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ビジネス・サービス・コントロールの構成  目次

REGISTRY_HOME/app/uddiディレクトリにあるbsc.jarファイルには、ビジネス・サービス・コントロール全体の構成ファイルが含まれています。この構成ファイルは、confサブディレクトリ内にあります。その内容の概要は、「ディレクトリ構造」を参照してください。この項では、bsc.xmlファイルに焦点を当てて説明します。

Oracle Service RegistryのAPIエンドポイントURL   目次

この構成部分には、Oracle Service Registryと通信するためにビジネス・サービス・コントロールで使用されるエンドポイントURLが含まれています。 

<url>http://localhost:8888/registry</url>
<secureUrl>https://localhost:8443/registry</secureUrl>
<useSoap>false</useSoap>
<uddiEndpoints accountApiPath="/uddi/account" approverApiPath="/uddi/approver"
    categoryApiPath="/uddi/category" configuratorApiPath="/uddi/configurator"
    inquiryPath="/uddi/inquiryExt" inquiryUIApiPath="/uddi/inquiryUI"
    publishingPath="/uddi/publishingExt" requestorApiPath="/uddi/requestor"
    securityPath="/uddi/security" subscriptionPath="/uddi/subscriptionExt"
    taxonomyApiPath="/uddi/taxonomy" wsdlApiPath="/uddi/wsdl2uddi"
    xml2UddiApiPath="/uddi/xml2uddi" xsd2UddiApiPath="/uddi/xsd2uddi"
    xslt2UddiApiPath="/uddi/xslt2uddi"/>

エンドポイントURLは、次の2つの部分で構成されています。

  • 接頭辞: url要素（またはセキュアなエンドポイントのsecureURL要素）から取得

  • 相対的な部分: 指定したuddiEndpoints属性（エンドポイントのタイプによって異なる）から取得

別のターゲット・レジストリを使用する場合は、通常、接頭辞（URLの絶対的な部分）を変更するのみで十分です。

重要重要

useSoap要素は、SOAPを使用してOracle Service Registryにアクセスするか、宣言されたAPIを無視してJava仮想マシンによって直接コールするかを示します。

結果のフィルタ処理  目次

このセクションでは、ビジネス・サービス・コントロールで表示しないデータをフィルタ処理します。たとえば、操作可能なビジネス・エンティティを非表示にするには、businessUI要素にフィルタを設定します。ビジネス・サービス・コントロールには、フィルタ処理した要素の子要素は表示されないことに注意してください。

次に、ビジネス・サービス・コントロールで操作可能なビジネス・エンティティを非表示にする例を示します。 

<filteredKeys>
      <businessKey>uddi:systinet.com:uddinodebusinessKey</businessKey>
</filteredKeys>

メイン・メニュー・タブ  目次
<tab tabId="home" taskId="/home">
    <captionKey>bsc.tab_home</captionKey>
    <hintKey>bsc.tab_homeHint</hintKey>
</tab>
<tab tabId="search" taskId="/search">
    <captionKey>bsc.tab_search</captionKey>
    <hintKey>bsc.tab_searchHint</hintKey>
</tab>
<tab tabId="catalog" taskId="/publish">
    <captionKey>bsc.tab_catalog</captionKey>
    <hintKey>bsc.tab_catalogHint</hintKey>
</tab>
<tab tabId="tools" taskId="/tools">
    <captionKey>bsc.tab_tools</captionKey>
    <hintKey>bsc.tab_toolsHint</hintKey>
</tab>
<tab tabId="report" taskId="/browse">cat
    <captionKey>bsc.tab_reports</captionKey>
    <hintKey>bsc.tab_reportsHint</hintKey>
</tab>
<tab tabId="configure" taskId="/configure">
    <captionKey>bsc.tab_configure</captionKey>
    <hintKey>bsc.tab_configureHint</hintKey>
</tab>

各tab要素には、1つのメイン・メニュー・タブの定義が含まれています。これらのタブは、ビジネス・サービス・コントロールの左上の領域（製品ロゴの下）にレンダリングされます。

重要重要

ナビゲーション・タブの一部は、すべての場合で非表示になります。タブの表示/非表示は、現行のユーザーに選択されているプロファイルによって決まります。 Oracle Service Registryの管理者は、「Configuration」メイン・メニュー・タブを使用して、タブの表示/非表示を定義する必要があります。

表89 Tab要素属性

属性説明必須
captionKeyユーザーに対して表示されるキャプションへのリソース・バンドル・キー。はい
tabId一意のタブID。はい
taskIdユーザーがこのタブをクリックするとコールされるタスクのURI。はい
hintKeyタブのツールヒントとして表示される説明テキストへのリソース・バンドル・キー。いいえ
ユーザー・プロファイル  目次
<profile defaultTab="home" profileId="default" captionKey="bsc.profile_anonymousUserProfile">
    <visibleTab>search</visibleTab>
    <visibleTab>report</visibleTab>
    <visibleTab>home</visibleTab>
    <defaultView viewId="Common" viewType="providers"/>
    <defaultView viewId="Common" viewType="interfaces"/>
    <defaultView viewId="Common" viewType="endpoints"/>
    <defaultView viewId="Common" viewType="bindings"/>
    <defaultView viewId="Common" viewType="services"/>
</profile>

