PAP 認証と CHAP 認証は、非認証クライアントがサーバーに接続することを防止するための認証方式です。PAP 認証と CHAP 認証のいずれかがサーバーで起動している場合は、システム管理者やインターネットプロバイダからパスワードと識別子が与えられます。 以下のログファイルの例は、クライアントが認証要求に応答できなかったことを示しています。
以下のログファイルの例は、クライアントが認証要求に応答できなかったことを示しています。
11/14/95 10:22:41 - Connection requested to miles 11/14/95 10:22:42 - Dialing number P365 ... 11/14/95 10:23:16 - Got modem connection 11/14/95 10:23:47 - PPP error on ipdptp0: Maximum number of configure requests exceeded |
この例では、サーバーが PAP 認証を要求し、クライアントがこの要求を拒否しています。指定回数だけ要求を行なった後、サーバーは PPP ネゴシエーションを開始しないまま接続を切断します。
以下のログファイルの例は、クライアントが認証要求に対する応答でまちがったパスワードを使用したことを示しています。
11/13/95 20:34:42 - Connection requested to miles 11/13/95 20:34:43 - Dialing number P365 ... 11/13/95 20:35:16 - Got modem connection 11/13/95 20:35:19 - LCP up on ipdptp0 11/13/95 20:35:19 - PPP error on ipdptp0: Negotiation of mandatory options failed |
この例では PPP ネゴシエーションが失敗し、サーバーが接続を自動的に切断します。