この項では、管理サーバーに Solaris OS を手動でインストールする手順を示します。
管理サーバーのすべてのディスクでパーティションが削除されていることを確認します。
Solaris インストール DVD-ROM を N1 System Manager の管理サーバーの DVD ドライブに挿入し、システムを再起動します。
メッセージに従って環境を設定します。
インストールの種類を選択する画面が表示されたら、「Custom Install」を選択します。
メッセージに従って環境を設定します。
ソフトウェアグループを選択する画面が表示されたら、「Entire Group Plus OEM」を選択します。
使用するディスクを選択する画面が表示されたら、使用可能なすべてのディスクを選択します。
ファイルシステムのレイアウトを設定する画面が表示されたら、/export/home ディレクトリを削除し、 1G バイトに、プロビジョニングする OS ディストリビューションごとに 3G バイトを加えて /var のファイル階層に割り当て、残りの空き容量をすべて / (システムのルートディレクトリ) に割り当てます。
ALOM ベースのプロビジョニング可能なサーバーを管理する場合は、Solaris メールサービスをインストールし、管理サーバー で使用可能にします。メールサービスパッケージは、Solaris Companion CD-ROM に収録されています。ALOM ベースのプロビジョニング可能なサーバーに関する情報は、表 2–3 を参照してください。「Solaris 管理サーバーでメールサービスを設定する」の説明に従って、メールサービスの設定も行う必要があります。
SPARC のプロビジョニング可能なサーバーを管理する場合は、FTP を有効にします。FTP を有効にする方法については、「管理サーバーでの FTP の有効化」を参照してください。SPARC のプロビジョニング可能なサーバーに関する情報は、表 2–3 を参照してください。
SPARC のプロビジョニング可能なサーバーを管理しない場合は、/etc/hosts ファイルを更新します。更新方法については、「/etc/hosts ファイルの更新」を参照してください。