次の手順は、N1 System Manager を使って管理する各プロビジョニング可能なサーバーで行う必要があります。
N1 System Manager 管理サーバーに root でログインします。
V20z のファームウェアをアップグレードする場合は、V20z の BIOS ファイルをダウンロードし、展開したディレクトリに移動します。
V40z のファームウェアをアップグレードする場合は、V40z の BIOS ファイルをダウンロードし、展開したディレクトリに移動します。
「/usr/java/j2re1.4.2_01/bin/java -jar spupdate.jar -f install.image」と入力してアップデートサーバーのデーモンを起動します。
V20z と V40z の両方のファームウェアをアップグレードする場合は、アップグレードするマシンのタイプに対応するファームウェアがあるディレクトリに移動していることを確認し、該当するマシンのタイプにログインする必要があります。
spupdate デーモンが、プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサからの要求を待ちます。
プロビジョニング可能なサーバーのファームウェアをアップデートします。
管理サーバーで新しい端末ウィンドウを開き、プロビジョニング可能なサーバーの SP にログインします。
コマンド「ssh -l account IP-address」を入力します。ここで IP-address は SP の IP アドレスです。
SP のアカウント名とパスワードがわからない場合は、SP を工場出荷時の設定にリセットします。リセットの方法については、付録 A 「インストールと設定の障害追跡」 を参照してください。
「sp update flash all -i IP-address」と入力してサービスプロセッサをアップデートします。ここで IP-address は管理サーバーの IP アドレスです。
SP が管理サーバーの spupdate デーモンに接続し、ファームウェアアップデートをダウンロードおよびインストールします。ファームウェアのアップデートが完了したら、サービスプロセッサが再起動し、サービスプロセッサへの ssh 接続が切断されます。
各プロビジョニング可能なサーバーについて 手順 3 を繰り返してから、次の手順に進みます。
管理サーバーの spupdate デーモンを終了します。
spupdate コマンドを入力した端末ウィンドウに移動し、 Control-C キーを押してデーモンを終了します。
第 5 章「Sun N1 System Manager ソフトウェアのインストールと設定」に従って N1 System Manager ソフトウェアをインストールします。