負荷の高いマシンで Sun Management Center のコンポーネントを開始すると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
Component は起動できませんでした。 |
さらに、特定のコンポーネントプロセスが特定の時間内に起動を開始しないと、実際にはコンポーネントが正常に起動されているにもかかわらず、この同じエラーメッセージが表示されることがあります。
この問題は、グループ化サービスの場合にも、プラットフォームエージェントコンポーネントの場合にも発生しています。
コンポーネントプロセスを開始します。
x 秒間スリープします。
プロセスのステータスをチェックし、成功か失敗かを報告します。
負荷の高いマシンでは、ステータスチェックの返答が間に合わないために、ステータスチェックが正しくないというエラーになることがあります。このエラーは、結果が x 秒以内に戻されなかったために起ります。
回避策: 次の手順を行います。
/usr/bin/ps -eaf | grep esd コマンドを実行して、次のプロセスが動作しているか確認します。
エージェント
トポロジーサービス
トラップハンドラサービス
構成サービス
イベントハンドラサービス
メタデータサービス
プラットフォームエージェント
プラットフォームエージェントのインスタンス
/usr/ucb/ps —wwxa | grep SunMCService コマンドを実行して、グループサービスが動作しているか確認します。
/usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep ServerMain コマンドを実行して、Java サーバが動作しているか確認します。
/usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep tomcat コマンドを実行して、Web サーバが動作しているか確認します。
/usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep HWDS コマンドを実行して、ハードウェアサービスが動作しているか確認します。
動作していないサービスがある場合は、マシンの負荷を減らしてから Sun Management Center の各プロセスを再起動してください。