Sun Cluster 3.1 データサービスの計画と管理

データサービスリソースの管理

表 2–1 に、データサービスリソースの管理作業を説明している節を示します。

表 2–1 作業マップ: データサービスの管理

作業 

参照箇所 

リソースタイプを登録する 

リソースタイプを登録する

リソースタイプをアップグレードする 

既存のリソースを新バージョンのリソースタイプに移行する

アップグレードされたリソースタイプをインストールして登録する

フェイルオーバーリソースグループまたはスケーラブルリソースグループの作成 

フェイルオーバーリソースグループを作成する

スケーラブルリソースグループを作成する

論理ホスト名または共有アドレス、データサービスリソースをリソースグループに追加する 

論理ホスト名リソースをリソースグループに追加する

共有アドレスリソースをリソースグループに追加する

フェイルオーバーアプリケーションリソースをリソースグループに追加する

スケーラブルアプリケーションリソースをリソースグループに追加する

リソースとリソースモニターを有効にし、リソースグループを管理し、リソースグループおよび関連するリソースをオンラインにする 

リソースグループをオンラインにする

リソース自体とは関係なく、リソースモニターだけを無効または有効にする 

リソース障害モニターを無効にする

リソース障害モニターを有効にする

クラスタからリソースタイプを削除する 

リソースタイプを削除する

クラスタからリソースグループを削除する 

リソースグループを削除する

リソースグループからリソースを削除する 

リソースを削除する

リソースグループの主ノードを切り替える 

リソースグループの主ノードを切り替える

リソースを無効にし、そのリソースグループを非管理状態に移行する 

リソースを無効にしてリソースグループを非管理状態に移行する

リソースタイプ、リソースグループ、リソース構成情報を表示する 

リソースタイプ、リソースグループ、リソース構成情報を表示する

リソースタイプ、リソースグループ、リソースプロパティの変更 

リソースタイププロパティを変更する

リソースグループプロパティを変更する

リソースプロパティを変更する

失敗した Resource Group Manager (RGM) プロセスのエラーフラグの消去 

リソースの STOP_FAILED エラーフラグを消去する

組み込みリソースタイプ LogicalHostname および SharedAddress の再登録

登録済みのリソースタイプを再登録する

ネットワークリソースのネットワークインタフェース ID リストの更新と、リソースグループのノードリストの更新 

リソースグループにノードを追加する

リソースグループからノードを削除する 

リソースグループからノードを削除する

リソースグループとディスクデバイスグループ間で起動の同期をとるために、リソースグループの HAStorage または HAStoragePlus を設定する

新しいリソース用に HAStorage リソースタイプを設定する

ディスク入出力負荷が高いフェイルオーバーデータサービスに対応するように、HAStoragePlus を設定してローカルファイルシステムの可用性を高める

HAStoragePlus リソースタイプを設定する

重要なデータサービスのためにノードを自動的に開放するようにリソースタイプを設定する 

RGOffload リソースを設定する


注 –

この章の各手順では scrgadm(1M) コマンドを使ってこれらの作業を行いますが、これ以外のツールを使ってリソースを管理することもできます。これらの方法については、データサービスリソースを管理するためのツールを参照してください。