Sun Management Center 3.5 ユーザーガイド

Web コンソールの属性エディタの「処理」タブ

属性エディタの「処理」ページでは、アラーム発生に対応した定義済みの処理を設定することができます。


注 –

アクセス可能な処理には、/var/opt/SUNWsymon/bin ディレクトリに格納されたスクリプトが含まれます。これらのスクリプトは、root アクセス権で実行します。


例えば危険時処理のフィールドにスクリプト名を入力すると、このスクリプトは、「直前 5 分間の負荷平均」のデータプロパティに対して危険アラームが生成されるたびに、システム管理者に電子メールを送信します。

処理は、アラーム条件ごとに個別に設定することができます。また、いずれかのアラーム条件に何らかの変化が生じた場合の対処法として、単一の処理を定義することも可能です。処理を定義する場合は、「処理」ページの「処理」ボタンを使用します。


注 –

「処理」ボタンの右側のチェックボックスで、特定のアラーム処理を自動実行するか手動実行するかを指定できます。デフォルトでは、全ての処理が手動実行に設定されます。手動処理は変更可能です。


登録済みのアラーム処理を変更する場合は、「アラーム処理変更」ダイアログボックスを使用します。ダイアログボックスの 2 つのボタン (電子メール、汎用) のいずれか一方を、アラーム処理として指定します。

電子メール

電子メールとして送信するアドレス、題名、メッセージを指定します。

汎用

管理ノード上にインストールされた汎用シェルスクリプトを選択します。