Trusted Solaris の監査管理

return トークン

return トークンには、システムコールの戻り状態 (u_error) とプロセスの戻り値 (u_rvall) が入っています。このトークンは、アプリケーション監査時の終了状態とそれ以外の戻り値を示します。このトークンは、システムコールに対するカーネル生成の監査レコードの一部として必ず返されます。次のフィールドがあります。

次の図は、return トークンの書式を示しています。

図 B-26 return トークンの書式

Graphic

return トークンは、praudit により次のように表示されます。

return,failure: No such file or directory,-1