因: メッセージドリブンBean(MDB)はセッションを見つけることができません。
処置: このMDBのgetSession()メソッドの返すセッションがnullではないセッションであることを確認します。

デフォルト・マッピング例外(20001〜20008)

DefaultMappingExceptionは、OC4J CMPデフォルト・マッピング中にエラーが生じた場合に発生する実行時例外です。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-13 デフォルト・マッピング例外

EXCEPTION [TOPLINK – 20002]: oracle.toplink.exceptions.DefaultMappingException
EXCEPTION DESCRIPTION: The finder method with the parameters as defined in the ejb-jar.xml file, is not found in the home of bean.

20001: FINDER_PARAMETER_TYPE_NOT_FOUND
原因: TopLinkは、ejb-jar.xmlファイルに定義されているはずの、エンティティBeanのファインダのパラメータ・タイプを見つけることができませんでした。
処置: ejb-jar.xmlファイルのファインダの定義およびBeanのホームをチェックして、名前付きファインダに指定されたメソッドのパラメータ・タイプを確実に設定します。
20002: FINDER_NOT_DEFINED_IN_HOME
原因: ejb-jar.xmlファイルで定義されているようなパラメータを持つファインダ・メソッドは、Beanのホームに見つかりません。
処置: ejb-jar.xmlファイルおよびBeanのホームをチェックして、指定された名前およびメソッドのパラメータ・タイプを持つファインダを確実に定義します。
20003: EJB_SELECT_NOT_DEFINED_IN_BEAN
原因: ejb-jar.xmlファイルで定義されているようなパラメータを持つejbSelectメソッドは、Beanクラスに見つかりません。
処置: ejb-jar.xmlファイルおよびBeanクラスをチェックして、ejbSelectメソッドを、指定された名前およびメソッドのパラメータ・タイプで確実に定義します。
20004: FINDER_NOT_START_WITH_FIND_OR_EJBSELECT
原因: Beanのファインダ・メソッドが、ejb-jar.xmlファイルで適切に定義されていません。findまたはejbSelectで始まる必要があります。
処置: ejb-jar.xmlファイルをチェックして、問合せ名の先頭をEJB仕様に準拠するようfindまたはejbSelectにします。
20005: GETTER_NOT_FOUND
原因: 抽象getメソッドがBeanで定義されていません。
処置: ejb-jar.xmlファイルおよびBeanクラスをチェックして、抽象getメソッドを適切に定義します。
20006: FIELD_NOT_FOUND
原因: CMPフィールドがBeanで定義されていません。
処置: ejb-jar.xmlファイルおよびBeanクラスをチェックして、ejb-jar.xmlファイルで定義されているCMPフィールドをBeanクラスでも確実に定義します。

詳細は、「実行時にOC4Jを使用するCMPプロジェクトでのデフォルト・マッピング」を参照してください。

検出例外(22001〜22004)

DiscoveryExceptionは、DiscoveryManagerの操作中に発生する実行時例外です。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-14 検出例外

EXCEPTION [TOPLINK – 22001]: oracle.toplink.exception.DiscoveryException
EXCEPTION DESCRIPTION: Could not join multicast group.

22001: ERROR_JOINING_MULTICAST_GROUP
原因: java.io.IOExceptionのために、DiscoveryManagerがマルチキャスト・グループへの参加に失敗しました。MulticastSocketを作成できなかったか、MulticastSocketのjoingGroupメソッドの起動に失敗したことが原因です。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
22002: ERROR_SENDING_ANNOUNCEMENT
原因: DiscoveryManagerが、そのサービスの起動を他のサービスに通知できませんでした。
処置: 通知の遅延時間を延長することを検討します。遅延時間とは、このリモート・サービスが使用可能になってから他のDiscoveryManagerにセッション通知が送信されるまでの間、サービスが待機する時間(ミリ秒)です。これは、一部のシステムで接続をネーム・サービスにポストするまでの時間を延長するために必要な場合があります。DiscoveryManagersetAnnouncementDelayメソッドを参照してください。
22003: ERROR_LOOKING_UP_LOCAL_HOST
原因: DiscoveryManagerは、ローカル・ホストの検索に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
22004: ERROR_RECEIVING_ANNOUNCEMENT
原因: DiscoveryManagerが他のDiscoveryManagerからの通知に対するブロック化中に、java.io.IOExceptionを捕捉しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。

Remote Command Manager例外(22101〜22111)

RemoteCommandManagerExceptionは、リモート・コマンド・モジュールの使用中に発生する実行時例外です。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-15 Remote Command Manager例外

EXCEPTION [TOPLINK – 22104]: oracle.toplink.exceptions.RemoteCommandManagerException
EXCEPTION DESCRIPTION: Could not look up host name.

