システム要件  目次内位置

この項では、インストールを開始するに満たしている必要がある要件について説明します。「はじめに」「サポートされているプラットフォーム」に、現在のリリースのソフトウェア・プラットフォームのオプションの概要が示されています。次のことを行う必要があります。

  1. インストール・マシンが、「ハードウェア」の要件を満たしていることを確認します。

  2. 使用するサポートされているプラットフォーム・コンポーネントの組合せを決定します。

  3. 各コンポーネントが、この項で説明するとおりにインストールされていることを確認します。

その後、インストールを続行できます。

ハードウェア  目次

表1「最小ハードウェア仕様」に、インストール・マシンのハードウェア要件の概要を示します。 最小仕様は、ワークステーションでのOracle Service Registryの試験的な使用に適しています。この仕様より低い仕様のマシンに製品をインストールできる場合もありますが、パフォーマンスおよび信頼性に重大な影響を及ぼす可能性があります。本番環境でのサーバーの要件はさらに高く、使用パターンによって異なります。詳細は、「はじめに」「サポート」を参照してください。

表1 最小ハードウェア仕様

仕様最小注意
CPU1GHz実際の要件は、ターゲット環境での使用パターンによって異なります。
RAM1GB
ディスク領域500MB

選択したデータベース・システムを別のマシンにインストールする場合は、これで十分です。

データベース・サーバー・マシンには、選択したデータベース・システムに対して十分な領域が必要です。レジストリ・データの要件は、あまり高くありません。通常、1GBごとに数千の追加エンティティを登録することができます。

したがって、ディスク・パフォーマンスの方が重要です。

Java™プラットフォーム  目次

インストール・マシン上には、サポートされているJava Development Kitが必要です。実行時にJSPページをコンパイルできる必要があるため、Javaランタイム環境では十分ではありません。

リレーショナル・データベース  目次

インストール時のリレーショナル・データベースの設定はオプションです。かわりに、インストール後にSetupツールを使用して設定できます。詳細は、「データベース・インストール」を参照してください。

インストール・プロセスでは、サポートされている他のデータベース・システムの1つを使用してデータベースを設定できます。その場合は、データベース・サーバーがインストールおよび実行されている必要があります(同じマシンである必要はありません)。JDBCドライバ・ファイルは、通常、ローカルで使用可能である必要があります。

このリリースのOracle Service Registryでは、次のリレーショナル・データベースがサポートされています。

  • Oracle

  • MSSQL

  • DB2

アプリケーション・サーバー  目次

Oracle Service Registryをスタンドアロン・アプリケーションとしてインストールするか、またはアプリケーション・サーバーにデプロイすることができます。

このリリースのOracle Service Registryでは、次のアプリケーション・サーバーがサポートされています。

  • Oracle Application Server 10.1.2

  • Oracle Application Server 10.1.3

  • Oracle WebLogic Server 9.2

  • Oracle WebLogic Server 10.3