CD-ROM デバイスが割り当てられたとき、ユーザーは CD-ROM をマウントするかどうかという質問を受けます。CD にファイルシステムが入っている場合は、ユーザーは「yes」と答えるべきです。答えが「yes」のときは、ファイルシステムが自動的にマウントされます。割り当てられた CD-ROM デバイスにオーディオ CD が入っている場合、ユーザーは「no」と答えるべきです。答えが「no」の場合、オーディオアクションが rmmount.confで指定されていれば、オーディオアクションが実行されます。デフォルトではオーディオアクションは指定されていません。オーディオ CD をかけるためには、ユーザーはオーディオデバイスと CD-ROM デバイスの両方を割り当てなければなりません。デバイスの割り当て後、ユーザーは必要に応じて手動でオーディオプレイヤーアプリケーションを実行することができます。
たとえば、一般的に使用されている CD プレイヤー workman がインストールされているサイトでは、セキュリティ管理者役割は、rmmount.conf に次のようなアクションを設定し、ローカルの /usr/local/bin にインストールされたworkman を自動的に起動することができます (/pathname/to/workman は workman へのパスを示します)。
action cdrom action_workman.so /usr/local/bin/workman |