22101: ERROR_OBTAINING_CONTEXT_FOR_JNDI
原因: javax.naming.NamingExceptionのために、指定したプロパティを持つJNDIコンテキストの取得に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。コンテキスト検索用のプロパティが正しいことを確認します。
22102: ERROR_BINDING_CONNECTION
原因: 名前serviceNameを持つローカル・ネーム・サービスでの接続のポストに失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
22103: ERROR_LOOKING_UP_REMOTE_CONNECTION
原因: 指定した名前およびURLを持つリモート接続の検索に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。リモート接続とURLが正しいことを確認します。
22104: ERROR_GETTING_HOST_NAME
原因: java.net.InetAddressgetLocalHostメソッドが、指定されたホスト名の検索に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。ホストがオンラインかつアクセス可能であることを確認します。
22105: ERROR_PROPAGATING_COMMAND
原因: 指定した接続へのコマンドの伝播に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。生成された例外にCommunicationExceptionが含まれている場合、指定した接続のリモート・ホストがオンラインかつアクセス可能であることを確認します。
22106: ERROR_CREATING_JMS_CONNECTION
原因: TopicTopic FactoryおよびContextプロパティを使用して、JMS接続を作成できませんでした。
処置: JMSトピックが、アプリケーション・サーバーおよび指定されたトピックを使用して正しく構成されていることを確認します。Javaクライアントで使用できるのは、JMSトピックに適合するトピック・ファクトリおよびコンテキスト・プロパティ情報です。
22107: ERROR_UNBINDING_LOCAL_CONNECTION
原因: nameでローカル・ネーミング・サービスのローカル接続を削除できませんでした。
処置: アプリケーション・サーバーを再起動するか、またはアプリケーション・サーバー・ツールが使用できる場合はそれを使用して、そのJNDIから名前を削除します。
22108: ERROR_SERIALIZE_OR_DESERIALIZE_COMMAND
原因: コマンドをシリアライズまたはデシリアライズできませんでした。
処置: コマンドがユーザー定義のコマンドの場合、それをシリアライズ可能にします。TopLinkコマンドの場合は、スタック・トレースを含むバグ・レポートを提出してください。
22109: ERROR_RECEIVING_JMS_MESSAGE
原因: JMSプロバイダからのJMSメッセージの受信に失敗しました。
処置: TopLinkセッションがJMSトピックの唯一のパブリッシャであり、TopLinkセッションが同じプロジェクトを使用することを確認します。
22110: ERROR_DISCOVERING_IP_ADDRESS
原因: ローカル・ホストのIPアドレスの検出に失敗しました。
処置: URLの$HOST文字列を既知のホスト名またはIPアドレスで置き換えます。
22111: ERROR_GETTING_SERVERPLATFORM
原因: サーバー・プラットフォームの取得に失敗しました。サーバー・プラットフォームをSessionまたはRemoteCommandManagerに設定する必要があります。
処置: RemoteCommandManagerに正しいServerPlatformを設定します。この例外は、ユーザーがTopLinkセッションを使用せずにCommandProcessorを実装した場合に発生します。

トランザクション例外(23001〜23015)

TransactionExceptionは、トランザクション中にエラーが生じた場合に発生する実行時例外です。この例外が発生した場合、メッセージにはエラー・コードとエラー・メッセージが含まれます。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception nameEXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-16 トランザクション例外

EXCEPTION [TOPLINK – 23001]: oracle.toplink.exceptions.TransactionExceptionEXCEPTION DESCRIPTION: Error looking up external Transaction resource under JNDI name.

