Raw データとは、エージェントマシン上の履歴ログファイルに記録されたデータのことです。Sun Management Center 3.5 ベースの製品は、Raw データを記録する機能を備えています。このデータは、単一のマシン上だけでなく、グルーピング機能により複数のマシン上でも記録できます。グルーピング機能を使用すると、ユーザーが指定した間隔でデータが記録されます。グルーピング機能の詳細については、データプロパティ、および『Sun Management Center 3.5 ユーザーガイド』の「グループ関連ジョブの管理」を参照してください。
Raw データは、総容量が巨大になるため、エージェントマシン上で 8 日間だけ保持され、これを過ぎると消去されます。たとえば、1 日目の Raw データは 9 日目にエージェントマシンから消去されますが、最終 8 日目まではいつでも使用することができます。データは、消去される前に、サマリーレコードとして保存されます。このプロセスの詳細については、ロールアッププロセス を参照してください。