Sun Management Center 3.5 Update 1 ご使用にあたって

Performance Reporting Manager ソフトウェアのバグ

Java サービスに問題が発生すると、Performance Reporting Manager がエージェントデータの収集に失敗する (4855306)

15 個以上の Performance Reporting Manager レポート要求を同時に実行するようにスケジュールした場合、Performance Reporting Manager がある程度動作した後、次の問題 (1 つまたは複数) が発生することがあります。

これらの問題がある場合、Manage Jobs GUI を起動したときに、次のエラーメッセージがコンソールに表示されることがあります。


Task Service is not available

また、これらの問題がある場合、Report Manager GUI を起動したときに、次のエラーメッセージがコンソールに表示されることがあります。


Report Service is not available

対処方法: この問題が発生したとき、サーバコンポーネントを停止および再起動する必要があります。 次のコマンドを入力します。


# es-stop -A

# es-start -A

この問題を回避するには、15 個より多いレポート要求を同時に実行するようにスケジュールしないようにします。 スケジュールされた要求を実行するには、一定の時間を開けます たとえば、20 個の要求を 1 時間ごとに実行する場合、2 つの異なるバッチにそれぞれ 10 個の要求を分けます。 そして、一方のバッチと他方のバッチを少なくとも 15 分開けて実行するようにスケジュールします。 これらのバッチを同時に実行するようにスケジュールしてはなりません。

すべての Hosts オプションを選択した場合、アラームレポートが正しくフィルタリングされない (4788475)

すべての Hosts オプションを選択した場合、エージェントマシンに関して記録されるアラームがアラームレポート内で正しくフィルタリングされません。

すべての Hosts オプションを選択して、フィルタを指定した場合、すべてのホストに関して記録されるすべてのアラームは指定したフィルタ条件でフィルタリングされます。 フィルタリングされたアラームはレポートの出力として戻されます。 さらに、このレポートには Agent Not Responding alarms (アラームに応答しないエージェント) と Host Not Responding alarms (監視されているすべてのホストのうち、アラームに応答しないホスト) も含まれます。 この 2 種類のアラームは指定したフィルタ条件でフィルタリングできません。

対処方法: この問題を回避するには、アラームレポートを行うホスト名を明示的に指定します。 次に示す回避方法のどちらかを選択します。