23001: ERROR_DOING_JNDI_LOOKUP
原因: JNDI名nameによる外部トランザクション・リソースのルックアップが失敗しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23002: ERROR_GETTING_TRANSACTION_STATUS
原因: 現在の外部管理トランザクションのステータスを取得する際にエラーが発生しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23003: ERROR_GETTING_TRANSACTION
原因: 現在の外部管理トランザクションを取得する際にエラーが発生しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23004: ERROR_BINDING_TO_TRANSACTION
原因: トランザクション・マネージャを取得する際にエラーが発生しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23005: ERROR_BEGINNING_TRANSACTION
原因: 外部管理トランザクションにバインディングする際にエラーが発生しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23006: ERROR_COMMITTING_TRANSACTION
原因: 新規の外部管理トランザクションを開始する際にエラーが発生しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23007: ERROR_ROLLING_BACK_TRANSACTION
原因: 外部管理トランザクションをコミットする際にエラーが発生しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23008: ERROR_MARKING_TRANSACTION_FOR_ROLLBACK
原因: 外部管理トランザクションをロールバックする際にエラーが発生しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23009: ERROR_NO_TRANSACTION_ACTIVE
原因: ロールバックする外部管理トランザクションをマーキングする際にエラーが発生しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23010: ERROR_INACTIVE_UOW
原因: このスレッドで、現在アクティブな外部管理トランザクションはありません。
処置: このトランザクションが現在もアクティブかどうかを確認します。
23011: ERROR_OBTAINING_TRANSACTION_MANAGER
原因: UnitOfWorkは、対応する外部管理トランザクションが完了する前に非アクティブに変更されました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23012: ENTITY_TRANSACTION_WITH_JTA_NOT_ALLOWED
原因: JTAの使用中にEntityTransactionを使用しようとしています。これは無効な操作です。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23013: CANNOT_ENLIST_MULTIPLE_DATASOURCES
原因: トランザクション内で複数のデータ・ソースを確保しようとしています。
処置: トランザクションごとにただ1つのデータ・ソースを確保します。
23014: EXCEPTION_IN_PROXY_EXECUTION
原因: Proxyの実行中に例外が発生しました。
処置: 内部例外を調べ、適切な処置を行います。
23015: ERROR_NO_ENTITY_TRANSACTION_ACTIVE
原因: このスレッドで、現在アクティブなエンティティ・トランザクションはありません。
処置: このトランザクションがアクティブかどうかを確認します。

詳細は、第XIX部「トランザクション」を参照してください。

XML変換例外(25501)

XMLConversionExceptionは、TopLinkインスタンスおよびXML間で変換する場合に発生する実行時例外です。この例外は、XMLチェンジ・セットを使用するキャッシュ・コーディネーションで使用されます。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-17 XML変換例外

EXCEPTION [TOPLINK – 25001]: oracle.toplink.exceptions.XMLConversionException
EXCEPTION DESCRIPTION: Cannot create URL for file  [\\FILE_SERVER\command.xml].

25501: ERROR_CREATE_URL
原因: 指定したファイルのURLの作成に失敗しました。
処置: 指定されたすべてのXPath文字列が、マッピング時に有効で正しいことを確認します。

移行ユーティリティ例外(26001〜26020)

MigrationUtilityExceptionは、TopLink移行ユーティリティの使用中にエラーが生じた場合に発生する実行時例外です。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-18 移行ユーティリティ例外

EXCEPTION [TOPLINK – 26002]: oracle.toplink.exceptions.MigrationUtilityException
EXCEPTION DESCRIPTION: The program security manager prevents the migration utility from creating a JAR class loader for the JAR file.

