セッション認可上限を指定することにより、セッション中にアクセスできるファイルの機密ラベルの上限を設定できます。認可上限を設定するには、認可上限ラベルビルダーのダイアログボックス (図 2-5) を使用します。
「認可上限 (Clearance)」フィールドのデフォルトの認可上限を使用する場合、「了解 (OK)」をクリックするか、Enter キーを押して、Trusted Solaris 環境の画面に戻ります。
デフォルト以外の認可上限を設定する場合は、手順 2 に進んで、新しい認可上限を設定します。
格付けの選択領域で、指定したい格付けをクリックします。
コンパートメントの選択領域で、指定したいコンパートメントがあれば、それをクリックします。
認可上限が表示されているフィールドで、選択した認可上限を確認します。正しければ、「了解 (OK)」をクリックするか、Enter キーを押します。別の認可上限に設定し直す場合は、手順 2 に戻ります。