Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)

例— 単一ノードクラスタに Sun Cluster ソフトウェアをインストールする

次の例では、scinstall および scstat コマンドを使用して、単一ノードクラスタをインストールし、検証します。 ここでは、すべてのパッチのインストール例も示します。 詳細については、scinstall(1M) および scstat(1M) のマニュアルページを参照してください。


# scinstall -iFo -M patchdir=/var/cluster/patches

広域デバイスファイルシステムとして使用できるかどうかをチェックしています... 完了しました。
** SunCluster 3.1 framework をインストールしています**
...
パッチをインストールしています... 完了しました。

クラスタ名を「phys-schost-1」に初期化しています... 完了しました。
認証オプションを初期化しています... 完了しました。

「phys-schost-1」のノードID を設定しています完了しました。(id=1)

広域ファイルシステムの広域デバイスをチェックしています... 完了しました。
vfstab を更新しています... 完了しました。

「cluster」がnsswitch.conf の「hosts」用に設定されていることを確認しています... 完了しました。
「cluster」スイッチをnsswitch.conf の「hosts」に追加しています... 完了しました。

「cluster」がnsswitch.conf の「netmasks」用に設定されていることを確認しています... 完了しました。
「cluster」スイッチをnsswitch.conf の「netmasks」に追加しています... 完了しました。

電源管理が構成されていないことを確認しています... 完了しました。

EEPROM パラメータ「local-mac-address?」が「true」に設定されていることを
確認しています... 完了しました。

ネットワークルーティングが無効であることを確認しています... 完了しました。

このマシンをリブートしてください。

# reboot
# scstat -n
-- クラスタノード --

                     ノード名           状態
                     --------           ------
  クラスタノード:     phys-schost-1      Online
# scconf -pv | grep "インストールモード"
クラスタインストールモード:               disabled