ご使用の Sun Management Center データベースは、データの消失を防ぐために時々バックアップする必要があります。例えば、ハードウェアやオペレーティング環境をアップグレードする前には、必ずデータベースをバックアップしてください。バックアップは、次のいずれかの方法で行います
次のスクリプトを対話モードで実行します。このスクリプトは、データベースファイルの保存場所を指定します。
# /opt/SUNWsymon/sbin/es-backup |
サイレントモードで es-backup を実行してスクリプトの質問にデフォルトで応答するには、次のコマンドを使用します。
# /opt/SUNWsymon/sbin/es-backup -y |
データベースファイルが、/var/opt/SUNWsymon/backup ディレクトリに保存されます。
es-backup スクリプトを定期的に実行する場合は、ルーチンベースで実行されるスクリプトに cron プログラムを設定することができます。この場合、対話の必要をなくすために、es-backup スクリプトに -y オプションを使用します。
これら 2 つのスクリプトは、復元またはバックアップを開始する前に Sun Management Center プロセスを停止しますが、復元またはバックアップが完了するとプロセスを再起動します。
システム障害が原因でご使用の Sun Management Center データベースに思わぬ問題が生じた場合は、スーパーユーザとして次の対話スクリプトを実行することで、データベースを復元してください。
# /opt/SUNWsymon/sbin/es-restore |
このプロセスは、ファイルシステムのエラーでシステムに障害が発生した場合などに使用できます。