この手順では、ノードが Node1 および Node2 として特定された 2 ノード構成のクラスタを想定しています。以下のアクションは、「ネットワークリソースを構成して起動する」で行われました。
フェイルオーバー DAS リソースグループ DAS-resource-group が作成されました。
リソースグループに対し、フェイルオーバー IP アドレス IP-address がネットワークリソースとして追加されました。
このリソースグループがオンラインにされ、リソースが有効になりました。
Node1 上で、asadmin コマンドを使用して DAS を手動で起動します。
この時点で Domain Administration Server は、フェイルオーバー IP アドレス IP-address で待機するように すでに構成されていなければなりません。
ブラウザから管理用のコンソールに接続します。
https://IP-address:port |
管理用コンソールに接続していることを確認します。
Node1 上で、asadmin コマンドを使用して DAS を手動で停止します。
DAS リソースグループを Node1 から Node2 に切り替えます。
# scswitch -z -g DAS-resource-group -h Node2 |
このためには、Node1 でリソースグループをオフラインにし、Node2 でそのリソースグループをオンラインにします。リソースグループには、論理 IP アドレス IP-address が含まれます。
Node2 上で、asadmin コマンドを使用して DAS を手動で起動します。
ブラウザから管理用のコンソールに接続します。
https://IP-address:port |
ブラウザから管理用のコンソールに接続できない場合は、次の操作を行なってください。
「構成の制限と要件」に示されている制限と要件をインストールが満たしているかを確認します。
「Sun Java System Application Server をインストールして構成する」に示されている作業を正しく行なったかを確認します。
Node2 上で、asadmin コマンドを使用して DAS を手動で停止します。