Trusted Solaris 管理の手順

すべてのプロダクトのマニュアルページにアクセスするには

man(1) コマンドが Trusted Solaris パッケージに含まれているすべての Trusted Solaris プロダクト (CDE、X ウィンドウ、Solstice AdminSuite) のマニュアルページを見つけることができるようにするには、MANPATH 環境変数に次の表に示すディレクトリ名をすべて指定する必要があります。

表 3-4 Trusted Solaris パッケージプロダクトのマニュアルページのディレクトリ
 マニュアルページのディレクトリ
/usr/man
/usr/openwin/man
/usr/dt/man


注 -

Solstice AdminSuite のマニュアルページは独立したマニュアルディレクトリを持っておらず、/usr/man にあります。


MANPATH 環境変数を設定するには、ユーザーは、以下の行を自分のシェル初期化ファイルに追加します。または、管理者が /etc/skel (または他のスケルトンディレクトリ)内にサイト全体のシェル初期化ファイルを作成し、そのファイルに以下の行を追加します。



setenv MANPATH="/usr/dt/man:/usr/openwin/man:/usr/man:$MANPATH"

自分の MANPATH 環境変数の現在の設定を調べるには、次のコマンドを使います。



$ echo $MANPATH

MANPATH 環境変数には少なくとも次の値が設定されている必要があります。



/usr/dt/man:/usr/man:/usr/openwin/share/man