ファイルシステムオブジェクトに対する任意または必須のアクセスチェックが失敗した場合、プロセスは、セキュリティポリシーの適用を回避する特権を表明できます。また、現行のラベル、またはユーザーに対してその処理を許容すべきでない場合は、エラーを出すことができます。
任意アクセスは、次のように有効になります。
目的のファイルシステムオブジェクトが含まれるパス内のすべてのディレクトリに対する検索アクセスは、プロセスが file_dac_search 特権を表明する場合に有効になります。
目的のオブジェクトに対する読み取りアクセスは、プロセスが file_dac_read 特権を表明する場合に有効になります。
目的のオブジェクトに対する書き込みアクセスは、プロセスが file_dac_write 特権を表明する場合に有効になります。
目的のオブジェクトに対する実行アクセスは、プロセスが file_dac_execute 特権を表明する場合に有効になります。
必須アクセスは、次のように有効になります。