Trusted Solaris 管理の手順

sel_config ファイルセクション

sel_config ファイル内の規則は、ファイルマネージャ間におけるファイルのコピー&ペースト、カット&ペースト、およびドラッグ&ドロップに適用されます (ファイルマネージャアプリケーションについての詳細は、dtfile(1) のマニュアルページおよび『Trusted Solaris ユーザーズガイド』を参照)。sel_config ファイル内の規則は、ウィンドウ間における選択のコピー&ペーストおよびカット&ペーストにも適用されます。この場合、/usr/dt/bin/sel_mgr アプリケーションが調停します。


注 -

選択のドラッグ&ドロップでは、常に、機密ラベルと所有者が同じであることが必要です。したがって、sel_config ファイル内の規則は、選択のドラッグ&ドロップには適用されません。


sel_config ファイルには、次のような 2 つのセクションがあります。

自動確認セクション

次の表に、sel_config ファイルの自動確認セクション内の各行の形式を示します。

表 2-5 sel_config 内の自動確認セクションの形式

転送の種類  

自動的に確認するか  

n = 選択確認ダイアログを表示 

SL 関係 

y | n 

SL 関係とは、発信元と宛先の SL 間の関係のことです。SL 関係は次のうちの 1 つです。


upgrade|downgrade|equal|disjoint

処理は常にラベルが同じときに許可されるため、選択確認ダイアログは機密ラベルが同じであることを定義した規則を持っていません。

自動応答セクション

autoreply フィールドは、後に指定されているすべての種類の選択に対する応答の種類を定義します。このセクションは、個々に応答するのではなく、複数の種類の選択にまとめて自動応答する方法を提供します。次の表に、デフォルトの autoreply セクションを示します。デフォルトでは autoreply は y に設定されており、後に続く 4 つの種類の選択に自動応答します。

autoreply: y 

replytype: TARGETS 

replytype: Pixel Sets 

replytype: LENGTH 

replytype: Type Of Monitor 

autoreply の値が y の場合、残りのエントリは、確認なしで操作を完了させるための (実際の内容ではなく) 選択データの属性として使われます。autoreply の値が n の場合、残りのエントリは無視されます。これらのエントリは、「確認 (Confirmer)」ウィンドウに表示される任意の「種類 (Type)」フィールドに指定できます。