26001: WLS_MULTIPLE_JARS_WITH_INPUT_ORION_NOT_SUPPORTED
原因: WLSからOC4JのTopLink移行の例外: 入力EARファイルに、移行可能なJARが複数含まれており、orion-ejb-jar.xmlも入力に指定されています。入力にorion-ejb-jar.xmlファイルもある場合、移行ユーティリティでサポートされるのは、1つのEARファイルに1つの移行可能JARファイルのみです。
処置: 入力ディレクトリからorion-ejb-jar.xmlファイルを削除するか、または入力EARファイルに移行可能なJARファイルのみを保持します。
26002: FAILED_TO_CREATE_JAR_CLASSLOADER
原因: プログラム・セキュリティ・マネージャが原因で、移行ユーティリティはJARファイルのためのJARクラス・ローダーを作成できません。
処置: JARクラス・ローダーを作成できるパーミッションをプログラムに付与するよう、プログラム・セキュリティ・マネージャを構成します。
26003: FAILED_TO_CREATE_DIRECTORY
原因: プログラム・セキュリティ・マネージャが原因で、移行ユーティリティはディレクトリを作成できません。
処置: ローカル・ディレクトリを作成できるパーミッションをプログラムに付与するよう、プログラム・セキュリティ・マネージャを構成します。
26004: FILE_NOT_ACCESSIBLE
原因: ファイルは、移行ユーティリティからアクセスできません。
処置: ファイルが指定されたパス上にあり、読取り可能であることを確認します。
26005: FILE_NOT_DELETABLE
原因: プログラム・セキュリティ・マネージャが原因で、移行ユーティリティはディレクトリを削除できません。
処置: ファイルを削除できるパーミッションをプログラムに付与するよう、プログラム・セキュリティ・マネージャを構成します。
26006: FAILED_TO_READ_INPUTSTREAM
原因: 入力ストリームからデータを読み込む際にjava.io.IOExceptionが発生しました。
処置: ファイルがロックされておらず、アクセス可能であることを確認します。
26007: FAILED_TO_CLOSE_STREAM
原因: 入力または出力ストリームからのデータをクローズする際にjava.io.IOExceptionが発生しました。
処置: ファイルがロックされておらず、アクセス可能であることを確認します。
26008: FAILED_TO_CLOSE_ZIPFILE
原因: ZIPファイルからのデータをクローズする際にjava.io.IOExceptionが発生しました。
処置: ZIPファイルがロックされておらず、アクセス可能であることを確認します。
26009: JAR_FILE_NOT_ACCESSIBLE
原因: 指定されたパスでは、JARファイルが見つからないか、アクセスできませんでした。
処置: JARファイルがロックされておらず、アクセス可能であることを確認します。
26010: QUERY_NOT_WELL_DEFINED
原因: エンティティのパラメータを持つ問合せメソッドがejb-jar.xmlファイルで定義されていますが、名前がfindまたはejbSelectで開始されていないため、不十分な定義です。
処置: ejb-jar.xmlファイルをチェックして、ファインダ名の先頭を、EJB仕様に準拠するようにfindまたはejbSelectにします。
26011: FAIL_TO_LOAD_CLASS_FOR_QUERY
原因: ejb-jar.xmlでエンティティの問合せのパラメータ・タイプとして定義されたクラスをロードできませんでした。
処置: Beanクラスがクラスパスにあることを確認します。
26012: FINDER_NOT_DEFINED_IN_ENTITY_HOME
原因: ejb-jar.xmlファイルで定義されたパラメータを持つfinderメソッドは、エンティティのローカルまたはリモートあるいはその両方のホーム・インタフェースで定義されていません。
処置: ejb-jar.xmlファイルおよびBeanのホームをチェックして、finderメソッドのパラメータ・タイプが適切に定義されていることを確認します。
26013: EJB_SELECT_NOT_DEFINED_IN_ENTITY_BEAN_CLASS
原因: ejb-jar.xmlファイルで定義されたパラメータを持つejbSelectメソッドは、エンティティのBeanクラスで定義されていません。
処置: ejb-jar.xmlファイルおよびBeanクラスをチェックして、ejbSelectメソッドのパラメータ・タイプが適切に定義されていることを確認します。
26014: ENTITY_IN_WLS_CMP_JAR_NOT_DEFINED_IN_WLS_EJB_JAR
原因: weblogic-cmp-jar.xmlファイルで指定されたエンティティがweblogic-ejb-jar.xmlファイルで定義されていません。
処置: エンティティが両デプロイメント・ディスクリプタ・ファイルに同じように定義されているようにします。
26015: NO_ENTITY_DEFINED_IN_WLS_CMP_JAR
原因: weblogic-cmp-rdbms-jar.xmlファイルで、エンティティ要素が定義されていません。
処置: ejb-jar.xmlファイルで定義されたすべてのエンティティが、WebLogic CMPディスクリプタ・ファイルにマップされていることを確認します。
26016: WLS_CMP_DESCRIPTOR_FILE_NOT_FOUND
原因: weblogic-ejb-jar.xmlファイルで指定されたWebLogic CMPディスクリプタ・ファイルが、ディレクトリに見つかりませんでした。
処置: weblogic-ejb-jar.xmlファイルで指定されたWebLogic CMPディスクリプタ・ファイルが、入力ディレクトリにあることを確認します。
26017: CMP_DESCRIPTOR_NOT_FOUND_IN_JAR
原因: CMPディスクリプタ・ファイルが、移行先のJARファイルに見つかりません。
処置: weblogic-ejb-jar.xmlファイルで指定されたWebLogic CMPディスクリプタ・ファイルが、入力アーカイブJARファイルにあることを確認します。
26018: NOT_ALL_ENTITIES_IN_EJB_JAR_MAPPED_IN_ORION
原因: JAR jarNameejb-jar.xmlファイルに定義されているエンティティBean EntityBeanClassNameの一部が、orion-ejb-jar.xmlファイルで明示的にマップされていません。
処置: 完全にマップされたorion-ejb-jar.xmlファイルを移行ツールに指定します。完全にマップされたorion-ejb-jar.xmlファイルは、アプリケーションのデプロイ後に/application-deploymentディレクトリから取得できます。
26019: ENTITY_NOT_MAPPED_IN_ORION
原因: 表が指定されていないため、orion-ejb-jar.xmlファイルでエンティティEntityNameがマップされていません。
処置: 完全にマップされたorion-ejb-jar.xmlファイルを移行ツールに指定します。完全にマップされたorion-ejb-jar.xmlファイルは、アプリケーションのデプロイ後に/application-deploymentディレクトリから取得できます。
26020: ENTITY_IN_ORION_NOT_IN_EJB_JAR
原因: orion-ejb-jar.xmlファイルで指定されたエンティティEntityNameがejb-jar.xmlファイルで定義されていません。
処置: このエンティティをejb-jar.xmlファイルに定義します。

