Trusted Solaris 管理の概要

プロファイルマネージャの使用法

プロファイルマネージャは、プロファイルの操作に使用するメインツールです。Trusted Solaris のデフォルトの実行プロファイルには、大概の組織の一般ユーザーや管理役割ユーザーに必要な機能が揃っています。アプリケーションの特権を変更したり、新しいアプリケーションを追加して特定ユーザーだけが使用できる特権を割り当てなければならない場合、また、プロファイルの変更や作成が必要な場合に、プロファイルマネージャを使用します。プロファイルマネージャを使用すると、次の図に示すように、tsolprof データベースの値を管理できます。

図 7-1 実行プロファイルの管理の仕組み

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プロファイルマネージャにはアプリケーションマネージャからアクセスします。プロファイルマネージャのメインウィンドウには、「アクション表示モード」、「コマンド表示モード」、「承認表示モード」の 3 種類の表示モードがあり、入力する情報に応じて異なったグラフィカルインタフェース構成の画面が表示されます。モードの選択は「表示 (View)」メニューから行います。次の図に、コマンドモードのプロファイルマネージャを示します。

図 7-2 プロファイルマネージャ

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プロファイルマネージャには次のような主要機能がありますが、表示モードによっては表示されない機能もあります。

次の図は、プロファイルマネージャで実行プロファイルを作成する方法を示しています。

図 7-3 プロファイルマネージャからプロファイルを作成する方法

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図 7-3 は、プロファイルマネージャで実行プロファイルを作成する方法を示しています。