Sun Cluster 3.0 5/02 補足情報

記憶装置

Sun Cluster 3.0 は、Sun StorEdge A5x00 ディスクアレイまたは Sun StorEdge T3/T3+ ディスクトレイにより構内クラスタ化構成をサポートします。 Sun StorEdge T3/T3+ は単独 (「シングルコントローラ」。図 A-5 を参照) またはペア (「パートナーグループ」。図 A-1 を参照) で構成可能です。

StorEdge A5x00 および Sun StorEdge T3/T3+ では、長波ギガビットインタフェースコンバータ (LWGBIC) を使用して 500m 以上 10km 以内の長距離接続を実現します。 500m より短い距離では短波 GBIC を使用します。長波 GBIC の実装方法については、Sun プロフェッショナルサービスまでお問い合わせください。

構内クラスタ構成には、記憶装置向けに 2 個以上の SAN が必要です。ここでは、一方のサブミラーを形成する記憶装置が一方の空間に配置され、もう一方の空間のサブミラーにミラー化されます。こうして、空間が物理的に区分されます。 ミラーのサブミラーは、異なったホストバスアダプタ上に配置してください。 SAN の詳しい構成方法については、『Sun StorEdge Network FC Switch-8 and Switch-16 Installation and Configuration Guide, Sun SAN 3.0』を参照してください。

定足数ディスクは独立したデバイスまたは専用記憶装置 (Sun StorEdge T3/T3+ または A5x00) のいずれかになります。


注 -

スイッチの連結に関連する潜在的な制約により、現時点では 3 番目の定足数空間で Sun StorEdge T3 を使用することはできません。