N1 Provisioning Server 3.1, Blades Edition Control Center 管理ガイド

ユーザーアカウント

Control Center ユーザーは、ユーザーアカウントを持っている必要があります。このユーザーアカウントには、ユーザーの職務を遂行するために定義された適切なユーザー役割が割り当てられています。 次の表に、Control Center のユーザー役割と職務、および権限レベルを一覧します。

表 3–1 Control Center のユーザー役割

Control Center のユーザー役割 

職務と権限レベル 

ユーザー 

次の処理の実行を許可された技術ユーザー  

  • 組織のアカウント内でのファームの設計の設計、起動、変更、および停止

  • 個人情報 (ユーザー情報) の編集

  • 読み取り専用モードでのアカウント情報の表示

  • コントラクトの種類による、アクティブなファームへのフレックス変更の適用


    注 –

    Control Center ユーザーは、自身のアカウント内のその他のユーザーを管理することはできない


アカウントマネージャ 

Control Center ユーザーのすべての職務の遂行を許可されていて、次のようなアカウントレベルの管理も担当する技術ユーザー  

  • 組織のアカウント内でのユーザーの作成および削除

  • 自身の個人情報の編集

  • アカウント情報の編集とアカウントユーザーの管理。ユーザーグループや連絡方法の設定など

ユーザーとアカウントマネージャは、次のオプションにアクセスできます。

表 3–2 アカウントオプションとユーザー特権

オプション 

許可されたタスク 

必要なユーザー特権 

「User Information」 

ユーザー情報 (電子メールアドレス、電話番号、ID 情報の質問と回答など) を設定する。 ユーザー役割を表示することもできる 

ユーザー、アカウントマネージャ 

「Account Information」 

会社のアカウント情報を管理する  

アカウントマネージャ 

「Account Request Queue」 

ユーザーのすべての要求を、要求された順に表示する (ファームの送信要求、停止要求、起動要求など) 

ユーザー、アカウントマネージャ 

「User Management」 

Control Center 内のアカウントへのアクセス特権を持っているユーザーを組織へ追加する、またはこのようなユーザーを組織から削除する。 ユーザーの連絡先情報、ログインアカウント、ユーザー役割、認証情報を設定する  

アカウントマネージャ 

「User Group」 

アラームの構成を行うため、ユーザーグループと各グループに関連付けられたユーザーを追加または削除する  

アカウントマネージャ 

「Contact Methods」 

アラームを監視するため、連絡するユーザーのグループと連絡方法を定義する  

アカウントマネージャ 

「Server Image Management」 

ユーザーのアカウントのソフトウェアイメージを管理する  

アカウントマネージャとユーザー