Sun Management Center 3.5 ユーザーガイド

イベントマネージャの「自動削除」のデフォルト値を変更する

イベントマネージャは、SNMP のデフォルトポート 163 を通じて、他のサーバコンポーネントと通信します。イベントマネージャは、トポロジマネージャと同様にエージェント統計情報モジュールで読み込こむことも、イベントマネージャ専用のイベント管理モジュールで自動的に読み込むこともできます。イベント管理モジュールは、「ローカルアプリケーション」カテゴリの「ブラウザ詳細」ウィンドウに表示されます。

イベント管理モジュールは、イベントデータベースの保守全般 (削除イベントのパージ、ごみ箱ファイル名の変更、自動削除など) を行います。

Sun Management Center ソフトウェアは、自動削除機能を通じて、設定時間を過ぎた閉状態のイベント、解決済みイベント、開状態のイベントをイベントデータベースから自動的に削除します。デフォルトでは、閉状態のイベントと解決済みイベントは 7 日後にデータベースから削除され、開状態のイベントは 30 日後に削除されます。これらのデフォルト値は、次の手順で変更できます。

  1. イベントマネージャの監視オブジェクトを作成します。

    監視オブジェクトとしてサーバコンポーネントを作成する を参照してください。

  2. 次のいずれかの方法で「詳細」ウィンドウを開きます。

    • 「イベントマネージャ」アイコン上でマウスボタン 3 を押します。次に、階層表示またはトポロジ表示のポップアップメニューから「詳細」を指定します。

    • 階層表示またはトポロジ表示の「イベントマネージャ」アイコンをダブルクリックします。

    • メインコンソールウィンドウで「イベントマネージャ」アイコンを選択し、「ツール」メニューから「詳細」を指定します。

  3. 「ブラウザ詳細」ウィンドウで、階層 (ツリー) 表示の「ローカルアプリケーション」アイコンをダブルクリックします。

  4. 次のいずれかの方法で「モジュールの編集」を開きます。

    • イベント管理モジュール上でマウスボタン 3 を押します。階層表示またはコンテンツ表示のポップアップメニューから「モジュールの編集」を指定します。

    • 「詳細」ウィンドウでイベント管理モジュールを選択し、「モジュール」メニューから「モジュールの編集」を指定します。

    「パラメータの読み込み」が表示されます。詳細については、モジュールパラメータを変更するを参照してください。

  5. 編集可能フィールドに時間値を入力します。

    デフォルトでは、閉状態のイベントと解決済みイベントは 7 日後にデータベースから削除され、開状態のイベントは 30 日後に削除されます。

  6. 自動削除をオフにするには、「自動削除」メニューから「無効化」を指定します。

  7. 「了解」をクリックして変更を実行し、ウィンドウを閉じます。