Trusted Solaris のラベル管理

セッション認可上限

セッション認可上限を使用すると、複数のラベルで作業を行える設定のアカウントが特定のセッションで使用できるラベルの範囲を自主的に制限できます。セッション認可上限のデフォルト値は、アカウント認可上限です。それより下位の認可上限が選択される場合もあります。

セッション認可上限は、セッション中の通常のユーザーに代わって処理が行われる範囲の上限を設定できます。役割アカウントのセッション認可上限は、アカウント認可上限と同じです。ユーザーの最下位のラベルは常に、セッション中のアカウントが作業できるラベルの下限です。