Trusted Solaris 管理の手順

ワークスペースメニューの変更

ワークスペースメニューとは、ワークスペースの背景でマウスの右ボタン (メニューボタン) をクリックして押さえたままにするとアクセスできるメニューのことです。ワークスペースメニューの「メニューをカスタマイズ (Customize Menu)」と「メニューに項目を追加 (Add Item to Menu)」のオプションは、ベース CDE ウィンドウシステム内と同じように使うことができます。ただし、ラベル、MAC、MLD、およびプロファイル機構に関連する Trusted Solaris の警告が出ます。

次の規則は、ユーザーが複数ラベルで作業することが許可されているときに適用されます。

別の警告もプロファイル機構に接続できます。

たとえば、「実行 (Run)」アクションを持つ任意のユーザーが実行可能ファイルのアイコンをダブルクリックした場合、そのアイコンが呼び出すアクションまたはコマンドがそのユーザーのアカウントの実行プロファイルに存在しない場合でも、そのファイルは実行できます。

デフォルトでは、役割は「実行 (Run)」アクションを持たず、すべての実行可能アクションは「実行 (Run)」アクションを必要とします。 したがって、役割が「実行 (Run)」アクションを必要とする項目を実行すると、問題が発見されます。

ワークスペースメニューを変更するには


注 -

すべての可能性のあるログインセッションに変更を適用するには、複数ラベルを持つユーザーが、可能性のあるセッション認可上限に対応する機密ラベルごとに、以下の手順を繰り返す必要があります。


  1. ログインし、セッション認可上限と同じラベルを持つワークスペースに移動します。役割にはなりません。

  2. ワークスペースメニューから「メニューをカスタマイズ (Customize Menu)」または「メニューに項目を追加 (Add Item to Menu)」オプションを選択し、変更を行います。