データ VLAN、サービス VLAN、管理 VLAN 用に、複数のサブネットが使用されます。
データ VLAN - VIP が常駐する VLAN
サービス VLAN - ロードバランサからサーバーへのトラフィックが通過する VLAN
管理 VLAN - サーバーの負荷均衡処理が行われる VLAN
パスフェイルオーバー構成をサポートするため、Control Center は複数のサブネット上に仮想 IP (VIP) を割り当てます。 Control Center は、ポートと複数のサブネット間の接続を表示します。 この機能により、両方のロードバランサポートを使用し、データ VLAN と管理 VLAN の違いを表示することができます。
ロードバランサ管理インタフェースは、一方のサーバーインタフェースが置かれているサブネット (管理サブネット) 上に配置する必要があります。 このサブネットは、データ VLAN ともサービス VLAN とも異なる VLAN 上に存在していなければなりません。
さらに多くの構成を、デバイスに対して直接実行することができます。 これらの手動での構成を終えたら、スナップショット機構を使って構成をキャプチャすることができます。 詳細については、「スナップショットによるアカウントイメージの作成」と「ロードバランサのスナップショットを作成する」を参照してください。
複数のロードバランサが必要なのは、ロードバランサが複数のサブネットに接続されている場合のみです。 複数のロードバランサは、Web サーバーへの Web トラフィックの負荷均衡処理と、データベースサーバーへのデータベーストラフィックの負荷均衡処理でよく使用されます。 各 VLAN は、別々のワイヤカラーで表されます。
ロードバランサは、サーバーの負荷均衡処理だけを行うことができます。 サブネット、外部サブネット、Ethernet ポートの負荷均衡処理は行えません。