SUNW.HAStoragePlus というリソース型を登録します。
# scrgadm -a -t SUNW.HAStoragePlus |
SAP DB がインストールされている広域デバイスグループの HAStoragePlus リソースを作成します。
このリソースを SAP DB リソースグループに作成します。このリソースは、このリソース用に定義されているすべての広域デバイスに対してアフィニティスイッチオーバーを行う必要があります。
# scrgadm -a -j hsp-resource -g sapdb-rg -t SUNW.HAStoragePlus -x filesystemmountpoints=mountpoint-list -x globaldevicepaths=sapdb-device-group -x affinityon=TRUE |
新しい構成を追加します。
作成するリソースの名前は hsp-resource です。
このリソースを SAP DB リソースグループに追加します。
このリソースは、SUNW.HAStoragePlus リソース型のインスタンスです。
ファイルシステムの有効なマウントポイントを列挙します。詳細については、SUNW.HAStoragePlus(5) のマニュアルページを参照してください。
SAP DB ソフトウェアがインストールされている広域デバイスグループの名前を指定します。
このリソースは、このリソース用に定義されているすべての広域デバイスに対してアフィニティスイッチオーバーを行います。
手順 2 で作成した HAStoragePlus リソースを有効にします。
# scswitch -ej hsp-resource |
手順 2 で作成した HAStoragePlus リソースを有効にします。
# scrgadm -a -j hsprs -g sapdbrg -t SUNW.HAStoragePlus -x filesystemmountpoints=/global/sapdbdata -x globaldevicepaths=sapdbdg -x affinityon=TRUE |
この例で作成される SUNW.HAStoragePlus リソースは、次の特性を持っています。
このリソースの名前は hsprs です。
このリソースは、 sapdbrg という名前のリソースグループのメンバーです。このリソースグループの作成については、例 1–5 を参照してください。
このリソースは、SUNW.HAStoragePlus リソース型のインスタンスです。この例には、このリソース型の登録はありません。
このファイルシステムのマウントポイントは /global/sapdbdata です。
SAP DB ソフトウェアは、sapdbdg という名前の広域デバイスグループにインストールされています。
hsprs リソースは、このリソース用に定義されているすべての広域デバイスに対してアフィニティスイッチーバーを行います。