Sun WorkShop では、操作性と生産性を高めるために、大部分の開発作業を XEmacs、GNU Emacs、vi のうちの任意のエディタで行えるという新しいアーキテクチャーを採用しています。この「編集サーバー」アーキテクチャーでは、任意のエディタでソースコードを表示、編集、操作することができます。また、このエディタはエミュレーションではなく、実際のエディタです。つまり、キーボードショートカットなど、既存のエディタの見た目と使い心地をそのまま維持しながら、さまざまな開発機能を実行したり、別の統合開発ツールと作業情報を共有することができるのです。
この機能により、式の評価、ブレークポイントの設定、関数のステップ実行などの一般的な作業の大部分を、エディタを含む複数のウィンドウで実行することができるようになりました。その結果、複雑なアプリケーション開発も、簡単かつ効果的に行えるようになりました。
Sun WorkShop エディタの使い方については、次の項目を参照してください。
オンラインヘルプ - テキスト編集に関する項目
純正の GNU Emacs は、日本語表示ができません。日本語を表示するには、多国語対応板である Mule を使用する必要があります。WorkShop では、日本語環境 (ja ロケール) では GNU Emacs の代わりに Mule を選択できるようになっています。