各profile要素には、1つのユーザー・プロファイルの定義が含まれています。ユーザー・プロファイルは、タブの表示/非表示、デフォルトのナビゲーション・タブ、および様々なビジネス・サービス・コントロールのエンティティ・リストのデフォルト・ビューを定義します。

管理者が「Configure」タブを使用して禁止しないかぎり、ユーザーは、ホームページから「My profile」リンクを使用してプロファイルの変更を行うことができます。

表90 Profile要素属性

属性説明必須
captionユーザーに対して表示されるタブ・キャプション。はい
profileId一意のプロファイルID。 はい
defaultTabユーザーがログインした後に表示されるタブのTabId。この属性には、このプロファイルに定義された表示タブのいずれかのIDを含める必要があります。はい
visibleTabこのユーザー・プロファイルに対して表示されるナビゲーションのID。1つ以上
defaultViewユーザーが結果リストを含むページを入力する場合にデフォルトとして使用されるビューの viewIdを指定します。viewType属性はリストのタイプを定義し、viewId属性はビューIDを定義します。viewTypeごとに1つ
エンティティ・リスト・ビュー  目次
<!-- list of available views -->
<view captionKey="bsc.view_business" viewId="Business"/>
<view captionKey="bsc.view_common" viewId="Common"/>
<view captionKey="bsc.view_technical" viewId="Technical"/>
<view captionKey="bsc.view_operation" viewId="Operation"/>

<!-- list of available view types -->
<viewType captionKey="bsc.viewType_providers" viewTypeId="providers"/>
<viewType captionKey="bsc.viewType_services" viewTypeId="services"/>
<viewType captionKey="bsc.viewType_endpoints" viewTypeId="endpoints"/>
<viewType captionKey="bsc.viewType_interfaces" viewTypeId="interfaces"/>
<viewType captionKey="bsc.viewType_bindings" viewTypeId="bindings"/>

view要素は、使用可能なビューのリストを定義します。viewType要素は、使用可能なエンティティ・リスト・タイプのリストを定義します。

重要重要

viewIdおよびviewTypeの値は、ビューの表示に使用されるコンポーネントを決定する場合に使用されます。ビジネス・サービス・コントロールでは、使用可能なすべてのビュー・コンポーネントの存在が自動的にチェックされ、存在するビューのみがユーザーに対して表示されます。ビュー・コンポーネント名の形式は、[viewType][viewId]Resultsです。たとえば、プロバイダのリストにビジネス・ビューをレンダリングするコンポーネントは、providersBusinessResultsという名前になります。

ブラウズ可能な分類  目次

<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_usage" tModelKey="uddi:systinet.com:taxonomy:usage"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_endpoint" tModelKey="uddi:systinet.com:taxonomy:endpoint:status"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_status" tModelKey="uddi:systinet.com:taxonomy:interface:status"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_namespace" tModelKey="uddi:uddi.org:xml:namespace"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_localName" tModelKey="uddi:uddi.org:xml:localName"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_certification" tModelKey="uddi:systinet.com:taxonomy:service:certification"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_availability" tModelKey="uddi:systinet.com:taxonomy:endpoint:availability"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_wsiCompliance" tModelKey="uddi:65719168-72c6-3f29-8c20-62defb0961c0"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_milestone" tModelKey="uddi:systinet.com:versioning:milestone"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_releaseDate" tModelKey="uddi:systinet.com:versioning:releasedate"/>
<browsableTaxonomy captionKey="bsc.browsableTaxonomy_version" tModelKey="uddi:systinet.com:versioning:version"/>

このセクションでは、ブラウズ可能な分類のリストに関する情報が保持されます。各分類は、ビジネス・サービス・コントロールの「Reports」タブに、1つのノードとして表示されます。また、このリストは、エンティティの詳細ページで「Classifications」タブを表示する場合にも使用されます。

表91 BrowsableTaxonomy属性

属性説明必須
caption分類の表示名は、「Report」タブにナビゲーション・ツリーをレンダリングする場合に使用されます。はい
tModelKeyOracle Service Registryの分類tModelのキー。 はい

ページング制限  目次

<pagingLimits component="resourcesXsltResults" pageSize="10" pageCount="20"/>
<pagingLimits component="resourcesWsdlResults" pageSize="10" pageCount="20"/>
<pagingLimits component="default" pageSize="10" pageCount="20"/>

このセクションでは、1ページに表示される行の制限、および表示されるページ数が定義されます。コンポーネントごとに固有の設定が定義されるか、または設定が検出されない場合はデフォルト値が使用されます。



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