Permission APIは、Oracle Service Registryでパーミッションの問合せおよび管理を行う場合に使用します。
Permission APIでは、次の構造が使用されます。
この構造は、1つのpermissionおよびそのアクションのコンテナとして機能します。type要素には、パーミッションのタイプが含まれています。name要素には、パーミッションの名前が含まれています。オプションのaction要素は、パーミッションをより詳細に設定する場合に使用します。この要素には、このパーミッションの個々のアクションが含まれています。
この要素には、ユーザーまたはグループに割り当てることができるオプションの属性principalTypeが含まれています。要素のテキストには、principalType値に応じて、ユーザーのloginNameまたはグループ名が含まれています。
この操作は、プリンシパルの検索に使用します。この操作によって、非推奨操作who_hasPermissionが置き換えられます。
permission:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
name: プリンシパルの名前
findQualifier
正常に完了すると、principalList構造が戻されます。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.permission.PermissionApiおよびアクションget_permissionに対するAPIユーザー・パーミッションまたはAPIマネージャ・パーミッションが必要です。ユーザー・パーミッションは、ユーザー自身のパーミッションを取得する場合に必要です。マネージャ・パーミッションは、他のユーザーのパーミッションを取得する場合に必要です。
get_permission APIコールは、プリンシパルの構造によって識別されるユーザーまたはグループに割り当てられたOracle Service Registry内のパーミッションを取得する場合に使用します。
permission:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
permission:principals : この必須構造には、検索されるユーザーまたはグループのリストが含まれています。
正常に完了すると、permissionDetail構造が戻されます。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.permission.PermissionApiおよびアクションget_permissionに対するAPIユーザー・パーミッションまたはAPIマネージャ・パーミッションが必要です。ユーザー・パーミッションは、ユーザー自身のパーミッションを取得する場合に必要です。マネージャ・パーミッションは、他のユーザーのパーミッションを取得する場合に必要です。
set_permission APIコールは、Oracle Service Registryでのパーミッションの設定に使用します。permissionDescriptorsで参照されるユーザーまたはグループに対する既存のパーミッションは、このコールによって上書きされます。
permission:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
permission:permissionDescriptors : この必須構造では、設定されるパーミッションが保持されます。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.permission.PermissionApiおよびアクションset_permissionに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
![]() | 重要 |
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who_hasPermission操作は非推奨になっています。かわりに、操作find_principalを使用することをお薦めします。 |
who_hasPermission APIコールは、指定したパーミッションを所有するユーザーまたはグループを検索する場合に使用します。
permission:authInfo: このオプションの引数は、認証トークンを含む要素です。
permission:permissionDescriptor: この引数には、検索されるパーミッションの説明が含まれています。
正常に完了すると、プリンシパル構造が戻されます。
このAPIコールには、org.systinet.uddi.permission.PermissionApiおよびアクションwho_hasPermissionに対するAPIマネージャ・パーミッションが必要です。
WSDL仕様は、ファイルpermission.wsdlで確認できます。
Permission APIエンドポイントは、http://<ホスト名>:<ポート>/<コンテキスト>/uddi/permissionで確認できます。
Java APIは、Permission WSDLから生成されます。詳細は、「org.systinet.uddi.permission.PermissionApi」を参照してください。また、Permissionのデモを参照および試行することをお薦めします。