ジョブの実行にプロファイルシェルを指定する場合、セキュリティ管理者役割は、そのジョブの実行に必要なすべてのコマンドが、それを呼び出すユーザーに割り当てられている実行プロファイル内に存在することを確認しておかなければなりません。
cron_job は次の条件のどちらかが満たされている場合、pfsh を使って実行されます。
アカウントの passwd(1) エントリに登録されているログインシェルが pfsh である
$SHELL
環境変数の値が /bin/pfsh である
上記のどちらの条件も満たされない場合、cron は cron_job の実行にデフォルトの Bourne シェルである sh(1) を使います。
at コマンドの場合、ユーザーは -c(csh)、-k(ksh)、-s(sh)、-p(pfsh) の各オプションを使って、ジョブの実行に使うシェルを指定できます。このため、at_job の場合、その実行にプロファイルシェルが使われる条件として、3 つ目の場合があります。
アカウントの passwd エントリに登録されているログインシェルが pfsh である
$SHELL
環境変数の値が pfsh である
at コマンドが -p オプション付きで指定された場合
上記のどの条件も満たされない場合、at は次のどちらかのシェルを使います。
-c、-k、-s オプションのいずれかで指定されたシェル
デフォルトのシェル (sh)