この項では、JumpStart を使って Solaris 10 を管理サーバーにインストールするときに必要な JumpStart の設定ファイルの例を示します。
JumpStart サーバーの設定手順、および環境に応じた JumpStart の起動スクリプトと停止スクリプトの設定手順については、Solaris 10 のマニュアルを参照してください。JumpStart の設定が終わったら、JumpStart を使って Solaris 10 を管理サーバーにインストールします。
install_type initial_install system_type standalone partitioning explicit filesys c1t1d0s1 4096 swap filesys c1t1d0s0 free / cluster SUNWCXall
Solaris 10 を管理サーバーにインストールしたら、次の作業を行います。
ALOM ベースのプロビジョニング可能なサーバーを管理する場合は、Solaris メールサービスをインストールし、管理サーバー で使用可能にします。メールサービスパッケージは、Solaris Complementary CD-ROM に収録されています。ALOM ベースのプロビジョニング可能なサーバーに関する情報は、表 2–3 を参照してください。「Solaris 管理サーバーでメールサービスを設定する」の説明に従って、メールサービスの設定も行う必要があります。
SPARC のプロビジョニング可能なサーバーを管理する場合は、FTP を有効にします。FTP を有効にする方法については、「管理サーバーでの FTP の有効化」を参照してください。SPARC のプロビジョニング可能なサーバーに関する情報は、表 2–3 を参照してください。
SPARC のプロビジョニング可能なサーバーを管理しない場合は、/etc/hosts ファイルを更新します。更新方法については、「/etc/hosts ファイルの更新」を参照してください。