詳細は、第7章「TopLinkとアプリケーション・サーバーの統合」を参照してください。

EJB JAR XML例外(72000〜72023)

EJBJARXMLExceptionは、デプロイ時にejb-jar.xmlファイルが読み取られ、必要なEJBの具象クラス・コードが生成されたときに発生するランタイム例外です。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-19 EJB JAR XML例外

EXCEPTION [TOPLINK – 72000]: oracle.toplink.exceptions.EJBJarXMLException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error reading ejb-jar.xml file.

72000: READ_EXCEPTION
原因: java.io.IOExceptionまたはjavax.xml.parsers.ParserConfigurationExceptionのために、ejb-jar.xmlファイルの読取りに失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
72001: INVALID_DOC_TYPE
原因: 予期したdoctypeである-//Sun Microsystems, Inc.//DTD Enterprise JavaBeans 2.0//ENが使用されなかったため、指定したファイルの解析に失敗しました。
処置: ejb-jar.xmlファイルで正しいドキュメント・タイプが使用されていることを確認します。
72002: CONCRETE_INSTANCE_VARIALBE_EXISTS
原因: クラスClassNameには、具象インスタンス変数variableNameがすでに定義されています。
処置: クラスからこのインスタンス変数を削除し、TopLink Workbenchでリフレッシュしてejb-jar.xmlファイルから再度更新するか、ejb-jar.xmlファイルからフィールドを削除して再度更新します。
72003: EJB_2_0_ATTRIBUTE_NOT_EXIST
原因: フィールドfieldNameのマッピングをディスクリプタDescriptorNameで作成できませんでした。
処置: 抽象getメソッドと抽象setメソッドがこのフィールドにアクセス可能であることを確認します。
72004: NEITHER_HOME_NOR_REMOTE_INTERFACE_FOUND
原因: クラスClassNameに対して、ローカル・ホーム・インタフェースもリモート・ホーム・インタフェースもクラスパスで見つかりませんでした。このクラスに対するファインダは更新されませんでした。
処置: このクラスのファインダを更新します。クラスのローカル・ホーム・インタフェースまたはリモート・ホーム・インタフェースがクラスパスにあることを確認します。
72005: FINDER_NOT_EXIST_ON_REMOTE_HOME_AND_LOCAL_HOME
原因: ファインダ・メソッドmethodNameが、エンティティEntityNameに対してホーム・インタフェースで定義されませんでした。ファインダは更新されませんでした。
処置: ファインダ・メソッドを定義します。
72006: NO_PERSISTENCE_TYPE_SPECIFIED
原因: TopLink Workbenchで、XMLファイルからプロジェクトの永続性タイプを判断できませんでした。
処置: TopLinkプロジェクトの永続性タイプを指定します。
72007: SELECT_NOT_DEFINED_IN_BEANCLASS
原因: BeanクラスClassNameで対応するejbSelectメソッドを見つけられませんでした。この問合せによる情報の更新はありません。
処置: BeanクラスでejbSelectメソッドを定義します。
72008: EJB_DESCRIPTOR_MUST_HAVE_EJB_NAME
原因: EJBディスクリプタDescriptorNameにEJB名が指定されていません。
処置: EJBディスクリプタでEJB名を指定します。
72009: EJB_DESCRIPTOR_MUST_HAVE_PRIMARYKEY_CLASS
原因: EJBディスクリプタDescriptorNameに主キー・クラスが指定されていません。
処置: EJBディスクリプタで主キー・クラスを指定します。
72010: EJB_NAME_MUST_BE_UNIQUE
原因: EJB名EJBNameが複数のディスクリプタで使用されていました。EJB名は一意である必要があります。
処置: EJB名がただ1つのディスクリプタに指定されていることを確認します。
72011: EMPTY_TEXT_ATTRIBUTE
原因: 要素elementNameに空のテキスト属性attributeNameがあります。
