UDDI Version 3の仕様では、次の部分は実装されていません。
ノード間操作: 仕様のこの部分は実装されていません。
レプリケーション仕様: レプリケーション仕様では、UBR内のUDDIオペレータ間(Universal Business RegistryからUDDIオペレータ・クラウド)での完全なレプリケーションを実現するために必要なデータ・レプリケーション・プロセスおよびプログラミング・インタフェースが記述されています。仕様のこの部分はUBRのメンバーには必須ですが、実装されていません。
ポリシー: ポリシー記述は定義されていません。
Exclusive XML Canonicalizationは、デジタル署名の標準化に使用します。Schema Centric XML Canonicalizationは実装されていません。
UDDI Version 2の仕様では、次の部分は実装されていません。
オペレータ仕様: 仕様のこの部分はUBRのメンバーには必須です。この項で示す仕様以外は実装されています。
バージョン2からの管理転送は実装されていません。
レプリケーション仕様: レプリケーション仕様では、UBR内のUDDIオペレータ間での完全なレプリケーションを実現するために必要なデータ・レプリケーション・プロセスおよびプログラミング・インタフェースが記述されています。仕様のこの部分はUBRのメンバーには必須ですが、実装されていません。
データの移行およびバックアップには、次の注意事項があります。
サブスクリプションの削除履歴は、移行およびバックアップされません。
管理転送リクエストは、移行およびバックアップされません。
承認リクエストおよび要求者と承認者の関係の移行とバックアップは実装されていません。
WebブラウザFirefoxでは、[Alt]キーの組合せの解釈が標準的ではありません。このため、[Alt]を押しながら[1]を押したり、[Alt]を押しながら[2]を押してタブを変更すると、ビジネス・サービス・コントロールのタブでなくFirefoxのタブが変更される場合があります。
操作の完了時にビジネス・サービス・コントロールに表示されるページに、ブラウザの状態(現行のURLやPOSTデータなど)が正確に反映されない場合があります。このため、ブラウザのリフレッシュ・ボタンをクリックすると、誤って操作が繰り返される場合があります。リソースの削除などの操作では、そのリソースがすでに削除されているため、エラー・コードE_invalidKeyPassedが戻されます。この問題が発生しないようにするには、ブラウザでなくビジネス・サービス・コントロールのリフレッシュ・ボタンを使用します。
ウィザードの実行時に長時間にわたって一時停止したためユーザーのログインが期限切れになった場合は、ログインしてからウィザードを再開する必要があります。ただし、ウィザードの再開は必ずしも信頼性が高くないため、その後、エラーが発生する場合があります。このエラーは、エンティティへの参照を(そのエンティティから別のエンティティに)追加するウィザードで発生することがわかっています。詳細は、「エンティティ」を参照してください。
「ブラウズ可能な分類」で説明されているように、ブラウズ可能な分類がcheckedに設定されている場合、項目が含まれているカテゴリがレポート・ツリーに表示されます。ただし、カテゴリに項目が含まれていない場合に項目が追加されると、レポート・ツリーはキャッシュされるためすぐには更新されません。更新されるようにするには、ユーザーは、ブラウザを閉じて再度開くなどのなんらかのアクションを行ってキャッシュを消去する必要があります。
管理者は、ページで入力モードを使用して、(固定されたカテゴリが含まれている)内部分類が表示されるように構成できます。詳細は、「カスタマイズ可能な分類」を参照してください。その後、ユーザーは任意のテキストをカテゴリとして入力できます。入力した値が定義されたカテゴリのいずれでもない場合は、エラーが発生します。
ビジネス・サービス・コントロールの「Search endpoints」ページでは、「Transport」というキャプションが付いている「Binding properties」複合領域にuddi-org:wsdl:categorization:transport分類が表示されます。 ただし、管理者が「Customizable taxonomies」を使用してこの分類を編集しようとすると、初回は、その分類がエンドポイントと互換性がないことが通知されます。その後、分類が表示されている「Search endpoints」ページで、領域を選択できるようになります。このため、ユーザーが混乱する場合があります。この分類はエンドポイントと互換性はありませんが、転送ごとのエンドポイントの検索が、find_tModelを使用する特殊な場合として実装されています。
証明書でのSubjectAlternativeNameの使用はサポートされていません。これは、SSLが使用されているすべての場所に影響を与える可能性があるため、セキュアなホストには複数のホスト名があります。詳細は、後述の「WSDLの公開」を参照してください。この場合、java.net.ssl.SSLExceptionが発生し、ホスト名が一致していないというメッセージが表示されます。
インストール・パスに非ASCII文字が含まれている場合、インストールを正常に実行することはできません。
アプリケーション・サーバーからOracle Service Registryをアンデプロイしようとする場合、正常にアンデプロイされたように見えても、アプリケーション・サーバーとそのJVMが終了するまでファイルがロックされたままとなる可能性があります。 このため、このアプリケーション・サーバーにOracle Service Registryを再デプロイしようとしても失敗します。これらのファイルが存在し、上書きできないためです。回避策としては、アクション・サーバーを再起動する方法があります。
選択可能な一方向レプリケーションには、次の注意事項があります。
checked分類が、unchecked分類としてレプリケートされます。分類データのレプリケーション、および分類をcheckedに変更する操作は、手動で行う必要があります。
管理転送リクエストはレプリケートされません。
publisherAssertionsはレプリケートされません。
承認プロセスには、次の注意事項があります。
計画されたサービスの昇格はサポートされていません。
publisherAssertionの昇格は実装されていません。
LDAP
LDAPアカウント・バックエンド内の動的グループは処理されません。
LDAPアカウント・バックエンドでは、approximateMatch検索修飾子はサポートされていません。ディレクトリ(LDAPまたはAD)内のすべての単一文字を表すことができるワイルド・カードはありません。%は*にマップされますが、_をマップすることはできません。
無効になっているドメインのグループは、レジストリ・コントロールに表示されます。
Oracle Containers for J2EE(OC4J)10g(10.1.2)では、複数のレルムはサポートされていません。
イントラネットIDの関連付けは実装されていません。system#intranetグループは、将来の使用のために予約されています。
パスワードの構造および長さのチェック、有効期限、繰り返し失敗したログインのチェックおよびIPマスクの制限は実装されていません。
Signerツールでは、リフレッシュ操作はサポートされていません。Signerを起動した後でUDDIの構造を変更した場合は、Signerツールを再起動する必要があります。
データベースに接続されていないレジストリ・ポートをOracle Service Registryに構成しようとすると、設定ツールによって例外がスローされます。この例外は、ポートの構成には影響しません。
WSDLの公開
レジストリ・コンソールでは、到達不可能なWSDLを非公開にすることはできません。
プロトコルがhttpsのURLにWSDLを公開しても、失敗する場合があります。このサーバーの証明書では、SubjectAlternativeNameが使用され、代替ホスト名が指定されるためです。前述のとおり、この操作はサポートされていません。そのため、WSDLExceptionおよびフォルト・コードINVALID_WSDLが発生する場合がありますが、実際は、ホスト名が一致していないというメッセージを戻すjava.net.ssl.SSLExceptionが根本的な原因となっています。
Setupツールを使用してOracle Service Registryの構成を変更すると、デモ・データが常にレジストリ・データベースにインポートされます。