ssp_unconfig は、システムの出荷直前に Sun Microsystems が使用します。ユーザーがこのコマンドを使用する場合は、Sun Enterprise 10000 サーバーに関する詳しい知識が必要です。いずれにしても、使用の前には、サービスアドバイザに相談してください。
ssp_unconfig を使用するのは、新しい環境で SSP を再設定する場合、あるいはホスト名、IP アドレス、またはプラットフォーム名を変更する場合です。ssp_unconfig は、シリアル ID を使用して eeprom.image が初めて作成されるドメイン名の入力を促します。sys_id(1M) の -s オプションを参照してください。
このコマンドを実行するときには、ドメインをすべて停止し、 domain_remove(1M) を使って削除しておいてください。また eeprom.image ファイルを保存してください。これらのファイルは、ドメインの再作成の際に対応するドメインに復元されないことがあります。
以下のファイルがサポートされます。
$SSPETC/ssp_env.sh
$SSPVAR/.ssp_private/cb_config
$SSPVAR/.ssp_private/domain_config
$SSPVAR/.ssp_private/domain_history
$SSPVAR/.ssp_private/ssp_to_domain_hosts
$SSPVAR/etc/platform_name/edd.erc
$SSPVAR/etc/platform_name/edd.emc
/.SSP_DEFAULTS
/tftpboot
ssp_config(1M), domain_remove(1M)
SunOS リファレンスマニュアルの halt(1M), shutdown(1M)