処置: 空でないテキスト属性をサブ要素に使用します。
72012: MULTIPLE_ENTITIES_FOUND_FOR_EJB_NAME
原因: XMLファイル内に同じEJB Bean名BeanNameを持つ複数のエンティティがあります。
処置: 一意のEJB Bean名を各エンティティに使用します。
72013: INVALID_CMP_VERSION
原因: エンティティEntityNameに有効なcmp-version定義がありません。cmp-versionは、1.xまたは2.xになります。
処置: 1.xまたは2.xcmp-versionの値のみを使用します。
72014: INVALID_EJB_NAME_FOR_RELATIONSHIP_ROLE
原因: ejb-relationship-role要素のEJB Bean名BeanNameが、XMLファイルに見つかりません。
処置: ejb-relationship-roleの既存のエンティティのEJB Bean名を使用します。
72015: INVALID_MULTIPLICITY
原因: ディスクリプタDescriptorNameのマッピングMappingNameに関わるリレーションシップにおいて無効な多重度の値が定義されています。多重度は、「1」または「」になります。
処置:1」または「」のみの多重度の値を使用します。
72016: INVALID_PERSISTENCE_TYPE
原因: エンティティEntityNameには、有効な永続性タイプがありません。タイプは、Beanまたはコンテナである必要があります。
処置: Beanまたはコンテナpersistence-typeの値のみを使用します。
72017: INVALID_QUERY_METHOD_NAME
原因: 問合せメソッドmethodNamefindまたはejbSelectで始まっていません。この問合せによる情報の更新はありません。
処置: 問合せメソッド名をfindまたはejbSelectで始めます。
72018: NOT_SINGLE_PERSISTENCE_TYPE
原因: TopLink Workbenchプロジェクトで不均一な永続性タイプを使用しようとしています。TopLink Workbenchでは、このプロジェクトに対するXMLファイルのすべてのエンティティが、同じpersistence-typeまたはcmp-version(あるいはその両方)を保持することが必要です。プロジェクトは、ファイル内の最初のエンティティのpersistence-typeまたはcmp-version(あるいはその両方)に従って設定されます。
処置: このプロジェクトに対するXMLファイルのすべてのエンティティに、同じpersistence-typeまたはcmp-version(あるいはその両方)を指定します。
72019: PROJECT_MUST_HAVE_AT_LEAST_ONE_EJB_DESCRIPTOR
原因: プロジェクトProjectNameには、EJBディスクリプタがありません。プロジェクトにはEJBディスクリプタが少なくとも1つ必要です。
処置: プロジェクトにEJBディスクリプタを指定します。
72020: ATTRIBUTE_NOT_EXIST
原因: 属性attributeNameが見つかりません。
処置: この属性を定義します。
72021: EJB_CLASS_NOT_FOUND
原因: クラスClassNameがクラスパスで見つかりませんでした。これに対するディスクリプタも作成されませんでした。
処置: クラスClassNameがクラスパスにあることを確認します。
72022: REQUIRED_ATTRIBUTE_NOT_EXIST
原因: 必要な属性がない要素があります。
処置: サブ要素を親要素に追加します。
72023: NO_CMR_FIELD_FOR_BEAN_ABSTRACT_SETTER
原因: エンティティBean BeanNameには、属性attributeNameに対するEntityBean属性タイプを持つ抽象setterメソッドはありますが、対応するCMRフィールドはありません。
処置: すべてのCMPエンティティが同じcmp-versionの値を持つようにします。

エンティティ・マネージャ設定例外(28001〜28007)

EntityManagerSetupExceptionは、エンティティ・マネージャの設定プロセス中にエラーが生じた場合に発生します。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-20 エンティティ・マネージャ設定例外

EXCEPTION [TOPLINK – 28001]: oracle.toplink.exceptions.EntityManagerSetupException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error while trying to create session.

