次の図は、ノード障害 (停止) が発生する前のフェイルオーバー DAS とフェイルオーバー Node Agent の構成を示しています。
この図は、以下の設定を示しています。
2 つの物理ノード Node1 と Node2 が存在します。
DAS は Node1 上のフェイルオーバーリソースグループ RG1 に含まれ、フェイルオーバー IP アドレス IP1 で待機します。
Node Agent NA1 と、この Node Agent が管理する Application Server インスタンス I1 および I2 は Node1 上のリソースグループ RG2 に含まれ、フェイルオーバー IP アドレス IP2 で待機します。
Node Agent NA2 とこの Node Agent が管理する Application Server インスタンス I3 および I4 は Node2 上のリソースグループ RG3 に入っており、フェイルオーバー IP アドレス IP3 で待機します。
ドメインは、Domain1 だけが存在します。このドメインに、DAS と 2 つの Node Agent、ならびにそれらの Node Agent で管理されるすべてのインスタンスが入ります。
Application Server は広域ファイルシステム (GFS) にインストールされており、Node1 と Node2 双方のコンポーネントにアクセスできます。
これらのリソースグループをオンラインにすると Node Agent が起動し、この起動により、Node Agent によって管理される Application Server インスタンスが起動します。