Trusted Solaris 管理の手順

フロッピーディスクと CD-ROM 用のデバイス clean スクリプト

disk_clean スクリプトは、フロッピーディスクドライブと CD-ROM デバイスの両方に使用されます。システム のブート中に disk_clean スクリプトを実行する場合、デバイス内に媒体が検出されると、取り出されます。ブート時やデバイスの割り当て解除時にスクリプトが実行される場合、eject コマンドが成功すると、ユーザーは媒体に適切なラベルを記入した物理ラベルを貼るように指示されます。eject(1) コマンドが失敗すると、デバイスは割り当てエラー状態になります。

割り当ての一環としてフロッピーまたは CD-ROM からファイルシステムがマウントされる場合、カレントディレクトリをマウント先に設定したファイルマネージャが表示されます。セキュリティ管理者役割は、 手順 1に従って 、ファイルマネージャを自動表示しないようにすることができます。フロッピーディスクからファイルシステムをマウントする場合と、 CD からファイルシステムをマウントする場合では、処理方法が異なります。違いについては、次の節で説明します。