28001: SESSIONS_XML_VALIDATION_EXCEPTION
原因: セッションsessionNameの作成を試行中に、ValidationExceptionがスローされました。
処置: fileNameファイルがクラスパスにあることを確認します。このファイルがクラスパスにある場合、ファイルにセッションsessionNameが含まれていることを確認します。
28002: WRONG_SESSION_TYPE_EXCEPTION
原因: sourceNameからのServerSession sessionNameのロードに失敗しました。
処置: サーバー・セッションのタイプが正しいことを確認します。
28003: MISSING_SERVER_PLATFORM_EXCEPTION
原因: サーバー・プラットフォームの指定が見つかりませんでした。TopLinkは、セッションsessionNameをsourceNameからロードしましたが、このセッションにはサーバー・プラットフォームが指定されていないか、外部トランザクション・コントローラを使用しないサーバー・プラットフォームが指定されています。
処置: JTAを使用する場合、適切なサーバー・プラットフォームを指定します。
28004: ERROR_IN_SETUP_OF_EM
原因: oracle.toplink.sessions.entitymanager.EntityManagerFactoryの設定中にエラーが発生しました。
処置: EntityManagerFactoryの設定が正しいことを確認します。EntityContainerinitializeFromMainメソッドがtrueを返す必要があります。
28005: EXCEPTION_IN_SETUP_OF_EM
原因: oracle.toplink.sessions.entitymanager.EntityManagerFactoryの設定中にエラーが発生しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
28006: CLASS_NOT_FOUND_FOR_PROPERTY
原因: プロパティpropertyNameで指定されているクラスClassNameが見つかりませんでした。
処置: クラスがクラスパスにあることを確認します。
28007: FAILED_TO_INSTANTIATE_SERVER_PLATFORM
原因: プロパティpropertyNameで指定されているタイプServerPlatformTypeのサーバー・プラットフォームをインスタンス化できませんでした。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。

XMLマーシャリング例外(25001〜25020)

XMLMarshalExceptionは、XMLマーシャリング・プロセス中にエラーが生じた場合に発生します。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-21 XMLマーシャリング例外

EXCEPTION [TOPLINK – 25001]: oracle.toplink.exceptions.XMLMarshalException
EXCEPTION DESCRIPTION: Error while trying to create session.

