Trusted Solaris 管理の概要

Trusted NFS のマウント方法の概要

Trusted Solaris 環境でファイルシステムをマウントする方法は、標準 Solaris システムの場合とほとんど同じです。標準的なマウント情報はクライアントの vfstab ファイルに、共有情報はサーバーの dfstab ファイルに入力します。また、 mount(1M) コマンドで、動的にマウントの設定を行うこともできます。

Trusted Solaris 環境のマウント設定で特に異なる点は、次のとおりです。

マウントするセキュリティ属性の指定

vfstab_adjunct ファイルと -S オプションを付けた mount コマンドを使用すると、マウント時にセキュリティ属性を指定できます。

指定できるセキュリティ属性には次のものがあります。