at または cron ジョブ内のコマンドを実行するのに特権が必要となる場合、強制された特権または継承可能な特権のどちらかが使用されます。
しかし、コマンドを実行するのが誰であるかにかかわらず強制された特権を使ってそのコマンドを実行することは、通常、サイトのセキュリティポリシーには適合しません。このため、通常、セキュリティ管理者役割は、継承可能な特権を使用できるようにするために、次の操作を行う必要があります。
プロファイルマネージャを使って、コマンドとその実行に必要となる特権を、それを呼び出すユーザーの実行プロファイル内に指定すること。
そのジョブの実行にプロファイルシェルを使用するよう指定すること (「ジョブの実行にプロファイルシェルを使うには」を参照のこと)。
詳細は、「特権がコマンドとアクションに割り当てられる方法」、「コマンドに強制された特権を付与するには」、「コマンドやアクションに「継承可能な特権」を付与する」などを参照してください。また、cron ジョブ の使用例については、「特権コマンドを実行するプロファイルシェルスクリプトを作成するには」を参照してください。