階層型代替アルゴリズムは、マニュアルページにも書かれているように、トラステッドネットワークソフトウェアが tnrhdb(4) データベースのホストのエントリを検索する際に使用します。トラステッドネットワークソフトウェアは、そのホスト固有のエントリが見つからなかった場合は、代わりにクラス C と一致するネットワークエントリを検索し、次にクラス B のエントリ、その次にクラス A のエントリと検索していきます。どのエントリも見つからない場合は、最後にワイルドカードエントリ (IP アドレス 0.0.0.0) を検索します。tnrhdb データベースに、そのホストの IP アドレスと一致するエントリがなければ、そのホストとの通信は許可されません。この代替メカニズムは、開放型ネットワーク構成でも制御型ネットワーク構成でも、注意して使用することができます。