Sybase ASE リソースグループをマスターしているノードにログインします。
Sybase ASE 環境変数を設定します。
この環境変数は、Environment_file 拡張プロパティで指定する変数のことです。これらの環境変数の設定については、表 1–2 を参照してください。
Sun Cluster HA for Sybase ASE リソースがオンラインになっていることを確認します。
# scstat -g |
Sybase ASE ログを調べて、エラーがある場合は、その原因を判別します。
データサーバーに接続できることを確認してから、次のテストコマンドを実行します。
# isql -S adaptive-server -U sa -P password isql> sp_help isql> go isql> quit |
Sybase ASE データサービスのプロセスを終了させます。
Sun Cluster ソフトウェアがそのプロセスを再起動します。
Sybase ASE リソースを持つリソースグループを別のクラスタメンバーに切り替えます。
# scswitch -z -g resource-group -h node |
この時点でそのリソースグループを持つノードにログインします。
Sybase ASE クライアントの接続は、Sun Cluster HA for Sybase ASE のスイッチオーバーが起こると無効になります。つまり、スイッチオーバーが起こると、Sybase ASE へのクライアント接続は停止されます。したがって、クライアントは接続を再確立する必要があります。スイッチオーバー後の Sun Cluster HA for Sybase ASE の回復時間は、Sybase ASE トランザクションログの再生にどのくらいの時間が必要かによって異なります。