25001: INVALID_XPATH_STRING
原因: 無効なXPath stringを使用しようとしています。
処置: XPathが正しく指定されていることを確認します。
25002: INVALID_XPATH_INDEX_STRING
原因: XPath文字列xpathStringから整数索引を解析しようとしています。
処置: XPathが正しく指定されていることを確認します。
25003: MARSHAL_EXCEPTION
原因: オブジェクトのマーシャリング中にエラーが発生しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
25004: UNMARSHAL_EXCEPTION
原因: oracle.toplink.sessions.entitymanager.EntityManagerFactoryの設定中にエラーが発生しました。
処置: EntityManagerFactoryの設定が正しいことを確認します。EntityContainerinitializeFromMainメソッドがtrueを返す必要があります。
25005: VALIDATE_EXCEPTION
原因: 検証エラーです。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
25006: DEFAULT_ROOT_ELEMENT_NOT_SPECIFIED
原因: targetにマップされたXMLDescriptorにデフォルトのルート要素が指定されていません。
処置: ディスクリプタにデフォルトのルート要素を指定します。
25007: DESCRIPTOR_NOT_FOUND_IN_PROJECT
原因: クラスClassNameのディスクリプタがプロジェクトに見つかりませんでした。
処置: このクラスのディスクリプタが存在することを確認します。
25008: NO_DESCRIPTOR_WITH_MATCHING_ROOT_ELEMENT
原因: デフォルトのルート要素elementを持つディスクリプタがプロジェクトに見つかりませんでした。
処置: このクラスのディスクリプタが存在することと、デフォルトのルート要素が指定されていることを確認します。
25010: SCHEMA_REFERENCE_NOT_SET
原因: ターゲットにマップされたXMLDescriptorにスキーマ参照が指定されていません。
処置: ディスクリプタにスキーマ参照を指定します。
25011: NULL_ARGUMENT
原因: NULL引数が発生しました。
処置: この引数がNULLではないことを確認します。
25012: ERROR_RESOLVING_XML_SCHEMA
原因: XMLスキーマの解決に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
25013: ERROR_SETTING_SCHEMAS
原因: スキーマの設定に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
25014: ERROR_INSTANTIATING_SCHEMA_PLATFORM
原因: スキーマ・プラットフォームのインスタンス化中にエラーが発生しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
25015: NAMESPACE_RESOLVER_NOT_SPECIFIED
原因: ターゲットのネームスペースURIの解決に失敗しました。
処置: ディスクリプタにネームスペース・リゾルバを指定します。
25016: NAMESPACE_NOT_FOUND
原因: 接頭辞prefixに対するネームスペースがネームスペース・リゾルバに見つかりませんでした。
処置: この接頭辞に対するネームスペースがネームスペース・リゾルバに存在することを確認します。
25017: ENUM_CLASS_NOT_SPECIFIED
原因: 列挙クラスが指定されていません。
処置: JAXBTypesafeEnumConverterenumClassまたはenumClassNameを設定します。
25018: FROMSTRING_METHOD_ERROR
原因: 列挙クラスClassNamefromStringメソッドの起動中にエラーが発生しました。メソッドが存在しないか、起動できませんでした。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
25019: INVALID_ENUM_CLASS_SPECIFIED
原因: 指定された列挙クラスClassNameが見つかりませんでした。
処置: 列挙クラスの指定が正しいことを確認します。
25020: ILLEGAL_STATE_XML_UNMARSHALLER_HANDLER
原因: endDocumentイベントのコール前にメソッドgetResultをコールしようとしています。
処置: endDocumentイベントのコール後にgetResultメソッドをコールします。

詳細は、「XMLマッピングの概要」を参照してください。

XMLプラットフォーム例外(27001〜27006、27101〜27103、27201〜27202)

XMLPlatformExceptionは、XMLプラットフォーム関連のエラーが生じた場合に発生します。

書式

EXCEPTION [TOPLINK – error code]: Exception name
EXCEPTION DESCRIPTION: Message

例13-22 XMLプラットフォーム例外

EXCEPTION [TOPLINK – 27001]: oracle.toplink.platform.xml.XMLPlatformException
EXCEPTION DESCRIPTION: The XML platform class ClassName was not found.

27001: XML_PLATFORM_CLASS_NOT_FOUND
原因: XMLプラットフォーム・クラスClassNameが見つかりませんでした。
処置: このクラスがクラスパスにあることを確認します。
27002: XML_PLATFORM_COULD_NOT_INSTANTIATE
原因: XMLプラットフォームClassNameのインスタンス化に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
27003: XML_PLATFORM_COULD_NOT_CREATE_DOCUMENT
原因: XMLプラットフォームが新規XML文書の作成に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
27004: XML_PLATFORM_INVALID_XPATH
原因: XPathが無効です。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
27005: XML_PLATFORM_VALIDATION_EXCEPTION
原因: 文書の検証中にエラーが発生しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
27006: XML_PLATFORM_PARSER_ERROR_RESOLVING_XML_SCHEMA
原因: XMLスキーマschemaの解決に失敗しました。XMLプラットフォーム・パーサー・エラーが発生しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
27101: XML_PLATFORM_PARSE_EXCEPTION
原因: 文書の解析に失敗しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
27102: XML_PLATFORM_PARSER_FILE_NOT_FOUND_EXCEPTION
原因: XMLプラットフォーム・パーサー・ファイルが見つかりませんでした。
処置: パーサー・ファイルがクラスパスにあり、アクセス可能であることを確認します。
27103 XML_PLATFORM_PARSER_SAX_PARSE_EXCEPTION
原因: SAXパーサー・エラーです(行lineNumber、URI uri)。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
27201: XML_PLATFORM_TRANSFORM_EXCEPTION
原因: 文書の変換中にエラーが発生しました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。
27202: XML_PLATFORM_INVALID_TYPE
原因: 不明なタイプtypeが見つかりました。
処置: 根本的な原因については、生成された例外を参照してください。