前の項では、検索またはレポートを使用してエンティティをナビゲートする方法について説明しています。「Catalog」タブでは、データ中心のアプローチを使用できます。このタブには、エンティティのタイプが一覧表示され、ユーザーはアクションを実行する前にタイプを選択できます。エンティティ・タイプに対してアクションを実行するには、エンティティ・タイプを右クリックしてコンテキスト・メニューを起動するなどの方法があります。
この項では、カタログに一覧表示されるエンティティ・タイプおよびビジネス・サービス・コントロールでの表示方法について説明します。
一般的に、ビジネス・サービス・コントロールでは、エンティティおよびリソースへの参照はハイパーリンクであるため、様々なルートでその参照へナビゲートできます。ハイパーリンクをクリックすると、詳細ページが表示されます。たとえば、プロバイダを検索する場合、この例の結果は図24に示すページのようになります。
そのエンティティ・タイプに特有のタブがあります。たとえば、前述の例の「Services」です。この項では、汎用的なタブについて説明します。
表2 汎用的な「Detail」タブ
ラベル | 説明 |
---|---|
Details | エンティティに関する基本的な詳細(タイプによって異なります)。 |
Classifications | 分類によるエンティティの区分方法。 |
References | 関連するエンティティへの参照。そのエンティティを参照する他のエンティティを一覧表示する「Referenced by」アクションもあります。 |
System Info | Oracle Service Registryでのエンティティの保存に関する情報(所有権、作成日と変更日、一意に識別するUDDIキーなど)。 |
View All | その他の表に関するすべての情報が単一の画面に表示されます。 |
表示されるタブおよびその内容は、次の項目によって異なります。
ユーザーのプロファイル。「ユーザー・アカウント」を参照してください。
管理者によるビジネス・サービス・コントロールのカスタマイズ。「ビジネス・サービス・コントロールの構成」を参照してください。
リソースは、基本的に、URLで識別されるドキュメント化されたエンティティです。 分類や参照などの一般機能とリソースを併用することによって、多数のドキュメント・タイプがOracle Service Registryによってサポートされます。 Oracle Service Registryでは、次の特殊なリソース・タイプがサポートされています。
表3 特殊なリソース
タイプ | 説明 |
---|---|
XML文書 | eXtensible Markup Language文書の略。 |
XSLT | XML Stylesheet Language Transformationsの略で、XML文書を別のドキュメント(通常は別のXML文書)に変換する方法を指定します。 |
XSD文書 | XML Schema Documentの略で、特定タイプのXML文書を指定します。 |
ポリシー | 他のエンティティに追加して次の項目を指定できるWS-Policyドキュメント。
エンティティに追加されるポリシーは、参照として表示されます。 |
前述の項目は、すべてXML文書であることに注意してください。また、「Resource」ラベルの付いた「Catalog」タブにも、汎用のタイプがあります。 このタブでは、Oracle Service Registryの柔軟な汎用機能を使用して、前述のタイプを含むすべてのタイプのリソースを処理できます。
![]() | 注意 |
---|---|
リソースは、UDDI tModelとして表現されます。この 表現は、レジストリ・コントロールに表示されます。 |