この項では、インストールを開始する前に満たしている必要がある要件について説明します。「はじめに」の「サポートされているプラットフォーム」に、現在のリリースのソフトウェア・プラットフォームのオプションの概要が示されています。次のことを行う必要があります。
インストール・マシンが、「ハードウェア」の要件を満たしていることを確認します。
使用するサポートされているプラットフォーム・コンポーネントの組合せを決定します。
各コンポーネントが、この項で説明するとおりにインストールされていることを確認します。
その後、インストールを続行できます。
表1「最小ハードウェア仕様」に、インストール・マシンのハードウェア要件の概要を示します。 最小仕様は、ワークステーションでのOracle Service Registryの試験的な使用に適しています。この仕様より低い仕様のマシンに製品をインストールできる場合もありますが、パフォーマンスおよび信頼性に重大な影響を及ぼす可能性があります。本番環境でのサーバーの要件はさらに高く、使用パターンによって異なります。詳細は、「はじめに」の「サポート」を参照してください。
インストール・マシン上には、サポートされているJava Development Kitが必要です。実行時にJSPページをコンパイルできる必要があるため、Javaランタイム環境では十分ではありません。
インストール時のリレーショナル・データベースの設定はオプションです。かわりに、インストール後にSetupツールを使用して設定できます。詳細は、「データベース・インストール」を参照してください。
インストール・プロセスでは、サポートされている他のデータベース・システムの1つを使用してデータベースを設定できます。その場合は、データベース・サーバーがインストールおよび実行されている必要があります(同じマシンである必要はありません)。JDBCドライバ・ファイルは、通常、ローカルで使用可能である必要があります。
このリリースのOracle Service Registryでは、次のリレーショナル・データベースがサポートされています。
Oracle
MSSQL
DB2
Oracle Service Registryをスタンドアロン・アプリケーションとしてインストールするか、またはアプリケーション・サーバーにデプロイすることができます。
このリリースのOracle Service Registryでは、次のアプリケーション・サーバーがサポートされています。
Oracle Application Server 10.1.2
Oracle Application Server 10.1.3
Oracle WebLogic Server 9.2
Oracle WebLogic Server 10.3