Sun Management Center 3.5 ご使用にあたって

スクリプトを開始すると、「グループ化サービスは起動できませんでした。」または「プラットフォームエージェントは起動できませんでした。」というエラーメッセージが表示されることがある (4851517)

負荷の高いマシンで Sun Management Center のコンポーネントを開始すると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。


Component は起動できませんでした。

さらに、特定のコンポーネントプロセスが特定の時間内に起動を開始しないと、実際にはコンポーネントが正常に起動されているにもかかわらず、この同じエラーメッセージが表示されることがあります。

この問題は、グループ化サービスの場合にも、プラットフォームエージェントコンポーネントの場合にも発生しています。

スクリプトの起動では、次のアクションが行われます。

負荷の高いマシンでは、ステータスチェックの返答が間に合わないために、ステータスチェックが正しくないというエラーになることがあります。このエラーは、結果が x 秒以内に戻されなかったために起ります。

回避策: 次の手順を行います。

  1. /usr/bin/ps -eaf | grep esd コマンドを実行して、次のプロセスが動作しているか確認します。

    • エージェント

    • トポロジーサービス

    • トラップハンドラサービス

    • 構成サービス

    • イベントハンドラサービス

    • メタデータサービス

    • プラットフォームエージェント

    • プラットフォームエージェントのインスタンス

  2. /usr/ucb/ps —wwxa | grep SunMCService コマンドを実行して、グループサービスが動作しているか確認します。

  3. /usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep ServerMain コマンドを実行して、Java サーバが動作しているか確認します。

  4. /usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep tomcat コマンドを実行して、Web サーバが動作しているか確認します。

  5. /usr/ucb/ps —wwxa | grep java | grep HWDS コマンドを実行して、ハードウェアサービスが動作しているか確認します。

動作していないサービスがある場合は、マシンの負荷を減らしてから Sun Management Center の各プロセスを再起動してください。