プリンタは、制限されたラベル範囲内のラベルを持つジョブだけを印刷するように設定することができます。ジョブを実行できないときは、電子メールで送信者に通知されます。
たとえば、法務部門のプリンタが、次の 3 つのうちのいずれかのラベルで送られたジョブだけを印刷するように設定されているとします。
NEED_TO_KNOW LEGAL
INTERNAL_USE_ONLY
PUBLIC
上記のように設定されている法務部門のプリンタは、次の図に示すようにこの 3 つの機密ラベル以外のジョブを拒否します。
プリンタへのラベル範囲制限の設定は、管理者がデバイス割り当てマネージャを使用して行います。これについては、次の「Trusted Solaris プリンタサーバに接続されたプリンタにラベル範囲制限を設定するには」で説明しています。「Trusted Solaris プリンタサーバに接続されたプリンタにラベル範囲制限を設定するには」
機密情報を印刷するプリンタの場合、プリンタへの物理的なアクセスを制限する必要があります。