同期リンクに使用するシリアルデバイスのテストのための標準ユーティリティは、4 種類あります。これらのユーティリティは、Solaris 環境の一部として提供される場合と、高速シリアルインタフェース (hsi) のドライバとともに提供される場合があります。
syncloop(1M) と syncstat(1M)
オンボードシリアルインタフェース (zsh0、zsh1) をテストします。
hsi_loop(1M) と hsi_stat(1M)
高速シリアルインタフェース (hihn) をテストします。
使用中のインタフェースに対して syncloop や hsi_loop を実行しないでください。テスト中のインタフェースはループバックモードにあるため、リモートホストと交信することができません。
syncloop と hsi_loop に関連付けられているテストオプションとして、以下の 4 種類があります。表 6-1 は、これらのテストオプションに必要な装置を示します。
表 6-1 syncloop と hsi_loop のテストオプション装置
テストオプション |
装置 |
---|---|
オプション 1 |
なし |
オプション 2 |
ループバックプラグ |
オプション 3 |
モデム |
オプション 4 |
直前の設定 |