Trusted Solaris 管理の手順

各シェル用にシェル初期化ファイルを分離するには

    管理者役割になった状態で、Solaris 用のマニュアル『Solaris のシステム管理 (第 1 巻)』の「ユーザーアカウントとグループの管理の概要」にあるユーザー初期ファイルの設定手順を実行します。

この手順には、3 つのシェルに特有のスケルトンディレクトリ名を生成する方法が述べられています。ここで生成したディレクトリ名を、ユーザーマネージャの「スケルトンパス (Skeleton path)」フィールドに入力することになります。また、上記の手順には、local.login ファイルをskelC サブディレクトリにコピーする方法、local.profile ファイルを skelK サブディレクトリにコピーする方法、local.login ファイルを skelB サブディレクトリにコピーする方法も述べられています。

    管理者役割になり、skelP サブディレクトリを作成します。このディレクトリは、デフォルトシェルが pfsh であるユーザーのホームディレクトリにインストールされる .profile の特殊なバージョン用のディレクトリです。

    ユーザーのデフォルトシェルに応じて、正しい skelX サブディレクトリ名をユーザーマネージャの「スケルトンパス (Skeleton path)」フィールドに入力します。