Solstice PPP 3.0.1 管理者ガイド

Solstice PPP の起動

ネットワーク構成を反映するように構成ファイルを編集後、Solstice PPP を起動することができます。 Solstice PPP を起動すると、PPP リンクマネージャ、PPP ログインサービス、IP ダイヤルアップ層が初期化され、定義した同期リンクそれぞれが確立されます。

ブート時における Solstice PPP の起動

デフォルトでは、マシンをリブートするたびに Solstice PPP が起動されます。Solstice PPP はネームサービス (NIS/NIS+) が使用可能になる前に起動されるので、Solstice PPP の起動時に必要なホスト情報は /etc/hosts/etc/passwd のローカルファイルにある必要があります。

手動での Solstice PPP の起動

Solstice PPP の停止や構成ファイルの変更を行なった後、マシンをリブートしなくても手動で Solstice PPP を再起動することができます。

Solstice PPP の初期設定スクリプトを手動で実行する手順は、以下のとおりです。

  1. root としてログインするか、またはスーパーユーザーになります。

  2. 以下のように入力して、PPP 初期設定スクリプトを起動オプションを付けて実行します。


    prompt# /etc/init.d/ppp start
    
  3. マシンがサーバーとして構成されている場合、つまりマシンが着信呼を受け付ける場合は、pppsetmod を実行してモデムを構成します。