Trusted Solaris ホストは、他のオペレーティングシステムが動作しているホストとネットワーク接続することはもちろん、スタンドアロンで使用することもできます。スタンドアロン型の Trusted Solaris ホストは、それが自分自身の NIS+ マスターサーバーとなるように設定することも、またはネームサービスを使わないように設定することもできます。後者の場合、設定情報は /etc、/etc/security、/etc/security/tsol の各ディレクトリに保持されます。Trusted Solaris 版 Solstice AdminSuite の管理ツールを使うと、管理役割はネームサービスを使わないように指定し、設定情報がローカルに格納されるよう設定できます。