Trusted Solaris 管理の手順

ホームディレクトリ情報を指定または変更するには

「ホーム (Home)」ダイアログボックスで指定する情報については、「ホームディレクトリ」を参照してください。

  1. ユーザーマネージャを起動し、アカウント名と変更の種類 (「追加 (Add)」、「変更 ( Modify)」、または「デフォルトの設定 (Set Defaults)」) を指定します。

    必要であれば、「ユーザーマネージャを起動するには」「「読み込み (Load)」ダイアログボックスを使ってユーザーと役割アカウントの一覧を読み込むには」「ユーザーの読み込みまたは終了(オプション)」「アカウントの検索やソートを行うには」、または 「ユーザーマネージャから追加、変更、コピー、デフォルトの設定、または削除を選択するには」を参照してください。

  2. ユーザーマネージャの「ナビゲータ (Navigator)」ダイアログボックス内の「ホーム (Home)」ボタンをクリックします。

    「ホ−ム (Home)」ダイアログボックスが表示されます。

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  3. 「ホ−ムディレクトリの作成 (Create Home Dir)」チェックボックスにチェックマークを付けて、アカウントのホームディレクトリを MLD として自動作成します (オプション)。

  4. 「パス (Path)」フィールドに、ホームディレクトリのパス名を入力します。

  5. 「サーバー (Server)」フィールドに、ホームディレクトリを提供するサーバーの名前を入力します。

    ホームディレクトリがアカウントの主ワークステーションのローカルパーティション上にマウントされている場合、その主ワークステーションの名前を入力します。それ以外の場合、アカウントのホームディレクトリを提供している NFS サーバーの名前を入力します。


    注 -

    サーバーはユーザーアカウントの作成前に設定されていなければなりません。


  6. 「アクセス権 (Permissions)」の下の適当なアクセス権ボックスにチェックマークを付けて、ホームディレクトリに対する読み取り、書き込み、実行アクセス権を、所有者、グループ、その他のユーザーごとに設定します。

  7. メールサーバーを指定します (オプション)。

  8. 「AutoHome の設定 (AutoHome Setup)」ボックスにチェックマークを付けて、ホームディレクトリを自動的にマウントさせます。

  9. 「ホーム (Home)」ダイアログボックスの「適用 (Apply)」または「了解 (OK)」をクリックし、変更を保存します。

    「適用 (Apply)」ボタンをクリックすると、指定のデータを保存した後、ダイアログボックスは表示されたままになります。一方、「了解 (OK)」ボタンをクリックすると、指定のデータを保存した後、ダイアログボックスが閉じられます。

  10. 新しいアカウント用の情報の入力、または既存アカウントの更新が終了したら、変更を保存して終了します。

    必要に応じて、「変更を保存してユーザーマネージャを終了するには」を参照してください。